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不動産売却の必要書類とは?リストを使ってわかりやすく解説!

2026/10/07

「いざ自宅を売却しようと思ったけれど、どんな書類を用意すればいいのか見当もつかない…」
不動産売却は人生で何度も経験することではないため、書類準備にハードルを感じてしまう方はとても多いです。

しかしご安心ください。あらかじめ「何が・いつ・どこで必要なのか」をリスト化して把握しておけば、直前になって慌てることはありません。
この記事では、不動産売却のプロが、どんな物件でも必ず用意する基本の書類から、マンション・戸建てなど物件ごとの専用書類まで、わかりやすく解説します。スムーズな売却に向けた準備の参考にしてくださいね。

不動産売却に共通する必要書類

大きな金額が動く不動産売却では、お互いに安全な取引を進めるためにいくつか大切な公的書類を準備していただく必要があります。
必要となる書類は、大きく分けて「どんな物件でも共通して必要なもの」と、「マンションか戸建てかなどの物件種別によって異なるもの」の2パターンです。

まずは、物件の種類に関わらずベースとして必要となる基本的な書類から順番に見ていきましょう。

売主の本人確認書類

不動産の売買は大きな資金が動くため、マネーロンダリングなどを防ぐ法律(犯罪収益移転法)に基づき、厳格な本人確認が義務付けられています。
そのため、売主様ご本人であることを証明する「運転免許証」や「マイナンバーカード」などの身分証明書と、引き渡し時の登記手続きで実印とセットで使う『印鑑証明書(発行から3ヶ月以内のもの)』が必要になります。期限があるため、引き渡しの日程が決まってから取得しましょう。

登記済権利書または登記識別情報

一般的に「権利証」と呼ばれている書類のことですね。
ご自身がその不動産の正当な所有者であることを法的に証明する大変重要な書類で、物件を購入(登記)した際に法務局から交付されているはずです(2005年以降はパスワード形式の「登記識別情報」に変わっています)。
引き渡し時の登記手続きで必要になります。査定や売買契約の段階で内容を確認されることもあるので、引き出しの奥や金庫などに大切に保管されていないか、早めに探しておきましょう。

万が一見つからない場合でも売却はできます。

司法書士による本人確認などの手続きで代わりにできますが、費用がかかります。

固定資産税納税通知書および固定資産税評価証明書

毎年春頃(4~6月頃)に、役所からご自宅へ郵送されてくる固定資産税の通知書です。
この書類には「固定資産税評価額」という公的な価格が記載されており、売却後の固定資産税の精算や、登記にかかる税金(登録免許税)の計算に使われます。
また、売却が成立したあとの固定資産税の日割り精算や、登記の手続きなど、さまざまな場面で活躍する必須アイテムです。

もし「うっかり捨ててしまった!」という場合でも、役所の窓口で「固定資産税評価証明書」や、税額がわかる「公課証明書」を発行してもらえば代用できますのでご安心くださいね。

登記簿謄本(登記事項証明書)

誰が所有しているか、広さはどれくらいか、住宅ローンの抵当権がどう設定されているかなど、不動産の履歴書のような役割を果たす書類です。
法務局で管理されており、現在はデータ化されているため「登記事項証明書」とも呼ばれています。
実はこちらは、ご自身で法務局へ行かなくても、売却を依頼する不動産会社の方で取得を代行できるケースが大半です。まずは担当者に「取得をお願いできますか?」と相談してみるのがスムーズですよ。

耐震診断報告書・アスベスト使用調査報告書が求められる場合も

築年数が古い物件(1981年5月31日以前に建築確認を受けた「旧耐震基準」のもの)の場合、購入希望者様から耐震性について質問されることが非常に多いです。そのため、過去に耐震診断を行っていれば「耐震診断報告書」があると大きな安心感につながり、売却が有利に進むケースがあります。

また、建材としてのアスベスト使用状況を気にする方もいらっしゃるため、調査歴があれば「アスベスト使用調査報告書」も用意しておきましょう。
新たに調査を行う義務はありません。ただし、調査をしたことがあるかどうかは、不動産会社が買主に説明する項目(重要事項説明)に含まれるため、過去に調査した記録があれば必ず用意しておきましょう。

 

旧耐震基準の物件は、『耐震基準適合証明書』があると、買主が住宅ローン減税を使えるようになり、売却に有利になる場合があります。

不動産売却したい物件別の必要書類

さて、ここからは「マンション」「土地」「一戸建て」といった物件の種別ごとに、追加で必要になる専用の書類を見ていきましょう。

マンションを売却するとき

マンション特有の書類として、「管理規約」や「使用細則(ペット飼育や楽器演奏のルールなど)」、そして「長期修繕計画書」などが挙げられます。

これらは、買主様が「どんなルールで暮らすのか、将来の修繕積立金はどう上がりそうか」を判断するための超重要アイテムです。購入時や入居時に受け取っている分厚いファイルを探してみてくださいね。もし見当たらない場合は、管理会社に依頼すれば写しを取得できます(有料の場合があります)。管理費・修繕積立金の滞納の有無や大規模修繕の予定などは、不動産会社が管理会社から「重要事項調査報告書」を取り寄せて確認します。

また、過去にお部屋をリフォームしたことがある場合は、その図面や工事記録があると「きちんと手入れされている」という強力なアピール材料になります!

土地を売却するとき

土地の売買で一番トラブルになりやすいのが「お隣との境界線が曖昧なこと」です。
そのため、「どこからどこまでが自分の土地なのか」を客観的に示す「確定測量図」や「境界確認書」が非常に重要になります。

これらがあることで、買主様は「トラブルのない安全な土地だ」と安心して購入を決断できます。もし昔の図面しかなく、正式な測量がまだ済んでいない場合は、隣地の所有者の立ち会いが必要なため、完了まで数か月かかることもあります。費用も数十万円以上かかるため、早めに不動産会社に相談しましょう。

一戸建てを売却するとき

一戸建ての場合は、先ほどの土地の売却に必要な「測量図」や「境界確認書」などに加えて、建物に関する書類も必要になります。

具体的には、その家が適法に建てられたことを証明する「建築確認済証」や「検査済証」、そして建築時の「設計図面」などです。
これらが揃っていると、将来買主様がリフォームや建て替えをする際にとてもスムーズに計画が立てられるため、物件の価値自体が高く評価されやすくなります。

建築確認済証や検査済証が見つからない場合は、役所で「台帳記載事項証明書」を取得すれば、建築確認や検査を受けたことを証明できる場合があります。

住宅ローンを残して不動産売却をするとき

「まだ住宅ローンが残っているけれど売れるの?」というご相談もよくいただきます。結論から言うと売却は可能ですが、引き渡しまでにローンを完済し、銀行の「抵当権」を外す(抹消する)手続きが必須となります。

売却代金を受け取ったそのお金でローンを一括返済するケースが大半ですが、その場合、事前に銀行窓口での手続きを行ったり、現在の残高が正確にわかる「残高証明書」や「返済予定表」を用意しておく必要があります。

金融機関とのスケジュール調整がとても重要になるため、ローンが残っている場合は早めに不動産会社の担当者へ相談して、無理のない資金計画と段取りを組んでもらいましょう。また、司法書士に抵当権抹消を依頼する際の委任状なども必要になります。

 

※売却代金だけではローンを完済できない場合(オーバーローン)は、差額を自己資金で用意する必要があります。住み替えの場合は、新居のローンに不足分を上乗せできる『住み替えローン』を使う方法もあります。

買主のために用意したほうがいい書類はある?


 

売主が必ず作成する書類として、「物件状況報告書(告知書)」と「付帯設備表」があります。雨漏りや設備の不具合など、知っていることを正直に記載しましょう。伝えていなかった不具合が引き渡し後に見つかると、修理や損害賠償を求められること(契約不適合責任)があります。

 

法的に必須な書類以外にも、「これがあると買主様に喜ばれる!」というプラスアルファの書類があります。
たとえば、新築時の「物件パンフレット」や、キッチンや給湯器など住宅設備の「取扱説明書・保証書」などです。
「こんなに丁寧に住まわれていたんだな」という安心感を与えられるため、内覧時の印象アップに直結します。

また、「お部屋の魅力を書類以外でもしっかりアピールしたい」とお考えなら、私たちカウカモにぜひご相談ください。
カウカモでは、プロのライターやカメラマンがお住まいを取材し、物件のストーリーや暮らしの魅力を伝える独自のコンテンツを作成しています。
「ただの書類やデータ」だけでは伝わりきらない物件の価値を、それを求めている方へダイレクトにお届けし、納得のご成約へと導きます。

不動産売却の必要書類は早めに準備しておこう

不動産売却に関わる書類は数が多く、役所や銀行で取り寄せなければならないものもあるため、いざという時に慌てないよう「早めの準備」が成功の秘訣です。
しっかりとした書類が整っていれば、買主様も安心して購入を決断でき、結果としてスムーズで高値での売却につながりやすくなります。

「自分一人で漏れなく準備できるか不安…」という方は、ぜひお気軽にカウカモにご相談ください。書類準備のサポートはもちろん、愛着あるお住まいの魅力を最大限に引き出し、一番良い形で次の方へ引き継ぐためのお手伝いをさせていただきます!

初回投稿日
2026/08/13
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執筆者
カウカモジャーナル編集部

中古・リノベーションマンションの流通プラットフォームに関する知識をわかりやすく提供するため、カウカモ(cowcamo)で日々勉強中。築古マンションの魅力とリノベーションのメリット・デメリットについて深く学び、読者の皆様が最適な選択をできるようサポートしたいと考えています。最新の住宅トレンドや資産価値の維持に関する情報も発信していくので、ご期待ください。

監修者
カウカモ・エージェント部

中古・リノベーション住宅の専門エージェントチームとして顧客の理想の暮らしを実現するため、物件選びからリノベーション、インテリアまで幅広く提案。ITツールを活用しつつ、一人ひとりに寄り添ったコンサルティングで、住まい探しから購入後までを一貫してサポートします。顧客志向と専門性を重視し、理想の住まいとの出会いをプロデュースします。

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