“山王エリア” を ずんずんと

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左上・物件の最寄りはJR京浜東北線「大森」駅。ショッピングビル「アトレ」が隣接していて、ファッションや書籍、飲食まで幅広いショップが揃います。(徒歩7分)/右上・駅前には、特売品が豊富な「オオゼキ 大森駅前店」が。日々のお買い物はこちらでどうぞ。(500m 徒歩7分)/左下・たまには空が広くて気持ちよい「ジャーマン通り」をお散歩するのもいいかも。通り名は、数十年前まで付近に「ドイツ学園」があったことに由来するそう。ちょっと気の利いた洋菓子店があったり、歩いていて楽しい通りです。(280m 徒歩4分)/右下・こちらは駅の西口を出た目の前にある「神明山天祖神社」(400m 徒歩5分)。境内までの石段は、圧倒的なまでの急勾配! 実は物件へは、この神社を抜けるのが最短ルートとなります。脚力に自信のある方はこちらへ!

救済ルート ご用意しております

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『この石段は、ムリ!』という方もご安心ください。すぐ横に、なだらかに整備された散歩道もありますよ。気になるレリーフは、大正〜昭和にかけてこの地で花咲いた文化芸術サロン「馬込文士村」の歴史にちなんだもの。お好きな方はたまらないかも♡

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レリーフを眺めつつ、ロマンに思いを馳せていたらあっという間に上りきれました(笑)大森の “山王エリア” といえば高級住宅街のイメージでしたが、背景にはこんなに文化的な歴史があったんですね〜!

プロヴァンスの風が吹く

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左上・閑静なお屋敷街を歩くこと7分、ふいに吹き抜けたプロヴァンスな風にびっくり。こちらが、今回ご紹介するマンションです。か、可愛い!/右上・思わずバックショットもパシャリ。ゆるやかな坂道に建つ、全17戸の低層マンションです。ボトム部分に見えるのは駐車場。なんと1住戸につき1台分ずつ、専用駐車場の使用権が無償で付いているんです!/左下・改めてエントランスへ。後ほどご紹介しますが、細部にも凝った装飾が施され、なかなか先に進めませんでした。/右下・写真には写っていませんが、ちょうど後ろに管理人室があります。管理人さんは週5日の午前中にご勤務されているそうです。さて、ロマンティックなエントランスホールを抜けて、ガラス戸の先へ……

もうノックアウト

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きゃー、素敵な中庭! 大きなシンボルツリーのヤマモモを囲むように、建物はコの字型になっています。鮮やかなレンガ色にホワイトのアクセントが効いて、ちょっと日本離れした雰囲気ですね。

売主さま

こちらのマンションにはエレベーターはありません。ブロックごとに専用階段で住戸までアクセスします。

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よし、これはハラを決めて登るしかないですね。

いざ3階へ

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左・共用廊下、とはいえ、この階段を使うのはこちらの住戸と階下の住戸のふたつだけ。自然光が気持ちいい玄関前には、プライベート感が漂います。/右・ご覧ください! なんと、玄関のシューズボックスから木が生えていました。廊下左手にあるトイレ・水まわりは後でチェックすることにして、気になるガラス戸の奥へまいりましょう。天井までの高さがあるガラスのドア、いい感じです!

売主さま

こちらの物件は、空間デザインブランド「parkERs(パーカーズ)by Aoyama Flower Market」とのコラボレーション物件なんです。コーディネートの中心に植物を設えたインテリアデザインで、住まいに “公園のような快適な空間” を生み出したいと考えています。植物と暮らすライフスタイルは、心安らぐ豊かな時間を生みだしてくれますよ。

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なるほど〜。ちなみに青々とした玄関の木は中庭のシンボルツリーとリンクする「シェフレラ」で、水やりは2週間に1度でいいそうです。

ため息……

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ドアを押し開けて、左側を見るとこんな感じ。約16.5帖のLDKが広がっています。

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あぁ、ときめきで胸が苦しい……そんなに面積が大きいわけではないのに、掃き出し窓のおかげで開放的に感じられますね。

テラスへ!

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テラスが広い! これならガーデンファニチャーを置いてティータイムを楽しむのも余裕でできちゃいそう。もちろん水栓があるので、植栽の水やりも快適です。

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眺望はコチラ。正面に建物がない、のびのびとしたビューです。視線が気になることもなさそうでgoodですね。

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テラスの奥に、螺旋階段があったような?

ドジャーン!

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なんとこれ全部、こちらの住戸の専用です! 白い螺旋階段を上がると、約63㎡(手すり内側面積です。外側まで含めると約106㎡!)の屋上が! ここでルーフトップバーを開業したいくらいの広さですね。なお、両サイドには同様に、ほかの住戸の屋上スペースが並んでいます。

ただいまLDK

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大興奮のテラス〜屋上ツアーから戻ってきました。写真中央の、タイル貼りの柱を囲むように造られたカウンターがおしゃれ。下部は収納になっているので、飾りつつしまいつつ、大活躍してくれそうです。

タイル貼りのキッチンへ

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食洗機を完備した木目調のキッチンは、植物に囲まれた内装にピッタリ◎ 壁には白いタイルがあしらわれ、北東向きの窓から光が射し込みます。窓の向こうは、ちょうど先ほど上った螺旋階段。曇りガラスですので、階段を昇降しても『イヤン♡』となりませんのでご安心ください。

絵になりますね

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キッチンから、リビングダイニング(LD)〜その向こうの洋室Aを眺めてパシャリ。ダイニングテーブルまわりの、グリーンを生活に自然に溶け込ませるインテリア、いいなあ〜。

売主さま

花と緑のある暮らしを楽しんでいただくため、こちらのインテリアプロダクトもお付けして販売します。

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ええっ!

売主さま

天井から吊り下げているのは、京都の伝統工芸である京金網「金網つじ」製のオリジナルプランターです。吊り下げることで視界にも入りやすくなり、緑を身近に感じられますよ。そして、テーブル左右に付いているのは「ダイニングプランター」です。

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ハーブを、その場で収穫できるんですね!

うれしいテンションで 洋室Aへ

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ガラスの引き戸をググッと開けて、お隣の洋室Aへやって来ました。約4.6帖の広さで、テラスに面した掃き出し窓と、南東向きの腰高窓があります。南東側の壁には淡いグレーのアクセントクロスがあしらわれ、ほどよく清涼感のある雰囲気です。

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左・全面ガラスの引き戸だなんて、間仕切りとしてやる気はあるのか⁈ とやや心配でしたが(笑)洋室Aに入ると思いのほか “個室感” がありました。ガラス戸のブラックフレームが空間をきりりと引き締めてカッコイイ!/右・クローゼットは余裕を感じる収納容量です。

住戸の西側に行ってみましょう

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左・今度は、ブルーグレーのクロスで彩られた、住戸の西側(玄関ホールから入って右側)へ。写真の右奥に見えるのが、廊下につながるガラス戸です。/右・手前の白い引き戸は、洋室Bにつながっています。中に入るその前に、ちょっと窓辺のスペースにズームイン!

デーン!

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陽がたっぷり入る、DEN(書斎)スペースです♡ 壁やドアで仕切られていないセミオープンな空間ですが、生活動線から絶妙に外れている場所なので落ち着いてデスクに向かえそう。

さあ 洋室Bへ

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約8帖の広さがあり、主寝室としてちょうどいいかも。深く穏やかなブルーのクロスが目を惹きます。南東向きの窓からの日差しで、清々しく目覚められそうです。

売主さま

ベッドサイドにディスプレイしてある「ファウンテンベース」も、一緒にお付けします。水音の演出と一輪挿しを合わせたもので、五感で自然を感じていただけますよ。

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約8帖のうち、収納のためのスペースが大胆に取られています。壁一面のクローゼットをガバッと開けると、奥行きたっぷり!

編集部が入ってみました

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この奥行きをお伝えしたく、中に入ってみました。

売主さま

こちらは、布団がまるごと入る「FUTON収納」です。

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そのまんまですね(笑)!

興奮冷めやらぬまま 水まわりへ

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左・水まわりは温かみあるイエローベージュでまとめられています。木目調の洗面化粧台には、しっかり収納が備わっています。/中央・バスルームはちょっぴり余裕の感じられる1418サイズ。/右・トイレにも収納付きなので見た目スッキリ♪

マンションが可愛くて…… もうちょっとディティールを

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左上・ホールの天井に輝くレトロなシャンデリア。ゴージャス系ではなく、ほっこり系なのがイイ感じ。/右上・エントランスの開き戸のハンドル部分は、大輪のヒマワリのような植物モチーフ!/左下・ランタン風の門灯にも、ブラック×ゴールドの植物モチーフの装飾が。西洋っぽい面格子も、可愛すぎです♡/右下・そして、可愛いだけじゃありません。共用部には防犯カメラが複数台設置されていました。セキュリティ面に安心感が持てそうですね。

葉むらの陰から

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左上・マンションから駅までの通り道には、日本初の本格フラワーデザインスクール「マミフラワーデザインスクール」が。併設の「space SO-ZO(ソーゾー)」ではデザイン展やグッズの販売も。(300m 徒歩5分)/右上・すぐそばに、フラワーアーティスト川崎景太氏のブランド「Keita」のショップも発見。(350m 徒歩4分)通るたびに深呼吸したくなるエリアです。/左下・ジャーマン通り沿いには、パン以外ほぼ手作りというこだわりのカフェ「Perch Coffee(パーチコーヒー)」があります。盛りっとした断面の、“映える” サンドウィッチに出会えますよ。(500m 徒歩7分)/右下・こちらは個人的オススメスポット「蘇峰公園」。ジャーナリストの祖と言われる、徳富蘇峰の居宅跡を公園にしたものなのだとか。高台に位置しているのでとても静かで、園内を流れる小川のせせらぎまで聞こえました。お散歩コースにいかがでしょうか。(600m 徒歩8分)

売主さま

最後にもう一点……お引渡しの翌月から1年間、花の特徴や飾り方のご紹介、生産者様の思いを込めたメッセージとともに、「青山フラワーマーケット」が選んだミニブーケを毎月お届けします。

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きゃー! なんですか、その素敵すぎるサービスは!

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カウカモ編集部より

憧れていたんです。花や木々に囲まれた暮らし……ダイニングテーブルの花瓶に花を飾るのもいい、けれど、できることならもっともっと植物を生活に取り入れて、囲まれるように暮らしたい。そしてハーブを調合して、秘薬をつくりたい。もちろん、身にまとうのは黒いローブです。


そんな魔女のお宅のような雰囲気はともかくとして、緑と魅力に溢れたこちらの物件。取材していてテンションが急上昇! 特徴的なのは、「parkERs(パーカーズ)by Aoyama Flower Market」とのコラボレーション物件だというところ。そこに、マンション自体の可愛らしさと、広〜いテラスアンド屋上の魅力も加わって、ああ、欲しいなあ……買うかも。自然とそんな風に思ってしまいました。

「大森」周辺は、駅のどちら側の出口を使うかで雰囲気がけっこう変わります。今回ご紹介する物件は、古くからの高級住宅街として知られる西側の “大森山王エリア” に所在しています。坂道が多いのがちょっと玉にキズですが、文化芸術の残り香を感じる、閑静な環境が手に入りますよ。

そして現れるマンションはとってもキュート! どこか西欧のリゾート風というか、強い日差しがよく似合う明るい色合いです。シンボルツリーを抱く中庭や、細部まで装飾が施された佇まいを眺めていたら、もうエレベーターが無いことなんて気にならなくなってしまうかも?


修繕積立金に対して共益費が高めに設定されていますが、1住戸につきひとつ、駐車場の専用使用権が付いていることを考えると、納得感がある金額かと思います。2012年には屋上の防水改修工事、2015年には鉄部塗装工事が実施されており、こまめにお手入れされてきているようです。

階段で3階まで上がり、扉を開ければそこはグリーンに囲まれた住まい♡ ただ植物を置くのではなく、美しく生活に取り入れるためのインテリアまで用意されているのがうれしいですよね。個人的には、その場でフレッシュなハーブをお料理に使える「ダイニングプランター」に胸キュンしました。ハーブもきっと喜びます。

ガラス戸を使った空間構成は、光と視線をのびのび遊ばせてくれるので、室内は開放感たっぷり。住戸内でもしっかりプライバシーを守りたい、という方にとってはお好みが分かれるポイントでしょうか。けれど実際に個室に入ってみると、ブラックのフレームのおかげか、安心感があって意外と落ち着けましたよ。感じ方はそれぞれですので、現地にて確かめてみてくださいね。セミオープンなDENも同様です。

そして彩りのある豊かな暮らしのためには、生活感あるもろもろをしまう場所が必要です。お洒落さが際立つ物件ですが、各所に抜かりなく収納が設えられているのにも驚きました。タイル貼りの柱を囲むカウンターにはリビングの細々したものを任せられるスペースがありますし、洋室Bには頼もしい「FUTON収納」も備わっています。

窓の向こうには、ゆったりした時間を過ごせそうなゆとりあるテラス。そして螺旋階段(螺旋というところがまたキュンとします)の上には、広〜い屋上が! しかも大森の大空に手が届きそうなビューです。残念ながら屋上に植物を置くことは規約で制限されているそうですが、どうやって使おうか、考えただけで胸が高鳴りますよね。


魅力のひとつひとつどこを取っても、どれが決め手になってもおかしくない気がします。とりわけ、花と緑を愛する方にとってはたまらない物件です。ぜひ、お早めにお問い合わせくださいませ。毎月届く、季節ごとの花の便りを受け取りながら、心地よくハーバルな毎日を!

writer / editor:小杉 美香