緑豊かで歴史ある街並み

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左上・最寄りは東京メトロ千代田線「湯島」駅。マンションまでは徒歩1分で、途中緩やかな坂を通ります。/右上・マンションが建つのは、梅の名所や学問の神様として知られる「湯島天満宮」のお膝元。季節ごとに祭事が執り行われていますよ。(250m 徒歩4分)/左下・マンションの北側には「旧岩崎邸庭園」の緑が。園内には大名庭園を一部踏襲する優雅な庭が広がり、歴史的建造物は国の重要文化財に指定されています。(230m 徒歩3分)/右下・イタリア・ナポリから取り寄せた、薪窯で焼き上げるナポリピッツァが自慢のイタリアンレストラン「Arrangiarsi(アランジャルシ)」。ピッツァだけでなく前菜やワインも評判で、予約なしでははなかなか入れない人気店です。(92m 徒歩2分)

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「湯島」駅のほか、東京メトロ銀座線「上野広小路」駅や都営大江戸線「上野御徒町」駅、JR山手線・京浜東北線「御徒町」駅が徒歩圏内にあり、6駅7路線が利用可能です。

街のシンボル 駅近の大規模ヴィンテージ

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今回ご紹介するのは、春日通りに面して建つ、A棟とB棟からなる総戸数439戸のビッグコミュニティです。実は建築業界では名の知れたヴィンテージマンションなんですよ。1969年12月竣工と築年数はそれなりに経っていますが、管理体制が良好で共用部分は綺麗な状態。1、2階には郵便局や飲食店などのテナントが。ご紹介する住戸は、手前に見えるA棟に所在しています。

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セキュリティ面への配慮がしっかりされており、共用部の撮影がNGだったため文章で概要をお伝えします。2階扱いのエントランスがあるのはA棟とB棟との間。入ってすぐのところに管理人室があり、週7日24時間体制で有人管理が行われていますよ。管理人室からエレベーターへ向かう共用内廊下には、ギャラリーや会議室、集合ポストがあります。各フロア2戸で1基のエレベーターを使う造り。

売主さま

こちらのマンションは土地の権利が2030年3月31日までの旧法借地上権・賃借権で、共益費のほかに地代として月額8,000円がかかります。借地期間の更新料や、名義変更の譲渡承諾料はかかりません。

北・東・南向き3方角部屋

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左・住戸が所在している、最上階16階まで上がってきました。左手が玄関扉で、右手の扉は後ほどご紹介するインナーバルコニーにつながっています。/右・玄関ホールの先にはふたつの個室が。廊下はクランクしており、突き当たりにLDKがあります。

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左・廊下の角から振り返ったところ。クロスや玄関扉が白で統一されていて、スッキリしていますね。/右・こちらがLDKにつながる扉。ガラスが使われているおかげで、廊下にも光が届いています。

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玄関扉を閉めても少し隙間ができてしまうため、廊下での話し声が室内まで聞こえてきました。気になる方は現地でご確認くださいね。

とにかく明るい!

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扉を開けると、約11.5帖のLDKが。電気を点けなくても空間全体が明るいほど! ほぼ壁一面の窓から陽が差し込み、とっても気持ちいいんです♪ 北東向きなのにこれだけ明るいのは、さすが最上階、ですね。キッチンの背面には、インナーバルコニーにつながる勝手口があります。

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こちらのマンションでは、成長時の体長が70cm以内のペットを1住戸2匹まで飼育可能です。「上野恩賜公園」や「不忍池」でのお散歩をお楽しみくださいね。また、細則はありますが事務所利用も可能です。

キッチンの奥から

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キッチンは、3口コンロ、食洗機付き。収納量が多く、ワークスペースも広いので、お料理好きの方でもゆったりと楽しめそうですね。

キッチン背面から インナーバルコニーへ

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左・サンルームみたいですね。広さは十分にあるので、置き型の物干しを置いてもよさそう。日光さんさんというわけではありませんが、洗濯物が花粉や雨の影響を受けないのがうれしいところ。/右・正面の扉は、始めにご紹介した玄関扉の正面にあったもの。開けると、共用廊下に出ることができます。

キッチンに立ってみると

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この住戸の特等席はここかも? 大きな窓の外には「上野恩賜公園」内の「不忍池」が。取材時は桜が咲いていたので、新緑と桜がとっても綺麗でしたよ。右手には、水まわりがあります。まずは左手の引き戸を開けてみましょう。

約4.8帖の洋室A

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左・控えめな空間ながら、大きな窓のおかげで窮屈には感じませんでした。/右・収納は備わってないので、個室が足りていればLDKとして使ってもよさそうです。

「上野恩賜公園」を一望

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北東向きの洋室AとLDKからは「上野恩賜公園」を望む、パノラマビューを楽しめます! 正面の茶色いところが「不忍池」。7月頃には蓮の花が咲いて、緑が美しく映える景色になりそうですね。

キッチン右側の引き戸を開けて

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左・洗面脱衣所はスッキリ。置き型の洗面器が可愛いですね♪/中央・ブラウンのパネルがホテルライクなバスルーム。浴室乾燥機能付きです。/右・洗面台左手には、トイレが。トイレからもほかの居室と同様の気持ちいビューを望むことができます! いくつもの物件を取材してきましたが、トイレからの眺望を語る日が来るとは思いませんでした(笑)

一度LDKに戻りましょう

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キッチンとLDK入り口の間にある両開きの扉を開けると、洗濯機置き場があります。キッチンやバルコニーと近いので、家事動線◎ ですね。

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LDKは壁の面積が少ないので、収納家具を置く場所が限られそう。キッチンの腰壁にくっつけるような形でダイニングテーブルを置いて、洋室Aをリビングスペースにし、収納をエアコン下に設置するといいカモ。

二面採光の洋室B

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こちらは約7.5帖。大きな窓がふたつ付いているので、言わずもがなの明るさです。左側、北向き窓からの眺望をチェックしてみましょう!

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眼下に「旧岩下邸庭園」を見渡せる、緑豊かな眺望。180℃視界を遮るものがなく、展望台かのようでした。

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左・3つある個室の中で最も広いので、主寝室におすすめです。大きめのベッドに加え、ドレッサーやデスクも置けそうですね。さて、右手の壁の向こうは・・・/右・ゆったりとしたウォークインクローゼット(WIC)でした。

お隣の洋室Cへ

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左・こちらは約6.2帖。もういいよと思われそうですが・・・もう一度だけ言わせてください、明るい!(笑) 左手のスペースを覗いてみると・・・/右・こちらにも、奥行きが深いWICが。

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左・そして北向きの窓からの眺望をもう一度。どの居室からも、青空とパノラマビューを楽しめるという贅沢さ。所在が16階と高さもありますし、周辺は落ち着いた環境なので、窓を開けてもとっても静かですよ。/右・こちらは子ども部屋によさそう。右側の壁沿いにベッド、左側には勉強机や収納家具を置くと使いやすそうです。

隣接した台東区は 商店・文化施設が充実し賑やか

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左上・JR東北新幹線をはじめ複数路線が乗り入れる、一大ターミナル「上野」駅も徒歩圏内。京成線を使えば「成田空港」へのアクセスもスムーズです。出張が多い方には心強い味方ですね!(850m 徒歩11分)/右上・「上野恩賜公園」には、パンダのシャンシャン目当てに、多くの人が訪れる「上野動物園」をはじめ、貸しボートが人気の「不忍池」や、世界文化遺産「国立西洋美術館」など複数の美術館・博物館もあります。子どもから大人まで楽しめるので、足繁く通うことになりそう。(240m 徒歩3分)/左下・「アメヤ横町」は、買い物客や観光客で常に賑わう楽しい商店街。スパイスや乾物など、専門店の品揃えが充実しています。(550m 徒歩7分)/右下・最寄りのスーパーは「業務スーパー 上野広小路店」で、9:00から深夜0:00まで営業しています(300m 徒歩4分)。そのほか近くには、24時間営業の「Hanamasa Plus+ 湯島店」(650m 徒歩8分)や鮮魚の品揃えに定評がある「吉池」(650m 徒歩9分)も。

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カウカモ編集部より

歴史や自然をあちこちで感じられる “上野・湯島エリア” に佇むヴィンテージマンションをご紹介しました。エリアもマンションも “ツウ” な香りが漂います。


マンションは東京メトロ千代田線「湯島」駅が最寄りで、なんとその距離徒歩1分。この周辺は駅密集地なので、東京メトロ銀座線「上野広小路」駅や都営大江戸線「上野御徒町」駅、JR山手線・京浜東北線「御徒町」駅が徒歩10分以内にあり、6駅7路線が利用可能です。


私は以前にこのエリアに住んでいたことがあるのですが、都内のどこへ行くにも便利でした◎ ターミナル駅「上野」も徒歩圏内で、「京成上野」駅からスカイライナーに乗れば「成田空港」へもアクセスしやすく、旅行や出張時にとってもスムーズですよ。


四季を感じられる「上野恩賜公園」をお散歩し、たまには足を伸ばして “浅草エリア” や “谷中エリア” を散策、そして年末には通称「アメ横」で食材調達。行動範囲がどんどん広がりそうな、魅力たっぷりな下町エリアです。

そして、マンションが建つのは「上野」の喧騒からは少し離れた、「湯島」の歴史ある空気を感じられる場所。昭和44年竣工のマンションで、玄関扉や廊下にその歴史を感じる部分もありますが、全体的に綺麗に管理されています。2007年に大規模修繕工事、2011年にエレベーター改修工事、2016年に共用部の工事を実施済。管理人さんが住込みで週7日24時間勤務体制であることや、マンション全体の修繕積立金が約5億円貯まっている(※2018年3月時点)というのも好ポイントです。


さて、最上階である16階に所在している住戸ですが、何しろすべての居室+トイレまで明るい! どの空間も北向きなのに照明を点けなくても過ごせるほどなのは、大きな窓と最上階のおかげですね。眼下には「上野恩賜公園」や「旧岩崎邸庭園」などの四季を感じる景色を望めるので、思わず窓際でため息をひとつ。ああ、空が広くて気持ちいい。


LDKはややコンパクトなので、洋室Aを上手に使うのがよさそう。廊下からアクセスできるふたつの個室には、大きなWICが備わっており広さもしっかり確保されています。プライベート空間もつくりたいというご家族には、使いやすい間取りだと思いますよ。


ぜひ晴れた日に内見へ。住戸全体の明るさはもちろんのこと、トイレからの絶景に驚くこと間違いなしです!

writer:島村 麻美 / editor:外山 友香