なんて素敵に文京区

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左上・物件の最寄りは都営三田線「水道橋」駅で、なんと徒歩わずか1分! JR総武中央線「水道橋」駅も徒歩3分という、堂々たる駅近物件です。写真の左側に写っている観覧車は・・・/右上・「東京ドームシティ」です!野球観戦やコンサート、アトラクションやスパなどを楽しめますよ。休日はここで一日中遊び尽くしちゃいましょう◎(270m 徒歩4分)/左下・三島由紀夫氏や川端康成氏らの文豪に愛された、1962年創業の老舗とんかつ店「かつ吉 水道橋店」が物件すぐそばに。骨董や書籍がずらりと並ぶ、古民家のような店内も魅力です。(79m 徒歩1分)/右下・さて、現れたるは「宝生能楽堂」。490席を擁する都内有数の能楽堂で、宝生流の中心拠点となっています。(7m 徒歩1分)

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駅から1分も歩いていないのに、大通りから一本奥へ入っただけで、急に空気が穏やかになった感じ。伝統芸能の力でしょうか?

ちょっと ズームアウト

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「宝生能楽堂」が佇んでいる「忠弥坂」は、“慶安の変” の首謀者のひとり、丸橋忠弥にちなんで名付けられたそう。360年以上前に、歴史がググッと動いた場所です。そして・・・建物は奥まで続き、扇のように細やかに雁行した白塗装の姿へ。

こちらです!

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左上・坂の上から見渡しましょう。はい、なんとこちらが今回ご紹介するマンションです。まさかの、on the 能楽堂! 足元から文化と伝統が溢れ出しそう・・・!/右上・居住部分のエントランスは2階にあり、坂道から階段でアプローチします。/左下・光が差し込むエントランスホール。左手の管理人室では、管理人さんが月曜から土曜の9:00〜17:00の間に勤務されています。/右下・ホールは石貼りで、重厚感たっぷり。総戸数69戸に対して、エレベーターは2基備わっています◎

売主さま

こちらのマンションは1979年竣工。駅近物件でありながら、落ち着きのある周辺環境と、能楽堂の上という希少性の高い立地が魅力です。

また、2019年3月現在、マンション全体の建て替え工事を検討中です。ご不明点などはお問い合わせください。

あらこんなところに

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左・エレベーターで、ご紹介する住戸の所在している6階へ。共用廊下から下を見下ろすと・・・/右・おお、能楽堂の屋根が

それでは住戸へ おじゃまします

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左・シューズボックスは姿見付きの背の高いものと、中程度の高さのもののふたつが備わっています。ご家族ぶんの靴がしっかり収まりそうですね。/右・左手のドアは洋室Cへ、右手のドアは水まわりへ続きます。こちらは後ほど見ていくことにして、まずは廊下の突き当たりにあるLDKへまいりましょう。

明るいですね!

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LDKは約14.7帖。南東角に位置しているため、二面から入る日差しでぽかぽかです♡ では、まずは正面のバルコニーへ。

ホォ!

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先ほど歩いてきた「忠弥坂」を眼下に見渡します。お向かいの建物とはゆったりと距離が取られているので、圧迫感はナシ。バルコニー自体はコンパクトなサイズ感です。

LDKに戻って

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今度は、もう一方の掃き出し窓の向こうへ行ってみましょう。

イヨォ!

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ポン! 約69㎡の広々としたルーフバルコニーです!

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すごい! ここでも舞えちゃいそうな広さです。

ヤァ!

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反対側からもう1カット、ポン! ルーフバルコニーは東向きですので、朝日がまぶしそう。目覚めてそのまま、布団を干したい!

ハッ!

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眺望を、ポポン! 周囲に建ち並ぶのは「東京都立工芸高等学校」「桜蔭中学校・高等学校」という、いかにも文京区らしいビュー。建物の間からしっかり青空を眺められるのがうれしいですね。

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おじゃましたのは平日の午前中でしたが、特に学校からの喧騒は感じられませんでした。ただ、ルーフバルコニーでは視線がちょっと気になるかもしれませんので、この点は現地にてご確認くださいね。

ふぅ

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ルーフバルコニーで興奮して鼓を打ちすぎてしまいました。さて、今度は正面に見えているキッチン、そして左手にある洋室A・洋室Bを見ていきましょう。

料理人は背中で語る

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キッチンは壁付けタイプ。お手入れしやすいガラストップの3口コンロに、食洗機を完備しています。収納棚は耐震ロック機能付きなので、非常時にも安心。

売主さま

専有部分の給排水管は今回のリノベーションで交換済みです。

いざ洋室Aへ

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約7.1帖の洋室Aは、光溢れるコーナーサッシがチャームポイント。梁がある部分は天井がちょっと低くなっていますので、背の高い方はご注意くださいね。

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窓の反対側には、大人がすっぽり入れるくらいの大きさのウォークインクローゼット(WIC)があります。おふたり分の衣類でも収まりそうな、頼もしいサイズです♪

どんどんまいります 洋室Bへ

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お隣の洋室Bは、約3.9帖とややコンパクト。窓がなく “お籠り感” がありますので、書斎やオーディオルームにちょうどいいかも。

LDKから見てみると

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洋室BとLDKは引き戸で区切られており、このように開け放ってゆったりと使うことも可能です。キッチンから目が届くので、小さなお子さまのプレイルームにするのもよさそう。

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それでは廊下に戻って、順番に洋室Cと水まわりをチェックしましょう!

洋室Cへ

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洋室Cは約5.2帖。共用廊下向きの窓があり、ほどよく光が入ります。もちろんクローゼットも備わっていますよ◎

最後に水まわりを拝見

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左・洗面脱衣室のドアを開けたところ。右手の折れ戸の中には電気温水器が。左手のドアは・・・/右・トイレでした。落ち着いたブルーのアクセントクロスがあしらわれ、小ぶりな収納棚が設えてあります。このちょっとした棚、助かりますよね〜。

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左・洗面化粧台は横幅がゆったりしているので、ふたり並んで歯みがきもできます。右手の可動棚にはふかふかのタオルをストック♡/右・余裕のある1418サイズのユニットバス。浴室乾燥機も完備していますよ。

ありがたや 周辺環境

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左上・マンションの北側には “こんぴらさん” こと「讃岐金刀比羅宮 東京分社」の姿が。マル金のマークが示す通り、知る人ぞ知る金運アップのパワースポットなのだとか。これはお参りしなきゃ!(140m 徒歩2分)/右上・その境内社には、「水道橋稲荷大明神」が祀られています。こちらは商売繁盛のご利益があるそうです。ご内見の際にはお見逃しなく。(71m 徒歩1分)/左下・ランチどきにヘビーローテーションしそうな、路地裏の隠れ家イタリアン「la cucina VIVACE(ラ クッチーナ ビバーチェ)」。お手頃な価格で本格的なローマの家庭料理を味わえます。(110m 徒歩2分)/右下・そして “水道橋エリア” のオシャレカフェと言えば、「ディゾン (DIXANS)」です♡ ギャラリーのように仄暗い、ムードたっぷりの店内でひと休み。取材中、ルーフバルコニーで陽に焼かれた網膜を休めるのでした。(500m 徒歩7分)

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カウカモ編集部より


訪れるまで、まさか、能楽堂の上に物件があるとは思ってもみませんでした。

「忠弥坂」に足を踏み入れた瞬間から、「宝生能楽堂」と「桜蔭女子中・高等学校」から漂う文化の香りに、なんとなく背筋が伸びる思いでした。しかもマンションのエントランス前にお花屋さんのトラックが停まり、お祝いらしき大きなスタンド花が搬入されていく所に遭遇。うーん、やはり、ここは芸能の舞台・・・。すぐそばに “ハレ” の場を感じながら暮らすというのは、心が潤うこと間違いなしですね。


都営三田線「水道橋」駅から徒歩わずか1分という便利な立地。通りの向こう側に遊園地のアトラクションが顔を覗かせている、とても華やかな場所のはずなのですが・・・マンション周辺は、不思議なほど空気が穏やかです。駅近なのに雑多な印象を受けないのは、“文化の力” としか言いようがないかも? ぜひ現地で実感していただきたいポイントです。


建物は1979年築で、レトロかつ重厚感のある佇まい。もちろん、能楽堂の入口とマンションのエントランスは離れた場所にあり、オートロックも完備しています。管理人さんは週6日勤務の手厚い管理体制で、安心してお住まいいただけそうですよ。ちなみに2019年3月現在建て替え工事を検討中だそうですので、ご不明点などはエージェントまでお問い合わせくださいませ。

そして住戸の最大の魅力は、約69㎡のルーフバルコニー! シーツやバスタオル、大物を並べて干したくなる広さです。それに隠れてヨガのポーズを決めたり(笑)お向かいの女子校が下校時刻を迎えたら、夕方以降は大人の時間。ルーフバルコニーで風を感じながら乾杯したりなんかして・・・!


南・東の二面採光ですので、LDKにはたっぷり陽が入って、いつまでもソファに座っていたくなるほどでした。ご家族みんなが自分の部屋を持てそうな3LDKの間取りですが、天気のいい日には、この心地いいLDKにみんなが自然と集まって来そうです。

褒めるばかりになってしまうといけないと思いつつ・・・うーん、駅近でいて雅な空気、しっかりと個室3つを確保、うれしすぎるサイズのルーフバルコニーとな。さてもさても、住みたいことぢゃ。きっとご覧になったあなたの心でも、ポン! と鼓が鳴りますよ。

writer / editor:小杉 美香