水と緑とコーヒーが薫る “門前仲町エリア”

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左上・ご紹介する物件の最寄りは、都営大江戸線・東京メトロ東西線「門前仲町」駅(徒歩8分)。いくつかの川と公園と寺社に囲まれた、自然が身近なエリアです。/右上・「深川不動堂」の参道から続く「人情深川ご利益通り」には、愛らしいお店がたくさん。そのひとつ、居心地のよさが自慢の「MONZ CAFE(モンズカフェ)」。(1km 徒歩13分)/左下・マンションから永代通りを挟んで向かいにある「Rico+(リコプラス)」は、ご夫婦が営むアットホームな喫茶店。地元の人に愛されるお店がご近所に。(180m 徒歩3分)/右下・隅田川を越えた所には、コーヒースタンド「GUMTREE COFFEE COMPANY(ガムツリー コーヒー カンパニー)」が。(650m 徒歩9分)

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「門前仲町」駅のほかに、「茅場町」や「八丁掘」も徒歩圏内。行動範囲がぐんと広がりそうで、心躍る立地です。

隅田川に架かる 永代橋の近くに

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レッドブラウンのタイルと雁行(がんこう)したフォルムに重厚感が漂う、地上11階建てのマンション。右手に見える永代橋から、水辺らしい風が吹いてきます……さわやか!

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永代通りはひっきりなしに車が通るため、ちょっと騒がしい印象です。でもそのかわりに、ビッグターミナルへと向かうバスに乗車しやすいというメリットも!

売主さま

マンションから徒歩1分のバス停「佐賀一丁目」からは、「東京」駅方面へダイレクトにアクセスするバスが頻繁に運行しています。「東京駅丸の内北口」までの乗車時間は約10分で、電車を利用するより早いんですよ。

それでは おじゃまします

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約17.9帖のLDK(中央のキッチンが気になる!)。南東角部屋ですが、日当たりはやや控えめな印象です。

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振り返ったカット。右手に見える室内窓の先には、後ほどご紹介する洋室があります。

売主さま

天井の中央に通る大きな梁(はり)の高さは190cmくらいです。身長の高い方だと気になるかもしれないので、現地でお確かめくださいね。

整然と並んだタイルに グッとくるキッチン

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IHクッキングヒーターと魚焼きグリル、食洗機付きのⅡ型キッチン。作業台が広く、収納も多めに確保されています。

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壁には独特なムラのあるタイルがあしらわれています。可愛い……

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こんなふうにスツールを用意すれば、バーのような雰囲気に。

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こちらのカウンター、ワインやクラフトビールをちょっとシャレたグラスに注いで乾杯するのが似合いそう。キッチンの横にダイニングテーブルを並べて置いてもイイですが、個人的にはこちらで食事をとる暮らしに憧れます!

売主さま

スツールは、座面の高さが70cmくらいのものを用意していただくとちょうどいいと思います。

腰掛けたい場所 ここにも発見

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キッチンカウンターの背面には、ブラケットライトが光を投げかけるベンチが。天井の素材を切り替えることで、ほかの空間と緩やかに仕切られています。ベンチの右横には、可動棚が2か所に備わっていますよ。

売主さま

……ベンチ、いかがでしょう?

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ベンチ、よすぎます! 友人を招いたときにはもちろん、自宅で仕事中に気分を変えたいときなんかに腰掛けたいですね。棚には本や画集を並べておいて、お酒を飲みながらページをめくるのも、きっと最高……

いったん廊下に出て 洋室へ

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LDKと隣接する洋室の広さは約5.4帖。光量を絞った、落ち着きのある空間です。

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左・右手にある引き戸の先は……/右・ウォークインクローゼット(WIC)。低めの位置に枕棚とハンガーパイプが備わっているほかに、可動棚もあって頼もしい収納力です。

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こちらのマンションでは、細則を守ることで事務所利用が可能です。洋室の片隅にデスクを設けて、ベッドルーム兼仕事場として使ってもいいカモ。

売主さま

別途費用はかかりますが、室内窓の上部にカーテンレールもしくはブラインドを設置することもできますよ。お気軽にご相談くださいね。

バルコニーへ

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左・バルコニーは小さめで、上部には室外機が設置されています。洗濯物を干すスペースとして物足りなく感じる方は、浴室乾燥機を併用してみてくださいね。/右・正面には永代通りが見えます。

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二重サッシのため、窓を閉めた室内はシーンと静か。インナーサッシが年季の入った既存のサッシを隠してくれているので、見た目もきれいです。

ブラインドを下げて 静かで豊かな時間を

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窓にウッドブラインドが設置されていることにはお気付きでしたか? すべてのブラインドを下ろすと、こんな感じ。道路を走る車で賑やかな外の風景が遮断され、視覚的にも静かな空間になります。

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夜はもちろん、日中もこんなふうにムードを変えて過ごせるなんてステキです。続いては再び廊下に戻り、玄関まわりと水まわりを拝見しましょう。

大容量の収納を 隠した廊下

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廊下に並ぶ建具はマットなブラックで統一されています。玄関横にシューズボックスが備わっているほかにも……

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廊下の左右にある折れ戸の中は、それぞれ収納と洗濯機置き場になっています。洗濯機置き場の横にも可動棚が備わっているので、用途に合わせて使い分けてみてくださいね。

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端に寄せられるタイプの折れ戸なので、大きなアイテムを出し入れするときにもストレスが少なそう。さすが、暮らしのことをしっかり考えて設計してくださっている……!

水まわりをチェック

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左・洗面台の横にはリネン収納付き。サブウェイタイルがキュートです。/中央・バスルームは1216サイズで、追焚き機能と浴室乾燥機を完備。/右・トイレには洗面脱衣室を経由してアクセスします。

最後に共用部を 見てみましょう

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メインエントランス(オートロック付き!)は、永代通りから少し脇に入った所にあります。ご紹介した住戸は3階所在で、エレベーターを降りてすぐ左手に位置しています。

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2021年6月現在、自転車置き場には空きがあります。利用を希望する場合は最新状況をお調べしますので、お問い合わせくださいね。ちなみに自転車置き場は共用ホールの奥にあって、エントランス脇のスロープを使うと楽に出し入れできそうでした。

売主さま

2017年には大規模修繕工事を実施済みです。また、その際にマンション全体で3,000万円の借り入れを行っていますが、2027年3月完済を目処に返済が進んでいますよ。

ぜひ自転車のご用意を! 「清澄白河」も暮らしの舞台

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左上・「清澄白河」といえば、サードウェーブコーヒーの火付け役「ブルーボトルコーヒー 清澄白河フラッグシップカフェ」。日本一号店がこちらです。(1.4km 徒歩18分)/右上・シェア型リノベーションホテル「LYURO(リュウロ)東京清澄」。休日はテラス席で隅田川を眺めながら、併設のブルワリー「清澄橋醸造場」のクラフトビールに喉を鳴らしてみては。(900m 徒歩11分)/左下・お天気のいい日は「木場公園」でサイクリングを楽しむのもイイですね。自転車だと10分くらいの距離です(1.8km 徒歩23分)。そうそう、広大な敷地の北側にはこんな施設も……/右下・現代アートに触れられる「東京都現代美術館」。特色ある企画展が魅力的です。(2.2km 徒歩28分)

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カウカモ編集部より

こちらの物件を手がけられたのは、カウカモ常連の売主さま。今回も取材を楽しみにしていたのですが、現地に訪れてみて『やっぱり、イイ!』と心を打たれてしまいました。


まず、素材へのこだわりを存分に感じる内装デザイン。カウンターのある大きなキッチンや窓辺のベンチを中心に、豊かな会話が聞こえてきそうな住まいでした。ご内見のときにはぜひ、ウッドブラインドを上げたとき/下ろしたとき、どちらの雰囲気も確かめてほしいです。日当たりが控えめな分、照明のマジックでオトナなムードが手に入る住戸だと思います。


もうひとつの推しポイントは、利便性と暮らしの楽しさがどちらも叶うナイスな立地。複数路線と駅がぎゅっと集まっているほかにも、マンションの目の前からバスに飛び乗れば「東京」駅までひとっ飛び。最寄りの「門前仲町」には近ごろ感度の高いお店がたくさん進出していますし、自転車があれば「清澄白河」にも! 語りつくせないほどの魅力が詰まったエリアです。


『川が見たいな……』というとき(ありませんか? 筆者はあります)には、永代橋から穏やかに流れる隅田川を眺めに行きましょう。きっと、モヤモヤした気分もポジティブに切り替わるはずです。

writer / editor : 軽部 優海