この優先順位が 居心地いい

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書斎と衣装部屋、欲しかったふたつのこだわり空間を大胆に実現! その分、LDKをギュッとコンパクトに仕上げた仲よし仕様です♡ ナイスビューな二面バルコニーのおかげで気分は爽快。

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近所の「碑文谷公園」を庭代わりにできる、濃密な “学大ライフ” はいかがでしょうか。

環七通り沿いに建つ ブラウンのマンション

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最寄りの「学芸大学」駅から、フラットな道を歩くこと12分でマンションに到着。全3棟のうち、今回は環七通り沿いに建っている高層棟にある住戸をご紹介します。

売主さま

1981年に竣工した、総戸数43戸のマンションです。2015年に大規模修繕工事を実施しており、エントランスまわりも改修が行われております。

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左上・マンションの駐輪場は2020年7月時点で空きあり。1住戸2台まで利用可能です(1台につき月額100円)。/右上・エントランスは環七通りではなく、穏やかな雰囲気の住宅街の方を向いていますよ。/左下・ゆったりとしていて、キレイな共用ホール! 右手奥の管理人室では、管理人さんが週6日間勤務されています。/右下・6階へ上がってきました。エレベーター右手にあるのが、今回ご紹介する住戸の玄関扉です。

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自転車に乗れば「駒沢オリンピック公園」(1.3km 徒歩17分)までも気楽に遊びに行けちゃう、うれしい立地です♪

大理石がお出迎え

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左・扉を開けると、大理石貼りの玄関廊下が。シューズボックスの向かいにあるニッチカウンターも、大理石で仕上げられていて高級感があります。/右・廊下の手前には梁があり、部分的に天井が低くなっているので、ご注意ください。

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まずは、突き当たりにあるLDKから見ていきましょう。

さっそく開放感

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約13帖のLDKは、二面採光で明るさが自慢。オープンキッチンには、しっかり食洗機を完備しています。

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窓の向こうにチラリと見えている空が気になる! さっそく、キッチン横の掃き出し窓からバルコニーに出てみましょう。

爽快ビューが どーん!

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思わず『うわー』と声が出てしまう、気持ちのいい眺めです! 同マンションの屋上越しに、どこまでも広がる街並みを望めます(晴れてほしかった……)。

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キッチンからこのビューを楽しめるなんて、なんとも贅沢。

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正面だけでなく、左右も見渡す限りナイスビューです。こちらのバルコニーは東向きで、足元にはデッキパネルが敷かれています。

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遠くには、視界を横切るように東急東横線の列車が走っていくのが見えました。プラレールみたいで可愛いです♡

リビングダイニング(LD)側へ

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ややコンパクトなLDKですが、窓の多さと明るいトーンの内装のおかげで、そこまで窮屈な印象は受けませんでした。仲よくおふたり暮らしや、小さなお子さまのいる3人暮らしならちょうどいいかも。

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次は、LD側のバルコニーへ出てみましょう。

爽快……だけど 音にご用心

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視界に抜けがあってGoodです。ただしこちら側では、環七通りからの車の走行音が比較的大きく聞こえてきます。この点は現地にて、音の聞こえ具合をご確認いただくのがいいでしょう。

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ちなみに窓を閉めた状態でも、LDや洋室Aのある住戸の南側では車の走行音がちょっと気になりそうです。大通り沿いの立地なので、ある程度の割り切りは必要カモ。

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こちらのバルコニーは南向き。天気のいい日は、お洗濯物を干すのに活躍してくれそうですね。

室内に戻って

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間接照明が優しく灯ります。さりげなく右側の壁にはグレージュのアクセントクロスをあしらい、空間にメリハリをつけていますね。

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それでは続いて、左手の引き戸の先にある洋室Aへ。

洋室Aの 底知れぬ実力

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左・洋室Aの広さは約5帖。南側バルコニーに面した掃き出し窓があり、日当たり良好です。/右・窓の反対側にあるドアを開けてみましょう……

ようこそ “衣装部屋” へ

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おお! この写真でテンションがガッと上がるのは、私だけじゃないはず! 約3帖のウォークインクローゼット(WIC)です。左右にマルチ収納を備え、中央には大きな姿見付きと至れり尽くせり。

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いいですねー! ふたりで同時に入っても、それぞれ余裕で身支度ができそうです。個室がコンパクトでも、これなら収納家具を増やさなくていいので、スペースをゆったり使えそうですね。

廊下に戻って

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左・すみません、左手前のガラス戸の先が気になりますよね(笑) ですが、まずはその奥にあるお手洗いへ。/右・明るいベージュのクロスで仕上げられたトイレ。小ぶりな吊り戸棚とカウンター付きです。

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右側には水まわりと洋室Bにつながるドアが並んでいます。さあ、それでは気になるサービスルームへ……

ようこそ “書斎” へ

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おおお! せっかくトイレで整えたテンションが再びガッと上がります! 約3帖のサービスルームは、デスク完備の “書斎” として設えられています。壁一面の透明なオープンラックに、スタイリッシュな間接照明……『こんなワークスペースが欲しかった』という方も多いのではないでしょうか?

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反対側の壁には有孔ボードが。ディスプレイのように、フックを活用して自由にカスタマイズすることができます。もちろんこのサービスルームにもエアコンの設置が可能ですよ。

売主さま

室内の家具や小物はディスプレイ品ですが、WIC内の姿見やサービスルームのデスク&チェアはプレゼント致します。

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なんと♡ サービスルームはとても静かで、しっかり集中できそうな空間。それでいてガラス戸が光と視線を通すので、ご家族とのつながりを完全にシャットアウトすることもなさそう◎

水まわりをチェック

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左・洗面化粧台はミラーキャビネットと下部に収納付き!/右・バスルームはちょっとタイトなサイズ感ですが、梅雨にうれしい浴室乾燥機を完備しています。

約5帖の洋室B

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共用廊下に面した擦りガラスの窓があります。もうひとつの洋室とほぼ同じ広さですが、柱と梁が出ているため、家具の配置にはちょっと悩むかも。/右・窓の反対側には、クローゼットが備わっています。

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梁下は、一番低い部分で190cmほど。背の高い方は、ぶつからないようにご注意くださいね。

周辺の(主におやつ)情報

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左上・最寄りは東急東横線の急行停車駅「学芸大学」。アクセス、感度、自然のバランスがよく、カウカモ編集部内でもファンの多いエリアです。(徒歩12分)/右上・駅と物件の間には緑豊かな「碑文谷公園」が。天気のいい日は公園沿いを歩くルートもいいですね!(400m 徒歩5分)/左下・「RUE DE PASSY(リュードパッシー)」は、パリで修行したパティシエによる本格フランス菓子のお店。キャラメル好きならご存知の方もいらっしゃるカモ?(650m 徒歩9分)/右下・1952年創業の老舗「MATTERHORN(マッターホーン)」も忘れてはなりません。リーズナブルなメニューが多いので、個人的な感覚では毎日立ち寄りたいです。(800m 徒歩10分)

まだまだあります

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左上・駒沢通り沿いには、テラス席が気持ちいい「EMPORIO(エンポリオ)cafe dining」が。ソファ完備の2階席は、つい長居してしまう居心地のよさです。(500m 徒歩7分)/右上・スイーツの名店「Patisserie Francaise Quatre(キャトル)柿の木坂本店」も徒歩圏内。タマゴの殻に入った「うふプリン」はギフトにも喜ばれる逸品です♡(350m 徒歩5分)/左下・本格コーヒーをご所望でしたら「ONIBUS COFFEE(オニバスコーヒー)八雲店」へ。い〜い香りに癒されます。(700m 徒歩9分)/右下・駅まで行かなくても、ご近所にしっかりスーパーが控えていますよ。「東急ストア駒沢通り野沢店」まではわずか徒歩3分!(230m)

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カウカモ編集部より

ややギュッ! とした間取りながら、心のツボをグッ! と押さえている物件です。LDKは二面採光で、リビング側だけでなくキッチン横にもバルコニー付き。そこからはどこまでも広がる街並みと、遠く走る東急東横線をおもちゃの列車のように眺められます。

WICはもはや “衣装部屋” と呼びたくなる大きさ! 収納容量がスゴイのはもちろん、美しく機能的にしまえる喜びがあります。

そして個人的に何よりも魅力に感じたのは、スタイリッシュでゆとりあるサービスルーム。いいえ、これももはや “書斎” と呼ばせてほしいです。ガラスの引き戸の向こうで仕事に集中するパートナーに、熱いコーヒーをそっと差し入れしたい……差し入れされたい……そんな妄想が止まりません。


これらのチャームポイントにツボを押さえられてしまうと、もうLDKがややコンパクトなことも、洋室Bの天井高が部分的に低くなっていることも、『濃密でいいじゃない』と自然に許容できそうな気がしてきます。

「学芸大学」駅から物件までは徒歩12分の距離ですが、大きな公園やスーパーが近くに揃っているのはうれしいポイント。徒歩4分の場所にあるバス停「下馬六丁目」からは「恵比寿」駅へダイレクトにアクセスが可能です。休日には「駒沢オリンピック公園」まで足を延ばすのも素敵!


ただし、交通量の多い環七通り沿いの立地なので、ちょっと走行音や忙しなさが気になる方はいらっしゃるカモ。この点は、現地にて許容できるかどうか、しっかりご確認いただくのがよさそうです。


マンションは1981年竣工。2015年には大規模修繕工事を実施済みで、その年にエントランスもきれいにリニューアルされています。総戸数43戸と規模としては大きくありませんが、管理費より修繕積立金に重きを置いた徴収バランスは好印象です◎

管理人さんが週6日間勤務という手厚い管理体制も、安心感につながりますね。共用部は隅々まで清掃され、ゴミ置き場も丁寧に整頓されていましたよ。

空間のサイズ感や走行音など、気になるポイントが無いわけではありませんが、それでもやっぱり輝くものを感じてしまう物件です。“衣装部屋”、“書斎”、“公園”……そんなキーワードに心惹かれるという方は、ぜひ一度ご覧になってみてください。

writer:小杉 美香 / editor:平野 翔子