ライフステージとともに “間取り” も育つ!?

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今回ご紹介するのは、専有面積約50.25㎡のワンルーム。売主さまによれば『ファミリー向け』なのだそう。 “家族で住むなら、専有面積は広くて部屋数もたくさんないと” ……そんな価値観を覆すような、斬新なアイデアの数々をご覧ください。ポイントは、棚・建具・壁を自由に “編集” できるということ。

ファミリーフレンドリーな街 「錦糸町」が舞台です

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左上・JRの「錦糸町」駅から物件までは徒歩6分。周辺には大型の商業施設がたくさん建ち並んでいて、南口には無印良品やTOHOシネマズが入る「錦糸町パルコ」(650m 徒歩9分)が、北口にはユニクロやダイソーが入る「アルカキット錦糸町」(400m 徒歩5分)があります◎/右上・JRの高架下にある老舗の洋食屋さん「シラツユ」。ランチタイムは、ボリュームたっぷりのオムライスセットがオススメ!(600m 徒歩8分)/左下・四つ目通りを北上してまもなく、大きな芝生広場や遊具のある「錦糸公園」(250m 徒歩4分)が。東京メトロ半蔵門線の「錦糸町」駅(徒歩6分)はこちらの公園沿いにも出入り口があります。公園の向こうに「東京スカイツリー」の姿がありますね!/右下・スカイツリーを眺めながら更に進むと、複合商業施設「オリナス錦糸町」が現れました。スーパーやフードコート、アウトドアショップなど多彩な売り場は魅力大! こちらにも映画館が入っています。

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「錦糸町」というと、“雑多な街” という印象をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、きっとそれは南口側のイメージ。マンションが建っている北側は公園のほかに「墨田区総合体育館」や区営の野球場など、ファミリーフレンドリーなエリアが広がっています。

路地裏に絶景が!

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じゃん! 碁盤の目状に整備された通りからは、こんなビューが望めちゃいます! マンションに近づくにつれ、下町風情のある落ち着いた町並みになっていきます。

“スーパーまで0m” の マンションに到着

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左上・こちらが目的地のマンション。なんと1階には24時間営業のスーパー「肉のハナマサ 錦糸町店」が! そしてお隣にはコンビニがあり、その裏手には内科・外科クリニックまで。/右上・エントランスは “ハナマサカラー” の庇の下にあります。エントランス含め、共用部各所には監視カメラが多数設置されていますよ。/左下・細長い共用廊下には管理人室の小窓があり、月〜土曜日の週6日間、管理人さんが勤務されています。奥にあるエレベーターから、最上階の11階へ!/右下・共用廊下は内廊下仕様。床の反射からもお分かりの通り、きれいに清掃されています。

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こちらは2019年12月現在、築40年になる地上11階建て・総戸数52戸のマンションです。2014年に大規模修繕工事が実施されているほか、長期修繕計画に沿って計画的に各種修繕工事が行われていますよ。

売主さま

マンションには駐輪場がありませんが、自転車を共用廊下の壁沿いに停めることができます(要申請)。

ガチャ お邪魔します!

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左・玄関ドアを開くと、奥行きのある廊下が目に飛び込んできました。左手には、靴だけではスペースが余りそうなほど大容量の稼働棚が。廊下の右手にはトイレのドアと収納の折れ戸があります。/右・廊下に上がって、少し進んだところでパシャリ。左手の開口の先はリビングダイニング(LD)。その奥にはハンガーパイプ付きのオープン収納が2箇所備わっていて、突き当りには洗面台と浴室の扉があります。

魔法のような可変性を持つ 約18帖のリビングダイニング

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その先には、合わせて約18帖の明るく広々とした空間が。角住戸なので、窓が西・北の二面に備わっています。左にチラリと写っている開口部の先はキッチンです。

売主さま

こちらの住戸の間取りはワンルームですが、家具の置き方などによって使い勝手を柔軟に変化させられるんです。現在、室内には参考用として家具を設置しています。

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床が1段下がっているリビングスペースから室内全体を眺めたところ。手前の床はカーペット敷きで、奥の床には織物状のフロア材が使用されています。室内を二分割するように、木でできた敷居と鴨居がありますが、活用法はのちほど。天井の梁側面にはライティングレールが備わっていますね。

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リビングスペースはふかふかした気持ちのいいカーペットなので、こたつテーブルやビーズクッションを置いて、“床に座る” 生活ができますね!

売主さま

そうそう、ちょっとそこの段差に腰掛けてみて下さい。

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おお! 窓の外に「東京スカイツリー」が!

続いて 約2.2帖のキッチンへ

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左・スペースにはゆとりがあり、冷蔵庫のほかにカウンター収納なども置けそう。/右・ややコンパクトではありますが、三口コンロを完備○

キッチン横のスペースへ

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こちらには現在ベッドが置かれていますが、用途はお好みで。左手、カーテンが備わっている部分は収納スペースです。掃き出し窓から西向きのバルコニーに出てみましょう。

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正面には同じくらいの高さのビルが建っていますが、距離が十分離れていてるので目線を感じることはなさそう。右手には蔵前橋通りが走っています。

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ワイドなバルコニーには、洗濯物をたっぷりと干せそう! ここからも “のっぽさん” の姿が見えますね。

売主さま

夏にはこのバルコニーから、隅田川の花火大会を見ることができるんですよ!

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室内に戻ってきました。正面にある棚は、実は造作ではなく市販品の家具。

売主さま

こちらは参考として設置している無印良品製の「スタッキングシェルフ」です。このように置けば間仕切りのように使えて、棚に置くモノによって奥のスペースとのつながり感を調節できます。位置も自由に動かせますよ。

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なるほど、ふたつの意味で可変というわけですね。ハッ、右手には障子のような建具がありますね!

閉めると個室ライクに!

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建具を閉めたところを、両サイドから撮影。障子のようにやわらかい光を通しますが、素材は布なので丈夫そう。こちらは「戸戸(こと)」ブランドの布框戸(ぬのかまちど)という商品が採用されています。続いては棚の向こう側へ。

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「スタッキングシェルフ」がピタリと収まっていますが、それもそのはず。この製品のサイズに合わせて設計されたのだそう。家族構成の変化など、その時々のニーズに合わせて位置を動かせるのは便利ですね!

売主さま

それだけじゃないんです。天井にある木の垂れ壁のような部分は、追加工事によって容易に壁を増設できるように設けたもので、必要に応じて空間を分割させられるんです。

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さらに建具を追加購入すれば、分割してできた “個室” もきっちりと閉じることができますね。うーん、ナイス!

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掃き出し窓の前からのカット。このスペースを二分割しても、どちらにも窓があって明るいのがいいですね。続いて左手の掃き出し窓から、ふたつ目のバルコニーへ出てみましょう。

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左・こちらのバルコニーは北向き。正面には道路を挟んで向かいのマンションのバルコニーが見えています。ちょっと目線が気になるカモ。/右・コンパクトですが、観葉植物などを育てるのにはよさそう。

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最上階で距離が離れているとはいえ、バルコニーでは通りを走る車の音が聞こえてきます。しかし窓を締め切った室内は、意外と静かで気になりませんでした。音の聞こえ方には個人差があるので、現地にてお確かめくださいね。

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ふたたび室内へ。お引渡し時は約18帖のワンルーム状態ですが、棚・建具・壁の組み合わせにより、何通りもの使い方ができます。

廊下に戻って 水まわりをチェック

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左・シンプルなトイレ。写真には写っていませんが、右手には便利な稼働棚が備わっています。/中央・廊下の突き当たりにある洗面台。左手はロングコートも掛けられる収納スペースです。/右・浴室は窓付きで換気性◎

細部にクローズアップ

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左上・照明スイッチはトグル式。アルミの鈍い光沢感がかっこいい!/右上・こちらは西側の掃き出し窓近くの床。左手の窓際はフローリング、右手は織物状の床材になっています。/左下・布框戸は、物件に2枚付属します。追加購入となりますが、必要に応じて増やすことができますよ。/右下・追加工事で壁を立てて、小さな書斎やWICを設けるのもアリかも!

もう少し周辺を散策

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左上・看板の『街のステーキ屋さん』という一文にほっこり♡ 「加真呂 錦糸町店」は創業50年の老舗で、リーズナブルな価格でボリュームたっぷりのステーキがいただけます。(200m 徒歩3分)/右上・インパクト大な看板に吸い寄せられて近づくと、高級パン専門店でした。「白か黒か」は、ベーカリープロデューサー岸本拓也氏がプロデュースしたお店。取材時もひっきりなしにお客さんが来店していました。(220m 徒歩3分)/左下・マンション一階をはじめ、近所にはスーパーが豊富! 24時間営業の「マルエツ 錦糸町店」は徒歩5分(350m)の場所にあります。/右下・さらに進んでいくと、素敵な小川と遊歩道のある「大横川親水公園」が。心和む景色です。(400m 徒歩5分)

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カウカモ編集部より

今回の取材では、街に惚れ、利便性に感心し、住戸に驚きました!


まずは、街。マンションが位置している「錦糸町」駅の北側エリアは、大型商業施設や公園などの整備が進んでいて、雑多な印象はありません。取材時も、ひとりで下校する小学生や公園の芝生でくつろぐ親子、ベビーカーを押して買い物から帰るママさんたちの姿が多く見られ、ファミリーフレンドリーな雰囲気。


マンションに近づくにつれ、落ち着いた雰囲気になっていきますが、他の街に見られるような “駅を離れると急に閑静な住宅街に” というような大きな変化はなく、駅から離れた場所にも、ほどよい賑わいがあるのが印象的でした。多種多様のお店が広範囲に点在しているので、開拓しがいのある街並みと言えるでしょう。


次に利便性。JR各線・東京メトロ半蔵門線が利用できる「錦糸町」駅が徒歩6分の場所にある交通利便性はもとより、買い物環境の充実感も特筆すべきポイント。大型書店から映画館、衣料品店、ベビー用品店まで豊富なラインナップのお店が商業施設にあり、大小スーパーも充実。マンションの一階には業務スーパー「肉のハナマサ」がテナントとして入居しているので、いつでも新鮮な食材を食卓に並べることができそう。


そして、棚・建具・壁を “編集” することで、ライフステージの変化や家族形態に応じて形を変化させられる住戸! 


近年のリノベーション済みマンション物件では、引き戸の開け締めによって隣室をLDKの拡張として使える “可変性” がトレンドのひとつになっていますが、こちらの住戸には、それとは一線を画す自由度があります。余裕の広さとは言えない専有面積でも、おひとりさまからファミリーさんまで幅広いニーズにフィットするでしょう。


ただし、こちらの物件には留意すべきことが二点ございます。ひとつは、専有部に告知事項があること。また、過去に耐震診断を実施したところ、建物の一部にNGの判定が出ています。どちらも、詳細につきましてはエージェントまでお尋ねくださいね。


 それにしても、多くの発見があった取材でした。ぜひ現地に足をお運びになり、住まいを “どう編集しようか” と妄想を膨らませてみて下さいね。

writer / editor:中山 宇宴