“陸の王者” のお膝元

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左上・東急東横線の急行停車駅「日吉」から物件までは、徒歩13分の距離。/右上・日吉のシンボルといえば「慶應義塾大学 日吉キャンパス」。多くの学部の1〜2年生が通うこともあり、街全体を活気づけている印象です。(1.1km 徒歩14分)/下・駅前から延びる4本の通りから成る「日吉商店街」が、毎日の通り道になります。飲食店がとっても豊富なので、外食には困らなさそう。(700m 徒歩9分)

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物件の最寄りは市営地下鉄グリーンライン「日吉本町」駅(徒歩7分)ですが、「日吉」駅も徒歩圏内です。どちらからのルートも急な坂道がありますので、心の準備運動を!

玄関先から ときめきが止まりません

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左・おおおー! タイル敷きの土間の隣には、小さな手洗い器が。壁にはエキゾチックなタイルがあしらわれ、換気用の小窓も備わっています。/右・LDKを背に、反対側から。左右にある洋室A・Bと水まわりは、後ほどゆっくりとチェックしましょう。

売主さま

帰宅時にすぐ手を洗えるように、玄関に手洗い器を設置しました。

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衛生的! 花粉の季節にもありがたみを実感できそうですね。

光いっぱいのLDK

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まずは、廊下の突き当たりにあるLDKへやってきました。約21.9帖の広さがあり、南西向きの窓から眩しいくらいの陽が入っています。

売主さま

細則がありますが、小型犬・猫であれば2匹まで飼育可能です。

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手前のダイニングスペース側の天井は、ランダムな木目調でナチュラルな雰囲気。窓辺には、寝そべることができるサイズのベンチが造作されています。光合成できちゃいそうです!

売主さま

足元にはオークの無垢フローリングを採用しております。梁の部分に壁や建具を追加して、個室をもうひとつ追加することも可能ですよ。

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振り向くと、キッチンのタイルがつやつやと光を反射していました……素敵♡

バルコニーへ出てみましょう

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外に出ると、視界の左半分に戸建て住宅の後ろ姿、右半分には開けた駐車スペースが見えます。こちらを向いている窓は無いので、視線を気にせずくつろげそうです◎

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はぁ、静かで落ち着きます〜。住戸は1階に所在しているのですが、マンション自体が坂の中腹に建っているので、だいぶ視点が高いです!

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LDKの横幅いっぱいに延びるバルコニー。奥行きにも余裕があり、伸び伸びと洗濯物を干すことができそう。

室内に戻って

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リビングスペース側は、躯体現しの天井にインダストリアルなテイストの照明が設えられています。

キッチンも 自慢ポイント

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続いて、気になるキッチンエリアへ。ニュアンスカラーのタイルとキッチンの木目がマッチして、ものすごく可愛いです。一方、レンジフードはすごくかっこいい! もちろん見た目だけでなく、抜かりなく食洗機を完備しています。

売主さま

キッチンはWOODONE(ウッドワン)社製のスイージーシリーズで、無垢材×ステンレスモデルを採用しました。背面のカップボードはオリジナルで造作しております。

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左・キッチンとお揃いのタイルが貼られたカップボード。奥には冷蔵庫置き場があります。/右・廊下につながるブラウンのドアの手前に、洋室Aの白いドアが見えます。

約4.5帖の洋室A

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洋室Aは正方形に近いキレイな形をしており、家具の配置がしやすそう。共用部に面した曇りガラスの窓があり、引き戸の奥にはクローゼットが備わっています。

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左・木目をあしらった天井に鉄管の照明付き。足元は同じく無垢のフローリングです。/右・窓の向こうには小石を敷き詰めた採光スペースが。共用廊下に直接面していないのが◎

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廊下に戻り、洋室Bと水まわりを見ていきましょう!

約5.7帖の洋室B

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掃き出し窓は北向きで優しい明るさなので、休息のスペースとしてちょうどよさそう。

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左・窓の反対側には、引き戸3枚分のクローゼットが。中の奥行きはやや浅めです。/右・掃き出し窓の向こうには、共用部の吹き抜けに面したサブバルコニーが。大人ふたり分ほどのコンパクトなサイズですが、ちょっとした気分転換の場所としていいカモ。寝室の空気がフレッシュっていいですよね〜。

窓・窓・窓♡

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左・ご覧ください。なんと、洗面室・バスルーム・トイレすべてに換気できる小窓が! 洗面室の壁にはグリーンのタイルがあしらわれ、足元は玄関とお揃いのタイル敷きです。/中央・バスルームはちょっぴり余裕の1418サイズ。/右・トイレの床もお揃いのタイル敷き。

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水まわりも、隙のないおしゃれな仕上がり♡ 生活の満足度が上がりそうな気がしますね。

もうちょっとだけ 語らせてください!

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左・陽だまりの特等席こと、LDKのベンチ。見上げると、視界が空でいっぱいになります……個人的にはここでノックアウトされてしまいました。/右上・玄関の手洗い器をアップで。ブラウンの陶器ボウルが可愛いのです。/右下・こちらはキッチンの水栓。細部までこだわりを感じます!

坂道に佇む 品のいいマンション

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上・マンションは1997年築で、新耐震基準に適合しています。/右上・エントランスは建物の2階部分に。門灯や木製扉のヨーロピアンな意匠がいい雰囲気!/左下・コンパクトな共用ロビー。オートロックの手前に宅配ボックスが備わっているのがうれしいポイントです。/右下・階段を下りて、住戸のある1階へ。中庭を囲むようにゆったりと住戸が配置されており、玄関扉の前にはゲートで区切った専用ポーチが用意されています。

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総戸数20戸と小規模なこともあって共益費はややお高めですが、修繕積立金に重きを置いた徴収バランスは好感が持てますね◎

各住戸の玄関扉が離れていて、プライベート感があるのもGOODです!

潜入、「日吉商店街」

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左上・「とんかつ和栗」は、銀座の有名とんかつ屋さんの暖簾分け店。3種の塩で味わう絶品とんかつが徒歩圏内に。(1km 徒歩13分)/右上・コーヒー好きなら「NOBLE COFFEE ROASTERS(ノーブルコーヒーロースターズ)」へ。自家焙煎の豆を購入することもできます。(1.1m 徒歩14分)/左下・「Trattoria AQUILOTTO(トラットリアアクイロット)」は、ワインとイタリアンをカジュアルに楽しめる人気店です。(1.1km 徒歩14分)/右下・駅の目の前には「自然食品 F&F 日吉店」が。有機食材をサクッとご近所で揃えられるのはうれしいかも。(1km 徒歩13分)

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カウカモ編集部より

凝りに凝った内装が、もうたまりません。取材しながらあちこち眺めすぎて、軽く首の筋を痛めました(笑) それくらいテンションが上がること間違いなしの、オシャレな内装です!

内装が素敵なのはもちろん、玄関横に手洗い器が備わっていたり、陽だまりトロトロの窓辺にベンチが造作されていたり、生活を楽しむための心憎い提案が感じられる間取りです。ライフスタイルに合わせて、3LDKに変更するイメージも付きやすいですよね。


マンションも優雅な佇まいで、特に不安な点は見当たらず。そうなると、気になるのは駅からの距離と坂道の存在か……と思って現地を訪れたのですが、帰り道で確信に至りました。この内装を見れば、そんなのいくらだって乗り越えられそうです!


きっとここは、消去法ではなく愛の一本釣りで選ばれる物件だと思います。ときめいている方はどうぞお早めに。

writer:小杉 美香 / editor:酒井 大作