
「初めてのマンション売却。何から始めればいいの?」「売れるまでにどれくらいの期間がかかるの?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。
マンションの売却は、大きなお金が動くイベントですが、基本的には決まったステップに沿って進んでいきます。2026年現在の中古マンション市場は活況ですが、事前準備やスケジュール管理が不十分だと、思わぬ長丁場になってしまうことも。
この記事では、売却から引き渡しまでの全体の流れ(スケジュール)や、希望の期間内にスムーズに高く売るためのポイントを、プロの視点でわかりやすく解説します!
目次
マンション売却の全体スケジュールと7つのステップ
マンション売却の基本的な7つのステップ
- ステップ1. 売却の目的と優先順位を決める(~売却の1ヶ月前)
- ステップ2. マンション売却時の相場を確認する(~売却の1ヶ月前)
- ステップ3. 不動産会社に査定を依頼する(売却活動開始の2~3週間前)
- ステップ4. 不動産会社と媒介契約(ばいかいけいやく)を締結する
- ステップ5. マンションの売却活動を開始する(1~3ヶ月程度)
- ステップ6. 買主様と売買契約を結ぶ(申し込みから約1~2週間後)
- ステップ7. 決済および物件の引き渡しをする(売買契約から約1ヶ月後)
一般的に、売却を思い立ってから無事に引き渡しを終えるまで、トータルで「3ヶ月~半年程度」を見込んでおくのが標準的なスケジュールです。それぞれのステップでやるべきことを詳しく見ていきましょう。
ステップ1. 売却の目的と優先順位を決める
まずは「何のために家を売るのか(転勤、子どもの進学、手狭になったなど)」をご家族ですり合わせましょう。
この理由によって、「いつまでに売らなければならないのか(スピード重視)」か、「時間はかかってもいいから少しでも高く売りたいのか(価格重視)」という、売却活動の優先順位(戦略)が決まってきます。
ステップ2. マンション売却時の相場を確認する
いきなり不動産会社に連絡するのではなく、まずはご自身で「今の家はいくらくらいで売れそうか」の相場感を掴んでおきましょう。予備知識があれば、後から不動産会社の査定額を見たときに「適正価格かどうか」を冷静に判断できます。
不動産情報サイトで、同じエリア・似た築年数や広さのマンションがいくらで売りに出されているかを検索してみるのが一番手軽でおすすめです。
ステップ3. 不動産会社に査定を依頼する
相場感が掴めたら、実際に不動産会社に査定を依頼します。まずは机上査定(ネット上での簡易査定)で2~3社ほどに絞り、その後に実際に家を見てもらう「訪問査定」を依頼するのがスムーズです。
査定額はもちろん大切ですが、この時に「担当者が親身になってくれるか」「相場の根拠をわかりやすく説明してくれるか」といった対応力もしっかりチェックしましょう。
ステップ4. 不動産会社と媒介契約(ばいかいけいやく)を締結する
信頼できる不動産会社を見つけたら、正式に売却活動を依頼する「媒介契約」を結びます。契約の際には、実際に売り出す価格(売出価格)を担当者と相談して決定します。
媒介契約には「一般媒介契約(複数の会社に依頼できる)」「専任媒介契約(1社にのみ依頼する)」「専属専任媒介契約(1社に依頼し、自分でも買い手を探せない)」の3種類があります。迷った場合は、手厚いサポートが受けられ、不動産会社も広告費をかけやすい「専任媒介契約」がおすすめです。
ステップ5~7. 売却活動の開始~引き渡し
契約を結ぶと、いよいよインターネットやチラシなどを使った売却活動(広告活動)がスタートします。週末を中心に購入希望者がお部屋を見にくる「内覧」が入るため、お部屋をきれいにして対応しましょう。一般的に1~3ヶ月程度で買い手が見つかることが多いです。
無事に買い手(買主様)が見つかれば「売買契約(ステップ6)」を結び、手付金を受け取ります。その後、買主様のローン審査完了を待ち、約1ヶ月後に残代金の決済と鍵の「引き渡し(ステップ7)」を行って、すべてのスケジュールが完了となります!
希望のスケジュールでスムーズに売却するためのポイント

「子どもの入学式までに引っ越したい」「新居の支払いが迫っている」など、スケジュールに期限がある場合は、売却活動をダラダラと長引かせないことが重要です。スムーズに売り切るための3つのコツをご紹介します。
1. 「専任媒介契約」で手厚いサポートを受ける
複数の会社に依頼できる「一般媒介契約」は一見良さそうに見えますが、不動産会社からすると「自社で売れなければ1円にもならない(他社に取られるかもしれない)」ため、広告費や手間をかけにくいという側面があります。
期限が決まっていて早く売りたい場合は、1社に任せる「専任媒介契約」がおすすめです。不動産会社も「自社に任せてもらえた」という責任感から、プロカメラマンによる撮影や積極的なネット広告など、手厚い販売活動を行ってくれます。
2. 「中古マンション売却」が得意な不動産会社を選ぶ
不動産会社には「新築一戸建てが得意」「賃貸がメイン」など、それぞれ得意分野があります。マンションをスムーズに売るなら、迷わず「中古マンションの売買実績が豊富な会社」を選びましょう。
中古マンションを専門に扱う会社であれば、そのエリアでマンションを探している「見込み客(顧客リスト)」をすでに多く抱えているため、早く買い手が見つかることがあります。
3. お部屋の「第一印象」を最大限に高める
内覧に来た方の「買いたい!」という意欲は、玄関を開けた瞬間の第一印象でほぼ決まると言っても過言ではありません。
水回りの徹底的な清掃や、部屋を広く見せるための整理整頓はもちろんですが、築年数が古い場合は、不動産会社に相談して「壁紙だけ張り替える」「リノベーションプランもセットで提案してもらう」といった工夫をすることで、見違えるように早く買い手がつくことがあります。
マンションを「買い替える(住み替える)」際のスケジュール
今のマンションを売却して新しい家を購入する「住み替え」の場合、進め方には大きく分けて「買い先行」と「売り先行」の2パターンがあります。それぞれのスケジュールの違いとメリットを見てみましょう。
新居探しを優先する「買い先行」
「買い先行」のスケジュール
- 新居を探し、先に購入する
- 新居へ引っ越しを済ませる
- 空室になった状態で、元の家の売却活動を始める
先に新居を購入して引っ越す方法です。自分のペースでじっくり新居を探せるうえ、元の家が空室(空っぽの状態)になってから売却活動ができるため、内覧時の印象が非常に良く、売りやすいのが最大のメリットです。
ただし、元の家の住宅ローンが残っている場合、一時的に「二重ローン」になる可能性があるため、資金にゆとりのある方向けの進め方となります。
資金計画が立てやすい「売り先行」
「売り先行」のスケジュール
- 今の家に住みながら売却活動を始める
- 買主様が見つかり、売却価格が確定する
- 売却代金をもとに、新居を購入する
- 新居へ引っ越す
今の家を売ることを優先し、売却のめどが立ってから新居を購入する方法です。住み替えにおいて最も一般的で安全な進め方と言えます。
売却代金がいくら手元に残るかが確定してから新居の予算を決められるため、資金計画が狂う心配がありません。ただし、今の家が売れるタイミングと新居の引き渡しタイミングが合わないと、一時的に仮住まい(賃貸など)が必要になる場合があります。
マンション売却のスケジュールに関するQ&A
マンション売却のスケジュールに関して、売主様からよくいただく疑問にお答えします。
Q. 相談から売却完了まで、だいたいどれくらいの期間がかかる?
A. 一般的には「3ヶ月~半年程度」が目安です。
査定から売り出しまでに約1ヶ月、広告を出して買い手が見つかるまでに1~3ヶ月、売買契約から引き渡し(決済)までに約1ヶ月、トータルで4~5ヶ月程度かかるのが標準的です。これを逆算して、引っ越したい時期の半年前には不動産会社に相談を始めるのが理想的です。
Q. 新居の完成が遅れるなど、引き渡しを後倒しにしたい場合は?
A. 早めに買主様へ相談し、「引渡猶予」などを交渉しましょう。
売買契約で定めた引き渡し日に遅れると、原則として契約違反(違約金発生)となってしまいます。しかし、事情が前もってわかっている場合は、不動産会社を通じて買主様に相談し、決済(代金の受け取り)だけ先に行い、引っ越しは数日~数週間待ってもらう「引渡猶予(ひきわたしゆうよ)」という特約を結ぶことができるケースもあります。
Q. 引き渡しの日時はどうやって決めるの?
A. 買主様と相談のうえ、「平日の午前中~日中」に設定するのが基本です。
引き渡し当日には、銀行での数千万円規模の送金手続き(住宅ローンの実行や着金確認)や、司法書士による法務局への「所有権移転登記」が行われます。銀行や法務局が開いている時間帯に対応する必要があるため、基本的には平日の午前中~お昼過ぎに行われます。
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マンションの売却は、スケジュール管理と不動産会社選びが成功の鍵を握ります。
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マンション売却は計画的に進めよう
マンションの売却には数ヶ月の時間がかかりますが、事前に流れを把握し、信頼できる不動産会社と二人三脚で進めることで、ストレスなく希望通りの売却を実現することができます。
「まずはいくらで売れるか査定してほしい」「いつ頃から動き出せばいいの?」といったご相談でも大歓迎です!後悔のない売却・住み替えに向けて、ぜひお気軽にカウカモまでお問い合わせくださいね。
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中古・リノベーションマンションの流通プラットフォームに関する知識をわかりやすく提供するため、カウカモ(cowcamo)で日々勉強中。築古マンションの魅力とリノベーションのメリット・デメリットについて深く学び、読者の皆様が最適な選択をできるようサポートしたいと考えています。最新の住宅トレンドや資産価値の維持に関する情報も発信していくので、ご期待ください。

中古・リノベーション住宅の専門エージェントチームとして顧客の理想の暮らしを実現するため、物件選びからリノベーション、インテリアまで幅広く提案。ITツールを活用しつつ、一人ひとりに寄り添ったコンサルティングで、住まい探しから購入後までを一貫してサポートします。顧客志向と専門性を重視し、理想の住まいとの出会いをプロデュースします。
















