まずは「千歳烏山」駅からスタート

写真

左上・京王線の準特急も停まる「千歳烏山」駅。新宿まで乗車時間約12分、渋谷まで約18分と都心へのアクセスは良好です。(徒歩7分)/右上・ 駅を中心に南北へ広がる、烏山駅前通り商店街「えるもーる烏山」。さまざまなお店が建ち並んでいるので、日用品は大抵ここで買い揃えられそうです。飲食店の種類が豊富なのもうれしいですね。(450m 徒歩6分) /左下・スーパーは、深夜1時まで営業している「ライフ 千歳烏山店」(550m 徒歩7分)のほかにも、「西友 烏山店」(750m 徒歩10分)など複数あります。/右下・香りよい美味しいパンが並ぶ「nicnic BOULANGER(ニックニックブーランジェ)」。お隣は「nicnic」という名の雑貨屋さんです。どちらも休日の散歩コースにぴったり♪(600m 徒歩8分)

双子のような建物

写真

賑やかな駅前から徒歩7分の場所ですが、マンション周辺は落ち着きのある環境です。緑豊かな敷地に、翼を広げたように2棟並ぶ建物。総戸数は290戸とビッグコミュニティ。今回ご紹介する住戸は、写真手前の1号棟にあります。

写真

左上・敷地内のゆったりとした道路を歩いて、建物中央にあるエントランスへ。スロープが備わっているので、ベビーカーやスーツケースをお持ちの際も便利◎ /右上・エントランス左手には駐車場が。/左下・エレベーターは2基設置されています。鮮やかなブルーがチャーミングですね。奥に見える建物内駐輪場の先に、管理人室がありますよ。/右下・地上11階建てで、住戸が所在するのは5階。長い共用廊下からは広い空と豊かな緑を望めます。 『いってきます!』 と家を出て、この景色が見えるのはなんとも贅沢〜。

cowcamo

月額13,000円で使える駐車場は、3台空きがありました(2018年9月時点)。また駐輪場は屋内外にあり、無償でお使いいただけます。管理人さんは平日9:00〜17:00、土曜日9:00〜15:00と長時間いらっしゃるので安心ですね。共用部は隅々まで綺麗に保たれ、丁寧に管理されていることを感じられましたよ。

いよいよ住戸へ

写真

左・玄関ドアを開けると、白を基調にナチュラルウッドでまとめられた、優しい雰囲気の空間が広がります。/右・大きな姿見と小さなカウンターが付いた、収納力たっぷりの下足入れ。玄関扉横の擦りガラスから自然光が入るのもいいですね。

cowcamo

玄関ドアの高さは約175cmと低めですが、レトロな可愛らしさがあって暮らすほどに愛着が増しそうです。背の高い方はご注意くださいね。

では順番に見ていきましょう

写真

左・玄関右手には約5.3帖の洋室A。共用廊下に面した北東向きの窓が。/右・高さのある収納がふたつ並んで備わっています。こちらは書斎や子ども部屋によさそうですね。

続いて洋室A向かいの 水まわりへ

写真

左・コンパクトでシンプルな洗面化粧台。タオルハンガーの下には、リネン類などを収納するキャビネットを置くとよさそう。/中央・写真左側のスペースにゆとりがあるトイレ。艶やかなフロアタイルの床は、お掃除がしやすそうですよ。/右・直線的なラインが美しいスッキリした印象のバスルームは、追焚きと浴室乾燥機付き。

ではお待ちかねのLDKへ

写真

バルコニーに面したLDKは約14帖。ダウンライトや間接照明のやわらかい光に包まれ、ほっとする空間です。LDKへの入り口上部から、バルコニーに向かって梁が通っています。空間を分けるようなアクセントになっていますが、梁下の高さは約174cmとこちらも低め。長身の方は内覧の際に、ご自身でお確かめ下さいませ。

キッチンを見てみましょう

写真

左・内装に馴染む淡い色味の対面式キッチンです。存在感が大きくなりがちなレンジフードも、シンプルなデザイン&カラーのセレクトで◎ /右・シンクの向かいは冷蔵庫、正面突き当たりには調理家電用のラックなどを置けば、動線がスムーズになり使いやすそうですね。

リビングダイニング(LD)へ

写真

キッチン前をダイニングスペースにすればサーブもしやすいですし、お料理しながらご家族との会話も楽しめるでしょう。そして日当たりのいいバルコニー側をリビングスペースにすれば、しっくりまとまりそうですね。

バルコニーへ出てみましょう

写真

正面には双子の相方2号棟が見えます。距離が離れているので圧迫感はなく、カッコイイ外観でむしろ建築美を味わえますよ。空が広く、目下にはゆとりある敷地を豊かな緑が埋め尽くす、なんとも心地よい眺めです。

写真

幅はそれほどありませんが、奥行きの深いバルコニーです。ウッドパネルなどを敷いて、プランターの植物をいくつか並べれば、より雰囲気がよくなりそうですね。日当たり・通風ともに良好で、洗濯物の乾きもいいでしょう。

室内へ戻って

写真

左側の壁の凹みは、収納に使うもよし、お気に入りの小物や写真を飾るもよし。ベストな使い方は住み手次第で、各々異なるのだと思います。余白を暮らしに合わせて工夫するって、楽しいですよね。

売主さま

これからカーテンレールを新規設置し、キッチン横のニッチには可動棚を造る予定です。

cowcamo

室内にもグリーンを置いたら、温かみのあるナチュラルな内装によく映えそうですね。

続いてLD横の洋室Bへ

写真

南西向きの大きな窓に面した、約7帖の明るい空間です。個室の中で一番広いこちらが主寝室にふさわしいでしょう。

cowcamo

今では珍しいサイズ感の窓、縦格子も含めたレトロな佇まいが素敵です。

写真

左・こちらの窓からも敷地内の公園など、穏やかな風景を望めます。お子さまがいらっしゃれば、公園で遊んでいるところも見えそうな距離感。/右・姿見付きの大きなクローゼットが備わっており、ご夫婦ふたり分の衣類はゆとりを持って収納できるでしょう。

LDへ戻って

写真

LDKと洋室Cの間は3枚引き戸のため、フルオープンにすれば約18.7帖の空間になります。小さなお子さまがいらっしゃる場合はキッズルームとすれば、家事をしながらでも様子を見ることができて安心ですし、急な来客時も扉をサッと閉めてしまえば散らかったおもちゃを隠せるメリットも(笑)

cowcamo

引き戸の左側に見える両開き扉は、収納のように見えますが中は洗濯機置き場です。キッチンに近くて家事動線◎

では洋室Cへ

写真

左・広さは約4.7帖。こちらにも姿見付きのクローゼットが備わっています。/右・引き戸を閉めれば、個室としても十分お使いいただけるでしょう。

cowcamo

お子さまがおふたりいらっしゃれば、こちらも子ども部屋になりそうですね。窓が無いのが気になるようでしたら、勉強部屋・寝室と用途ごとに使い分けるのもいいかもしれません。

売主さま

洋室Cにはエアコンを新設しています。

写真

個室が足りているようなら普段はオープンにして使い、時には客間に。また各所に収納はしっかり備わっていますが、とにかく物が多いようでしたら思い切って納戸とすれば、スッキリ暮らせるかもしれませんね。ライフステージや生活スタイルに合わせて、フレキシブルにお使いいただける間取りです。

敷地内を散策

写真

住戸の窓から見えた、敷地内の小さな公園です。遊具も揃っているので、お子さまはきっと大喜びでしょうし、大人にとっても緑に囲まれる癒しのスポットになりそうですね。

cowcamo

ご近所さんとのコミュニケーションが増えそうなのもいいですね。特に子育て中は、近所にお友達ができると何かと心強いです。

帰りは「芦花公園」駅へ

写真

左上・落ち着いた雰囲気の京王線「芦花公園」駅が最寄りになります。(徒歩6分)/右上・近所にはピクニックも楽しめる自然豊かな公園「盧花恒春園」が。慌ただしい日常の疲れが癒されそうです。(700m 徒歩9分)/左下・「芦花公園」駅までの道のりにあるスーパー「成城石井 芦花公園店」は、ちょっとした買い忘れがあっても便利に使える距離です。向かいにはスポーツクラブもありますよ。(140m 徒歩2分)/右下・近代総合文学館「世田谷文学館」では、大人から子どもまで楽しめる催し物が行なわれています。(120m 徒歩2分)

cowcamo

カウカモ編集部より

冒頭から個人的な話で恐縮ですが、団地育ちのため大きな敷地にゆったり構える建物や、贅沢とも言えるほどの空地に生き生きと育つ緑を見ると、心が解かれるようにほっとします。子どもの頃、団地周辺を自分の庭のように思っていましたが、その感覚はあながち間違いでもなかったと思います。これだけのビッグコミュニティであれば棟内にお友達もできるでしょうし、住戸から見える公園なら子どもだけで遊びに行かせても安心。都内ではアスファルトや砂利の公園が多い中、この環境には大きな価値があると思いました。


立地はローカル感溢れるほどよい郊外。駅徒歩10分以内で2駅利用可能、都心への通勤アクセスも良好。2018年9月時点、学区指定の「芦花小学校」・「芦花中学校」がどちらも徒歩5分(350m)と通学アクセスも◎ 駅周辺には活気ある商店街やスーパーが揃い、生活に不便することはなさそうです。駐車場もあるのでお車をお持ちなら、手軽に山や海へのレジャーを楽しめるのも魅力でしょう。


建物については築年数こそ経過していますが、きちんと丁寧に管理されてきたようです。2009年に大規模修繕工事、2010年に給水方式変更工事、2013年には外構改修工事を実施しています。加えて、長期修繕計画書も作成済み。そのうえビッグコミュニティの恩恵を受け、共益費は抑えられた金額。マンション全体の修繕積立金は安心できそうな金額が貯まっており、滞納金もこの規模で6万円弱と低い。管理体制のよさと住人の方の意識の高さがうかがえ、安心材料になりますね。


住戸は、この環境やマンションを好む方にしっくりきそうな温かみのある内装。間取りは、ご家族のライフステージに合わせてフレキシブルに対応できそうなところが◎ それぞれの個室には収納としっかりと広さが取られているのもいいですね。あとは何と言っても、グリーンビューの眺望。室内やバルコニーからはもちろんですが、共用廊下からの眺めも心地よく、「いってきます」も「ただいま」もこの景色とともになんて、羨ましい気持ちです。


そして、これだけの条件が揃ってこの価格。いろんな意味でのびのび暮らせそうな気がします。大切にしたいことは人それぞれ。気になった方からのお問い合わせ、お待ちしています。

writer:西湖 望 / editor:平野 翔子