エリアについて

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駅名の由来にもなっている「泉岳寺」。街中おごそかな空気が流れています。

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マンションが建つのはJR「田町」駅と、都営地下鉄浅草線「泉岳寺」駅の中間。ご存知の方も多いかもしれませんが、東京オリンピック開催予定の2020年に合わせて “田町−品川間” に山手線の新駅が誕生する予定なんです。駅前では約13haという広大な土地で開発が行われ、マンションが3棟、オフィスと商業施設の複合施設が5棟建つ予定。「恵比寿ガーデンプレイス」が約8.3haですので、スケールの大きさに期待が高まります。
さて、現在の「泉岳寺」駅周辺はというと、駅名にもなっているお寺の存在もあって、なんだかおごそかな雰囲気。オフィスが多いエリアでもあるので休日は少し閑散としますが、老舗の甘味どころがあったり、「白金高輪」方面に行くと美食家に愛されるレストランが多くあったり、開拓するのが楽しいエリアでもあります。

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左上・泉岳寺の門前にある「紋屋」。富山の海の幸やコシヒカリを使った懐石料理がいただけます。お水も富山の “穴の谷” の霊水を使用するというこだわりようですよ。/右上・豆大福が有名な「松島屋」はマンションから徒歩約8分。/左下・洋菓子店だってありますよ。「Bellas」は可愛いカップケーキを販売するお店。お子さまのお誕生日ケーキやホームパーティーのおやつにいかがでしょうか。/右下・最寄りのスーパーは「白金高輪」駅方面に進んだ伊皿子交差点にある「ピーコック」。

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マンションのお隣には「亀塚公園」の入り口があります。遊具が充実している上に、園内には交番まであって、お子さまのプレイグラウンドに最適。また、いまでは珍しくなったカントウタンポポを園内で保全しています。

マンションについて

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レトロで可愛いマンションが建ち並ぶ一角です。第一京浜からひとつ中に入っているため、とても静かな環境。ご紹介するマンションは一番右手に写っています。

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ご紹介するマンションは、第一京浜から「高輪郵便局」を挟んで、一本裏に入った閑静な場所に建っています。お隣には、緑豊かで遊具も充実した「亀塚公園」の入り口があり、その横にはテニススクールのコートも。ペットの飼育が可能なマンションなので、毎日のお散歩に最適ですし、ご家族揃って休日も楽しめそうな環境です。
三角形にせり出たバルコニーが特徴的な外観。ベージュの色調が “渋・大人っぽい” 雰囲気です。共用部は少々薄暗い印象ですが、全27戸に対して2基エレベーターが設けられるなど、ちょっぴりリッチな造りになっています。

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左上・バルコニーの形状が個性的。/右上・アプローチには植木鉢がズラリ。ちょっとアットホームな雰囲気でいいですね。/左下・エントランス手前に駐輪場。/右下・壁面には各戸へつながるインターホンがぎゅっと配置されています。あまり見かけない光景なので思わずパチリ。

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左上・エントランスの正面に管理人室があり、防犯面でも安心。/右上・掲示板にはお知らせの紙がきれいに貼り出されていました。奥の通路へ進みます。/左下・こちらの通路を挟んで、左右にエレベーターが1機ずつ配置されています。今回の住戸へアクセスするには、奥のエレベーターを利用します。/右下・住戸の所在階で降りると、エレベーターを挟んで左右に住戸がひとつずつ。なかなか贅沢な造りですね。

間取り・内装について

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壁面に貼られたグレージュのタイルが目を惹くペニンシュラキッチン。

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約70㎡、3LDKの間取りです。住戸の中心に玄関があり、東西に居室が分かれているタイプ。夜になればお子さま方は西側の寝室でぐっすり、大人は東側のLDKでワインでも開けて2人でしっぽり、なんて生活も送れそうです。
LDKの広さは約13帖と、ファミリー向き物件としては少しコンパクト。ダイニングテーブルの配置を工夫して、リビングスペースをしっかり確保したいですね。また、特徴的なのはLDK横の洋室C。玄関→シューズインクローゼット→ウォークインクローゼット→洋室Cと動線がつながっていて、スムーズにお出かけの準備ができそうです。場所柄、出張の多い方にご検討いただくこともあると思いますが、出し入れが面倒なスーツケースも楽に運べそうで、“よく考えられているな! ” と感心してしまいました。

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左・玄関と廊下の床は、つるりとしたタイル貼り。ベージュなので空間に温かみがうまれていいですね。/中央・玄関ドア正面のドアを開けると・・・/右・中は広いシューズインクローゼット。取材時にはまだ棚板が設置されていませんでした。手前に写っているフローリングの先は、また後ほどご紹介します。

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左・廊下の壁面には重厚な石のタイルが貼られていて、天井の間接照明と相まってラグジュアリーな雰囲気。西側の居室を見る前に、まずは水まわりから拝見しましょう。/右・水まわりの床も大判のタイルで統一。トイレの壁面には大きめの収納ボックスが。

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左・洗面脱衣所は奥に長い造り。窓があるので、こもりがちな湿気を逃せていいですね。/中央・大型の洗面化粧台と洗濯機置き場の間にはトールタイプの収納も。/右・シックな印象のユニットバス。

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西側にある洋室Aは、約5.5帖の広さ。窓を開けると・・・

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ら、ラピュタ・・・!? いいえ、マンションの裏手には「亀塚公園」があるのですが、そちらとは高低差があるため、間に擁壁があるんです。モッサリと見える緑がまぶしい!

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しっかりとクローゼットを完備しています。なお、お隣の洋室Bはほぼ同じ平米数・造りで反転タイプです。

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左・洋室A、洋室B前の廊下には、収納スペースが充実。右側の収納は扉を開けると奥行きが深く、掃除用具や季節物をしまうのに適していそうです。/右・ふたたび廊下を歩いてLDKヘと向かいましょう。

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LDKに入ったところ。角部屋ですが、南側の窓の外にはお隣のマンションが近接しているので、そちらからの日当たりは期待できません。空気の入れ替えにお使い下さいね。

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キッチンはコンロ側だけ壁付けになっている “ペニンシュラ(半島)” タイプ。食洗機が組み込まれています。そのまま右手に見える、東向きのバルコニーに出てみましょう。

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正面には「高輪郵便局」がどーんと建っています。そのおかげか、第一京浜の騒音は随分軽減されていて、うるさいとは感じません。

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左側を見れば「亀塚公園」の入り口とテニスコート。何だか穏やかな気持ちになる眺望ですね。

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バルコニー側からLDKを見たところ。全体的にシックで大人っぽい空間に仕上がっています。最後にLDK横の洋室Cへ。

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洋室Cの広さは約6.5帖。居室の中では一番広いので、こちらが主寝室にオススメです。

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そして特徴的なのが、その動線。正面のドアを開けると・・・

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左・玄関までまっすぐに視線が通ります(途中のドアはすべて開けています)。/右・シューズインクローゼットの手前にウォークインクローゼットという配置。よく考えられていて便利そう!

取材・文・撮影:cowcamo