絶妙の集積

写真

洗練さと落ち着きを兼ね備えた “南青山エリア” に佇む、赤い屋根と丸い塔がシンボリックでお城のようなマンション。収納たっぷりのオリジナリティある1LDK+WICの住戸は、インナーサッシや躯体現しの天井など、リノベらしさ溢れる空間です。

まるでお城のような お顔立ち

写真

今回ご紹介するのは、ヴィンテージマンションとして知られる “秀和レジデンスシリーズ” です。南欧風の青い瓦屋根と白い塗り壁、黒色の鉄製柵を配したバルコニーなどを特徴とするシリーズですが、こちらのマンションの屋根は落ち着いた赤。なんだか可愛い感じです。

写真

左上・アイアンの門は、繊細な模様が素敵。どこかメルヘンで、街の雰囲気にもマッチしていますね。/右上・エントランスまで続くモザイクタイル貼り。なんと植栽の花壇まで同じ素材で覆われています! 竣工からそれなりに年数が経っているマンションですが、今でも色あせないこのセンス、心惹かれますね。/左下・真っ赤な床の共用ロビーには集合ポストと管理人室があります。 /右下・なんとロビーは2階まで吹き抜けに。手すりの先にはシャンデリアまで設置されています!

売主さま

直近では2016年に大規模修繕工事を実施、長期修繕計画も立てられていて丁寧に管理されているマンションです。夜間オートロックもあるので、セキュリティ面も安心感がありますよ。

それでは住戸へ

写真

左・ご紹介する住戸の所在は2階。自然光が差し込む明るい共用廊下です。さっそくお邪魔します! /右・ドアを開けると、土間の先には天井まで高さのあるダークブラウンの引き戸が。

cowcamo

配達の方がいらした時などに室内を隠せる扉なので、安心感がありますね◎ オープン使いしても、まるでアクセントウォールのようにスッと納まります。

写真

左・コンクリート打ちっ放しの土間。ゆとりある横長のサイズで、コートハンガーなども置けそうです。/右・廊下へ上がると、なにやらリノベ感たっぷりのおしゃれな雰囲気に期待が膨らみます! 奥へ参りましょう。

cowcamo

廊下右手の扉の先には水まわり、左手の開口の先にはシューズインクローゼット(SIC)とウォークインクローゼット(WIC)、そしてダークブラウンの引き戸の先には洋室があります。順を追ってご紹介しますね。

まずはLDKへ

写真

南東向きのバルコニーに面した、約9.9帖のLDK。ブラックフレームのインナーサッシがキリっと空間を締めています。床材は無垢フローリングが張られていて温かみが感じられますね。

売主さま

インナーサッシは防音対策のためではなく、デザイン性を意識して取り付けました。

写真

お隣の洋室やWICとは、腰壁と天井付近が開いている壁で仕切られたダイナミックな空間使い。視線が遠くまで抜け、帖数以上に開放感があります。

キッチンを見てみましょう

写真

左・2口コンロを備え、スッキリとしたデザインの対面式キッチン。上部のペンダントライトがいいアクセントに◎/右・キッチンの床はお手入れしやすいタイル貼り。正面奥は冷蔵庫置き場、その右横は洗濯機置き場です。

cowcamo

こちらの住戸は2015年12月にリノベーション工事を施し、その後賃貸として貸し出されていました。ハウスクリーニングをしておりますが、水まわりなどに多少の使用感が見られます。内見の際にご確認くださいね。

売主さま

ふたつのペンダントライトは物件に付属しますよ。

キッチンからの眺め

写真

無骨な風合いの躯体現し天井は、壁際が少し傾斜したデザインに。ネイビーの壁に備わった、梁下の白いバーはピクチャーレールです。モノトーンのイラストや写真などが映えそうですね。

バルコニーへ出てみましょう

写真

正面には建物がありますが、駐車場を挟んで距離があるので圧迫感はなく、日当たりは確保できています。所在は2階で、下を歩く人の視線は少々気になるかもしれませんが、敷地内の駐車場のため人通りはそれほど多くなさそうです。

写真

こちらのマンションは、規約上バルコニーに物干しができません。お洗濯物は浴室乾燥機か、屋上の共用物干しスペースをご利用くださいね。シーツなどの大物もおもいっきり干せるので便利ですよ。

cowcamo

近所には幼稚園や小学校がありますが、バルコニーは反対向きのため、平日午前中
の取材時にも、子どもたちの声などは特に聞こえませんでした。

妄想膨らむ空間

写真

シックな色使いの空間に、温もりある無垢フローリングが妙にしっくり。家具やファブリックはダークトーンでクールにまとめてもよし、アンティーク家具を揃えガラスの花器に切花を飾るようなスタイルもハマりそう。 照明の雰囲気も素敵ですよね。

売主さま

内装のコンセプトイメージは “古いフランスのホテル” です。

洋室へ

写真

ブラックタイルが貼られた約2.7帖の洋室。腰壁越しに自然光が注がれる明るい空間です。

写真

左・腰壁に沿ってベッドを置けば、LDKからは死角になり、ほどよいおこもり感が。/右・廊下側の扉を閉めても上部に空きがあるので、コンパクトな空間の割に閉鎖感はありません。

cowcamo

白い壁にプロジェクターで投影すれば、“寝ながらシネマ” にぴったりカモ♡

写真

アクセントウォールの梁下にはLDK同様にピクチャーレールが備わっています。そして左手から奥へ進むと……

大きなWIC

写真

左・寝室との絶妙な位置関係◎ WICの広さは約1.5帖あります。/右・ご覧の通り、頼もしい広さの収納スペース。衣類だけでなくスーツケースなどのビッグアイテムもしまっておけるでしょう。

cowcamo

きれいにしていても、色味などがどうしても散乱しがちなWIC。動線的にスムーズなオープン収納でも、寝室からは見えない造りなのはうれしいですね。

これまた大きなSIC

写真

左・さらに奥へ進むと、共用廊下に面した窓付きのSICがあります。/右・ワイドな可動棚がズラリ。このエリアを好まれるおしゃれさんにも、きっとご満足いただける収納力では!

売主さま

廊下に面した、洋室・WIC・SICは回遊できる間取りになっています。

廊下向かいの水まわりへ

写真

左・ワインレッドのアクセントクロスが目を惹くトイレ。ペーパーホルダー上部にはスマホなどを置けそう。/中央・大きなミラーが備わったシンプルな洗面台。/右・浴室換気乾燥機能と追焚き機能付きのバスルームです。

マンションの近所には どんなオシャレスポットが!?

写真

左上・東京メトロの複数路線が利用できる「表参道」駅。(徒歩7分)/右上・ソニア・パーク氏の手掛けるカフェ「DOWN THE STAIRS(ダウン ザ ステアーズ)」。お料理はもちろん、内装やカラトリー、食器までさすがのセレクト! 随所にセンスが溢れるお店です。(240m 徒歩3分)/左下・最近はナポリピザが人気ですが、「PIZZA SLICE(ピザスライス)2」ではアメリカンスタイルのピザがいただけます。PCや本を片手にちょっと長居もできる雰囲気が◎ テイクアウトして、ホームパーティーにもおすすめです。(400m 徒歩5分)/右下・コピーライター糸井重里氏が主宰するウェブサイト「ほぼ日」のリアルショップである「TOBICHI(トビチ)」。素敵な商品が集まり、プレゼント探しにもピッタリなお店です。(52m 徒歩1分)

休日だって近所でのんびり

写真

左上・日本をはじめとした東洋美術専門の「根津美術館」。モダンながら和の息吹を感じる敷地内を歩くだけでも優雅な気持ちに。カフェスペースもありますよ。(210m 徒歩3分)/右上・音楽を楽しむなら、ご存知「BLUE NOTE TOKYO(ブルーノートトーキョー)」だって徒歩圏内です。ふと予定の空いた夜、当日券でふらりと入れたらうれしいですねー。(350m 徒歩5分)/左下・大きな窓から差し込む光、その窓から望む豊かな木々。都会の真ん中とは思えない雰囲気の「ブルーボトルコーヒー青山カフェ」。美味しいコーヒーと共に、ゆったりとした気分になれる場所ですよ。(500m 徒歩7分)/右下・「青山通り」沿いには、オーガニックにこだわったフードショップ「ナチュラルハウス青山店」が。休みの日のお料理、お買い物はここで決まり。(750m 徒歩10分)

cowcamo

カウカモ編集部より

東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線の3路線が乗り入れる「表参道」徒歩7分。「原宿・青山・渋谷・六本木」辺りが徒歩圏内の “南青山アドレス” にあるマンションのご紹介です。魅力的なお店が多いのは言うに及ばず、お買い物も外食も充実すること間違いなしのエリアですね。


駅からはハイブランドの路面店が軒を連ねる華やかなショッピングストリートを進み、区立の小学校と幼稚園が並ぶ小道を少し入った立地。周囲には緑も多く、子どもたちの声と共に穏やかな空気が流れています。


マンションが並ぶ住宅街に、パッと目に止まる赤い屋根と丸い塔。丸みを帯びた形に剪定された植栽も含め、絵になるマンションです。ブルー屋根のイメージが強いかもしれませんが、こちらもカウカモお馴染みの “秀和レジデンスシリーズ” ですよ。

1968年竣工の建物で、直近では2016年に大規模修繕工事を実施済み。築年数は経っていますが、定期的に修繕を重ね、丁寧に管理されている様子がうかがえます。


管理人さんは住込みで週6日間勤務、夜間はエントランスがオートロックになり安心感があります。共益費がやや抑え目なため、将来的に値上がりの可能性はあるかもしれません。


専有面積約46㎡を1LDK+WICにした間取りは、優雅にひとり暮らしならすこぶる快適そう! もちろん仲よくふたり暮らしもアリ◎ な、大きなワンルームのような開放感がある造りです。


“古いフランスのホテル” をイメージされたコンセプチュアルな内装は、リノベ感あるテクスチャーが重ねられ、とても素敵です。玄関の引き戸や、回遊できる間取り、タイル貼りの床など見た目の格好よさだけでなく、機能性や暮らしやすさが感じられる点も◎


特筆すべきは、このエリアを好まれるおしゃれさんにも、きっとご満足いただけるビッグサイズのWIC&SIC! マイセレクトショップのように、お気に入りをズラリと収納したら気分上々♪


オリジナリティあって、住みこなしがいのありそうな住戸です。どうしても写真や間取り図では伝えきれない、素材の質感や視線が抜ける絶妙なニュアンスも推しなので、気になった方はぜひご内見ください。それではお問い合わせお待ちしています!

writer:西湖 望 / editor:熊谷 緑