なんて美味しい街!

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左上・今回の舞台は、飲み歩きが楽しい “荒木町エリア” のすぐそば。最寄りは都営新宿線「曙橋」駅。駅前の緑色の橋が、名前の由来となった “曙橋” です。(徒歩1分)/右上・「小麦と酵母 満 曙橋本店」は、個性的な和風惣菜パンが人気のベーカリー。1番人気の豆ぱんをはじめ、どれも一度食べたらやみつきになる味わいです。(200m 徒歩3分)/左下・「あけぼのばし通り」の中ほどに位置する和菓子処「大角玉屋(おおすみたまや)本店」は創業100年を超える老舗で、なんと「いちご豆大福」発祥の店なのだとか! 頬張ると幸せになれるお味でした♡(220m 徒歩3分)/右下・こちらは北欧テイストのこぢんまりとしたカフェ「un cinq(アンサンク)」。店内は心地よい静かさで、コーヒー片手の読書や、ぼーっとしたいときにぴったりのスポットです。(400m 徒歩5分)

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ご紹介のマンションは「曙橋」駅出口の目の前を走る、靖国通り沿いに建っています。徒歩わずか1分という駅近物件です!

駅から ストレートで

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左上・地上13階建て・総戸数126戸という安心感ある規模のマンションです。低層階には様々な業種の店舗がテナントとして入居しています。/右上・居住部分のエントランスは大通りから一本奥に入ったところに。玉砂利をあしらったちょっとモダンなデザインです。/左下・こちらはホールの奥から振り向いたカット。オートロックの先には管理人室とエレベーターホールがあり、宅配ボックスも備わっていました。にこやかな管理人さんは、週5日でご勤務されているそうです。/右下・住戸の所在する6階へやってきました。吹き抜けを囲む共用廊下は、自然光と風が入っていい感じ。

売主さま

こちらのマンションは、2018年に大規模修繕工事を実施済みの綺麗な状態です。また、ペットは抱きかかえられる大きさのものでしたら飼育可能ですよ。

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おぉ、駅近×ペットOK! 早速うれしいポイントが集まってます♡

住戸へまいります

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左・手前がご紹介する住戸の玄関扉。それではおじゃまします!/右・玄関に入って右手には飾り棚があり、写真には写っていませんが、左手には背の高いシューズボックスも備わっていました。廊下に並んでいるドアは、手前から順にトイレ、水まわり、洋室Bのもの。まずは突き当たりのドアから、気になるLDKへ進みます。

よこながLDK

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LDKは約16.4帖。写真右手に見えるのはお隣の洋室Aに続くドアです。LDKは横長の形をしていて、南側に掃き出し窓が並んでいます。ちなみに取材時は雨が降っていましたが、窓が大きいおかげか、それでも室内は比較的明るく感じられましたよ。

売主さま

LDKと洋室Aを合わせると、南面・約9mのワイドスパンな間取りです。部屋いっぱいに光を取り入れることができますよ。

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部屋の横幅が、奥行きのほぼ二倍(トワイスアップ)ですね♪

バルコニーへ出てみましょう

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バルコニーの正面やや下にはレトロな低層アパートがありますが、視界を遮られることはありません。意外なほど空が見えて、うれしい驚きです!

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LDKの横幅いっぱいにわたるワイドなバルコニーですので、ラクに洗濯物を干すことができそう。大通りの方を向いていないのもgoodですね! 写真では見えづらいですが、雨でけぶる遠くの景色には、新宿のNTTビルがひょっこり顔を出していました。うーん、アーバン。

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靖国通りからの騒音が気になるかな? と思ったのですが、緊急車両のサイレン以外はそこまで気になりませんでした。音の感じ方は個人差がありますので、現地にてご確認くださいませ。

LDKに戻って

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奥の壁には、石目調のシックなデザインのエコカラットがあしらわれています。今度は、中央に見えるドアを開けてお隣の洋室Aへ行ってみましょう。

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LDKを囲むような梁下の天井高は、一番低いところで180㎝程度です。背の高い方は、洋室Aに入るときに気になってしまうカモ?

洋室Aは約7帖

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洋室Aは、四角形の奥がさらにちょっと飛び出したような、遊び心をくすぐられるカタチをしています。南向きのバルコニーに面した掃き出し窓に加えて、西向きの腰高窓も付いているので、晴れた日には日差しが眩しいくらいかも!

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左・窓の反対側には、壁ほぼ一面の横幅のクローゼットが。/右・クローゼットをオープン。収納ボックスなどを活用すれば、おふたり分の衣類でも収めることができそうな大きさです。

洋室Aのバルコニーへ出てみましょう

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左・こちらも、先ほど見たバルコニーと同じく南向きです。……おや、右奥に進めそうですね……/右・軽く一段上がって、さらにゆったりとしたスペースが奥に広がっています!

奥にルーバル!

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ジャジャン、約18㎡というまとまった広さのあるルーフバルコニーです! 西向きの腰高窓は、こちらに面していたんですね。ここで夜風に吹かれたら気持ちよさそうです……!

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周囲を建物に囲まれている感じはありますが、こちらを向いている窓やバルコニーがほとんど無く、意外と落ち着けそうな雰囲気◎ 視線が心配な方は、ラティスフェンスやグリーンなどで目隠しするとさらにのんびりできそうですね!

改めてLDKへ

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洋室AからLDKへ戻ってきました。さあ続いては、左奥に見えるキッチンをチェックしましょう!

開放的なキッチン

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左・食洗機を完備したシステムキッチン。リビング側を向いているので、家族でコミュニケーションが取りやすいのが魅力です。/右・後方には冷蔵庫やカップボードを置くスペースが用意されています。

廊下に戻って

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左・手前が洋室Bのドアで、奥の引き戸は水まわりへつながっています。順番に見ていきましょう。/右・ちなみに廊下の反対側には、奥行きのある可動棚が備わっています。

洋室Bは約5.2帖

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左・こちらはやや小ぶりな洋室B。共用部の吹き抜けに面した、西向きの腰高窓があります。/右・白い折れ戸の中はクローゼットです。

水(ま)わりをください

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左・洗面化粧台の隣には洗濯機置き場が。落ち着いたグレージュのクロスでまとめられた、シンプルな空間です。/中央・バスルームは、曇りガラスの入った大きな窓付きです! はめ殺し窓ではないので、しっかり換気もできますよ◎/右・トイレには洗面化粧室とお揃いのクロスがあしらわれています。

売主さま

2LDKの各居室と、さらにバスルームにも窓がある物件です。明るく、風通しよくお住まいいただけますよ。

街の旨みがスゴイのです

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左上・最寄りのスーパー「三徳 住吉店」は、深夜1時までの営業という頼れる存在。(160m 徒歩2分)/右上・行列が絶えない人気店「鯛塩そば 灯花(とうか)」が物件のすぐそばに。香り高い鯛だしラーメンと、そのスープをかけていただく鯛茶漬けが絶品なのです♡ ご内見時にはぜひ!(120m 徒歩2分)/左下・「四谷三丁目」方向に歩いて行くと、「美術愛住館」の姿が。作家の堺屋太一氏の居宅兼仕事場であったビルを全面改装し、美術館として生まれ変わったもの。洋画を中心とした企画展はもちろん、設計指導、安藤忠雄という印象的な建築も一見する価値アリですよ。(650m 徒歩9分)/右下・歩くこと7分で「四谷三丁目」駅に到着! 東京メトロ丸ノ内線も使いこなせちゃいます。

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物件周辺 “荒木町エリア” の夜の魅力に迫ったこちらの記事も、ぜひご覧ください。きっとさらに妄想が膨らみますよ♡

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カウカモ編集部より

取材日はあいにくの雨模様で、バルコニーで悔しく空を仰ぎました。晴れたらもっともっと気持ちよさそうな物件なのに! けれど素敵な物件との出会いは「待った無し」かつ「鮮度が命」。ぜひ写真を脳内で青空に補正していただいて、光溢れるさわやかな昼下がりを想像してみてください。もしくは、夜風が吹き抜ける中、遠くに新宿の街灯りがのぞくところを。


こちらの物件のLDKには横幅いっぱいのバルコニー、そしてお隣の洋室Aには、バルコニー+その奥に広がるルーフバルコニー付き。まさか「曙橋」駅徒歩1分の場所で、こんなに空を近くに感じて過ごせるとは思いませんでした。思いっきり都心にありながら、開放感があるんです! バルコニーの使い道はいろいろですが……やっぱり美味しいお店が軒を並べる “荒木町エリア” にほど近いこの立地ですので、『最後はうちで、もう一杯』なんて使い方が素敵ですよね。

建物は1984年生まれ。1、2階部分に飲食店などがテナントとして入居しているため、やや雑多な雰囲気はあるものの、2016年に大規模修繕工事を実施済みの綺麗な状態です。住宅金融支援機構から2023年3月までの返済スケジュールで借入が実施されていますが、マンションの維持管理上において借入を行うのは、ままあること。このように計画的改修が行われているということは、現在マンションにお住まいの方々が、今後も建物を維持していこうという意識の現れと言えますので、ポジティブに捉えていいポイントかと思います。


暮らしに便利な宅配ボックスに加え、オートロック・防犯カメラを完備しているところがポイント高し◎ セキュリティ面についてもしっかり考えられているようです。また、細則はありますがペットの飼育がOKという点も見逃せません。


ただ、靖国通り沿いに建っているマンションなので、車の走行音は身近に聞こえそう。どの程度までの騒音を許容できるかは人それぞれかと思いますが、個人的には、駅の出口の目の前がもうマンション♡ という便利さと引き換えなら、受け入れられる大きさだと感じました。バルコニーやルーバルはともに靖国通り向きでは無いので、視覚的にもせわしない印象は受けませんでしたよ。


2LDKすべての居室に窓があり、バスルームにも大きな窓付き。角住戸ならではの、明るくのびのび過ごせる間取りも魅力です。隣合わずナナメに位置するふたつの洋室でなら、家族同士ほどよい距離感で自分の時間を過ごせそうですよね。梁下の天井高が部分的に低いところは現地にてご確認ください。

お酒が美味しいエリアのそばだからこそ、ゆったり風にあたれる自分の場所を持つことの意義は大きい! のではないでしょうか。荒木町グルメを愛してやまない大人の方に、ぜひご検討いただきたい物件です。

writer / editor:小杉 美香