世田谷代田駅からスタート

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左上・今回ご紹介する物件は、小田急小田原線の「世田谷代田」駅から徒歩約4分。世田谷代田は「下北沢」のすぐお隣に位置し、低層の家が建ち並ぶ閑静な住宅街です。/右上・世田谷代田と言えば “トトロのシュー” で有名な「白鬚のシュークリーム」。大きな樹々に囲まれてひっそり建つ感じがジブリのイメージにピッタリ。2階には池尻大橋や表参道でも大人気の「TOLO COFFEE&BAKERY」があり、美味しいパンやパスタがいただけます。別々のお店なのですが、なんとこちらのカフェでトトロのシューをいただくことも可能! /左下・物件へは駅から環状7号線の方面に向かって歩きます。近くには「代田八幡神社」があり、代田餅つきや例大祭などのお祭りが行われているそうですよ。/右下・環状7号線沿いにはスーパー「AEONまいばすけっと」と「オリジン弁当」が並んで建っていて、帰宅時のお買い物に便利です。

売主さま

現在、この周辺では小田急線の地下化工事がほぼ完了し、平成28年度中に駅舎が完成する予定です。その後、地上部分の小田急線跡地が整備される予定で、下北沢まで移動できる平坦な歩道や緑地が計画されています。工事はあと3年ほど続くそうですが、順次使いやすくなってオープンしていくため楽しみですね。

徒歩約4分で到着!

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全24戸というコンパクトな7階建てのマンション。環状7号線沿いにあるエントランスでは、大きなシンボルツリーが迎えてくれます。

売主さま

ちょうど耐震基準が改正された年に建ったマンションで、いわゆる “新耐震基準” に基づいて建てられています。新耐震基準とは、震度6以上の地震でも倒れない住宅を目指したもので、建物の耐震性能のひとつの目安です。また平成24年に大規模修繕工事を終えており、きちんと建物を管理できていることがお分かりいただけると思います。総戸数が少ないという状況でもうまくやりくりをされているようで、管理費・修繕積立金ともに比較的お安めに設定されているのもポイントです。

いざ中へ!

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左・玄関に入って右手には、石肌調のブロックが素敵なアクセントウォール。そして天井まで届く鏡が取り付けられているので、お出かけ前に靴まであわせての全身チェックができます。/右・玄関には扉3枚分の下足入れがあり収納力もバッチリ。システム収納で傘立てスペースもあります。

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左下・玄関の正面にある扉の先は、水まわりスペースです。まず洗面脱衣所に入り、洗面台の隣がトイレの扉。/右下・浴室は1418とゆったりくつろげるサイズ。浴室換気乾燥機付きで雨の日のお洗濯物も安心です。

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こちらの床材には、ボロンというビニル系の織物床シートを採用しました。織物ですが中にゴミが入り込まないようにできているため清潔に保て汚れに強く、耐久性にも優れています。ワックスの必要もなく掃除機と軽い水拭きだけでいいのでお手入れが簡単です。

LDKへの扉を開けると・・・

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こちらが約13帖のLDK。2面にある窓から明るい光が差し込んできます。手前には幅2250サイズのシステムキッチン。収納は引出し式で、使いやすそうです。

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キッチン後ろの壁側は、食器棚やカウンターを置けるようスペースが取られています。コンロの奥側には冷蔵庫スペースがありますが、リビング側からは隠れて見えないためスッキリとしていいですね。

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キッチンから見た景色は、こんな感じです。次は左手の居室を見てみましょう。

ひとつめの洋室

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約5.7帖の洋室で、主寝室にするといいかも。花をモチーフにしたアクセントウォールの上部垂れ壁部分には、間接照明が仕込まれており夜の雰囲気もよさそう。少し部屋の形が凸凹しているので、ベッドの置き方には要注意ですが通常サイズならばダブルベッドも置けそうです。

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左側の壁面にあるのがクローゼット。幅が広いため、たくさん収納できそう。

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そしてこの洋室の南向きの窓から見える景色がこちら。左側に見えているのが環状7号線。通行量が多いので、窓を開けていると少し音が気になります。現地で確認してみてください。

リビングに戻って・・・

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ふたつの居室はどちらもリビングから出入りする間取りです。各居室への動線が短いので、リビングでくつろぎながらワンルーム感覚で移動できて楽チンかも。もうひとつの居室の扉も開けておくと、窓がズラリと並んで空中に浮いているみたい!

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そして気になる窓からの眺望がこちら。見える景色は、屋根・屋根・屋根! 低層の住宅街のため、空がドカンと抜けています。右側奥に見えるこんもりとした緑は、「羽根木公園」。梅まつりが有名で、お散歩にも最適です。

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こちらのバルコニーは三角形。コンパクトなサイズではありますが、日当たりがいいので洗濯物を干すにはいいかも。

もうひとつの洋室

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LDKのキッチン横の扉を開くと、そこは約5帖の洋室。エメラルドグリーンの優しいアクセントウォールがポイントです。窓がふたつもあり、明るくてポカポカ。お子さまがいらっしゃる場合は、こちらが子ども部屋に最適ですね。もちろん趣味やお仕事のお部屋としてもよさそう。

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収納は少し奥行きが深めで、ハンガーパイプの奥に棚が設けられていて、収納力と使いやすさも◎。こちらの部屋にも小さなバルコニーがあり、外に出ることができます。

周辺を歩いてみましょう

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こちらの物件のすぐ隣は、実は交番! お巡りさんがいらっしゃって、何となく安心ですね。環状7号線を少し南へ歩き「宮前橋」の交差点を曲がるとスーパー「信濃屋」があります。こちらは別棟にワイン館があり、品揃え豊富♡ この通りは「渋谷〜経堂」の小田急バスの路線で、乗り換えなしで渋谷まで行けます。そして、この周辺には「北沢川緑道」があり、せせらぎの水の音を聞きながら「目黒川」の辺りまで歩いて行けるおすすめお散歩コース。所々に公園があり、緑豊かでとっても気持ちいい場所なので、時々ドラマの撮影隊を見かけることも!

「下北沢」まで歩いても約14分!

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先ほどの北沢川緑道を歩いていくと、「下北沢」の南エリアに出ます。下北沢は低層の建物が多く入り組んでいて、歩いて楽しみたい街。路地裏にもたくさんの店があり、毎回新たな発見があります。/左上・下北沢と言えば “古着” 。豊富な品揃えが魅力の「CHICAGO(シカゴ)」では、海外のUSED品もたくさん! そして下北沢と言えば “サブカル” 。こちらの上階には主に短編映画を上映しているミニシアター「TOLLYWOOD(トリウッド)」があります。自主上映もできるので、未来の映画監督を目指す若者たちが集まってきます。/右上・こちら「好奇心の森 DARWIN ROOM(ダーウィンルーム)」は、森の中に居るような気分になれる本屋兼カフェ。昆虫の標本やはく製など、知的好奇心をくすぐるお店です。/左下・路地裏を歩くと古民家をリノベーションしたカフェ「moiscafe(モワカフェ)」を発見! 住宅街に馴染んでいて、隠れ家度満点です。ミシミシ鳴る階段を上がりたどり着く2階席は、懐かしさもあってか落ち着き度も◎ /右下・その他、下北沢は “演劇” の街でもあり劇場が多数点在。そして街を挙げてのイベントが盛んで、ハロウィンやカレーフェスなど1年を通して楽しめます。ちょうど取材日もコロッケフェスティバルを開催中でした!

売主さま

下北沢だけでなく、自転車があれば「三軒茶屋」までもすぐに行ける位置にあります。こちらも「三角地帯」など魅力的なお店が多い街ですので、ご近所散策が楽しめますね。

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最寄り駅は、閑静な低層の住宅街である「世田谷代田」。新宿駅までは小田急線で約11分と便利です。そして緑豊かな遊歩道を歩くと、「下北沢」までも徒歩圏内。落ち着いたカフェからマニアックなお店まで、何でもアリな街なので、お散歩がてらフラリと立ち寄りたくなります。住宅街のよさと遊びの街の魅力を両方とも満喫できる、便利な立地と言えるでしょう。

お部屋は、眺望が抜けていて空が広がり、とにかく気持ちよかったです。窓を開けると、風が抜けてさらに気持ちいい! 間取りも、リビングが中心にあり、どちらの居室にも出入りしやすいため、ものぐさな私でもうまく暮らせそうな印象。専有面積が約54㎡と決して広いとは言えませんが、眺望の開放感もあってか、数字以上の広さに感じます。すべての部屋が明るく、まったく閉塞感を感じないお部屋ですので、これならばお子さまがひとりいらっしゃるご家族の方々でも快適にお住まいいただけそうです。
各所に取り入れられたアクセントウォールや床材にもこだわりが見え、ちょっとほかとは違った感じがいいですよね。

恐らく気になるポイントは、車の音だと思います。正直、窓を開け放していたり、ひとりで静かにしていると多少気になるかもしれません。しかし、道路は建物の東側ですので、西側の窓だけを開けるようにしたりすると、比較的抑えられると感じました。どうぞ現地にいらしてお確かめください。

取材・文・撮影:cowcamo