「要町」にやってきました

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左上・物件の最寄りは、東京メトロ有楽町線・副都心線が乗り入れる「要町」駅(徒歩4分)。駅周辺は「池袋」駅からわずか1駅とは思えない、のんびりした雰囲気です。/右上・こちらは古民家を利用した人気店「ごはんとおまつりアホウドリ」。お弁当とケータリングの予約販売を中心に、ランチやディナー営業も行なっています。(350m 徒歩5分)/左下・マンションへの通り道で、行列を発見。「ラーメンいつき」……この物件に住めば、きっとヘビーにお世話になることでしょう。(60m 徒歩1分)/右下・「ミステリー文学資料館」は、世界でも珍しいミステリー専門の有料図書館(入館料300円)。資料や研究所などの参考図書を自由に閲覧可能で、「ミステリー講座」も開催されています。おもしろそう♡(500m 徒歩7分)

山手通り沿いに ドーン!

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左上・ご紹介するマンションは地上13階建て・総戸数51戸。駅の出口からまっすぐ4分歩くだけの、簡単ルートなのがうれしいですね。道中にはコンビニや飲食店も。/右上・タイル貼りのエントランスには、クラシックな門灯と防犯カメラが備わっています。/左下・“昭和感” 漂うレトロなホール。右手には管理人室があります。こちらのマンションは自主管理体制がとられていますが、清掃業務をしてくださる管理の方が週6日で在室されているそう。共用部は清掃が行き届いてキレイでした◎/右下・エレベーターホールには自然光が入って明るい雰囲気。それでは、住戸の所在している10階まで上がりましょう!

売主さま

こちらは1983年築のマンションです。新耐震基準に適合しており、安心感を持ってお住まいいただけますよ。

眼下にバーン!

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こちらが、住戸の玄関扉前。大事なポイントなので、大きな写真でご紹介しますね。共用廊下から見下ろすと、眼下には山手通りと首都高速道路が。交通量が多い道路ですので、扉の前では走行音が比較的大きく聞こえます。

それでは住戸内へ

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左・おおっ、なんだかさっそくリノベ住宅らしさが溢れて、いいムード! 玄関の左手にはオープンなシューズラック、そして右手は……/右・土間が大きく広がり、外のような内のような、中間のスペースが設けられています。このスペースが緩衝地帯となってくれるおかげで、外からの騒音はだいぶ緩和されて感じました。

売主さま

土間にはベビーカーやレジャーグッズなどを置いておけます。レインコートなどの、室内に入れづらいものの置き場としても活用していただけますよ。大きな窓があるので換気も簡単です。

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なるほど〜! では、まずは正面の木製引き戸を開けて、LDKへ行ってみましょう。

光が パアッ!

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南東向きの大きな掃き出し窓がふたつ並んで、光が勢いよく飛び込んできます。天井や壁のコンクリート現しの部分が、“良い子” すぎない空気を醸していて素敵。

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ゆったりとしたLDKは約18帖。隅々まで自然光が行き渡り、晴れた日には電気を点けなくても十分なくらいかも。

売主さま

LDKを広く取り、ご家族でくつろげる空間を目指しました。足元にはチーク材の無垢フローリングを採用し、こっくりと深みのある色合いに仕上げております。

バルコニーから ジャーン!

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眺望はこちら。さすが10階だけあって、街を見渡す爽快な “ヤッホービュー” です! 右手に見えるこんもりしたグリーンは、春の桜が美しい「祥雲寺」の樹々です。

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バルコニーはLDK〜お隣の洋室Aにまたがっています。大通りとは反対側なので、こちら側では走行音はそれほど気になりませんでした。心配な方は現地にてご確認くださいね。

LDKに戻って

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写真左手、掃き出し窓の前にある「ふかし壁」にご注目ください。サッシのアルミ枠部分を覆うことでグッと生活感が抑えられ、まるでギャラリーや倉庫カフェのような雰囲気に。ちょっと見づらいですが、ソファの奥には造作のテレビボードが作り付けられています。絶妙な位置にコードを逃す穴が開けてあり、とても便利そう。

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右手のキッチンへ進みましょう! 足元がやや高くなっているのでお気を付けを。

キッチンは マイステージ

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横幅2400mmの、余裕あるサイズのシステムキッチン。左右を通れるので動線が整理され、ハンバーグに狂喜するお子さまが周囲を走り回ることも可能です。室内を見渡せるこのステージで、はりきってマイペースに腕をふるってください♡ ただし一段高いこともあり、背の高い方は頭上の梁にちょっと注意が必要かも。写真中央には、お隣の洋室へ続く開口部が見えています。

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キッチンの右奥に、作業や勉強に使えそうな電源付きのデスクがありますね! うんうん、目の前の程よい高さに腰壁があるので、集中できそうです♪

売主さま

キッチンに居ながらご家族の存在を感じられるように、セミオープンなデスクスペースをご用意しました。おふたり並んでの作業に使っていただいてもいいかと思います。

行こう! コンクリの向こうへ

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さて、コンクリート現しの壁を越え、お隣の洋室Aへやって来ました。広さは約6.8帖あり、ダブルベッドを置いても圧迫感はなさそう。南東・南西の角に位置しており、ふたつの窓から太陽の恵みを享受することができますよ。

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左・天井には優しい光を放つ間接照明が備わっています。写真左手に見えるのは約1.4帖のウォークインクローゼット(WIC)です。/右・中に入ってみました。ハンガーパイプが2段になっていて、効率よく収納することができそうです◎

廊下に戻って

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左・廊下には収納がズラリ! 手前は扉付きの収納棚(下部にロボット掃除機の居場所にぴったりのスペースが♡)で、奥には可動式のオープンシェルフがふたつ続きます。/右・玄関付近にあるトイレを先にご紹介。ここにも収納が欲しい場合は、突っ張り棒などで上方スペースをうまく活用するといいかも。

水まわりに興奮

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左・思わず『可愛い!』と声が出てしまった洗面化粧台をご覧あれ。シンプルなミラーまわり&クラシックな “THE・蛇口” の組み合わせにすっかり心を奪われてしまいました。収納すべき小物類は、ワゴンなどにまとめて隣のスペースへ転がしておきましょう。スタイリッシュは、正義です!/右・バスルームもスッキリシンプル。入浴に過不足のない1216サイズです。

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続いて、玄関入って右手にあった、もうひとつの洋室をチェックしましょう。

室内窓がキュートな 洋室B

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こちらの広さは、約2.9帖となかなかコンパクト。北西側に曇りガラスの室内窓があり、『本当に室内窓?』というくらいの採光ぶりです。

それもそのはず

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室内窓を開けると、玄関土間の窓が。ここからたっぷりと、外からの光を取り込んでいるんです。ふたつとも開け放てば、走行音は聞こえますが、風通し◎。

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左・窓の反対側は、壁がぽっかり空いてWICへとつながっています。扉が無いので室内が広く感じますね。/右・WICは約2帖の広さがあり、頼もしい収納容量。奥の引き戸を開けると、LDKのデスクスペースへとつながっている、ウォークスルータイプでした。

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ということは……!

おみごと 4枚抜き!

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この写真、バルコニーから撮っています。LDK掃き出し窓〜WIC引き戸〜洋室B室内窓〜玄関土間の窓をズバッと開放して、共用廊下まで風を通してみました! うーん、気持ちいい!

売主さま

窓を左右互い違いに開ければ、視線は遮りつつ、心地よい空気の流れを作ることができますよ。ご家族どうし、お互いの気配を感じることもできるかと思います。

要町から池袋まで お散歩しましょう

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左上・渋い “商い中” の看板を見過ごすことなかれ! コチラはシンプルなどら焼き専門店「野口製菓」(350m 徒歩5分)。とても丁寧に包んでくださるご店主の手つきに、どら焼き愛を感じました♡ さて、お味は……/右上・おいしい!! しっかり甘い、疲れが吹き飛ぶ逸品でした。売り切れ御免だそうですので、気になる方はどうぞお早めに。/左下・「池袋」駅への通り道には、バルコニーから見えた「祥雲寺」が。そのお寺の中には「ぼうず ‘n coffee」なる寺カフェが不定期でオープンしていますので要チェックです。(400m 徒歩5分)/右下・歩くこと14分で「池袋」駅に到着。主要なJR線や私鉄が結集するビッグターミナルですので、都内のどこへもアクセス良好ですよ。

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カウカモ編集部より

“風通し至上主義” のあなたにお届けしたい、爽快な暮らしのご提案です。


「要町」駅に降り立ったことはありますでしょうか? ビッグターミナル「池袋」の1駅隣というとイメージしやすいかと思いますが、実は「要町」駅そのものも、とても利便性が高いんです。東京メトロ有楽町線・副都心線の2路線が乗り入れており、都内を縦横にカバーすることが可能◎ 最寄駅としての実力は十分です


そんな「要町」駅から徒歩4分ほどで、1983年生まれの背の高いマンションに到着します。大通りを直進するだけの簡単ルートなので、帰りが遅くなった時も歩きやすいのが魅力です! また、新耐震基準に適合しているのも大きな安心材料ですね。管理については、住民による自主管理体制が取られているため、常に気を配っておいたほうがいいでしょう。

最初にお伝えしておくと、ちょっと心配なのは音についてです。建物は山手通り・首都高速道路沿いに建っているので、車の走行音についてはある程度の割り切りが必要かもしれません。道路向きの共用廊下側では、かなり音が大きく聞こえました。反面、住戸のLDKや洋室Aはそれとは逆向きなので、比較的音が抑えられているように感じましたよ。音の聞こえ方は人それぞれですので、この点は現地にてチェックしていただくのがいいかと思います。


さて、ご紹介する住戸は、10階に所在している眺望良好な2LDK。打放しコンクリートのハンサムな表情と、無垢フローリングの温かく柔らかい表情、そのバランスが今っぽくていい雰囲気です♡ 子ども部屋として想定されたという洋室Bを思い切ってコンパクトにまとめ、その分LDKや収納にスペースを確保しています。ご家族が自然と開放的なLDKに集まりそうなプランですよね。

間取り図を見ていただくと分かりやすいのですが、室内にガチャっと開ける「開き戸」はほとんど設けられていません。ゆるやかに空間が連続する設計で、区切っているとしても、開け放っておける引き戸がメイン。そのため光と空気の流れがよくなり、どこにいてもお互いの気配を感じられそう。しっかりと自分の居場所は創りつつ、ひとつ屋根の下にいるというつながりが生まれるのがポイントです。

収納を開けて久しぶりに取り出した季節モノが、なんだか湿っぽくてゲンナリ……自室にこもりがちな家族と、なかなか顔を合わせる機会がなくてションボリ……そんな問題を、こちらの物件がさわやかに吹っ飛ばしてくれるはず!よく晴れた日にはズバッと窓を開けて、部屋のホコリと心のクサクサをすすぎましょう。風通しをよくするのは、やはり暮らしとコミュニケーションの基本のようです。ぜひ、ご実践を!

writer / editor:小杉 美香