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取材日があいにくの雨だったので、住戸から見える晴れた日の眺望写真を売主さまからご提供いただきました。皆さま、記事冒頭の清々しいビューを脳裏に焼き付けて記事を読み進めてくださいね。11階と高層階かつ3面角住戸だからこそ、悪天候だったのがとても残念!

再開発地のお隣

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JR中央線ほか「中野」駅南口から徒歩4分の場所に建つ、白×ブルーのマンションが今回の舞台。後ろに見えているのは駅前で建設中の商業+オフィス+賃貸マンションからなる2棟の高層建築です。

レトロだけど新しい

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左上・エントランスまでのアプローチ沿いには、雨で喜ぶ青々とした植栽が。いまの季節は紫陽花が咲いています。/右上・2013年に実施した大規模修繕工事で刷新されたエントランス。オートロックを完備。/左下・郵便ポストの向かいには管理人室が。/右下・エレベーターで11階まで。降りると2住戸のみというプライバシー性の高い造りです。

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管理人さんによると、次回の大規模修繕工事は2026年を予定しているそう。またこちらのマンションでは抱きかかえられるサイズの犬・猫を1匹まで飼育可能です。

売主さま

当該住戸には約3.42㎡のトランクルームが付帯しています。

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鍵がかかっていて撮影できませんでしたが、トランクルームは地下にありますよ!

入室

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左・間接照明のやわらかな光が迎えてくれる玄関。下足入れは扉4枚分のたっぷりサイズです。/右・上がって正面には磨りガラスが。向こうの空間から自然光が注ぎます。

約16.5帖のLDK

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北東向きのLDKは、朝が特に気持ちよさそう。凸凹した間取りですが、だからこそゾーニングしやすくなっています。

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先ほどの磨りガラスの向こうにはリビングスペースがあります。3人掛けの大きなソファをゆったり置ける広さですよ。

売主さま

お引渡し時にソファやダイニングセットは撤去予定ですが、こちらのエアコン1台はお付けします。

眺望をご覧あれ!

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北東向きのバルコニーへ。駅近の物件ですが、高層階ということもあって抜けのあるビューを楽しめます。

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これからご紹介する洋室Bの前まで続く長さ。眼下に線路が見えますね。

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駅から近いがゆえに、線路も近い。サッシは防音性の高いペアガラスに刷新済みですが、閉め切った室内でも電車の音が頻繁に聞こえました。

シックなキッチン

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グレーやブラウンでまとめられたキッチン。床材が切り替わっているので、水跳ねなども安心です。

ダイニングの奥へ

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約7.2帖の洋室A。クローゼットは奥行き深めです。

こんにちは「新宿」

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冒頭でご紹介した眺望はこちらの洋室から楽しめます。南東向きで日当たりがいいのはもちろん、線路から最も離れた位置で比較的静かですよ。

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視線の先に新宿のビル群……なんてロマンチック! ここを主寝室にしたいカモ。

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バルコニーも申し分ない広さ。テーブルとチェアを出して、おやすみ前の一杯をいかがでしょう?

秘密の小部屋

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左・集中して仕事や勉強をするのによさそうなワークスペース。エアコンは取り付けられませんが、窓があるので換気可能。ドアの後ろに可動棚が設置されています。/右・コンパクトながら、小さな手洗いボウル付きのトイレ。こちらの横にも可動棚が。

水まわりへ

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左・ブラックのモザイクタイルが大人っぽい洗面化粧台。/中央・ユニットバスは1416サイズ。浴室乾燥機付きです。/右・洗濯機置き場は洗面脱衣室に完備。

LDKに戻って

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左手のドアから住戸の反対側へ向かいましょう。

約7.5帖の洋室B

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こちらも北東向きで気持ちのいい朝が迎えられそう。3つある洋室の中で最も広く、クローゼットも大きめです。

約5.8帖の洋室C

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間口は狭いですが、奥行きのあるクローゼットをふたつ備えた居室です。

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北西向きのバルコニーに出ると、目の前にドーンと駅前再開発のビル! 奥には駅のホームが見えますね。

今昔入り混じる 「中野」

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左上・マンションが建つ南口側は、北口側に比べ落ち着いた環境なのが魅力。/右上・線路沿いを真っ直ぐ行くと文化センター「なかのZERO」があります。筆者個人的に、ここのプラネタリウムが大好き。(徒歩6分)/左下・南口よりも大規模な再開発の渦中にある北口には「中野区立中野四季の森公園」など憩いの場も整備されました。(徒歩10分)/右下・北口駅前から真っ直ぐ伸びる「中野サンモール商店街」は平日に行ってもすごい賑わいです。(徒歩6分)

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カウカモ編集部より

駅から4分という近さでありながら、再開発の用地から逃れた本マンション。新しい建物は増えど、3方角住戸、上層階、眺望・日当たり・風通しよしという物件はなかなかお目にかかれないと思います。

各居室に窓があり、洋室はいずれも無理なく使えるサイズ感。LDKもゾーニングがしやすい配置で、ふたつの窓から自然光がたっぷりと入ってきます。難点を挙げれば電車の音が聞こえることと、トイレが少しコンパクトなことでしょうか。

移ろう街を暮らしの舞台に、 “欲しい要素” が詰まっていそうな本物件。立ち止まって見つめると、いい選択肢だと気がつくかもしれません。

writer:伊勢谷 亜耶子 / editor:高山 翔矢