築地スキスキ 心ウキウキ

写真

左上・今回ご紹介する物件の最寄り駅は、東京メトロ日比谷線「築地」駅! 今日も新鮮なお魚を求めて、たくさんの人で賑わっています。(徒歩7分)/右上・「築地」駅のすぐ近く、大手コーヒーチェーンの裏手にあるコーヒースタンド「Turret Coffee (ターレットコーヒー)」。ラテを注文したのですが、なんとサイズがスモールでもトールでも値段が同じ! 令和のこのご時世に、感動の気前のよさです♡(600m 徒歩8分)/左下・「築地川公園」はデイキャンプ場がある都会のオアシス。ご近所で気軽にBBQができるなんて、お子さまが大喜びしそう。(280m 徒歩4分)/右下・普段使いのスーパーは、こちらの「ニューみ乃り屋」が近くて便利です。(290m 徒歩4分)

川辺のトライアングル

写真

駅から歩くこと7分、隅田川のほとりに建つ明るいブラウンの建物が見えてきました。ドドーン! という効果音が聞こえてきそうなその規模は、全477戸! 上から見ると、キレイな三角柱のような形をしているマンションです。

売主さま

1973年竣工の長い歴史のある建物ですが、2007年に耐震補強工事、2015年に大規模修繕工事を実施済みです。また、2016年には各住戸の玄関扉を耐震性の高いものに交換しております。

cowcamo

2017年にはホールに宅配ボックスが新設されたんですって。時代の変化に合わせて、設備がきちんとアップデートされているのがうれしいですね!

写真

左上・エントランスでは花壇がお出迎え。大きな庇があり、雨の日でも快適そうです♪/右上・こちらのマンションでは中央区のコミュニティサイクルを導入しています。利用は有料ですが、電動アシスト自転車を複数のポート(拠点)で自由に貸したり返したりできるスグレモノ◎ 取材時にも、颯爽とまたがって出かけていく住民の方をお見かけしました。/左下・モザイクのようなタイル敷きのホールには、ウワサの宅配ボックスが。写真には写っていませんが、左手には管理人室があり、住込みの管理人さんが週6日(土曜は午前のみ)で勤務されています。/右下・エレベーターで、物件の所在する3階へ。建物の内部は吹き抜けになっており、共用廊下にたっぷり光が入ります。写真右奥の、眩しいエリアにご注目ください! ご紹介の物件はここ、三角柱のまさに “角” に位置する住戸です。

cowcamo

ちなみに、コミュニティサイクルのほかに、年額3,600円で利用可能な駐輪場も用意されています。さらに、マンション目の前にあるバス停「築地七丁目」からは、東京駅や豊洲・東雲方面にアクセスすることができますよ!

さっそくの衝撃

写真

左・こちらが住戸の玄関前です。共用廊下の先は外に向かって開かれており、もったいぶらず言ってしまうと、隅田川にバーンと面しています! 共用部です……共用部なんですが、まるでプライベートテラスかのような位置にありますね(笑)/右・重厚感ある玄関扉をオープン。ホワイトを基調とした明るい空間が広がります。左手には姿見とシューズボックスが備わっており、姿見の奥にも収納がありますよ。それでは、突き当たりを左に曲がって、まずはLDKを見てみましょう!

ひゃー

写真

約13.5帖のLDKに入ると、目の前にはまず豊かなグリーン! そして左側の窓の向こうには、隅田川の流れが!

写真

バルコニーに面した掃き出し窓は南西向きです。取材時はあいにくの曇り空でしたが、こんなに開口部が大きかったら、晴れた日の午後には日差しが眩しいくらいかも!

こんもり♡

写真

こちらがバルコニーからの眺め。木々の向こうに見えている鮮やかなレンガ色のビルは、住友生命保険の旧東京本社ビルです。敷地に緑をたくさん植えていただき、ありがとうございます。

写真

横幅たっぷりのバルコニーは、LDKとふたつの洋室にまたがっています。高い位置に物干し金具が付いているので、大きなモノも楽に干すことができそうですね。

売主さま

室内の窓にはすべてインナーサッシを施工済みです。

cowcamo

すべて! 二重になっているぶん、開閉はちょっと手間ですが(笑)気密性が高く、静かな環境で生活できそうですね。

LDKに戻って

写真

室内には、梁があり天井が低くなっている部分がちらほら。背の高い方は気になるかもしれませんのでご留意ください。奥の壁は、間接照明を設置することで梁を有効活用しています。

cowcamo

それでは、左手前のドアを開けて洋室Aをチェックし、続けてお隣のキッチンを見ていきましょう。

グリーンビューの洋室A

写真

洋室Aは約4.5帖。3つある洋室の中ではもっともコンパクトですが、バルコニーに面した掃き出し窓のおかげで窮屈な印象は受けませんでした♪ 窓の反対側には、おひとり分の衣類を収めるのにちょうどよさそうなクローゼットが。

キッチンは クローズドタイプ

写真

左・キッチンには食洗機を完備。独立性の高いクローズドタイプは、作業に集中できて、お料理のにおいがリビングダイニング(LD)に籠りにくいのがいいところ。/右・キッチン背面には冷蔵庫や家電を配置するスペースが取られています。

さて……

写真

それでは洋室Bに進み、右手に見えている腰高窓を、開けてみましょうか……

おおお

写真

堂々のリバービュー! どうにか雲の切れ間が来ないかしら、としばらく待っていたら、日差しではなく船がやって来ました。ああ、ここは「隅田川」。静かに揺れる水面もいいですが、小気味よく水を分けていく船の姿にもテンションが上がりますね♡

川も緑も! 洋室B

写真

左・川に面して建つ三角柱の “角” に位置するこちらの住戸、そのさらに先端に位置しているのが洋室Bです。広さは約6帖。グリーンビュー&リバービューという、なんとも恵まれたポジションですね。窓の外には、さっきとはまた別の遊覧船の姿が!/右・LDKとは引き戸で区切られます。部屋数に余裕がある場合は開け放って広く使うのも大いにアリです。

cowcamo

(でも、洋室Bには収納が無いのかぁ……)

売主さま

いいえ、引き戸の右手にあるドアを開けてみてください。

華麗にスルー!

写真

左・扉の向こうは、余裕ある広さのウォークインクローゼット(WIC)になっていました! 台形のようなちょっと変わった形をしていますが、枕棚やハンガーパイプがしっかり備わっているので、かなりの収納容量が期待できそうです。/右・WICの奥にはさらにドアがあり、反対側へ通り抜け可能。生活動線がひとつに限定されないのがgoodですね。ドアの先には、3つめの洋室が待っています。

いきなり窓!

写真

WICを通り抜けると、目線の高さに窓が連続していて、開放感が溢れています!

写真

こちらが、3つの洋室の中でもっとも大きい洋室Cです。約7.3帖の広さがあるので、ご夫婦の寝室にちょうどよさそう。ただし、台形のような変形の空間ですので家具の配置にはちょっと工夫が必要かもしれません。

cowcamo

写真には写っていませんが、窓の反対側の壁には天袋のような小ぶりな収納が備わっていました。

売主さま

ご希望があれば、照明もプレゼントとしてお付けしますよ。

写真

上・WICではなく廊下側からアクセスすると、この風景。視線の先にジャスト隅田川! まるで川の上に部屋があるみたいで、すっごく気持ちいいんです。/左下・この三角形の出窓部分がポイント。ちゃんと開閉するので、風が心地よく通り抜けます。うーん、ここに置かれる植物は幸せものです。/右下・引き戸を開けると、廊下に出ます。左のドアはトイレ、右のドアは水まわりへ……

最後に水まわりをチェック

写真

左・洗面化粧台はシックにモノトーンでまとめられています。右奥には洗濯機や収納棚を置ける空間が。/中央・同じくモノトーンのバスルームには、浴室乾燥機を完備。/右・トイレに小ぶりな手洗い器が備わっているのがうれしいですね。惜しくも収納は無いので、突っ張り棒などを使って上部にストックスペースを作るのがいいカモ。

築地てくてく 心ほくほく

写真

左上・お寿司が食べたくなったらここ「すし大 別館」。本店はいつも混んでいるそうですが、マンション近くの別館であれば入れることが多いのだとか。ここに住んだらぜひ築地グルメを開拓してくださいね! ああ、取材経費が欲しい!(180m 徒歩3分)/右上・遠方からも患者が通うほど信頼の厚い「聖路加国際病院」が、安心感のある距離に控えています。救急部があるのでお子さまがいるご家族には心強い限り。(300m 徒歩4分)/左下・複合商業施設「聖路加ガーデン」には飲食店やスポーツジム、郵便局などがテナントとして入っています。47階のスカイラウンジからは、「東京タワー」や「隅田川花火大会」のビューを楽しめます!(300m 徒歩4分)/右下・晴海通りを南へ進むと「勝鬨(かちどき)橋」があります(350m 徒歩5分)。橋の先に広がるのは “勝どきエリア” 。さらに東へ歩けば “月島エリア” もすぐそこに。

cowcamo

カウカモ編集部より

この物件は、よく晴れた日に訪れたかった……思い通りにならない梅雨の空を嘆きつつ、それでも心に残る爽快感! やっぱり眺望のいい家に住むって、それだけで気分が軽やかになるみたい。


住戸の東側半分では隅田川を望み、西側半分では植栽の緑を望み、真ん中のLDKではその両方を一度に視界に収める、なんとも豪華なビュー! ウォークインクローゼットを通り抜けて洋室B〜Cを行き来することができるので、洋室Bの窓から見つけた船の姿を、そのまま洋室Cまで追いかけていくことだってできちゃいます(笑)


うれしい驚きだったのは、住戸のすべての窓が二重サッシになっていたところ。そのおかげで、日差しはしっかり受け取りつつ、室内は静かで穏やかな印象でした。これなら夏冬の冷暖房効率にもいい影響がありそうですね。


洋室Cが四角形ではなく変形なので、住みこなすのにはちょっと工夫が必要かも? けれど、目線の高さに連続する窓、そして川に向かって突き出すような出窓が、たまりません♡ 眺望重視の方に、きっとご満足いただける一室ですよ。個人的には、お風呂上がりに出窓をカウンターのようにしてビールを開けたいです。


部分的に、やや梁下の天井高が気になりそうですので、背の高い方は現地でチェックしてみていただくのがいいかと思います。変わった部屋の形と梁下の高さ、これらが乗り越えられれば、ファミリーでお住まいいただくのにぴったりな、とっても気持ちのいい3LDKといえそうです。


マンション自体はやや築年数が経過していますが、耐震改修工事や大規模修繕工事を実施済み。さらに、なかなか手が回りにくいポイントである玄関ドアの交換までしっかりと行われているのが好印象◎ ビッグコミュニティの恩恵を受けて、月々の共益費が抑えめなのもうれしいですよね。


住込みの管理人さんは『最近は、小さいお子さんのいる家族で越してくる方が多いね〜』なんて仰っていました。ロビーでは住民の方どうしで軽快に挨拶が交わされ、この地で長く、多くの世帯を育んできたマンションならではの空気の成熟ぶりがうかがえましたよ。


そしてもう一点、大きな魅力だなと感じるのは、足回りのよさです。東京メトロ日比谷線「築地」駅(徒歩7分)、有楽町線「新富町」駅(徒歩9分)、都営大江戸線「勝どき」駅(徒歩10分)と、徒歩圏内に駅が点在しており、複数路線を使い分けられます。さらに、マンションの本当に目の前にバス停があるんです! 東京駅や豊洲方面にお勤めの方でしたら、まさに “送迎便” のように使えそう。


魅力は数多くあるものの、何といっても眺望自慢のこちらの物件。ビューの気持ちよさを、ぜひ現地で実感してみてくださいね。できることなら、私もお天気の日にもう一度行きたいです!

writer / editor:小杉 美香