都心でありながら緑が多く閑静な “旧常磐松町アドレス”

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左上・JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン、東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線、東急東横線・田園都市線、京王井の頭線と4社の路線が乗り入れるターミナル駅「渋谷」。成田エクスプレスが停車するほか、「渋谷マークシティ」バスターミナルから羽田・成田便のリムジンバスが発着しているので出張のときなどに便利です。(1.0km 徒歩13分)/右上・「賛否両論 はなれ」は、メディアでとりあげられる料理人・笠原将弘氏が店主を務める割烹の名店「賛否両論」の都内2号店。本店と同じ味をリーズナブルに楽しめると評判です。(300m 徒歩4分)/左下・約4,000坪の境内に緑が生い茂る渋谷最古の神社「渋谷氷川神社」。隣接する「氷川の杜公園」には遊具や土俵があり、定期的にわんぱく相撲が開催されています。(240m 徒歩3分)/右下・「國學院大學博物館」は入場無料で「國學院大學」所蔵の学術資料や、研究成果を見ることができます。(80m 徒歩1分)

売主さま

一大ターミナル「渋谷」駅から徒歩圏内に位置しながら、マンション周辺は閑静で、「常陸宮邸」や博物館などのある格式の高い住環境です。

由緒ある高台の住宅街にどっしり構える ヴィンテージマンション

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交通量が少ない道路から奥まった敷地に伸びる、緑溢れるアプローチが印象的な地下1階付き地上7階建て、総戸数41戸のマンション。地下には駐車場・駐輪場、ゴミ置場があります。

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左上・現在築38年ですが、2013年に大規模修繕工事が行われ、外観や共用部分はとても綺麗な状態です。エントランス横の小さな石庭が出迎えてくれます。/右上・オートロックを完備し、各所に防犯カメラが設置されていてセキュリティ体制◎ /左下・オートロックを抜けると管理人室があり、住込みの管理人さんが週6日、勤務されています。共用ロビーには窓から石庭を望む応接セットが設けられていて、ヴィンテージマンションならではの優雅さを感じます。/右下・ロビーを挟んで、左右にエレベーターが1基づつ設置されています。今回ご紹介する住戸が所在する4階はカーペット敷きの内廊下仕様で、こちらのエレベーターを降りると2戸のみという独立性が高い造りです。

売主さま

2018年6月現在、駐車場の空きはございません。駐輪場であれば登録制でご利用いただけます。また共益費のほかに冷房基本料として月額17,500円、給湯基本料が月額3,800円、ヒーツ修繕積立金が月額4,000円掛かります。

それでは室内へお邪魔します

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左・白を基調とした明るく広い玄関。正面に見える折れ戸の中は収納になっていて、掃除道具や来客があった際の上着をしまうのに便利。/右・姿見の付いた天井まで高さのある下駄箱。靴に合わせて高さを調整できる可動式の棚板が付いています。鍵や写真などを置くのにちょうどいいカウンターがあるのもうれしいですね。

売主さま

専有面積が100㎡を超えていて、さらにルーフテラスまである、ゆったりとした間取りが魅力の物件です。

まずは玄関を上がって正面の洋室Aへ

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洋室Aは約9.5帖。北西向きのルーフテラスに面しています。

ルーフテラスに出てみましょう

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お隣の敷地に植えられた緑が目に飛び込み、なんとも爽やかな眺望! 道路から離れているので、静かで、都心とは思えない贅沢な環境です。

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ルーフテラスは隣接する洋室Bの前まで伸びています。こちらにテーブルと椅子を置けば、緑と広い空を眺めながら、のんびりお茶やブランチを楽しむことができますね。

洋室Aに戻ってきました

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左・窓向かいの壁側にはウォークインクローゼット(WIC)が設けられています。/右・折れ戸は全面が開き、荷物の出し入れがしやすい造り。奥に枕棚がありますが、ハンガーパイプや棚はないので、荷物に応じて収納をプラスしてくださいね。

ルーフテラスに面した洋室B

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続いては玄関を上がって右側、洋室Aに隣接する洋室Bです。壁一面に収納があり、こちらも先ほどご覧いただいたルーフテラスに面しています。

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左・広さは約7帖。柱のない正方形に近い形で使いやすそうな空間です。/右・廊下に戻り、LDKへと向かいましょう。廊下には、左側に水まわり、右側手前の折れ戸は先ほどご紹介した収納、右側奥にキッチンへと続く扉があります。

南東向きの広々リビングダイニング

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南東・北東の2面採光で窓が多く、陽がたっぷり入ります。

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リビングダイニング(LD)だけで約20帖。写真の正面に見えるアーチ型の開口の先にはキッチンがあるので、開口側にダイニングテーブル、写真手前にソファというレイアウトが使いやすそうです。

キッチンは2WAYアクセス

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約6帖のスペースに、ワークトップの広い、食洗機や浄水器水栓が備わったキッチンが。右側に写る引き戸から先ほどの廊下へつながります。

リビングダイニングに戻り・・・

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キッチン前から窓側を見渡したところ。右側の窓は中央が出窓になっており、カウンターにガラスの置物などを飾れば光が綺麗に反射しそうです。

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南東向きの窓からの眺めはこんな感じ。正面には高齢者向け施設があるため抜け感はありませんが、日差しはしっかりと室内に届きますよ。また、前面道路を挟んだ奥には、ちらっとお寺のお墓が見えます。

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出窓の前から室内を見渡したところ。北東向きの掃き出し窓からはバルコニーに出られ、その左隣の扉は洋室Cにつながります。

コンパクトなバルコニー

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北東向きのバルコニーは隣の住戸のバルコニーと向かい合った造り。正面からの視線が気になる方は、植物などを置いて目隠しするのがよさそうです。

洋室Cは収納充実

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壁2面に大きな収納が設けられています。

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こちらは約11帖。南東向きの大きな窓があるので、気持ちのよい朝を迎えることができそうです。

最後に水まわりをチェック

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左・白を基調としたシンプルな洗面脱衣室。/中央・浴室はとても広く、浴槽は身長160㎝の女性が足を伸ばしきることができるほどのサイズ。小さなお子さまがいらっしゃるファミリーでしたら、親子で賑やかなバスタイムをお過ごしいただけますよ。/右・トイレは洗面室からアクセスします。タンクレスでお掃除がしやすそうですね。

もう少し周辺を散策

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左上・美味しい魚介が食べたくなったら肩肘張らないシーフードレストラン「ビストロ シロ」へ。産地直送の新鮮な魚介や野菜を、フレンチをベースにした調理法で提供してくれます。(300m 徒歩4分)/右上・昭和初期に建てられた洋館を改修した、雰囲気たっぷりの創作フレンチがいただける「Museum 1999 Leau a la bouche(ミュージアム 1999 ロアラブッシュ)」。個室があるので、お祝い時や会食にもぴったりのお店です。(450m 徒歩6分)/左下・日常のお買い物は「ライフ 渋谷東店」が便利。食料品から日用品、衣料品、医療品までを取り揃え、朝9:00〜夜1:00まで長時間営業しています。(550m 徒歩7分)/右下・東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線が乗り入れる「表参道」駅も徒歩圏内。(1.0km 徒歩13分)

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カウカモ編集部より

幕末には薩摩藩島津家の地所であった、由緒あるアドレス “旧常磐松町”。「常陸宮邸」をはじめ学校・文化施設が集まり、高台に位置する緑豊かなエリアです。「渋谷」駅と「表参道」駅、トレンドを発信するショップが多い両駅が徒歩圏内ですが、マンション周辺は駅から離れているからこそ、この落ち着いた環境が保たれています。


ゆったりとしたアプローチや高級感のある石材を使った外観は、このエリアにふさわしい風格が漂うヴィンテージマンション。現在築38年と年数は経っているものの、2013年には大規模修繕工事を実施済みなど、適宜手が加えられ続けていて、築年数を感じさせないとても綺麗な共用部です。


マンション全体でセントラルヒーティングを導入しているため、ランニングコストとして関連費用が多く掛かってしまいます。一方、修繕積立金の月額が抑えられていますが、マンション全体の修繕積立金総額は 2015年時点で約8,000万円、ヒーツ修繕積立金は約2,500万円としっかり積み立てられているのは心強いですね。

管理人さんは住込みで、月・木(第2・4・5)は9:00~17:00、火・水・木(第1・3)・金は7:30~15:30、土は9:00~15:00と勤務されています。残念ながら地下駐車場は順番待ちの状態。それでも、マンション向かいの「郷土博物館・文学館」バス停からは「渋谷区役所前」から渋谷駅・恵比寿駅などを巡回する「ハチ公バス」が、また2分歩いて大通りに出れば六本木ヒルズ・表参道駅・赤坂見附駅を巡回する「ちぃばす」が発着しているため『交通の便がよく、車はいらないほど』と管理人さんが仰っていました。

ご紹介する住戸は約102㎡とのびのびお住まいいただける3LDK。約20帖のリビングダイニングをはじめ、各個室も約7帖以上あり収納も充実。南北に開口があり、窓や個室の扉を開け放てば、すっと心地よい風が通り抜けます。北東の個室側には広いルーフテラスがあり、お隣りの緑を借景に、優雅なティータイムを過ごすのもよさそうです。

都心ながら空が広く、緑多い静かな環境で、伸びやかに子育てをしたいファミリーへ。この良好な住環境をぜひ現地でご体感ください。

writer:大川 晶子 / editor:長澤 豪・野原 茂香