世田谷区三宿(三軒茶屋駅)
手招きの方へ
三宿シティハウス
三軒茶屋と池尻大橋の間にある “三宿エリア” 。川のせせらぎが聞こえる緑道沿いに現れたのは、ちょこんと佇む白いマンション。裏手に緑地をしょった、育ちのよさを感じる建物から手招きされた気がして。惹かれるがままに中へ入ると、緑も空もいっぺんに味わえるとっておきの空間がありました。
現在ご紹介可能な物件は、中古・リノベーション住宅のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ) 」よりご覧いただけます。
下北沢・三軒茶屋
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「三軒茶屋」駅前から 散策スタート
左上・東急田園都市線「三軒茶屋」駅前は、賑やかな商店街が広がります。ランドマークの「キャロットタワー」には、無料の展望台がありますよ。(徒歩13分)/右上・スーパーは「オオゼキ 池尻店」か「オーケーストア 池尻大橋店」をご利用いただくのが便利。駅まで行かずとも、家の近くに大型スーパーがあるのはウレシイところ。(どちらも450m 徒歩6分)/左下・駅からは商店街を抜け、「烏山川緑道」をのんびりと歩きます。ところどころある広場には、日中お散歩している人や、楽しそうに遊ぶ子供たち。地域の憩いの場になっている様子を垣間見れました。緑道はご紹介するマンションの前まで続いています。(10m 徒歩1分)/右下・マンション裏手の高台に広がる「三宿の森緑地」。緑地で過ごしたり、ピクニックしたりも、近所だと気軽にできてうれしいですね。(150m 徒歩2分)
緑道を目の前にしたマンション
ぽかぽかと日に照らされた、こぢんまりとした建物が見えてきました。エントランス前のシンボルツリーが目印です。
左上・昭和49年竣工、地上4階建て・総戸数14戸のマンション。まずはエントランスの階段をトコトコ上ります。/右上・ガラス張りで清潔感のあるロビー。ここから先がオートロックになっています。/右上・エントランスホールの様子。応接スペースのゆとりや、階段室の丸いアーチなど、“ヴィンテージならでは” な雰囲気がいいですね。管理人室もこちらにあり、管理員さんは月・水・木・土曜日の週4勤務。時間は8:30〜11:00と短めで、清掃をメインにされています。/右下・こちらのマンションにはエレベーターがありません。階段で上ることになってしまいますが、屋上には物干し場が用意されていますよ。
左・今回ご紹介する住戸には約2.1㎡あるトランクルームの専用使用権が付いており、無償で使えます。アウトドアグッズなどの収納に役立ちますね。/右・お目当の住戸は、オートロック扉のすぐ右手の1階に所在しています。それでは室内を見ていきましょう。
おじゃまします!
左・玄関扉を開けると、ゆったりとした玄関ホールがお出迎え。タイル貼りの土間は、少しくらい靴を出しっぱなしにしても余裕のある広さです。正面には水まわりへと続く扉、廊下を上がって右手はLDK、左手には各個室へと続く扉がありますよ。/右・シューズボックスは鏡面仕上げで美しく、3枚扉で収納量も充分そう!
ナチュラルなLDK
まずはLDKから見ていきましょう。約17.5帖と広く、窓が3箇所にあるので開放感たっぷりです。木の温もりを感じられるフローリングが◎
キッチンを拝見
左・キッチンはLD(リビングダイニング)を見渡せるオープンスタイル。食器洗浄機付きで後片付けもラクチン!/右・背面にはスペースがしっかり確保されているので、食器棚や作業台を追加する余裕があります。
キッチンに立った時の眺めはこんな感じ。作業しながらでも、LDにいるご家族やご友人とコミュニケーションを取りやすい距離がうれしいですね♪
LDKはほぼ正方形で内装もシンプルなので、どんな家具を配置しても溶け込んでくれそうです。
バルコニーへ
目の前は「烏山川緑道」 を隔てて家々がズラリ。眺望に抜け感はないものの、周辺には高層の建物がなく空は広く感じられます。向かいの戸建てとは距離があるのも◎ 住戸は1階にありますが、エントランスで階段を上がった分、道路からは少し高い位置に所在するので、道行く人の目線などは気になりませんでしたよ。
目の前の道は車通りが少なく、とても静かでしたでした。こちらのマンションの管理規約により、バルコニーでの物干しは手すりより低い位置でなら可能。シーツなどの大きな物は工夫して干すか、屋上の物干し場を利用することになりそうです。
LDKへ戻ってきました
天井は充分な高さがあり、ダウンライトのおかげでより一層すっきりとした印象です。右手に見える扉から廊下へと戻り、玄関まわりとほかの場所を見ていきましょう。
売主さま
左・左手前は玄関。左手奥からに廊下収納、洋室A、洋室B、トイレ、水まわりへの扉が並びます。/右・3つの折れ戸が連なる廊下収納は、驚きの収納量! 中は稼働棚が備わっているので、細々としたものまでしまえて何かと便利そうですね。
バルコニー付きの洋室A
約6.3帖の洋室A。落ち着いた模様の壁紙が、さりげなく居室のアクセントになっています。北東に面した掃き出し窓からバルコニーに出てみましょう。
こちらのバルコニーからはマンションの裏口通路と駐輪場が見え、その奥に「三宿の森緑地」の緑が広がります。裏口通路を使うのは主にマンション住民の方だけとはいえ、少し視線が気になるかもしれません。レースカーテンで室内を見えにくくするなど工夫してみてくださいね。
室内に戻ってきました。正面にはふたつ収納があります。左手は可動棚付きの収納で、右手はハンガーパイプ付きのクローゼットになっています。こちらをお子さま部屋にしたら、整理整頓上手な子に育ってくれそう♡
収納たっぷりの洋室Bへ
広さは洋室Aと同じく約6.3帖。濃いグレーのアクセントクロスが空間を引き締めていますね。東と南東に向いた窓が2面あるので、こちらを主寝室にすると朝日を感じながら気持ちよく目覚めることができそうです。
左・居室の奥から振り返ってみます。右手に見えるのは廊下へと続く扉。正面の扉を開けると・・・?/右・広々としたウォークインクローゼット(WIC)が。お洋服はもちろん、季節ものの家電やお布団などのかさばるものも、こちらへまとめてインしちゃいましょう!
水まわりを一気にチェック!
左・カウンター下部に収納が付いたトイレ。写真には写っていませんが、右手前には手洗いも設置されています。/中央・洗面脱衣室はコンパクトながら、洗面台はゆとりある造り。ワイドなミラーのおかげで身支度もはかどりそう。/右・高級感のあるブラックパネルに囲まれた浴室。1日の疲れを洗い流しましょう!
売主さま
専有部分の給排水配管は更新済みですので、気持ちよくお使いいただけますよ。
歩いて行ける美味しいスポット
左上・小さなパン屋さん「Boulangerie BONNET D'ANE(ブーランジェリー ボネダンヌ)」は、このエリアの人気者。朝ごはんはもちろん、ランチにぴったりなサンドイッチのラインナップも◎(80m 徒歩1分)/右上・「General Store Mikawaya(ジェネラルストア ミカワヤ)」はローストチキンが名物のレストラン。ふらっと立ち寄れるカジュアルな気軽さも魅力です。(500m 徒歩7分)/左下・ハンドドリップで丁寧に淹れた、スペシャリティコーヒーをいただける「Obscura Laboratory(オブスキュラ ラボラトリー)」。焙煎所も兼ねた店内では、コーヒー豆も購入できます。(750m 徒歩10分)/右下・ランチタイムは常に行列の「シバカリー ワラ」。本格的なインドカレーで、どれを選んでも美味しいです!(750m 徒歩10分)
カウカモ編集部より
最寄りの「三軒茶屋」駅からは徒歩13分で、「池尻大橋」駅からは徒歩14分。どちらもそれなりに距離はありますが坂などのアップダウンはなく、舗装された緑道や商店が並ぶ道を歩くルートになるので、体感時間としてはもっと短く感じられましたよ。
マンションは現在築43年。それなりに年数は経っていますが、しっかりとメンテナンスされていて、外観や共用部に清潔感がありました。平成24年には大規模修繕工事を行なっており、管理員さんは週4日間の勤務。お仕事は清掃がメインで勤務時間は8:30〜11:00とやや短めですが、オートロック完備なのでセキュリティ面は安心できそうです。全14戸と小規模なので、人の出入りが多いガヤガヤしたマンションは苦手、という方には気に入っていただけそう。
住居の所在は1階。約78㎡の2LDKで、個室もLDKもゆとりある造り。取材日は少し暑かったので、南北の窓を開けてみましたが、その瞬間に流れた風の心地よさと言ったら・・・! 緑道と「三宿の森緑地」に挟まれた立地だからこそですね。さわやかな風のおかげで暑さも吹き飛びました。収納スペースもしっかりと確保されているので、何かと物が増えがちなファミリーの方にとっても、生活しやすいと思います。さらに、無償で使えるトランクルームもあるのは心強いですね。
気になるところを挙げるとするならば、マンションの階段。住戸は1階に所在しますが、エントランスまでは階段のアクセスで、玄関扉の前にも段差が。メインエントランス右側の裏口から入る場合でも、段差があるのでベビーカーやキャリーケースを日常使いされる場合は大変かもしれません。また、建物にエレベーターがないので、屋上物干しを使われる場合は階段で5階相当まで上ることになります。しかし、それもまたいい運動になると思えば苦にならないでしょう。
都心のほど近くで、空と緑を感じられるお部屋。一目惚れしてしまったら後には引き返せないかも!? ぜひぜひ、見に来て下さいね。
writer:前川 杏奈 / editor:平野 翔子
こちらの住居は東南角住戸のため、風通しと採光が良好ですよ。