売主さまのご紹介

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Hさま

2015年に、当時築50年のヴィンテージマンションの一室をカウカモで購入されたHさまご夫妻。内見から購入までおよそ1ヶ月の時間をかけて、じっくり検討したうえでこちらの物件を選んだのだとか。今でも住まいに全然不満はないそうですが、ここ数年の環境の変化に伴って、エリアを変えての住み替えを決意されました。

こんにちは カウカモです

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さっそく、約18.7帖のLDKにお邪魔しております。大きな窓があっていい雰囲気! ちょっと室内をキョロキョロしてみましょう……。

売主さま

購入時から将来的な住み替えの可能性も視野に入れていたので、雰囲気がとても気に入ったことに加えて、物件の価値が下がる可能性が低いというのも決め手になりました。

キョロ

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左手の壁には、深みあるカラーのアクセントクロスがあしらわれています。足元のフローリングは無垢チーク材で、温かみある滑らかな肌触りです。

売主さま

床が無垢材なのは気に入っているポイントです。裸足で過ごしても気持ちいいですよ。

キョロ

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右手には、もうひとつ違った趣の空間が広がっています。

特等席 見つけました

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壁の凹みにぴったりはまるように設えられた、一面の本棚! 各段ごとに、本の大きさに合わせて高さが調節されています。売主さまはここでゆったりと読書を楽しむことが多いのだとか♡

売主さま

toolbox(ツールボックス)さんにオーダーして造作してもらった本棚です。前から壁に本棚を作りたいと考えていたので、ここの壁がちょうどよく凹んでいるのを見た時に『これだ!』って。よかったら、次の住まい手の方にも活用していただけるとうれしいです。

東向きのバルコニーへ

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バルコニーに出ると、木立を挟んだお向かいにはほかの建物が。こちらを向いている窓が無いのは好都合!「抜けは無いけどプライバシーはある」状態です。

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バルコニーはLDKの横幅いっぱいに延びていて、奥行きにも余裕があります。気候のいい時にはこんなふうにガーデンファニチャーを置いて、バルコニーで過ごすのもよさそうです。

売主さま

実際に住むまでは、目黒通りや山手通りからの音が気になるかなと思っていたんですが、とても静かな環境でよかったです。

cowcamo

近くにある学校のチャイムの音も、あまり気になりませんでした。ほどよい鐘の音ってなんだかノスタルジックですね〜。

室内に戻って

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それでは続いて、右奥のキッチンを見てみましょう。そのあと、洋室Aへ進んでいきます。

キッチンを拝見します

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左・内装にしっくりと馴染む、ダークカラーのキッチン。食洗機を完備しています。/右・背面には、冷蔵庫やカップボードを置くスペースがゆったり目に用意されています。

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設備の使用感については、現地にてご確認くださいませ。個人的にはキレイな状態だと感じました! お次は、左手にあるドアから洋室Aへと進みましょう!

約5.4帖の洋室A

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南向きの窓から眩しい陽が入る洋室A。LDKにつながるドアの隣に写っているのは、クローゼットの扉です。

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このあとは廊下に出て、洋室Bと水まわりをチェックしていきましょう。

約7帖の洋室B

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こちらは二面採光で、開放感は花マル。窓を開けると風が気持ちよく通り抜けます。

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奥行きの深いウォークインクローゼット(WIC)が備わっており、頼もしい収納容量です。

便利さとおしゃれさを 両立!

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左・洗面脱衣室の扉を開けたところ。手前に背の高い収納棚があり、奥の洗濯機置き場にも収納ラックがついています。/右・さらに洗面化粧台の隣にも収納棚が。ころんとした洗面ボウルと壁のタイルは、売主さまのお気に入りなのだそう。

売主さま

洗面所まわりの収納が多くて助かっています。廊下の収納も、掃除道具が全部収まってくれて便利ですよ。

バス&トイレを拝見

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左・バスルームはゆったり余裕を感じるサイズ。浴室乾燥機を完備しています。/右・トイレには小さな手洗い器付き。長いカウンターはちょっとしたディスプレイ空間として遊べそう。

おじゃましました

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左・玄関から廊下を見たカット。写真には写っていませんが、この後ろには小さなテーブルを置けるくらいの広さがあります。/右・LDKを背にして、反対側からのカット。足元の無垢チーク材の艶っぽいブラウンが素敵です。

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マンションのことも教えてください。50年以上の歴史を持つヴィンテージマンションですが、不安に感じることはなかったですか?

売主さま

もともとピカピカの新築よりレトロな建物の方が好みで。ここは定期的に色々なメンテナンスが行われていて、おかげで不便や不安を感じることは全然なかったですよ。

歴史を背負って建つ 白いお姿

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左上・総戸数全65戸、1963年築の歴史あるヴィンテージマンション。レトロな風格が漂ってます。道路からスロープで1フロア分下りたところにエントランスが。/右上・こちらがエントランス。築年数を感じさせない、白い外壁が眩しい!/左下・羽目板張りの壁が、ノスタルジックな共用ロビー。管理人さんは週5日間・長時間勤務で、安心感を持って過ごせそうです。/右下・エレベーターで住戸が所在する3階へ。共用廊下や住戸の玄関前はちょっと経年を感じる部分があるかも。自然光が入って、空気がさわやかなのはGOODです。

「目黒」が 暮らしの舞台です

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左上・JR・東京メトロ・東急線の3社を股にかけるマルチプレイヤー、「目黒」が最寄り駅♡(徒歩13分)/右上・物件までの間には気の利いた飲食店が豊富に揃う「権之助坂商店街」が。(500m 徒歩7分)/左下・目黒川の先にあるカレーの名店「LAND(ランド)」。定休日多めですがご近所なら気軽にチャレンジできそう。(400m 徒歩5分)/右下・海外帰りの若きシェフとソムリエが経営する「kabi(カビ)」は和の創作料理のお店。モダンな店内にも注目です。(450m 徒歩6分)

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駅からはアップダウンのある道を歩いて13分ですが、目黒通り沿いのバスを利用すれば都内の各所にアクセス可能! 自転車で周辺エリアにアクセスしやすいのも魅力です。

売主さま

実際に住んでみて、この立地のすごさを実感していて……この便利さを手放すのは、正直ちょっと惜しいなって思います(笑) 本当に、どこからでもすぐに帰って来られるんですよ。

さすがです インテリアストリート

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左上・ハイセンスなアメリカン家具・雑貨といえば「ACME FURNITURE(アクメファニチャー)目黒通り店」。自宅から徒歩4分ってすごくないですか?(300m)/右上・目黒通り沿いには、ほかにもおしゃれなインテリアショップが密集しています。こちらは無垢素材ものに強い「karf(カーフ)」。(300m 徒歩4分)/左下・北欧やイギリスのヴィンテージ家具を扱う「Lewis(ルイス)」。これだけお店が豊富だと、家具探しには困らなさそう……いや、逆に困りそう!(300m 徒歩4分)/右下・ヴィンテージの既製品だけでなく、オーダー家具の専門店「kanna TOKYO MEGURO店(カンナ トーキョー)」もあります。(110m 徒歩2分)

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カウカモ編集部より

ヴィンテージ家具や照明を扱うお店が集まる、“インテリアストリート” こと目黒通り。そのすぐそばに佇む、丁寧にお手入れされたヴィンテージマンション。周囲の雰囲気にしっくり馴染んでいて、きっとこの場所を選ぶ方なら、建物のレトロさも魅力と捉えていただけるのではないかと思います(個人的には、エレベーターの昔ながらの押しボタンがツボでした。ご内見時にはぜひポチッと)。

住戸は無垢チーク材のフローリングで仕上げられており、これがまたヴィンテージ系の家具と高相性なんです◎ 売主さまいわく、手持ちの家具と雰囲気がぴったり合うというのも購入時に背中を押してくれたポイントだったのだとか。壁一面に設えた特製本棚と、その前にセッティングした読書用の特等席は、読書好きならきっとたまらなく心くすぐられるはず。

現地で実際に見てみるまでは、眺望の抜けがないのはちょっと残念……と思っていたのですが、いい意味で裏切られました。むしろこれは “いい眺め” です! 外からの視線を気にせず、思いっきり読書に集中できますよ。緑が視界に入り、静けさの中に時折近くにある学校のチャイムが聞こえてくるのもまた、図書館っぽくて味があります。


あまりに物語の筋が通っているので、つい読書家さんいらっしゃい! みたいなご紹介になってしまいましたが、二面採光で収納豊富な、どんな方にも愛される居心地のいい住まいです。

もちろんこのままでも素敵ですし、シンプルな2LDKの間取りですので、ライフスタイルやお好みのテイストに合わせて追加リノベ・部分リノベをするのもアリ。妄想の翼を羽ばたかせた上で、ぜひエージェントまでご相談くださいね。

writer:小杉 美香 / editor:酒井 大作