左上・今回は初台駅が最寄りの物件をご紹介! 初台といえば「東京オペラシティ」がシンボル。「新国立劇場」をはじめとしたさまざまな文化施設が併設されています。マンションに最も近い建物の出口には徒歩3分ほどで到着可能。/右上・取材日はクリスマス目前。オペラシティのサンクンガーデンには大きなツリーが飾られていました。いつもひとりでここに立っている彫刻「シンキングマン」も、心なしかうれしそう。/左下・オペラシティ内にあるベーカリーレストラン「Le Pain Quotidien(ル・パン・コティディアン)」。ベルギー発の美味しいパンとお料理は、わたしも大ファンです。/右下・スーパー「成城石井 オペラシティ店」。駅直結なので、お仕事帰りはこちらで買い物を。

cowcamo営業担当が売主さまにヒアリング!

朗らかな笑顔と、明るい語り口が素敵な株式会社GLIPの北上賢太郎さん。不動産・リノベーションに対する熱い想いを持ち合わせた、ダンディーなお人柄です。写真は2015年3月に別の物件で撮影したもの。

Q1)物件の「売り」はどこですか?

まず、マンション自体が新耐震基準に基づいて建てられているということですね。地震に対して不安のある方にも安心してお住まいいただけるのではないでしょうか。マンションのエントランスは改修工事が済んでおり、築年数に対して真新しい印象をお持ちいただけると思います。次にお部屋については、バルコニーが山手通りとは反対側を向いているため、とても静かです。南西向きで開口部がしっかり取られているので日当たりがいいですし、眺望にも抜けがあります。時間帯によって景色の表情が変わるので、ぜひ現地で確認していただきたいですね。

Q2)間取りや内装のこだわりポイントは?

GLIPの手掛ける物件は、いつも非日常を感じていただけるような空間づくりを心掛けているんです。特に、みなさま日中はお仕事などで家を空けることが多いと思うので、夜の表情を楽しんでいただけるような家。今回も敢えて室内を暗めのトーンでまとめて、ちょっと "隠れ家バー" のような雰囲気を出しています。初台ということもあって、裏コンセプトは「シティハンター」なんですけどね(笑)。
40㎡くらいだと、どうしても玄関が狭くなってしまうのですが、今回は大きなオープンスペースを設けています。靴だけでなく、クローゼットのような感覚で、いろいろな物を収納していただきたいですね。LDKは2箇所にガラスのパーテーションを設けています。視線が通るので圧迫感がなく、実際の平米数よりも広く感じていただけると思います。床には無垢のアカシア材を。黒いスチールサッシとの相性がとてもいいんです。そしてバルコニーのサッシは、実はリノベーション前は曇りガラスが使われていたのですが、「折角の眺望なのにもったいない」と思い、管理規約を確認した上で透明ガラスに変更しています。

Q3)立地や周辺環境の魅力は?

まず初台駅が最寄りという立地ですね。駅は東京オペラシティと直結しているので、建物の中を通ればそこから雨に濡れずに通勤が可能です。また、このあたりにお住まいの方々を観察していると、新宿方面まで歩いている方が多いんです。都庁周辺など、西新宿エリアに勤務されている方なんかにはとても便利なのではないでしょうか。それから、バス便も充実していますね。新宿方面に渋谷、中野行きのバスもあります。特に電車を使って渋谷へ向かう際には乗り換えが発生して面倒ですが、バスなら1本、しかも所要時間は15分程です。マンションのお隣には商店街が通っていて、素敵なお店も多いです。程よく刺激があって、住んでいて楽しい場所柄じゃないかと思います。

Q4)どんな住まい手にオススメ?

普段から新宿や渋谷を活動エリアとしている、おひとり暮らし〜DINKSの方々にフィットするのではないかと思います。都心での生活を楽しんでいらっしゃる方は "自宅もオシャレにしたい" という想いもきっとお持ちだと思うので。あとは京王線沿いの、もう少し下り方面に住んでいる方々にもオススメさせていただきます!

cowcamo営業よりひとこと

ついに、ついにGLIPさんと、カウカモを運営する我らがtsukurubaがコラボレーションできる機会が巡って参りました!! こだわりに溢れた住まいを造り続けているGLIPさんは、カウカモの大黒柱のひとつと言っても過言ではありません。ぜひこの物件を心から「欲しい! 」と思っていただける方に届けたい・・・!

さて、今回の舞台は西新宿。まさに大都会・東京のド真ん中です。北上さんの仰る通り、新宿だけでなく渋谷へのアクセスも良好。自転車があれば、代々木公園周辺や、もう少し足を伸ばせば恵比寿・代官山もすぐ。この時点でヨダレが出ちゃいそうですよね。マンション自体が山手通りに面しているので、どこに行くにも楽チンという訳です。

お部屋のバルコニーは山手通りとは反対向きで、お世辞抜きにとっても静か。7階のこちらのお部屋からは、どこまでも続く広い空・遠くに富士山を望むビューを手に入れることができます。

そんな贅沢なビューを更に盛り上げてくれるのがこちらの内装。いつもディープでちょっぴり大人な物件を提供し続けるGLIPさんらしい、夜の表情が似合うお部屋です。約41㎡とコンパクトながら、収納は大容量だし、キッチンは自慢したくなるくらいの大型。CozyなLDにスチールサッシで仕切られた寝室と、余すところなく設計されていて、住みやすいこと間違いなしなんです。

わたしとしては、LDKと寝室との距離感についドキドキ・・・。週末遊びに来る彼と、美味しい朝ごはんを食べに自転車で上原まで出かけて、映画館で気になっていた作品をチェックしたあと、バーで軽く一杯。夕方家に帰ってきて、彼女は晩ごはんの支度。「ごはんできたよー! 」って声をかけたら、夕日でポカポカして眠くなっちゃった彼がベッドでウトウト・・・。スチールサッシ越しにそんな可愛い表情を見ちゃったら・・・キャー! 鼻血ブーー!! ・・・またしてもGLIPさんの仕掛けた罠にまんまと引っかかり、妄想が止まらないカウカモ営業担当なのでした。


左上・山手通り沿いに建つ今回のマンション。横には「不動通り商店街」の入り口が。どんなお店があるのか、あとでチラリとご紹介しますね♪ /右上・エントランスは夜間オートロックで、女性のおひとり暮らしでも安心。/左下・修繕によって美しい状態に保たれている共用ロビー。奥に管理人室とエレベーターがあります。防犯カメラも設置済み。/右下・共用廊下が山手通りに面しており、お部屋のバルコニーは反対向き。

左・玄関ドアを開けると、ディープな空間が顔を出します。/右・玄関とタイルでひと続きになっているオープンスペース。自転車を楽に停められそうなくらい広い! 棚板は高さを調整したり、取り外すことも可能なので、レイアウトを変更してお好きなようにアレンジしてくださいね。

左・玄関を上がって右手には個室のトイレ。少し見づらいですが、奥にニッチがあります。トイレットペーパーなどをストックするのに重宝しそう。/中央・大きな鏡とダウンライト、置き型の洗面ボウル・・・とてもスタイリッシュな洗面室です。/右・バスルームは "ザ・シンプル" 。だからこそお掃除もラクチン。

さあ、いよいよLDKに入ってみます。うわわ! なんて素敵なキッチン!! 作業台だけでなく、壁面にも大判のタイルが使われています。更に先にはLDスペース、そして一番奥には明るいバルコニーが。

左・GLIPさん渾身のキッチン。真四角のシンクって、実はなかなか見かけないですよね。シャープな印象でかっこいい! 現在のレイアウトのように、棚の下に設置されたハンガーパイプにお玉やフライ返しを引っ掛けると "こなれ感" が出てオススメ。/右・キッチンの裏にはご覧の収納スペース。手前は奥行きがあるのでレンジなどを置くスペースに、奥は浅いのでお皿などをしまうとよさそう。いつでもきれいにレイアウトして、ショップのような空間を楽しんじゃいましょう♡

キッチンディティール。/左上・水栓はホースのように伸ばして使うこともできるので、大きなシンクも隅々までお掃除することができます。/右上・キッチンとLDの境に設置されたFIX窓。これがあることによって、程よい籠り感を得ることができます。/左下・キッチントップと同じく、ブラックのモザイクタイルで造られた棚。写真のようにお鍋やフライパンを置いてもいいし、お料理に使うスパイスをズラリと並べてもいいですね。/右下・裏側の収納スペースは、棚板の高さを調整することが可能。

キッチンを通り過ぎ、LDスペースへ。南西向きなので、お昼〜夕方にかけて明るいお部屋です。ちなみに撮影したのは午前中。それでも十分明るかったです! さて、こちらのお部屋、夜の表情もまた素敵なので、ここからは夜へワープ!

じゃじゃんっ。夜へタイムスリップー! ダウンライトが効いていて、グッと大人っぽくなったでしょう? 夜は初台・幡ヶ谷方面の夜景を眺めることができるんですよ。

バルコニー側からLDKを見渡してみます。ダイニングテーブルは、写真でいうと梯子がディスプレイされている位置か、インターホンの下に置くといいカモ。誰かがキッチンに立っていても、ガラス越しに視線が通るので会話も弾みそうですね!

取材・文・撮影:cowcamo