多摩川のほとり 「鵜の木」駅

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左上・今回ご紹介するマンションの最寄りは、東急多摩川線「鵜の木」駅。派手さはないですが、穏やかな空気が流れています。(徒歩7分)/右上・駅近くにはスーパーマーケット「マルエツ 鵜の木店」が(450m 徒歩6分)。深夜12:00まで営業しており、日々のお買い物でお世話になりそう。他にも、近隣には「ライフ 鵜の木店」(300m 徒歩5分)や、「まいばすけっと 鵜の木2丁目店」(240m 徒歩3分)などがあり、使い分けできそうです。/左下・マンション裏の多摩川河川敷は、言わずもがなのお散歩スポット。吹き抜ける風が気持ちいい! 休日にはジョギングやスポーツを楽しむ人で賑わいます。後ほど、住戸からのリバービューもお届けしますよ。/右下・家族で森林浴を楽しむことができる「鵜の木松山公園」。緑を感じるスポットが多いのはうれしいですね。(550m 徒歩7分)

大手ゼネコン施工の ヴィンテージマンション

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「鵜の木」駅から多摩川の方角に向かって歩くこと7分、総戸数126戸の白いマンションが見えてきました。大手ゼネコン・清水建設が施工した、現在築46年の建物です。

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左上・このマンション、なんと共用部にプールがあるんです! 7月中旬〜8月末まで住人の皆さまに開放されていますよ。/右上・敷地内にはコンパクトながら公園も!/左下・マンションは全部で5つの棟からなり、今回ご紹介する住戸は5号棟の5階に所在。それぞれの棟に、ひとつずつエレベーターが備えられています。尚、1Fのエレベーターは1/2階階段を上り、5Fでおりて1/2階階段を下がるスキップフロア設計。大きな荷物を運ぶ際など少し大変かもしれません。現地でご確認くださいね。/右下・オートロック完備のエントランスの様子。歴史あるマンションですが非常に丁寧に管理されており、定期的に修繕が行われております。尚、管理人さんはマンション棟とは別にある管理人室に、平日9:30〜18:00、土曜日は9:30〜12:00まで勤務されています。

売主さま

より長期的に建物を整備していくために、2012年11月〜10年間、期間限定修繕積立金が月々の修繕積立金とは別に徴収されています。ただし、こちらの金額は期間終了まで当社で負担いたします。

おじゃまします

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左・玄関ドアを開けると、歴史を感じる共用部から一転、真新しい雰囲気に。広い土間を人感センサー付きの照明が照らします。/右・壁にすっきり納まった大きなシューズボックスは収納力たっぷり。窓があるので自然光が入り、換気面も心配無用です。

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左・白い壁とブラウンのフローリングのコントラストが美しい廊下。奥のガラス入りの扉はLDK、左奥の扉は洋室A、左手前の扉は洋室Bにそれぞれつながっていますよ。/右・LDK扉の手前には、天井まで高さのあるマルチ収納が備わっています。日用品のストックなど細々した物をしまっておくのに重宝しそうですね。

約22帖のLDKへ

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あれ? 扉を開けてもまだ廊下のような細長い空間が続きます。でも、その先に何やら期待が膨らむ大きな窓! 左手の引き戸の先には水まわりがありますが、それは後ほどご紹介しますね。もう少し奥へ進んでみましょう。

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おぉ〜 南西二面採光の大きな窓越しいっぱいに広がる、豊かな緑とリバービュー! 開放感たっぷりで、素晴らしい景色です。住戸が所在する5階は高過ぎず低過ぎず、絶妙な距離に木々や川を感じられる気がしました。この空間に、思わず一目惚れ♡

恋に落ちる眺望

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遮るものが何もない大きな空と、雄大な多摩川。対岸には、「武蔵小杉」の高層マンション群も見えます。どこまでも豊かで濃淡さまざまな緑も美しい。河川敷をジョギングやお散歩する人たちの姿を眺めながら、心地よい風に吹かれる。はぁぁ〜♡ ため息が漏れます。この景色、環境に恋に落ちてしまう。そんなこともありそうなビューです。

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真南に向いたバルコニーは、幅・奥行き共にゆとりがあり、洗濯物は干しやすく乾きもよさそうです。プランターで植物などを育てるのもいいですね。

室内に戻りましょう

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キッチンは、少し奥まった位置にあります。リビングダイニング(LD)スペースは、バルコニーに面した横長で使いやすいプランですよ。写真右奥には折れ戸3枚分の収納があり、心強いですね◎

キッチンを見てみます

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左・クローズドタイプのキッチンは好みが分かれそうですが、つい雑然としがちなこの空間がLDから見えづらいので、心地よく暮らせそうだと感じました。対面には調理家電用の棚などを置くゆとりも十分ありますね。奥の両開き扉の中は給湯器、その右側の凹んだスペースは冷蔵庫置き場ですよ。/右・空間によく馴染んだ白のシステムキッチンは、清潔感がありスタイリッシュな印象。 “クローズド” と言っても開口が大きいので、配膳などはスムーズでしょう。

LDを別角度から

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大きなダイニングセットとソファセットを置いても、十分余裕がありそうなスペースです。広さがあるので家具レイアウトの自由度が高く、強い主張のないシンプルな内装は、より自分好みの空間に仕上げられそうな点も魅力のひとつでしょう。尚、LDKの真ん中を通る梁下の高さは、1.8m弱と少々低めなので、背の高い方は現地でご確認いただくのがよさそう。

続いて水まわりへ

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左・引き戸を開けて左手にある、シンプルな洗面化粧台。対面(ちょうど私が立っている位置)には洗濯機置き場があります。/中央・可愛らしい柄のアクセントウォールが貼られたトイレ。/右・そして一番奥にあるのは、お子さまと一緒でもゆったり入れそうな大きな浴槽のバスルームです。

売主さま

バスルームは追焚き・浴室換気乾燥機完備で、床には「カラリ床」を採用しています。設備関係はお手入れのしやすさを意識してセレクトしていますよ。

個室を順に見てみましょう

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LDKから廊下に出て右手にある、約6.5帖の洋室A。東向きの窓から朝日が差し込み、気持ちよく目覚めることができそう。大きなクローゼットが備わっているので、衣類はすっきり収納できますね。

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左・窓からは広い敷地内駐車場と雁行したマンションの別棟が見えます。/右・凹凸の無い間取りで家具のレイアウトもスムーズでしょう。写真右側、淡いグレーのアクセントウォールがさりげなく効いています。

続いてお隣へ

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玄関入ってすぐ左手にある、北側の窓に面した約6帖の洋室Bです。クローゼットも付いていて、子ども部屋としても十分活躍してくれるでしょう。

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左・洋室Bの窓からの眺めはこんな感じ。マンション内の公園やプールも見えるので、お子さまは遊びに行きたくてうずうずしてしまうかもしれませんね(笑)/右・こちらの洋室には家具のコーディネート次第で、クールにもエレガントにもポップにも見えそうなストライプのアクセントウォールが貼られています。男の子にも女の子にも喜ばれそう◎

もう少し周辺を散策

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左上・たい焼きやアイスクリームのお店「流石茶屋 いがらし園」。駅前という立地もあって、ついつい立ち寄ってしまいそう。(550m 徒歩7分)/右上・惣菜パンやソフトクリームを味わえる「La Vert(ラ・ヴェール)鵜の木店」は、地元の人気店。(450m 徒歩6分)/左下・カフェとフードのセレクトショップ「Lang Suan(ランスアン)」は、お惣菜のテイクアウトも可能。店内スペースの半分には、選りすぐりの自然食品が並びます。(500m 徒歩7分)/右下・マンションから小学校が近いのも見逃せないポイント。学区指定の「大田区立嶺町小学校」は物件から500m・徒歩7分の距離。幼稚園や保育園も近隣にいくつかあり、子育て環境◎

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カウカモ編集部より

“一目惚れ” ってありますよね。おそらくそれは決して見た目だけに惹かれたのではなく、音や香り、そこに漂う空気感を瞬時に察し恋に落ちるんだと思います。そして人の感覚って結構侮れないもので、一目惚れは騙されたと感じるより、知れば知るほどアタリだったと思うことの方が圧倒的に多い気がします・・・なんて語ってしまいましたが(笑) 今回は後者、“知れば知るほどアタリだった” 物件です。


最寄りは東急多摩川線「鵜の木」駅。おっとりとした雰囲気の駅ですが、小さな商店街やいくつかのスーパーが揃い、公園や河川敷には緑が沢山。学区指定の小学校が近く、幼稚園や保育園も近隣にいくつかあり、ファミリーで落ち着いて暮らすにはとても住みやすそうな街です。東急東横線と東急目黒線が乗り入れる「多摩川」駅までは乗車時間約4分と、「渋谷」や「横浜」方面への交通利便性もgoodですよ。


建物については現在築46年と比較的年代物ですが、2014年には玄関扉交換工事、2015年には鉄部塗装工事が行われるなど、適宜修繕が実地されています。また、より長期的に建物を整備していくために、2012年11月〜10年間、「期間限定修繕積立金」が月々の修繕積立金とは別に徴収されています。“住民のみなさまの修繕に対する意識の高さ” を感じることができますね。この特別修繕積立金については、なんと期間終了まで売主さまが負担してくださるとのこと。これはとてもうれしいポイントです。


住戸は、3人暮らしのファミリーがゆったり暮らせそうな間取り。まず、収納が多い! これは結構大事ですよね(笑)窓が多いために自然光が多く注がれる室内は、とても明るく心地いいですよ。ふたつの洋室は、それぞれ白を基調にしたシンプルな内装に、さりげないアクセントウォールが素敵でした◎


つらつらとご紹介してきましたが、これらはつまり “知れば知るほどアタリだったと思う“ 要素であって、個人的なイチオシ一目惚れポイントは、何と言っても “多摩川ビュー” です。バルコニーに出た時の気持ちよさは言うまでもありませんが、 LDKの窓越しに見る多摩川もたまらないものがあります。取材時はあいにくの雲り空でしたが、鮮やかな青空や、オレンジ色の夕焼け、暗闇にきらめく対岸のビル群・・・あれもこれも全部見たいと思いました。この景色を前に色々なシチュエーションを妄想してしまったアナタ、それはたぶんもう恋に落ちています。多摩川沿いのマンションは数あれど、これだけの眺望はそうそう無いと思いますよ。

writer:西湖 望 / editor:五十嵐 晋平