「一点もの」の住まいに出会おう。 カウカモでまさに一点ものの住まいに出会い、新生活を始められた皆さまを撮影させていただく「カウカモグラフ」。
今回は、ヘリンボーンの床材が特徴的なデザイン性の高いワンルームにお住まいのご夫婦のもとを訪ねました。
《プロフィール》
名前:きみこさん / こうたろうさん
年齢:40代 / 30代
職業:会社員(ラジオ関連系) / 会社員(不動産系)
趣味:映画、街歩き、この家に引っ越してからはレコード好きに
《この住まいについて》
場所:代々木上原
間取り:ワンルーム
面積:54.62㎡
築年数:築38年(取材時)
追加リノベ:なし
支払い額(以前と比べて):広さは1.5倍になり、支払い額は7万円アップ
家を探し始めたきっかけ:賃貸の更新時期
家探し期間:1.5ヶ月
内見数:1軒
Q1:以前の住まいは?
きみこさん:練馬にある賃貸物件に10年以上住んでいました。ちょうど更新時期が迫ってきたタイミングで、主人とそろそろ環境を変えようかという話になったんです。
Q2:この家に決めた理由は?
きみこさん:一番はヘリンボーン張りの床ですね。前の家は床がよくあるツルテカな感じであまり質感がよくなかったので、木の温かみに憧れていて。
キッチンの床だけはコンクリート材になっているんですけど、汚れても掃除がしやすいし、ワンルームでも素材感で空間にメリハリがでるので気に入ってます。
とにかく内装が魅力的で、水まわりのハニカムタイルも好きですね。リビングと印象ががらりと変わって、モダンな雰囲気がいいんです。
壁の躯体現しの風合いもかな。トイレの壁面にある「W.C.」とか、工事中に書かれた文字がそのまま残ってる感じが面白いなって。
ワンルームという間取りも私たちのライフスタイルにフィットしていました。夫婦ふたり暮らしなので、部屋数はそこまでいらなかったんですよね。もし70平米くらいの部屋に住んだとしても、壁を壊してワンルームにしてもいいくらいに思っていたので(笑)。
お気に入りポイントが多すぎてどんどん出てきちゃいそうなのですが、主人と『この部屋最高!』『ずっと家にいたい』と毎日言い合ってます(笑)。それだけ住み心地がよくて、本当に幸せです。
Q3:この街《代々木上原》にした理由は?
きみこさん:家の魅力ありきで決めました。正直このエリア自体には暮らすイメージを持っていなかったんですけど、実際に住んでみると本当にいい街で。
今までお出かけの時はいつも電車を使っていたのに、ここに引っ越してからはまったく乗らなくなりました。初台や幡ヶ谷まで歩くと街の雰囲気がガラッとかわったり、おしゃれなカフェが多いので歩いているだけで楽しいんです。
雑貨の飾りがいがある家なので、お店を巡るときもどこに置こうかなと思いながら見ていますね(笑)。
Q4:《リノベーション済みの中古マンションを買う》以外の選択肢は検討した?
きみこさん:もともと主人がアメリカンヴィンテージ好きで、私もこだわりを感じる内装が好みだったので、まずはリノベーション済みの賃貸で探し始めたんです。でも、なかなか趣味に合うものがなく。
リノベーション済みの分譲物件だったらいくらくらいが相場なんだろうと調べたタイミングでカウカモを見つけて、ちょうどこの物件が新着で出てきたんですよね。
主人に見せたら『気になるから内見だけでも行ってみない?』と。なので正直な話、全然購入するつもりはなくて、冷やかし半分だったんです(笑)。
ただ、いざ内見に行ってみるとふたりともひと目惚れしてしまい、その場で購入を申し込んだという感じです。
Q5: 購入にあたって不安に感じたことや乗り越えたことは?
きみこさん:お互いの実家がどちらも地方なので、両親には広さと金額が見合わないとびっくりされました。『田舎だったら大きい一軒家が建つ値段だよ!』って。
それでもう少し都心から離れた場所の一軒家を勧められたりもしたんですけど、ここは自分たちの暮らし方に合った本当に素敵な物件だと思ったので、購入に踏み切りました。
今となっては両親も『おしゃれな生活してていいわね〜!』って、すごく喜んでくれてます(笑)
Q6:カウカモで家を買ってみてどうだった?
きみこさん:とってもよかったです。もちろん購入に至ったのは物件自体を気に入ったからですけど、それだけじゃなくて、エージェントやスタッフの皆さんが時間を惜しまず根気よく説明してくれたことも後押ししてくれたかなって。
そういった丁寧な姿勢に対してすごく好感を持てましたし、契約時にオフィスに伺った際も前向きな空気が漂っていて、雰囲気の良い人が多いと感じました。
Q7:この家のお気に入りの場所やこれから楽しみにしていることは?
きみこさん:キッチンです。4口コンロでシンクが深くて大きいのが気に入ってます。このキッチンのおかげで好きな料理がもっと楽しくなりました。
あとはここが1階の住戸だから、大きい専用庭が付いているんです。専用庭にエントランスを通らず家に入れる扉があって、“戸建て感” が味わえるのも好きなポイントですね。
Q8:これから家探しをする人にアドバイスがあれば
きみこさん:気になった物件は、自分の目で見に行ったほうがいいと思います。“見てみたいね” で終わることも多いと思うんですけど、そこから一歩踏み出して、まずは足を運ぶ。それで気づくことが多いかなって。
建物の空気感しかり、周辺の雰囲気しかり、そういう肌で感じる部分を大切にしてほしいなと思います。
担当エージェント:秦 政羊/撮影:沢崎 友希/文:清水 駿