世田谷区野沢(学芸大学駅)
素材のマリアージュ
柿の木坂パレス
オイル塗装のオーク材、石調の磁器タイル、真鍮で統一された金物、手仕事でつくる塗り壁。それらの織りなす質感が魅力の住まい。設えたばかりのこの空間は、時とともにきっと深みを増していくことでしょう。そう、ワインのように。
現在ご紹介可能な物件は、中古・リノベーション住宅のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ) 」よりご覧いただけます。
東横線・目黒線
現在販売中のおすすめ中古マンション
売主さまのご紹介
Tさま
不動産業界で働く売主さま。2024年5月にこちらの住まいをリノベーションしましたが、ライフスタイルの変化でお引越し前に急遽手放すことに……
売主さま
舞台は人気の 「学芸大学」!
駅前にある「学芸大学西口商店街」は平日から大賑わい。メインの通りだけでなく、路地にも小洒落たお店がたくさんありますよ◎
売主さま
「学芸大学」は急行停車駅なので非常に使いやすく、渋谷へもすぐに出られます。
駅からマンションまでは歩いて13分かかりますが、賑やかな商店街を通るので、体感的にはきっと短く感じるはずです。
マンションへ到着
今回ご紹介するのは、環七沿いに立つ1972年竣工・総戸数146戸のマンション。耐震ブレースが目印です。
cowcamo
2020年に耐震改修および大規模修繕工事を実施しており、新耐震基準に適合しています。
エントランスロビーは現代的な仕様に改修済み。レトロなタイルアートを残しているのがまたステキ。もちろんオートロック・宅配ボックス完備です! 管理人さんが住み込み勤務なのも安心感あり◎
売主さま
立地、眺望、日当たり、管理がよく総合点が高いマンションだと思い、購入しました。
それではお邪魔します
玄関扉を開けると、ゆったりとした土間スペースが広がっています。玄関框が斜めになっているのもポイントです。
売主さま
質感のある内装に仕上げたくて、オーク材やタイル、真鍮などの素材をふんだんに使いました。壁は自分たちで全面塗装したものなんです。
cowcamo
リビング側から光が差して、壁のテクスチャー感が際立っていますね!
リビングへ
南西向き・約15帖のLDK。眺望に抜けがあり、開放感たっぷりです。
躯体表しの天井、キッチンを境に切り替わった床材など、素材使いにご注目を。
外へ出てみましょう
所在階は8階で、日当たり・眺望ともに良好。地平線まで見渡せるって気分がいいものです。耐震ブレースがかかっていますが、これもマンションが耐震改修された証です。
環七沿いなので、バルコニーに出ると車の走行音が聞こえます。
cowcamo
二重サッシのおかげで、室内ではほとんど騒音は気になりませんでした◎ ぜひ現地でお確かめを。
室内に戻って
LDKの一角にはルーバー扉の収納が設置されています。続いては売主さまこだわりのキッチンをチェックしましょう。
リブパネルが映えるキッチン
田中工藝社のオーダーキッチン。奥行きは90cmあり、リブパネルが付いた前面は収納になっています。
3口コンロ・食洗機付き。水栓がタッチレスなのもうれしいポイント。床材はタイルで清掃性◎。
売主さま
ステンレスの天板はなるべく薄くし、スマートな印象に。フルフラットのバイブレーション仕上げもこだわりのひとつです。
ディテールをチェック
左上・天井は白塗装の躯体表し。/右上・壁面の照明は真鍮製。/左下・キッチンのリブパネルの扉を開けた様子。/右下・リビングドアは壁にスッキリおさまる引き込み戸に。
約5帖の洋室
室内窓が設置されており、明るさ・開放感◎。収納スペースは圧迫感を出さないように、カーテンで仕切る造りです。
売主さま
ベッドスペースの両サイドの壁にはスイッチとコンセントを付けました。ホテルのように暮らしていただけるかと思います。
最後に水まわりへ
洗面室は造作の作業台付きで使い勝手がよさそうです。こちらも床はタイル仕上げ。
浴室は1216サイズ・乾燥機付き。トイレには廊下からアクセスします。
周辺スポットをご紹介
左上・カフェスペースを併設した人気のベーカリー「TRASPARENTE -GAKUGEIDAIGAKU-」(徒歩13分)。/右上・ “素敵過ぎるスーパー” と話題の「FOOD&COMPANY」(徒歩12分)。/左下・「Bistro N」は、気軽に入りやすいワインバル。ゆっくり飲みたい気分のときにぜひ(徒歩11分)。/右下・売主さまお気に入り「WOODBERRY COFFEE 学芸大学店」(徒歩14分)。
売主さま
個人的には「三軒茶屋」にも近い雰囲気の街だと思います。その辺りで住まいを探している方にもおすすめしたいです。
カウカモ編集部より
オイル塗装のオーク材、石調の磁器タイル、真鍮で統一された金物、手仕事でつくる塗り壁。本物志向の売主さまが、質感のある素材たちでつくりあげた住まいのご紹介でした。
工事後から誰も住んでいない状態での売り出しとのことで、リノベーションは出来たてほやほや。経年変化で深みを増していく内装に仕上がっているので、育てていくような感覚で住んでいただけるはず!
マンションは、カウカモでよくご紹介している管理状態良好の建物。築年数が経っていますが、耐震改修やエントランスの刷新など、時代に合わせたアップデートが実施されており、安心感が持てます。
2020年に耐震改修工事を実施したため、2024年3月現在、マンションの借入金額が約1億2,500万円あることだけご留意いただきたいのですが、2030年2月に完済予定&共益費は比較的リーズナブルな金額感です。詳しくはエージェントにお尋ねくださいませ。
writer / editor:本多 隼人
工事後からまだ誰も住んでいないので、内装はとてもきれいな状態ですよ。