現在再開発中の 歴史ある門前町「池上」

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左上・3両編成の電車が走る、ローカル感たっぷりな東急池上線「池上」駅。現在駅周辺を再開発中で、駅ビルは2020年に開業予定です。(徒歩10分)/右上・「池上」のシンボル、日蓮宗総本山「池上本門寺」。「五重塔」をはじめ、国指定重要文化財を多数保有する、由緒あるお寺です。(900m 徒歩12分)/左下・「浅野屋本舗」は、宝暦2(1752)年創業の甘味処。池上が発祥とされるくず餅が有名で、夏場はかき氷などもテイクアウトで楽しめます。(650m 徒歩9分)/右下・“和” の印象が強いエリアですが、本格派のビストロだってありますよ。「Vert et Blanc(ヴェール エ ブラン)」は焼き菓子やアイスクリームなど、スイーツも大好評。(650m 徒歩9分)

売主さま

マンションから徒歩3分のところにあるバス停「堤方橋」からは、「品川」駅・「大井町」駅・「大森」駅・「蒲田」駅を結ぶ便が発着していて、バス便も便利ですよ。

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JR「蒲田」駅から物件までは徒歩19分。歩ける距離なので、終電の時間を気にせず「蒲田」で飲み歩きできますよ♪

呑川沿いに建つ ビッグコミュニティのマンション

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1970年竣工の総戸数166戸という大規模マンションです。1階にはテナントとして、お寿司屋さんや建設会社などが入っています。

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左上・エントランスは呑川沿いに。/右上・同じく呑川沿いに平置きの駐輪場があり、幼児椅子付きの大型自転車以外は年額9,600円で利用可能です。(大型自転車は年額12,000円)/左下・オートロックはありませんが、エントランスや共用部分の各所に防犯カメラが備わっています。また、管理人さんは平日9:00~17:00と土曜日の9:00~15:00にいらっしゃる安心の勤務体制。/右下・エレベーターは2基。内廊下でも明るく、非常口などから風が通り、清潔感があります。

売主さま

管理体制がよく、理事会がしっかり運営されているマンションです。また戸数が多いので、毎月の共益費が抑えられているのも魅力。それでもマンション全体の修繕積立金がしっかり貯まっているので、何かあっても対応しやすく安心だと思います。

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玄関扉は2012年に新規交換されています。また、駐輪場の使用は、毎年8月に行われる抽選での登録制となっているようです。抽選で自転車を置く位置を毎年調節しているのだそう。8月でなくとも空きがあれば、新規利用も可能です。ご利用を希望の方には空き状況をお調べいたします。

それではお邪魔します!

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左・初めて訪れるのに、どこか落ち着く内装。正面のドアの先はLDKで、ガラス窓からの明かりが玄関まで届いています。/右・玄関横の下足入れの中には、可動式の棚が備わっています。奥行きがあり、床続きなのでスーツケースやアウトドアグッズなどをしまう際にも便利そう。続いては、左側の引き戸を開けて水まわりをのぞいてみましょう。

売主さま

中古マンションならではの素朴さを活かせるよう、オーク材の無垢フローリングや木製の建具、真鍮(しんちゅう)のドアノブなど、素材感たっぷりのパーツで仕上げています。新しさと同時に懐かしさを感じるような、馴染みのある内装を目指しました。

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売主さまの「玄関に入って、ギャップがない内装」という言葉がしっくりきます。

水まわりは 玄関右側に集約

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左・洗面室は表情豊かなタイルがアクセントに。洗面台の鏡の後ろは収納になっていますよ。/中央・浴室乾燥機・追焚き機能付きの浴室。明るめの木目調パネルと黒の床で住戸の内装と統一感があります。/右・トイレも洗面室からアクセスしますよ。

南西向きのLDKヘ

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LDKは約12.2帖。南西向きのバルコニーに面した掃き出し窓から、陽の光がたっぷり入ります。

売主さま

家具や小物は、レイアウトの参考として配置しています。全体はグレーで統一し、空間を引き締めつつも主張は強くないので、どんな家具でも馴染むと思いますよ。

タイル貼りの 対面型キッチン

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左・コンロまわりと腰壁に貼られたタイルがおしゃれなキッチン。食洗機・3口コンロ・浄水器一体型水栓を完備と、機能面もグッド!/右・背後には、冷蔵庫と食器棚を置くスペースがしっかり確保されています。

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キッチンに立ったときの眺めはこんな感じ。窓の外に視線が抜けて、気持ちよくお料理できそうです♪

バルコニーへ出てきました

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周辺は低層住宅街で建物が密集してはいますが、こちらの住戸が所在する5階よりも高い建物はほとんどなく、広い空を仰ぐことができます!

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バルコニーはLDKに隣接する洋室前まで伸びていて、幅・奥行きともに十分。呑川に面していて、“リバービュー” という響きからはやや遠い眺めですが(笑)、見下ろすとゆったり流れる水面を見ることができますよ。

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サッシは既存のままです。池上通りが近いですが、バルコニーの外に出ても車の走行音は気にならない程度でした。聞こえ方には個人差がありますので、気になる方は現地でお確かめくださいね。

LDKに戻って

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バルコニー側からキッチンを見てうっとり♡ 右側の壁一面には、グレーのアクセントクロスが貼られています。続いては、左手の濃いグレーの扉を開けて洋室Aへ向かいましょう。

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タイルや木製の建具がいい表情で、家具と内装が引き立て合う関係が作りやすそう!

洋室Aは約5帖

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先ほどご覧いただいたバルコニーに面した洋室A。こちらも壁一面にグレーのアクセントクロスが貼られています。

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窓の向かい側には収納が設けられています。ひとり分の荷物が収まる程度なので、おふたりでお住まいになる場合は、ベッドの下やほかのお部屋を収納として使うなどで工夫するとよさそうです。

LDKに戻って 別アングルから

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洋室Aの扉横には、小物や書物を置いたりするのに便利な可動式のオープン棚があります。その隣の引き戸の先は洋室Bです。

洋室Bも グレーのクロスがアクセント♡

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洋室Bは約4.4帖。窓のない居室ですが、無垢のフローリングの温もりと壁色の明るさが、居心地のよさを演出しています。

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コンパクトながら収納が設けられているので、個室として十分機能します。部屋数が足りているようでしたら、引き戸を開けたままにすれば開放的にお過ごしいただけますよ。

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左・洋室Bの引き戸を開けた状態をLDKから見るとこんな感じ。床面に引き戸のレールがなく、一体感があります。/右・玄関の方へ戻る途中、右手にもうひと部屋。サービスルーム(S)がありますよ。

書斎? クローゼット? どう使おう!

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左・サービスルームは約2.7帖。/右・こちらも引き戸でLDKとゆるくつながっています。引き戸を開けて開放感がある書斎にしたり、閉め切ってクローゼットにしたり、ライフスタイルに合わせて使い方をアレンジできる、あるとうれしい空間です。

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サービスルームにはエアコンの設置ができませんので、その点ご留意くださいね。

お財布を持って近所で買い出し

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左上・まずは古民家を改装したカフェ「HITONAMI(ひとなみ)」へ。有機野菜を使用した体に優しい食事やお茶を味わえるだけでなく、レザークラフトと洋裁教室の開催、お庭ではパーマカルチャーに基づいたガーデンを製作中。コミュニティスペースとして地域に根付いています。(120m 徒歩2分)/右上・店構えから長年地域に愛されてきたことがうかがえる「近藤豆腐店」。厚揚げやがんもどきなど、夕食の一品やお酒のあてにいかがでしょうか。(170m 徒歩3分)/左下・自宅でコーヒーを淹れるなら、自家焙煎珈琲豆専門店「珈琲豆焙煎工房 ROASTING CAFE(ロースティングカフェ)」で豆の調達を。スタンダードなものから高品質のスペシャルティーコーヒーまで、世界から選りすぐった生豆を幅広く取り扱っています。(650m 徒歩9分)/右下・「池上」駅前にある「オオゼキ 池上店」は、お手頃価格と豊富な品揃えが評判のスーパー。朝9時半から夜9時までの営業です。(750m 徒歩10分)

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カウカモ編集部より

コトンコトンと3両編成の電車が走る、ローカル感たっぷりな街「池上」。昔ながらの個人商店や、気軽に天然温泉に浸かれる銭湯があり、のんびりとした休日を過ごせそう。また、飲み屋さんがたくさんある「蒲田」も頑張れば歩ける距離。飲み歩きが大好きな方なら、暮らしがさらに楽しくなりそうな立地ですね!


「池上」駅からマンションへは、池上通りをまっすぐ歩くこと10分。呑川沿いに建つ、大きくてレトロな佇まいの建物です。総戸数166戸のビッグコミュニティですが、住人同士で挨拶(あいさつ)がしっかり交わされていたのが印象的でした。


まるでひとつの町内のようで、実際に七夕祭りやハロウィンパーティーが行われたり、クリスマスやお正月には飾り付けがなされたりと、コミュニティがしっかり確立されていることがうかがえます。


直近トイレの排水管の交換工事が実施された際には、全世帯室内への立ち入りがスムーズに行われたそう。住人の方々の “マンションをきれいに保とう” という意識の高さがうかがえますね。


これまでの修繕状況は、前回の大規模修繕工事を2008年に実施済み。その後、2011年にエレベーター改修工事、2012年に玄関ドア改修工事・給水設備修繕工事、2016年には鉄部塗装工事。そして2018~2019年では漏水調査が行われてきました。レトロな雰囲気ですが、新陳代謝がいい健康な建物だと思います◎

住戸の所在は5階。南西向きの日当たりがいいバルコニーは、呑川や低層の住宅を見下ろす、気持ちのよい眺めです。無垢のフローリングやタイル貼り、真鍮(しんちゅう)のドアノブなど各所にこだわりが詰まった内装。リノベーションしたばかりですが、このマンションのように、昔から愛されているような雰囲気ですよ。


間取りは2LDK+Sで、LDKは約12.2帖と4人掛けのダイニングテーブルとソファを置ける広さ。ひとり暮らしでしたら書斎と衣装部屋を別で用意したり、ふたり暮らしならそれぞれの趣味部屋を持ったり。また、お子さまができたら子ども部屋にと、ライフステージが変わっても長く住み続けられそうな可変性のある間取りです。


「池上」駅周辺は再開発中。『街の先輩に聞く! #池上』にある通り、歴史ある街並みの中に新たな芽がぽつりぽつり出始めています。物件が気になった方は、ぜひ街歩がてら現地を訪れてみてくださいね。

writer:大川 晶子 / editor:平野 翔子