北区堀船(王子駅)
FEEL GOOD
グリーンパーク王子
どこにいても気持ちがいい。それは、壁が少ないから。それは、窓が多いから。自由に使い方を変え、自在に光を取り込める。家がスタイルを決めるんじゃない。自分のスタイルに家を合わせるんだ。この街のことをよく知らないって? まずは一度来てみたらいいさ。都心からのアクセスは、結構いいんだよ。
現在ご紹介可能な物件は、中古・リノベーション住宅のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ) 」よりご覧いただけます。
売主さまのご紹介

Iさまファミリー
ご夫婦+お子さまふたりの4人ご家族。2015年にこちらの物件を購入し、フルリノベーションを施しました。生活拠点を海外へ移すことになり、このたびお住み替えをすることに。
カウカモ初上陸! 「王子」の魅力をご紹介

今回ご紹介する物件は、複数駅を利用できるのがポイント。その中でも「王子」駅は京浜東北線と南北線が乗り入れ、「上野」「東京」「品川」といった主要駅まで乗り換え無しでアクセスできる交通利便性の高さ。また、駅周辺には「飛鳥山公園」や「音無親水公園」をはじめ、自然豊かな公園が点在していることも魅力のひとつです。
cowcamo
それではさっそく お邪魔します!

左・ご紹介する住戸の所在は5階。玄関扉は2014年に更新されていますよ。/右・扉を開けると、広々としたモルタルの土間が広がり、左手にはずらりと並ぶオープン収納が。
cowcamo
右手に見えるカーテンの奥はなんでしょうか?
売主さま
そちらは仕事と趣味の部屋ですよ。
ザ・没頭空間!

おおっ、ものすごい量の壁面収納! 天井部分にもありますね。
売主さま
映画鑑賞が趣味なので、壁面にはDVDが収まるサイズの造作収納を作ってもらいました。本棚にしたり、インテリアを並べたりしてもいいと思いますよ。

広さは約4.6帖。北側には掃き出し窓があり、マンションの共用部に面したバルコニーへと出られます。
売主さま
我が家は日当たりのよさと開放的な間取りが特長なんですが、この空間だけはプロジェクターで映画鑑賞ができるように少し暗めの落ち着いた空間に仕上げています。カーテンを開ければ開放感が生まれますよ。
また、音響用の配線穴は残していきますので、お好みの機材をつないで映画や音楽を楽しむことも可能です。
それでは カーテンオープン!

洋室を仕切るカーテンを全開にすると、土間とひとつづきの開放的な空間に。一段上がった廊下部分にもオープン棚がずらりと並びます。
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独立した個室が欲しい方は、カーテン部分に壁を立ててもいいですね。

左・下足入れの裏側にあるのは、ミントグリーンの壁が目を惹くトイレ。/右・さらに廊下を進むと、南向きの明るいLDKに続きます。
ジャン!

広さは約14.8帖。間取り図で見ると、斜めに切り取られた変わった形のLDKです。
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一部の梁は躯体現しのまま、天井は躯体現しにホワイトの塗装が施されリノベ感たっぷり♡ 左奥へ進むと……?
和洋折衷 くつろぎ空間

こちらは二面採光のリビングスペース。右奥の腰窓には障子が設置されていて、ちょっぴり和テイスト♡
cowcamo
小さなお子さまがいらっしゃるのに、障子紙は破れずきれいに使用されていたんですね! 貼り替えて下さったのでしょうか?
売主さま
いえいえ、障子紙には破れない素材のものを使っているんですよ。
cowcamo
それはナイスアイデアですね! 奥の小上がりも気になります……
茶室ですか?

たっぷりと陽が差し込む小上がりスペース。畳張りで、大人がごろんと寝そべっても余裕がありそう!
cowcamo
窓越しに遠くまで空を仰ぐことができて、とても気持ちがいいですね。デスクが備わっているので、ここでお仕事や読書もいいなぁ〜。
売主さま
下部は収納スペースです。また、窓は転落防止のため開かないようにしていますよ。小さなお子さまがいらっしゃる方は、手すりを付けるとさらに安心だと思います。

小上がりから室内を見渡してみました。正面に見える引き戸の先は洋室Bです。その前に、バルコニーへ出てみましょう。
どこまでも空!

取材時はあいにくの曇り空でしたが、南向きなので日当たりのよさは容易に想像できます。 周囲は低層住宅のため、遠くまで視界が抜けて気持ちいい!

バルコニーの幅はコンパクトですが、奥行きはたっぷり。小さめのテーブルとチェアも置けますよ。
室内に戻ってきました

本物件の一番の特長でもある、ナナメの壁とガラス引き戸! その先が気になりますが、まずはキッチンをチェック。

「IKEA(イケア)」製のキッチンに合わせて設計されたというキッチンスペース。3口コンロと食洗機付きです。
cowcamo
廊下にずらりと並ぶオープン棚は、調理家電置き場や食器棚としても使えそう! それではお待ちかね、ガラス引き戸の先を見ていきましょう。
回遊できる水まわり

左・ガラスの引き戸越しにたっぷり陽が入る明るい洗面室。カーテンレールが備わっているので、着替える際はカーテンで隠すこともできますよ。/右・反対側には、真っ白で清潔感のあるバスルームが。壁にはガラスブロックがはめ込まれています。
cowcamo
定期的に業者さんへ清掃をお願いしているということもあり、水まわりはピカピカ! 使用感は現地でご確認くださいね。

全貌はこちら! バスルームの仕切りはタイル張りの腰壁のみで、とっても開放的。浴室乾燥機が備わっているので、換気面の心配はなさそうですね◎
cowcamo
そして、中央に見えるルーバー扉の先は……?

なんと洋室Bにつながっていました! 広さは約5.6帖。

反対側から見ると、右奥には洗濯機置き場が。そして正面の壁には、これまた和テイストな欄間(らんま)がはめ込まれていました!
売主さま
部屋のアクセントに和の雰囲気を織り込みたく、欄間を取り付けました。
cowcamo
隙間から光が漏れてきて、いい雰囲気ですね♡

左・洋室は変形していて、窓の前にはこんなスペースも。デスクや収納家具などを置くとよさそう◎/右・洗濯機置き場の隣りには、欄間付きの壁に隠れてウォークインクローゼット(WIC)が備わっていました。
売主さま
水まわりを住戸の真ん中にまとめることで、どこからでもすぐにアクセスできるようにしました。朝起きてすぐに顔を洗えるので便利ですよ。
cowcamo
洋室に洗濯機置き場があるのは少し驚きましたが、WICが近いので洗濯物を乾燥機にかけてすぐしまえるのはとっても効率的ですね!
細部のこだわりを もう少しだけ

左上・洋室Aの造作収納は、DVDがぴったり収まるサイズ。しかも2枚分の奥行きがあるので、見た目以上にたっぷり収納できます。/右上・LDKの一番目につく部分は、レトロなトグルスイッチに。/左下・浴室のガラスタイルは、近くで見るとステンドグラスのようにカラフル。玄関土間にやわらかい光を取り込みます。/右下・欄間は売主さまが鎌倉まで探しに行ったこだわりの品! ニスを塗ってメンテナンスしたものを取り付けています。
マンションのご紹介

1984年竣工、新耐震基準で建てられた総戸数97戸のマンションです。
cowcamo
2017年には共用部雑排水管更新工事を実施。また、直近では2019年に大規模修繕工事を実施済みと、適宜必要な修繕が施されています。

共用部の植栽やエントランスもきれいに手入れされており、管理のよさがうかがえますね。2021年3月現在、駐車場は満車ですが、駐輪場(年額1,200円)には空きがあります。空き状況は変動しますので、ご確認くださいね。
ローカル感がたまらない♡

左上・マンションの最寄り駅は、都電荒川線「梶原」駅(徒歩7分)。路面電車のローカル感がいい雰囲気ですね。/右上・駅前の梶原銀座通り沿いにある和菓子の銘店「都電もなか本舗 明美製菓」。売主さまのお子さまもこちらの和菓子が大好物なんだとか。(500m 徒歩7分)/左下・「すし屋の やすけ」(1.1km 徒歩14分)のショーケースには、手巻き寿司がずらりと並びます。テイクアウトして「飛鳥山公園」でピクニックが休日の定番コースになりそう♡/右下・マンションの近くには隅田川の河川敷も。ご近所にお花見スポットがあるのはうれしいですね。(450m 徒歩6分)
売主さま
移動はほとんど自転車を利用していました。購入の決め手に、“都心へのアクセスのよさ” を挙げていたのですが、自転車があれば東へ西へどこにでもアクセスできて便利でしたよ!
cowcamo
ありがとうございました! なお、こちらの物件は売主さまが居住中のため、ご内見には日程調整が必要です。あらかじめご了承くださいね。

カウカモ編集部より
取材当日は、お引越し準備の真っ只中だった今回のお住まい。適宜お荷物を動かしながら撮影させていただいたのですが、回遊性のある間取りのおかげで荷物の移動はラクラク。収納が豊富なおかげで、物をしまいながらきれいに撮影することができました。
この「回遊性」と「収納力」って、日々の暮らしの中でとても重要なポイントだと思うんです。家事や身支度といった日常の動作がストレスフリーになるだけで、心に少しだけ余裕が生まれる。見せると隠すをバランスよく取り入れた収納は、住む人によってさまざまな使い方ができる。
取材時に売主さまがおっしゃっていた『普通は家がスタイルを決めているけど、自分のスタイルに家を合わせるのがこんなにも快適なんだ。』という言葉がとても印象的でした。
「王子」という街をまだよく知らないという方も、一度来てみたら街の穏やかさと便利さにきっと惹かれるはず。
まだまだ余白のある今回の住まい。あなた好みにアレンジして、快適な暮らしをはじめませんか?
writer / editor : 熊谷 緑
実は個人的にも初上陸だった「王子」。マンションへ向かう途中にはいくつもの公園や水辺があり、こんなにも住みやすそうな街だったのかという驚きと発見が。また、自転車を利用している方が多いのも印象的でした。