“味わい” のある「神楽坂」エリア

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JR中央総武線および、東京メトロ東西線・有楽町線・南北線、都営大江戸線が利用できる「飯田橋」駅(徒歩12分)。そして駅前の「神楽坂下」交差点から伸びる、言わずと知れた美食エリアの「神楽坂」。今回はこちらのエリアからご紹介です!

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左上・最寄りは東京メトロ東西線「神楽坂」駅。神楽坂の中心街を抜けて、マンションまでは徒歩6分です。/右上・フランス産の小麦を使ったクロワッサンをはじめとした、本格的なパンが楽しめる「PAUL(ポール)」。朝ごはんにおやつに・・・と、ちょこちょこ通ってしまいそうです(徒歩9分)。/右上・古民家を利用した居酒屋「カド」では、コース料理はもちろん、土間で立ち飲みも出来るそう(徒歩4分)。/右下・「価値ある自転車生活」を提唱している「SAKULA(サクラ)神楽坂店」。自転車があれば格段に便利になるこのエリア、お気に入りの一台を選んでみては(徒歩6分)。

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地名の通り、小さな坂道を上って下って。お目当のマンションが見えてきました。意外と横幅のある敷地に建つ、5階建て・総戸数30戸の建物です。

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左上・レンガ壁がエントランスの目印。駐輪場はとくになく、みなさん思い思いに共用部に駐輪しているようです。/右上・ロビーには管理人室が。管理人さんは、午前中の勤務となります。/左下・共用廊下を進むとエレベーターがあります。お部屋の所在階までGO!/右下・風が通り抜ける共用廊下。中央奥に見えているドアが、ご紹介するお部屋の玄関。別棟のようなつくりになっているため、南側の日当たりもしっかり確保。

売主さま

管理人は月から木の8:00-11:00の勤務です。水曜日は第1・3週のみの出勤ですが、祝日も通常通りいらっしゃっていますよ。また、こちらのマンションではペット飼育が可能です。

お邪魔します!

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左・土間のある玄関が登場。LDKに続く床は無垢材を使用したフローリングで、すべすべとした足触りがgood。そして右手には・・・/右・奥行きのある収納が。細長い土間ですが、共用部・LDKの両側に窓があるため、窮屈な感じがあまりしません。

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気泡の入った、アンティーク調のガラスがノスタルジックな室内窓。LDKからの明り取りになっています。窓枠の無垢材の質感もいいですね。

いざLDKへ!

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柔らかい色調でまとめられた、優しい雰囲気の室内。キッチンカウンターに使われたハニカムタイルもお似合いです。

売主さま

素材感を大切にする内装を目指しました。無垢のフローリングも、自然塗料で仕上げてありますよ。

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キッチンから眺めると、LDKとひと続きでも使える洋室まで見渡せます。現在大きな照明は付いていませんが、バルコニーに面した掃き出し窓がふたつ並ぶので、お部屋の明るさもしっかり確保。

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バルコニー側から見た居室の全景です。キッチンスペースは奥行きもしっかり確保されているので、家電や収納家具もまとめて置いておけそうです。角部屋になっているため、洋室には南側にも窓がひとつ。

売主さま

『神楽坂という街が好き』という方や、場所柄フランス出身の方が多い場所。そんな方々に、ご自分好みのお部屋にしていただければと思い、主張の強すぎない内装にしました。

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周囲にもマンションが建ち並び、眺望の抜けはいまひとつですが、しっかりと日差しの差し込む明るい室内。南側は出窓になっているので、お日様が好きなグリーンを育てたりしたら素敵ですね。

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おひとり住まいであれば、あえてLDKとベッドルームのゾーニングをせずに、こうやって広々とスペースを使いたくなりますね。無垢材の香りもほのかにする、なんだかペットと一緒に床にゴロゴロしたくなってしまう空間です。

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仮に、南側にベッドを寄せてしまえば、この写真に写っているくらいの空間はひと続きで使えます。ソファは窓の近くでも、壁に寄せて置いてもよさそうです。スポットライトを上手に使ったインテリアが出来れば、雰囲気がぐっとアップしそう!

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試しにLDKとの間の引き戸を閉めてみました。現在洋室には照明が入っていないので、実際にはもっと明るい雰囲気になると思います。クローゼットも備えられているので、一気にベッドルーム感が増しました!

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引き戸を閉めた状態のLDK。来客時などはこうやって、プライベートを隠しておく使い方ができますね。ほぼ四角形の間取りなので、引き戸を閉めてもスペースの無駄なく使えそう。

LDK入り口すぐのドアにつながる 水まわりをチェックしましょう

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左・洗面脱衣所にも、LDKと同じ無垢材のフローリングが使われています。統一感がgood。/右・明り取りの窓がうれしいバスルーム。浴室乾燥機能も付いています。

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トイレにも窓が。そして、なんと大容量の可動棚付き収納スペースも! トイレットペーパーなど、意外とかさばる水まわりの備品、全部こちらにしまっておけそうです!

売主さま

元々の内装を全て解体し、一から作り上げる “スケルトンリノベーション” を行いました。お部屋の中の給排水管も交換してありますよ。

最後にバルコニーへ

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残念ながら、目の前は道路を挟んで集合住宅が。そこまで圧迫感はありませんが、視線が気になる場合はウッドブラインドなどがおすすめ。

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奥行きはそれほど・・・ですが、LDKと洋室を合わせた幅のある、ワイドなバルコニー。洗濯物をバスルームで乾かすのであれば、いっそ目隠しを兼ねてたくさんグリーンを置いてみるのもアリかも。

徒歩圏内は気になるお店だらけ!

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左上・最寄りのスーパーは「よしや SainE(セーヌ)神楽坂店」。駅からもちょこっとの寄り道で済むので、帰り道にもお買い物できます(徒歩6分)。/右上・フレンチの「La Matiere(ラ マティエール)」は、新鮮なお魚を使ったランチが大人気のレストラン。デートにもオススメ(徒歩5分)。/左下・溢れる緑が目印のお花屋さん「小路苑(こうじえん)」。野花やグリーンなど、素朴な花材を使った、センス溢れるアレンジが人気です(徒歩5分)。/右下・絵本の中に出てきそうな外観の「Cecile Eluard(セシル エリュアール)」。焼き菓子も人気ですが、オススメは予約限定のデザートコース(徒歩5分)。

cowcamo

カウカモ編集部より

古くは職人さんや、寺社が集まる歴史ある地域。東京を代表する美食エリア「神楽坂」からの物件をご紹介しました。マンションからは「神楽坂」「飯田橋」駅のみならず、都営大江戸線「牛込神楽坂」駅も徒歩8分と、複数駅・路線が利用できるのもポイント。駅周辺にはちゃんとスーパーもあり、自炊もOK。遊ぶだけではなく、しっかりと生活できるエリアです。

ただ、名前の通り坂が多いエリアで、道は細く区画は小さい傾向があります。今回ご紹介するマンションも、周囲に住宅が密集しており、ちょっと圧迫感があるかな・・・? と思いながら取材に向かいました。しかししかし、共用部の作り&角部屋というメリットにより、眺望には恵まれないながらも風通しよく、日差しもさんさんと注ぐお部屋だったのです。

無垢材のフローリングに室内窓と、ポイントポイントに気の利いた内装は、全体的に柔らかいトーンでまとめられています。ともすると無機質な印象になりそうなモルタルの土間も、うまく全体の雰囲気に馴染んでいる仕上がりがお見事。
LDKには収納がないものの、四角い占有面積を上手に使った、無駄のない間取り。トイレや土間にある大型収納を上手に使えば、おひとり住まいの場合、かなりスッキリとお住まいいただけそうです。

マンション自体の管理は、管理人さんが午前のみの出勤と、ややあっさりめ。オートロックなし・駐輪スペースの代わりに共用部が利用されているなど、全体的にキッチリ管理! というよりは、のんびりとした雰囲気のマンションなのかなという印象です。ですが、エレベーターリニューアルなどの工事はポイントを押さえていますし、数少ないペット飼育可というのもうれしい◎ 肩の力を抜いて暮らしたい、そんな方にオススメさせていただきたい物件ですね。

取材・文・撮影:cowcamo