練馬区中村(練馬駅)
目線を揃えて
パークホームズ練馬
公園でたっぷり遊んだあとは『お腹が空いた!』と駆け込むように家に帰る。『今日は任せて』と僕がキッチンに立つと、『頼んだ』とママはダイニングに座った。『早くー』とチビたちは小上がりでゴロゴロしてる。家族みんなの目線が揃うよう造られた段々のLDK。自然と話が弾む不思議な空間。
現在ご紹介可能な物件は、中古・リノベーション住宅のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ) 」よりご覧いただけます。
練馬・大江戸線・西武線
現在販売中のおすすめ中古マンション
売主さまのご紹介
Yさまファミリー
ご夫婦+お子さまふたりの4人ご家族。2019年にこちらの物件を購入し、リノベーションをされました。建築・環境系の勉強をされていたYさまのこだわりが詰まったお住まいでしたが、この度は海外転勤をきっかけに手放す決意をされたそう。
大きな公園がすぐそばに
約5,000㎡の広さを誇る「中村かしわ公園」(10m 徒歩1分)。ピクニックやランニングが楽しめる、子どもから大人まで人気の公園です。
売主さま
cowcamo
「中村かしわ公園」は地域の防災拠点として整備された公園でもあり、防災トイレや井戸などが設置されています。有事にはすぐに駆け込める近さなのは安心感がありますね◎
公園を背に どっしり構える
丁寧に手入れされた植栽の中に佇む端正なお顔立ち。地上4階建て・総戸数25戸の小規模マンションです。
cowcamo
2006年に竣工し、新耐震基準に基づいて建てられています。2018年には大規模修繕工事が実施され、美しさに磨きがかかっているようです。
売主さま
最寄り駅の「練馬」からは徒歩12分と距離がありますが、緑豊かで閑静な住宅街の中に立地していますよ。
こんにちは、カウカモです!
さっそく約15.5帖のLDKからスタート。造作の大きなアイランドキッチンが出迎えてくれました!
売主さま
家具は基本的に付帯可能ですので、気になるものがあればご相談くださいね。
cowcamo
それではキッチンから一段上がってリビングダイニング(LD)へ進みましょう!
より空間が広く見えるような間接照明が素敵です◎
別の角度から振り返ると、隣には畳の小上がりスペース(和室)が。
売主さま
キッチン→LD→小上がり、と段々と高さが変わるように設計しています。料理中や食事中、リラックスタイム……部屋のどこにいても家族の目線の高さが揃うような間取りを目指しました!
キッチンはまるで コックピット
左・調理家電やテーブルウェアがすっぽり収まる収納の多さ。/右・国産のものよりも大容量なドイツブランドの「AEG(アーエーゲー)」社製の食洗機を完備。洗い終わった食器を、背面の棚にそのまま収納できる動線のよさがお気に入りなのだとか。
売主さま
隣接するダイニングテーブルをキッチンの高さと揃えれば、作業スペースの延長にもなります。私が料理している横で子どもたちが食材カットのお手伝い、なんて使い方もできますよ!
売主さま
奈良の作家さんが手がけている真鍮(しんちゅう)のペンダントライトが気に入っています。この照明に合わせて、部屋の部材にも真鍮を取り入れてみました。
暖かみのあるLD
東向きの掃き出し窓からやわらかな陽が差し込みます。
売主さま
LDには床暖房を完備しています。さらにカーテンの代わりに遮熱効果のあるハニカムスクリーンを採用しているため、冬はエアコンを使わなくても十分な暖かさになりますよ。
約7.1帖の和室
木製のドア枠が空間のアクセントになっています。
cowcamo
縁側に腰掛けるのも気持ちよさそう! ワンちゃんや猫ちゃんのお気に入りスペースにもなりそうですね。そうそう、こちらの物件ではペットの飼育が可能なんです!(細則あり)
売主さま
畳の下は収納スペースになっています! 季節家電や防災グッズ、アウトドア用品などの大きなアイテムも収納できる頼もしい存在ですよ。
いいですねえ、畳。こちらでのんびり子どもたちとゲームをしたり、ヨガをしたり、昼寝をしたり……。
引き戸を閉めるとこんな感じ。上部が抜けているので光や音、エアコンの風も届きます。
売主さま
将来的に、和室を夫婦の寝室にすることを考慮して設計しました。リビングよりも遮光性能の高いハニカムスクリーンを取り付けているほか、エアコンの設置も可能ですよ。
バルコニーへ出てみましょう
周囲に背の高い建物がなく広い空が仰げます! 筆者はそれほど気になりませんでしたが、電線や正面の建物が近い点は、実際に現地でお確かめください。
バルコニーは奥行きが深く、ご家族分のお洗濯物がしっかり干せるサイズ感。
cowcamo
ガーデニングやべランピングを楽しむこともできそうです!
室内に戻って
手間の縁側スペースはLDの床から一段下がっています。
引き戸を閉め切った状態のLDK。もともとの広さに加え、上部には抜けがあるためほどよい開放感があります。
LDKからアクセス可能な 納戸と水まわり
左・納戸には棚を設置してスペースを有効利用するのがよさそう。食料品ストックはこちらへ。/右・トイレの左手には、スタイリッシュな手洗い器が備わっています。
左・奥行きの深い脱衣室。左手にはコンパクトな収納があります。/右・ミストサウナ付き浴室乾燥機を完備したバスルーム。
売主さま
納戸やトイレ、バスルームは機能的に満足だったため、リノベ前のものをそのまま使用しています。
廊下に出ましょう
左・廊下からは3つの個室とウォークインクローゼット(WIC)にアクセス可能。玄関の下足入れはロールスクリーンで目隠しができます。/右・玄関土間と廊下の境には段差がないのがおしゃれですね。照明にはブラケットライトが用いられているのもポイント高め!
玄関横にある 約2.8帖の書斎
書斎には共用廊下に面した西向きの窓があります。床や天板に用いられた国産杉材や窓の障子に、ほどよい和のエッセンスが感じられますね◎
売主さま
書斎はリモートワークに活用しています。障子を開けると窓から公園の緑が望めて、仕事の息抜きになりますよ。
cowcamo
ロールカーテンを下ろせば玄関と隔てることが可能! なおデスク背面には扉があり、洋室Aとつながっています。
約4帖の洋室A
エアコンは隣の書斎に設置してあります。風を取り込みたい時は室内窓や引き戸を開放しましょう。
カーテンの奥に収納、正面のドアの先には廊下があります。
約4.1帖の洋室B
ブルーの壁がアクセントに。書斎と同じく、共用廊下に面した西向きの窓があります。
売主さま
こちらの窓からもチラリと公園が望めます。子どもにとっては、友達が公園に集まっているかどうかを確認できる便利な窓みたいです(笑)
廊下から奥まった場所に……
大容量のWICが隠れていました! 子ども服や趣味のアイテムをたっぷり収納できそう。
cowcamo
売主さまのように奥まったスペースに自転車を収納するのも、まねしたいテクニックです!
気になる素材に クローズアップ
左上・リビングに用いられた「Nichibei(ニチベイ)」社製のハニカムスクリーン。調光と遮光が切り替えられるスグレモノです!/右上・部材のあちこちに真鍮が使用されていて、空間に統一感が生まれています。/左下・躯体現しのコンクリート部分はスムースな質感。和室の壁は畳の色に合わせてうぐいす色です。/右下・リビングの床には無垢の国産栗材が用いられています。この先の経年変化が楽しみですね◎
最後に共用部をチェック
左上・エントランスは公園のお隣に。道路を経由せずに公園にアクセスできるのはうれしいですね。/右上・共用ホールにはオートロック扉が2枚と防犯カメラ、宅配ボックスも備わっています。/左下・共用廊下と公園の間には高い塀があり、プライベート性が保たれています。/右下・住戸が所在するのは3階です。
cowcamo
2021年8月現在、駐輪場と駐車場には空きがございますよ。駐車場は屋根付きなのもうれしいところ◎
売主さま
車で遠出する際は、10分ほどの距離にある「練馬IC」を利用するのが便利です。日帰りで軽井沢にも行ってましたよ!
「練馬」って 利便性が高いんです!
都営大江戸線と、西武池袋線・有楽町線が乗り入れる「練馬」(徒歩12分)。駅直結の複合施設「Coconeri(ココネリ)」には、スーパー「ライフ」や衣料品店「ユニクロ」のほかに、区の施設などが入っています。
cowcamo
「池袋・新宿・渋谷・有楽町」などの主要駅に乗り換えなしでアクセス可能です!
売主さま
マンションの近くには「中野」や「荻窪」方面に向かうバスも往来しています。
緑と共にのびのびと
左上・花と緑に囲まれたカフェ&イタリアンレストラン&フラワーショップ「GARDEN SQUARE(ガーデン スクウェア)」。売主さまもゲストを招いてよくご利用されるそう。(850m 徒歩11分)/右上・地元野菜を取り扱う「地産マルシェ」。名産の練馬大根をはじめ、珍しい野菜にも出会えますよ。(500m 徒歩7分)/左下・「区立中村南スポーツ交流センター」ではプールやインドアスポーツが楽しめます!(600m 徒歩8分)/右下・ベランダガーデニングに興味が出たら「渋谷園芸」に訪れてみては。(450m 徒歩6分)
売主さま
周辺環境の穏やかさに加え、都心にも郊外にもアクセス良好な「練馬」の “イイトコドリ感” が大好きなんです。
カウカモ編集部より
建築・環境系の学問を学ばれてきた旦那さまと、昔から練馬にお住まいだった奥さま。おふたりのこだわりが随所に垣間見える取材となりました。
段差で緩やかに区切られた面白い造りの住戸だなあと思っていたら、これは家族の目線を揃えるための工夫とのこと。とても素敵な発想とデザインでした。またリノベーションの工程では、既存のものでも使える状態であればそのまま使用して、木材はなるべく国産材を使用することを意識されたそう。環境配慮への想いの強さを感じました。
使用されている家具にも品のよさがキラリと光ります。リビングの可動棚はドイツのデザイナー、ディーター・ラムス氏によるもの。お子さま用の二段ベッドは職人さんにオーダーしたものだそう。これらの家具を引き継いで使用できることも、こちらの物件の魅力のひとつではないでしょうか。なお、和室のスタンドライトとペンダントライト、ダイニングのテーブルは付帯しませんので、ご承知おきくださいね。
建物に関しては、2006年築と比較的浅い築年数に加えて、平日は清掃員さんが勤務されており、とても清潔感のある共用部でした。新耐震基準にも適合していて、お隣には防災公園があります。安全性の観点からもアリな選択肢かと思いました。
最後は立地に関して。駅から建物までは距離がありますが、そのぶん周辺環境は静かで緑豊か。公園やスーパー、スポーツセンターや図書館などが利用可能で、ファミリーフレンドリーな立地と言えるでしょう。売主さまは学区指定(2021年現在)の「練馬区立中村小学校」が近いことも決め手のひとつだったそう。
住めば住むほど魅力に気付きそうな「練馬」。ご内見の際には街に流れるゆったりとした空気を感じてみてくださいね。
writer / editor : 高山 翔矢
この物件を購入する決め手のひとつが “公園の近さ” でした。まるで庭のように頻繁に利用させていただいています(笑) 遊び方はさまざまですが、たまに凧揚げなんかもしていますよ。