駅前にグルメが豊富な「上北沢」

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左上・京王線「上北沢」駅が今回の舞台。駅周辺にはレトロな商店がちらほらあって、なんだかホッとする街並みです。(徒歩3分)/右上・駅前には踏切をはさんで「上北沢共栄会」の商店街が。昔ながらの情緒あるお店が連なり、味わい深い雰囲気を醸し出しています。(320m 徒歩4分)/左下・地元の方に愛される「Patisserie Miyahara(パティスリー ミヤハラ)」はケーキだけでなく焼き菓子も評判です。手土産に重宝しますよ。イートインスペースもあるので、“ご褒美DAY” に立ち寄っても♡(400m 徒歩5分)/右下・「ilsore Gao(イルソーレ ガオ)」はアレルギーやヴィーガン対応をしてくれるイタリアレストラン。キッズスペースが充実していて、日中は子連れのファミリーで賑わっていますよ。(350m 徒歩5分)

小学校の目の前に佇む 真っ白なマンション

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駅出口から細い路地を進むこと3分。校庭で遊ぶ、賑やかな子どもたちの声が聞こえてきたところで、今回ご紹介するマンションが見えてきました。

売主さま

こちらは1974年竣工、総戸数57戸のマンションです。2018年12月に外壁を始めとした大規模修繕工事が実施されています。常駐の管理人さんが週6日勤務していることもあり、共用部は綺麗に保たれていますよ。

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マンション前にはゲスト用駐車場が設けられています。その横には24時間出せるゴミ捨て場があり、ささやかですがうれしいポイントですね!

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左上・エントランスはやや奥まったところにあるので、アプローチは長め。プライバシーが確保されていていいですね。/右上・玄関ホールにはメールボックス、そして右奥には管理人室があります。/左下・さらに進むとエレベーターホールがありました。4階まで上がりましょう。/右下・エレベーターを降りてすぐのところに今回ご紹介する住戸の玄関扉があります。さっそく入ってみましょう!

クールなタイル貼りの 玄関ホール

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左・玄関扉を開けた瞬間、「ここはいいぞ!」と直感でビビッときました。大判タイル張りの土間からひと続きになった廊下には、ピクチャーレールやカウンターの備わったアートスペースがあります。/右・そして語るべきはこの明るさ。左手はLDKなのですが、そこからの光が玄関や廊下にまで届いています。

北向きとは思えない 明るいリビングダイニング

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約8.8帖のLDは大きな窓に囲まれていて、本当に明るい! それは、思わず電気を点けないまま撮影し始めてしまいそうなほど。そしてこのLDが北西向きと知ってさらにビックリ。

売主さま

家具はレイアウトの参考としてディスプレイをしています。

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奥へと進み振り返ってみました。窓側の一段低くなっている部分の天井高は、約205㎝と少し低め。ですが、解放感と明るさの印象が勝り、全く気になりませんでしたよ。現地でご確認くださいね。続いて、右手に見える白い扉を開けてみましょう。

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こちらには奥行きのあるウォークインクローゼット(WIC)が。両サイドにハンガーポールが備わっています。さらに収納ボックスなどを追加して、この大空間を有意義に使いましょう!

まさにアウトドアダイニング

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さて、気になるバルコニーへ出てみました。目の前に目立った建物はなく、青空をたっぷり仰げます。4階でここまで眺望が開けているのはうれしいですね。

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LDの解放感を後押ししてくれるルーフバルコニーは、約20帖と驚きの広さ! テーブルセットを置いてガーデンパーティーを開くのだって、夢じゃない!

室内に戻ってきました

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ああ、やっぱり明るいこの空間。現状控えめな照明が付いていますが、それでも十分な明るさに感じられました。さて、右奥に見える開口へと進んでみましょう。

窓付き&収納充実のキッチン

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奥まった位置にある独立型キッチンですが、大きな窓があるおかげでとっても明るい。3口ガスコンロに食洗機完備と、設備も充実しています。

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窓の先には、こんな景色が広がっています。向かいに建つ小学校の校庭を望み、運動会の練習をしている子ども達の姿にほっこりしました。この抜け感は贅沢ですね♡

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左・キッチンの背面には、調理家電などを置くのにぴったりなカウンターが備わっています。ゴミ箱置き場やたっぷりの収納も確保されていて、自炊派にはうれしいですね。/右・キッチンからLDへ戻ろうとしたら、目の前には大きなオープン棚が。日常的に使うものや書類などを収納するのにピッタリ。

一度玄関に戻って・・・

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左・廊下沿いにはトイレと脱衣所へと続く扉があるのですが、なんと奥には・・・/中央・オープンタイプの洗面台が! この動線、個人的にとってもおすすめ。トイレ後の手洗いがしやすく、ゲストも案内しやすく、視界に入りやすいため意識が高まり、綺麗に保てる。実は合理的な間取りなのです。/右・その向かいにはトイレがあります。

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左・そして廊下の突き当たりの引き戸を開けると、脱衣所が出現。正面の扉はバスルームへと続きますが、右手には引き戸があり、その先には個室というこれまた変わった間取り! 心が躍ります♪ /右・バスルームは真っ白でシンプルな空間。浴室乾燥機が備わっています。

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脱衣所・バスルーム・個室というプライベートスペースが分離されているので、ゲストを招いたときもお互い気遣いしすぎることなく、快適に過ごしていただけそう!

脱衣所から 個室へアクセス

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約6.1帖の個室は、ベッドやデスクを置いてもまだゆったりと使えそうな広さです。西向きですが、こちらも日中は明かりを点けずに過ごせそうなほど、日当たりは◎

西側のバルコニーからは 小学校を一望

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キッチンからの眺望と同じく、目の前には小学校の校庭を望みます。学校のチャイムや子どもたちの声、また線路が近くを通っているので、時折電車の走行音も聞こえてきます。しかし、それもまた暮らしの一部としてスッと受け入れられそうな、気持ちのいい眺望です。

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奥行きはあまり深くありませんが、ルーフバルコニーがあれだけ広いので十分でしょう。配管があるので通り抜けは難しいですが、LDの西側の掃き出し窓からもこのバルコニーに出ることができます。

室内に戻ってきました

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個室の収納はすべてオープンタイプ。ハンガーバーが備わっているので、その下に収納ボックスやチェストを置くのがよさそうです。左手のやや幅広な収納スペースにはジャストサイズのデスクを配置するのもいいですね。

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引き戸の左手には、玄関ホールと同様に浅めのカウンターとピクチャーレールが備わっています。真っ白な空間をディスプレイで彩り、オリジナルの空間に仕上げてくださいね!

週末はグルメなお店をハシゴ♪

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左上・パン好きが遠方からもわざわざ足を運ぶという「Kepobagels(ケポベーグルズ)」。あんこや味噌、野沢菜など、和風食材を使ったベーグルが人気で、イートインもできますよ。(400m 徒歩5分)/右上・「鳥しん」は釜飯が自慢の昔ながらの焼き鳥店。釜飯の炊き上がりを待ちわびながら、焼き鳥とビールで乾杯を!(240m 徒歩3分)/左下・駅前にこじんまりと構えるイタリア料理店「マンマの台所 ciuppin(チュッピン)」。その本格的な味わいを、まずは気軽なランチで体験してみて。(400m 徒歩5分)/右下・日々のお買い物は「サミットストア 上北沢店」へ。23時まで営業しているので、帰りが遅い日も自炊でヘルシーライフを楽しめます。(280m 徒歩4分)

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カウカモ編集部より

“北向きなのに明るい” というのは思いのほか衝撃的。そんな住戸に出会ったのはこちらで2度目なのですが、図面に記載されている方位を何度も見直して目を疑うくらい明るい。電気を点けるのを忘れたまま撮影を始めそうになるほど、本当に明るい。「くどい! 明るさの話でもうおなかいっぱいだ!」と言われてしまいそうですが、何度も言いたくなるくらいに素晴らしい日当たりなのです。


そんな住戸の最寄りは京王線「上北沢」駅。駅周辺には小さなお店が点在し、スーパー「サミットストア 上北沢店」やドラッグストアなども揃い、日々のお買い物に困ることはなさそう。各駅停車しか停まらないのですが、それでも「新宿」駅まで乗車時間約16分、「渋谷」駅までは「明大前」駅で乗り換えて約20分と、都心へのアクセスは良好です。

駅から細い路地を進むこと3分で、マンションに到着します。小学校の目の前という立地なので、日中は室内にいても子どもたちの賑やかな声が聞こえて来ますが、逆に校庭があるおかげで住宅密集地でありながらも、解放感が得られているというメリットも。平日の日中は不在にされていることが多い方であれば、あまり気になることはなさそうですよ。


現在築44年のマンションは、2018年12月に大規模修繕工事を行ったばかり。外観や共用部には、経年ほどの古びた印象がありませんでした。管理人さんの勤務時間も長く、共用部も綺麗に保たれていましたよ。24時間ゴミ出しができるというのも、日々忙しい働きマンにはうれしいポイントです。


そして明るい明るいと騒ぎ続けている今回の住戸。明るい最大の理由は約20帖もあるルーフバルコニー。思い切って本格的なキャンプセットを購入し、月1で友人をいっぱい呼んでアウトドアパーティーを開催する暮らしなんて、いかがでしょうか! 室内に明るさをもたらしながら、友人との楽しい時間も演出してくれるニクい奴なんです。


ほかにも、視線が抜ける広々した独立型キッチンやオープンタイプの洗面台、プライベートスペースが分離された間取りなど、個性的ではありますが、実は合理的に感じる要素がたくさん詰まっているのです。個人的に本気で購入を考えたほど、おすすめです! 平日は都心に快適に通勤し、週末はたっぷりと家時間を満喫。メリハリのある明るい暮らしを、このルーフバルコニーとともにどうぞ。

writer:島村 麻美 / editor:野原茂香