世田谷区世田谷(上町駅)
トラムチック・ライフ
上町マンション
電車でもバスでもなく。トラム(路面電車)のある暮らしなんて、どうでしょう? 線路沿いにはちょうちょが舞い、比類なきほっこりムード漂う東急世田谷線。その真ん中「上町」で、超駅チカ物件がドラマチックに登場しました! トラムに揺られて、さっそく見に行かなくちゃ。
現在ご紹介可能な物件は、中古・リノベーション住宅のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ) 」よりご覧いただけます。
世田谷線
現在販売中のおすすめ中古マンション
約12.6帖のLDK

LDKに入ると、南東向きの大きな掃出し窓がお出迎えです。天井にはぐるりと取り囲むように間接照明が設置されており、空間をじんわり優しく照らします。
売主さま

横長のLDKをサイドから見るとこんな感じ。ややコンパクトな印象を受けますが、お隣の洋室Aの引き戸を開け放って過ごせば開放感がアップしそうです。
cowcamo
レトロなマンションを見慣れている方はさほど感じないかもしれませんが、天井高は低めです。インテリアの重心を低くまとめるとうまく決まりそう。
バルコニーに 出てみましょう

空が大きく見えるのは5階の住戸らしい特権♡ やや距離を置いて、お向かいには「青葉学園幼稚園」が見えます。取材は平日の午前中でしたが、窓を閉めている状態では特に大きな音・声などは聞こえてきませんでした。
cowcamo
住戸の窓サッシは改修されたばかりのようで、ピカピカでした! 音が気にならなさそうなのも、そのおかげカモ。ありがたや〜。

バルコニーの奥行きは人ひとり立てるくらいですが、横幅はなかなかワイド。日当たりがいいので洗濯物がよく乾きそうです。
LDKに戻って

窓を背にすると、キッチンの可愛さが目を奪います。腰壁はニュアンスカラーのタイル貼りで、レンジフード側まで同様にタイルで仕上げられています(ちょっと珍しい!)。
会話も弾む オープンキッチン

キッチンは食洗機・浄水器を完備していますが、サイズは比較的コンパクト。熱源は2口コンロを備えています。写真のように引き戸を開けた状態だと、キッチンから洋室Aにいるお子さまの様子を見守れるので安心感がありますね。
約3.6帖の洋室A

左・こちらは外に面した窓のない洋室です。エアコンの下にある引き戸を開けると、奥行き浅めのクローゼットが備わっています。/右・LDKに向かって開く室内窓は、横に細長いカタチをしています(これもちょっと珍しい!)。
cowcamo
取材帰りに「あっ」と気づいたのですが、この室内窓、世田谷線の車窓と似ているタイプです。なんだかほっこり。
廊下に出ましょう

左・玄関からLDK方向を見たカット。廊下の左右に、水まわりと洋室Bが並んでいます。/右・トイレはすっきりとシンプルな設えです。
ぎゅっとまとまった 水まわり

左・洗面脱衣室は少々タイトな印象ですが、洗面化粧台そのものは頼もしいサイズで、収納たっぷりです。/右・バスルームは1216サイズ。浴室乾燥機を完備しているので室内干しもお任せあれ。
約5帖の洋室B

住戸の玄関側の洋室Bには、共用廊下に面した窓があります。もちろん、こちら側のサッシもピカピカです。

窓の反対側には、押入れのように奥行きの深いクローゼットが! 衣装ケースなどを活用すれば、おふたり分の衣類でもまとめて格納することができそうですよ。
お化粧直し完了しました!

マンションは総戸数150戸のビッグコミュニティ。1969年築とある程度の築年数を経ていますが、実際に訪れてみてキレイさにびっくり……実は2024年8月に大規模修繕工事を完了したばかりなんです。住戸の玄関扉も更新されていますよ。
売主さま
さらに、マンション全体で総額2億円超の修繕積立金が貯まっている状態(2024年11月時点)です。安心感を持ってお住まいいただけると思いますよ。
路面電車ならではの あったかい雰囲気♡

物件の最寄りは、東急世田谷線「上町」駅。物件へは徒歩わずか2分です! 駅の間隔が狭いので、お隣の「世田谷」駅には徒歩5分、人気の街歩きスポット「松陰神社前」駅にだって徒歩10分で到着できますよ。
cowcamo
マンションから徒歩3分の場所にあるバス停「上町駅」からは、渋谷行きの始発便に乗ることができます。あぁ、この便利さよ……
キラリと光るお店が 多いんです

左上・生鮮食品の品揃えが豊富なスーパー「オオゼキ上町店」。駅前にあるので、日常使いに便利です。(徒歩3分)/右上・外観が印象的な「亞細亞食堂サイゴン 上町店」。美味しいエスニック料理をいただきながら、車窓から世田谷線を眺めることができますよ。(徒歩3分)/左下・ベーカリー「サンセリテ 北の小麦」。編集部のおすすめは “バターがたっぷり入った塩パン” 。ご賞味あれ、です!(徒歩1分)/右下・「おかしと喫茶トロッコ」。撮影時はあいにく営業時間外でしたが、営業時は出窓が開き、街の様子を眺めながら店内で季節の焼き菓子のイートインも可能。(徒歩2分)

カウカモ編集部より
しかも5階の南東向き住戸で、バルコニーからは圧迫感のない幼稚園ビュー。まだ新しい窓サッシの遮音性能が高く、心配だった外からの声や車の音も、特に気にならないと感じましたよ。個人的に、洋室Aのワイドな室内窓がツボでして……この住まいならではのニクイ演出なのか、世田谷線車輌の窓とそっくりなんです。ああそうか、家の中にもトラムがあるのか……そう微笑めたならこっちのもの。ちょっと低めの天井だって、なんだか個性として愛せるような気がしてきます。
とにかくビバ・立地な住まいであることに間違いないので、街の魅力を味わいがてら、ぜひ足を運んでみてくださいね。世田谷線大好きという方に、ぜひ住みこなしていただきたい物件です。
writer : 小杉 美香 / editor :濱口 綾子
足元のフローリングには天然木を使用しております。