豊島区雑司が谷(池袋駅)
街の微熱を下げぬまま
パレドール目白
雲が流れ、風が渡るのを感じられる家がいいと、ずっと思っていた。それがビッグターミナルの近くで実現するなんて、おどろき。ルーフバルコニーがゆったりしていて、またおどろき。出会えた奇跡がこの胸に溢れてる。きっと今は、自由に、山も見えるはず。
現在ご紹介可能な物件は、中古・リノベーション住宅のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ) 」よりご覧いただけます。
目白・雑司が谷
現在販売中のおすすめ中古マンション
3種の神駅
左上・主要なJR線や私鉄の集まるターミナル駅「池袋」駅までは、徒歩8分。駅周辺は昼夜問わず賑わっています。/左下・ステンドグラスの装飾が美しいJR山手線「目白」駅も、同じく徒歩8分の距離。駅前には「学習院大学」が広がり、アカデミックな空気が漂います。/右・そしてこちらが徒歩6分の場所にある、東京メトロ副都心線「雑司が谷」駅。地中深く降りていく駅舎は比較的新しく、エレベーター・エスカレーター完備です。
cowcamo
雑司が谷といえば 「鬼子母神堂」
左・駅前から伸びる、ケヤキ並木の参道。左右には小さなおしゃれカフェが点在しています。(350m 徒歩5分)/右上・「鬼子母神堂」の本殿には、安産・子安の神様が祀られているそう。樹齢700年の大公孫樹(イチョウ)も必見です。(120m 徒歩2分)/右下・境内にはなんと1781年創業の駄菓子屋さん「上川口屋」が。きなこ棒を買ったら、お会計11円ナリ……まるでタイムスリップしたような気分です。(240m 徒歩3分)
さて 目的地はその先に!
左上・「鬼子母神堂」を抜けると、明治通り沿いに佇む、地上13階建て・総戸数59戸のマンションが見えてきました。駅前から明治通りを直進するルートもありますが、参道を通った方が近道ですよ。建物の1階部分には、コンビニや歯科医院がテナントとして入居しています。/右上・建物は1986年竣工ですが、エントランスにはオートロックを完備。さらに写真左奥には宅配ボックスが備わっています。/左下・ややレトロさを感じる共用ホール。管理人さんは週4日で勤務されているそうです。/右下・エレベーターで、最上階である13階へやってきました。ちょっと周りを見回してみると……。
青空どーん!
うひゃー、気持ちいい〜! 手前に見えている大きな建物は「東京音楽大学」、そしてその奥には東京スカイツリーの姿までクッキリと望めます(見えますでしょうか?)。共用廊下からこんな景色が眺められるなんて、早速テンションが上がります。
いざ住戸へ
左・ダブルロック式の頼もしい玄関扉。手前が、ご紹介する住戸のものです。/右・廊下の左右には、洋室Bと水まわりへのドアがあります。これらは後ほどチェックすることにして、まずは突き当たりのドアを開けてLDKへ。
窓・窓・窓
キッチン〜リビングダイニング〜掃き出し窓の向こうへと、視線が抜けていきます。早速ですが、窓の向こうにあるルーフバルコニーへ行ってみましょう!
山まで どーん!
ああ、共用廊下に引き続き、ここからも気持ちのいいビューが広がっています。中央わずかに左手、白く写っているのは雪化粧の富士山です! ありがたや、ありがたや。
こちらのルーフバルコニーは、LDKとお隣の洋室Aにまたがっています。西向きなので、午後の日差しで洗濯物をカラリと乾かすことができそう。
ふたたびLDK
いったん、室内に戻ってきました。LDKの広さは約9.7帖。ややコンパクトなサイズですが、目の前の壁のほとんどが空とつながっているので、とても開放感があります。さあ、それでは続きまして、右手の窓を開けてみましょう……
もいっこルーバル どーん!
なんとこちら側(北側)にも、ドドンと広がるルーバルが。その大きさは約24㎡♡ 夢と野望が膨らむ大きさです!
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住戸の壁に隣接しているのは、建物の屋上に上がるための階段。通常は施錠されていて、使われることは滅多に無さそう。ただ、保守点検の際などには人が昇り降りすることもあるかと思われますので、ご留意くださいね。
左・共用廊下側から眺めるとこんな感じ。エレベーターで上がってきた際の写真を併せて見返していただくと、位置関係が分かりやすいかもしれません。階段入り口はガッチリ施錠されていましたが、ちょっと共用廊下からの視線は気になるかも?/右・ルーバル反対側からのカット。周囲の柵は150㎝ほどの高さがあり、安心感があります。
みたびLDK
さりげなく、左手の窓際に収納棚が造られているのが親切ですね。それでは今度は、お隣の洋室Aを引き戸で区切ってみましょうか。
売主さま
なお、LDKと洋室Aの窓にはインナーサッシが備わっております。防音・断熱効果が期待できますよ。
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こちらの住戸は、明治通りとは反対側に位置しています。西側には弦巻通りが走っていますが、交通量は比較的少なめで、取材中に騒音が気になることはありませんでした。この点は現地にてご確認くださいませ!
洋室Aは約4.3帖
左・先ほどの西側ルーバルに面しているので、明るく圧迫感のない空間です。左手の壁にはピクチャーレールが取り付けられていて、アートやグリーンなどを飾ることができます。/右・窓の反対側には、奥行きのあるクローゼットが用意されています。
ガラガラっと
左・引き戸を……/右・再びオープン! さあ、奥に見えているキッチンへ進みましょう。
キッチンをチェック
左・システムキッチンの水栓には浄水機能付き。/右・バックスペースはあまり余裕ある広さではないので、冷蔵庫や家電ラックを置くと、作業スペースはちょっぴりタイトかもしれません。
廊下に戻って
左・さて、残るは左手にある水まわりと、右手の洋室B。まずは水まわりを見てみましょう。/右・木目調で優しい雰囲気の洗面化粧台は、ミラーが大きく使いやすそう。
左・1216サイズのバスルームには、上下二段に開閉可能な窓が付いています! 押し開ければ、そこは北側の広〜いルーバル。これなら、歌っても恥ずかしくない、カモ。/右・シンプルにまとめられたトイレ。吊り戸棚があり、収納面に配慮されているのがgoodです。
最後に洋室Bへ
左・広さは約4.9帖。共用廊下に面した、磨りガラスの腰高窓があります。東向きなので、朝日でさわやかに目覚められそうですね。/右・窓の反対側にはクローゼットが。こちらも頼もしい収納容量です。
もしかして カフェパラダイス
左上・物件周辺には気になるお店がいっぱい! こちらの「yurucafe(ユルカフェ)」は、倉庫をリノベしたお店。2階がレンタルスペースになっていて、地域密着のバラエティーに富んだイベントが開催されています。(72m 徒歩1分)/右上・池袋方向へ歩くと「RACINES BOULANGERIE BISTRO(ラシーヌ ブーランジェリー ビストロ)」が。なんとオープン前から行列ができるほどの人気店なのだとか。(450m 徒歩6分)/左下・昭和初期のアパートを改装した、レトロモダンなカフェ「キアズマ珈琲」。漫画家・手塚治虫氏の暮らしていた「並木ハウス」の別館に当たる建物なのです。/右下・店内では、ゆったりと自家焙煎のブレンドを楽しむ地元の方がたくさん! 人気メニューのチーズドッグと一緒に、しばし心と胃袋を温めて帰社するとしましょう。(350m 徒歩5分)
カウカモ編集部より
風に吹かれながら街を見渡し、夏は缶ビール、冬は熱いコーヒーをゴクリ……そんな妄想が止まりません。天気のいい日には富士山が眺められて、さらに幸福度が増しますよ。そしてちょっとびっくりしたのは、周囲に背の高い建物が無いおかげで、ルーバルだけでなく共用廊下側の眺望も花マルだということ。エレベーターから降りると、東京スカイツリーがくっきりと見えました。夜に帰宅するのが楽しみになりそうですよね。
共用廊下から目に入る位置にルーバルがあるため、ちょっと視線は気になるかもしれませんが……うまく目隠しするよう工夫すれば、まるで地上13階のプライベート展望台です。住戸のLDKは約9.7帖とコンパクトなので、このルーバルをリビングの一部としてどう活かすかが、住みこなしのキーとなりそう。
物件は「池袋」「目白」「雑司が谷」を結んだ三角形の、真ん中あたりに立地しています。JR線も私鉄も使いこなせる非常に便利な環境と言えるでしょう。個人的には「雑司が谷」の街の面白さを声を大にしてお伝えしたいです! 昭和を感じるレトロな木造住宅が立ち並ぶ中、そこかしこにリノベ系のおしゃれなカフェなどがオープンしています。
「東京音楽大学」と「学習院大学」に挟まれているエリアですので、お散歩するおじいちゃんおばあちゃんの合間には、品のよさそうな学生さんたちの姿も見かけられました。ターミナル駅の徒歩圏内でありつつ、ほどよくローカルで、空気がおっとり。「雑司が谷」ってとても暮らしやすそうだな、と感じました。
マンションはやや築年数を感じる部分もあるものの、新耐震基準に適合していて、オートロック&宅配ボックスも完備◎ 押さえるべきところをしっかり押さえている印象です。ちなみに事務所としての利用もOKですので、見晴らしのいい場所でオフィスを持ちたいという方はお見逃しなく。
来たれ、眺望重視の、角部屋愛好家さん! 気分も晴れ晴れと、見晴らしのいい毎日が手に入りますよ。
writer / editor:小杉 美香
物件の近くには「池袋」「目白」「雑司が谷」の3駅があり、それぞれ全く異なった雰囲気♪ 今回は、3つの中でもややマイナーな「雑司が谷」駅周辺をご紹介します!