港区高輪(高輪ゲートウェイ駅)
不変と流転
秀和高輪レジデンス
古き良き風景と、再開発が入り交じる。この街は、進化の途中にあります。落ち着いた空気に抱かれながら住まうは、青い瓦屋根のヴィンテージマンション。歴史とロマンを感じつつ、モダンな装いに生まれ変わった住まいで、また新たな日々が綴られようとしています。
現在ご紹介可能な物件は、中古・リノベーション住宅のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ) 」よりご覧いただけます。
品川・田町
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売主さまのご紹介
Sさまファミリー
2018年12月にこちらの住まいに引っ越してきたSさまご夫婦は、小さなお子さまと3人暮らし。今回はお子さまの今後の成長を見据え、より部屋数の多いお部屋を求めてのお住み替えです。
歴史ある場所に住まう
忠臣蔵・赤穂義士が眠ることで有名な「泉岳寺」(550m 徒歩7分)。今回ご紹介する物件は、“泉岳寺・高輪エリア” の歴史を感じる街並みの中に立地しています。
cowcamo
ホテルのような雰囲気の “秀和レジデンスシリーズ”
建物に向かう長いアプローチに並ぶ、大きな木々たち。『こっちだよ』と道を示してくれているようです。
Sさま
この木を見る度に、『きっと50年前に植えられたときには細かった幹が、こうして育っていったんだろうな』と歴史を感じるんです。
左上・青い瓦屋根と赤いオーニングが、まるで映画のワンシーンのよう。/右上・“秀和レジデンスシリーズ” らしい白い壁に、外国の街角にあるランプのような照明。緩やかなスロープがあるので、ベビーカーや大きな荷物を運ぶときもスムーズですね。/左下・広い共用ロビーの床は、ホテルのようなパターン貼りのタイル。宅配ボックスも備わっています。/右下・エレベーター前には、アイアンの手すりが付いた赤絨毯敷きのらせん階段が。
Sさま
管理人さんは住込みで勤務されています。22時から翌朝まではオートロックになるので、セキュリティ面に安心感がありますよ。
cowcamo
1970年竣工と築年数は経過しているものの、2014年に各住戸の玄関扉の交換を実施し、2016年にはサッシも交換済みと、丁寧にメンテナンスが行われています。全201戸のビッグコミュニティの恩恵は受けて、共益費は抑えめです。
さて お邪魔しましょう
陽射しが穏やかに差し込む、約16帖のLDK。
Sさま
隣接する約5帖の洋室Aとつなげて、リビングスペースを拡張して使っています。
cowcamo
洋室の引き戸が壁の中に収納されて見えなくなるので、ひとつの部屋のような感覚で過ごせますね。
縦長のLDKの奥にはカウンターキッチンが。こちらは後ほど拝見しましょう。
Sさま
リビングとダイニングの間にある梁(はり)は少し低めで、180cm程度です。でも、これがリビングとダイニングスペースをゾーニングする役割を果たしてくれていて、案外気に入っていますよ。
南西向きのバルコニーへ
撮影時は落葉していましたが、春夏は生い茂るグリーンビューに。秋は紅葉が窓枠を彩ってくれるそう。
バルコニーは広さも奥行きも十分。ただしこちらのマンションでは、建物の美観を守るためにバルコニーでの物干しが禁止されています。洗濯物は浴室乾燥機か、後ほどご紹介する建物屋上の共用物干しスペースをご利用くださいね。
Sさま
窓の外の自然が、季節を教えてくれるところが気に入っています。『虫が大の苦手!』という方は、春夏のバルコニーは不安かもしれませんが、気になるほど大きな虫はいませんよ。
室内に戻って
写真右手の引き戸の中は、大きなWIC(ウォークインクローゼット)。
売主さま
WICはだいぶ大きめに設計してもらいました。使いやすくて気に入っています。
引き戸を閉めるとこんな感じ。この状態でも、十分にゆったりと使えそうです。
キッチンを 見てみましょう
LDKにいる家族と対面で会話ができる、Ⅱ型のキッチン。縦長のLDKにあわせて、こちら側にはシンク・食洗機・調理スペースが設置されています。
左・キッチンの横には、たっぷりと収納できる備え付けのカップボードが。/右・背面には3口コンロと冷蔵庫置き場があります。
売主さま
この間取りだとキッチンは壁付けタイプが主流なのですが、どうしても対面キッチンにしたかったので、こんなレイアウトになりました。
約5帖の洋室Bへ
こちらは現在、寝室として使用されています。左手奥には大きな収納付き。
調光タイプのダウンライトで、心地いい明るさに調節できます。
cowcamo
LDKとは引き戸でつながっているので、お子さまの寝かしつけもスムーズですね。
水まわりをチェック
左・モザイクタイルが可愛らしい洗面台。/中央・洗濯機置き場の上には小さな収納棚があって、便利に使えそうです。/右・バスルームには浴室乾燥機付き。
左・トイレの壁はさりげないデザインクロスがアクセント。/右・廊下の突き当たりには大きな下足入れが。壁のタイルのあしらいも素敵ですね。
cowcamo
廊下はL字になっていて、LDKが玄関まわりから見えない造りです。
玄関まわりをチェック
左・玄関まわりは、アイボリー×ウッドで温かみのある優しい雰囲気。/右・今回ご紹介した住戸は、エレベータを降りてすぐの場所に位置します(写真左手の玄関扉)。
cowcamo
エレベーターは2022年2月現在、リニューアル工事中。新しくきれいに生まれ変わるのが楽しみですね! なお、こちらの物件は居住中のため、ご内見の日時には調整が必要な場合がございます。あらかじめ了承くださいませ。
最後に 建物の屋上へ
青空の下に広がる東京の街並みが気持ちいい! 爽快な気分で洗濯物を干すことができそうです。
cowcamo
物干しスペースは柵で囲われているので、風で飛ばされてしまう心配もありませんね。夜景も気になります!
グルメさんが 楽しめる街
左上・最寄りのスーパーは「ピーコックストア 三田伊皿子店」。(140m 徒歩2分)/右上・上皇后陛下のお気に入りとも言われる老舗和菓子店「松島屋」。売主さまも行きつけだとか。(300m 徒歩4分)/左下・イタリアンの惣菜を手軽に楽しめるテイクアウト専門店「PANETTERIA HAGARI(パネッテリア ハガリ)」。(290m 徒歩4分)/右下・SNS映えしそうなカップケーキが並ぶ「Bellas Cupcakes(ベラズ カップケーキ)」。季節ごとに変わるバタークリームが可愛らしい。(150m 徒歩2分)
カウカモ編集部より
慶年17年に創立した寺院に由来する都営浅草線・京浜急行線「泉岳寺」駅(徒歩4分)、そして再開発が着々と進むJR山手線「高輪ゲートウェイ」駅(徒歩9分)。歴史が残る上品さと、進化のエネルギーが交差するこの街は、これからどんな風に表情を変えていくんでしょう。再開発が終わる頃には、さらにワクワクするお店が増えているのかもしれません。
さらに、マンションから徒歩7分の場所には都営三田線・東京メトロ南北線「白金高輪」駅もあります。売主さまは、「六本木」や「麻布十番」までベビーカーを押してお散歩しながらショッピングに出かけることも多いそうですよ。
縦長の住戸を上手に工夫して広く見せつつ、使い勝手も追求した間取りは、イマドキの暮らしにフィット。大きな照明がいらないほど明るく照らしてくれる南西向きの窓は、ダウンライトの雰囲気がお好きな方にはぴったりだと思いました。LDK中央の梁は、身長が高い方だとちょっと気になるかもしれませんが、ゾーニングと考えれば割り切れるカモ。
落ち着きのあるシンプルな雰囲気にデザインされた内装ですが、たとえばLDKの一面をアクセントクロスに変えたり、LDKの隣の洋室に備え付けの棚を設置したりすれば、また雰囲気が変わりそう。本を読むのが大好きな売主さまも、実は大きな本棚の設置を考えていたそうですよ。
古き良きものは残しつつ、新しい風を吹き込む。この住まいにあなたらしさを吹き込んで、新たな暮らしをデザインしてみませんか?
writer:前澤 知穂/editor:軽部 優海
マンションから二本榎通りを隔てた所には、上皇上皇后両陛下がお住まいの「高輪皇族邸」があります。また、建物裏手には「駐日スリランカ大使館」と「駐日ウズベキスタン大使館」など各国の大使館があり、厳かで凛とした空気が漂うエリアです。