杉並区南荻窪(荻窪駅)
愛すべき退屈
朝日南荻窪マンション
「荻窪」が好きだ。何でもあるような、でも何にもないような不思議な街。程よいディープさと、誰でも受け入れてくれる優しさ。街の空気が肌に馴染んで、素敵な退屈が私を包む。なんて居心地がよいのだろう。レトロマンション最上階、ここで私は、私を紡ぐ。
現在ご紹介可能な物件は、中古・リノベーション住宅のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ) 」よりご覧いただけます。
中央線
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「荻窪」駅からスタート
左上・JR中央本線・総武線、さらに東京メトロ丸ノ内線・東西線が乗り入れる「荻窪」駅。北口には「LUMINE(ルミネ)荻窪」があるほか、隣接する「TOWN SEVEN(タウンセブン)」には、24時間営業の「西友」をはじめ、生活雑貨店や書店など、幅広い店舗が入っています。(徒歩6分)/右上・欧風カレーとシチューの専門店「トマト」。平日でも長蛇の列ができるほどの人気店ですよ! 並んででも食べておきたい。(550m 徒歩7分)/左下・路地裏のイタリアン「TRATTORIA Elmo Cielo(トラットリア エルモチェーロ)」。オープンテラス席もあり、雰囲気のよいお店です。ピザのテイクアウトもOK。(700m 徒歩9分)/右下・マンションの目と鼻の先には「オーケー 荻窪店」が。さまざまな食材をリーズナブルにお求めいただけますよ。(50m 徒歩1分)
これぞ “レトロ可愛い” マンション
左上・1978年築、地上7階建てのマンションです。緩やかなカーブを描いたバルコニーや淡いピンクの外壁が “レトロ可愛い” 雰囲気を演出しています。このキュートさにぐっとくる方は多いはず!/右上・レンガ調タイルがこれまた可愛らしいエントランス。ほぼフラットアプローチなので、大きな荷物がある日も安心◎/左下・エントランスホールの様子。右側には管理人窓口が。管理人さんは月〜土曜日の8:00〜10:00まで勤務されてますよ。/右下・エレベータを使って住戸が所在する7階(最上階)まで上がってきました。内廊下仕様なので、雨の日も安心ですね。
おじゃまします!
左・白い壁と木目調のフローリングがナチュラルな雰囲気を醸し出していて、心が安らぎます。ただいまと言いたくなる玄関ですね。正面のガラススリット入り扉の先はLDKですよ。/中央・廊下突き当たりで右を向いた様子。正面引き戸の先は洗面脱衣室。折れ戸の中は何かと便利な収納です。/右・玄関扉側を振り返ったところ。左側の折れ戸の中はシューズインクローゼット(SIC)。白い玄関扉もこれまたレトロで可愛いですね。
LDKをご紹介
約11.4帖のLDK。南向きの窓からやわらかな光が注いでいます。右側には小型のコーナーカウンターが。無線LANルーターを設置したりなど、何かと便利ですよね。左側にはキッチンが見えます。さっそくチェックしてみましょう!
左・3口コンロ付きのシステムキッチン。収納が多いのがうれしい◎/右・キッチン対面には冷蔵庫置き場が。棚も設置して調理家電などを整理できるとよいですね!
キッチンの前に出てリビングダイニング(LD)を見てみます。左側にはテレビ台としても利用できるマルチカウンターが! 下部が収納になっているので、つい散らかりがちなCDや本、書類などをすっきりしまっておけますね。
売主さま
バルコニーへ出てみましょう
道路を挟んだ向かい側のマンションが視界にちらりと入りますが、正面から右側にかけて開けたビューを楽しむことができますよ! 取材日は曇天でしたが、晴天時には「富士山」も見えるそう。
洗濯物を干すのに十分な広さがあるバルコニー。格子の形がレトロで可愛いですね。
売主さま
すべての窓に二重サッシが採用されている為、室内はとても静かです。
室内に戻りました
写真右側には可動棚が設置されていて、何かと便利。写真正面の折れ戸の中は、奥行きの深いマルチクローゼット。掃除機などをしまっておくとよいでしょう。キッチン前にはカウンターが設置されていて、おしゃれなバーのよう。これはテンションが上がります! さて、写真左側の引き戸を開け放ってみましょう。
約4.5帖の洋室が現れました!写真のように引き戸を開け放てば、LDKを拡張して使うことができますよ!一気に開放感が増しますよね。
洋室をチェック
南向きの掃き出し窓から光が注いでいます。朝気持ちよく目覚めることができそうですよ。グレーのアクセントクロスが空間を引き締めてくれていますね。
左・窓側から振り返ってみます。なにやらここにも引き戸が・・・/右・中はウォークインクローゼット(WIC)でした!衣類だけでなく、季節家電などもここにしまっておけそうです。
売主さま
この住戸は家具付きでの販売となります。すぐに新生活をスタートさせることができますよ。
最後に水まわりを見てみます
左・洗面脱衣室はコンパクトですが、おひとり〜おふたり暮らしであれば問題ないでしょう。左側にちらりと見える扉の中はトイレ。写真には写っていませんが、右側にはお風呂につながる扉がありますよ。/中央・お風呂は追焚き機能と浴室乾燥機が装備されています◎ /右・トイレをチェック。吊り戸棚付きなので、トイレットペーパーなどを収納しておけますね。
売主さま
専有部の給排水水管は更新済みですよ
渋いスポットから おしゃれな店まで
左上・創業60年以上の老舗居酒屋「鳥もと(とりもと) 本店」。元々「荻窪」駅北口ロータリーの近くにあった店舗が、駅前の再開発により現在の場所に。ミュージシャンや作家など、著名人のファンも多い名店。(900m 徒歩12分)/右上・「Village Vanguard DINER(ヴィレッジ ヴァンガード ダイナー)荻窪」では、ハンバーガーと世界各国のビールを楽しむことができます。内装もアメリカンな雰囲気でgood!(900m 徒歩12分)/左下・はちみつ専門店「L'ABEILLE(ラベイユ) 荻窪本店」。10カ国80種類以上のはちみつを取り扱っているそうですよ。南仏プロヴァンス風の店構えも素敵ですね。(850m 徒歩11分)/右下・おしゃれな外観の「INAZUMA CAFE(イナズマカフェ)。中に入ってびっくり! 有名漫画家・イラストレーターの直筆サインとイラストが壁一面にびっしり描かれているんです! 漫画好きの方、必見ですよ。(900m 徒歩12分)
カウカモ編集部より
個性的な街が多い中央線沿線。「高円寺」や「阿佐ヶ谷」、「西荻窪」など強烈なキャラクターを持つ周辺の駅と比べると、今回の舞台「荻窪」は少しカルチャー色が薄い街と捉えられるかもしれません。駅前に大型商業施設があったり、交通利便性がよかったり・・・どちらかというと、“個性はあまりないけど住みよいエリア” として認識されているかと思います。しかし、よく街を観察してみると、やっぱりここも “中央線沿線の街” だと気付かされます。歴史ある焼き鳥の名店がいくつか並び、美味しいラーメン屋も点在。居心地がよいカフェもあれば、活気ある商店街も複数存在する。だからと言ってサブカルチャーに染まりすぎていない、“地に足が着いた中央線文化” がしっかりと根付いている。これこそが、「荻窪」の個性なのだと思います。事実、この街を愛する文化人やミュージシャンはとても多いんですよ。空気がすっと肌に馴染む、びっくりするほど居心地のよいエリアなんです。
マンションは現在築40年、総戸数20戸の建物です。カーブを描いたバルコニーがとてもキュートで、まさしく “レトロ可愛い” 外観。2017年7月には耐震改修工事を実施。長期修繕計画も作成されており、安心感があります。さらにフラット35Sに適合していることも、住宅ローンの選択肢が広がりうれしいですね◎
住戸は最上階の7階に所在しています。専有面積は約40㎡で、おひとり暮らしにちょうどよいサイズ。キッチンに造作されたカウンターがおしゃれで、思わずうっとり。ご友人を招いてパーティーなんていうのもよいですね。LDKと洋室は引き戸で仕切られており、普段開けておけばLDKを拡張して広々と使うことができますよ。来客の際には引き戸を閉めておけば、プライベートな部分を隠すこともできますね。記事内でしつこいほど(笑)取り上げたように、収納が多いのもこの住戸の魅力を引き立ててくれていますよ。今回は家具付きでの販売なので、今すぐにでも新生活を始めることができます! 環状八号線が近く、騒音が気になるかと思いますが、二重サッシが採用されており、窓を閉めておけばほとんど気になりませんでしたよ。ぜひ現地でご確認くださいね。
「荻窪」はとてもいい街です。交通の便がよく、買い物に困ることもない。それでいて程よいディープさも持ちつつ、だからといって排他的な雰囲気もまったくない。街の空気が、すぐに肌に馴染んでくる。そんな感覚を味わうことができると思います。何というか、“素敵な退屈” が包んでくれる感じなんですよね。内見の際はぜひ、周辺もゆっくりお散歩してみてください。
Writer:五十嵐 晋平
マルチカウンター上の壁には、調湿と消臭効果のある「エコカラット」を使用しています。また、ダウンライトを効果的に配置し、落ち着いた空間に仕上げました。