家を売った人たちは、どんな「次の満足」を手にしているのだろう?
カウカモで持ち家を売却したお客様のその先を追いかける新連載「家、売りました」。記念すべき第1回目は、2021年にマンションの売却・住み替えを経験されたJさん・Aさんご夫婦にインタビューしました。
購入・売却を短期間のうちに経験したことで、ご夫婦のライフスタイルはどのように変化したのでしょうか。住み替えの際の心構えも含めて掘り下げていきます。
■コロナ禍で出会った新しい暮らしの選択肢
ご夫妻が最初にお住まいを購入されたのは2012年頃。最初のころは新築マンションや戸建ても視野に物件を探していたのですが、なかなかしっくりくる住まいに出会えなかったのだとか。
「中古物件を買って、リノベーション」という選択肢に出会ってからは物件探しの軸を中古マンション中心にシフト。奥様のAさんの地元である大倉山で、場所も価格もばっちりな住まいに出会い、購入を決意しました。
Jさん:とにかく開放的な家にしたかったので、3LDK・ 75㎡の空間を大胆に「1LDK+フリースペース」の間取りにフルリノベーションしました。
アンティークテイストの内装は夫婦の共通の趣味ですね。お互い海外旅行が好きなこともあって、世界各地で買った小物が自然と増えていきました。
いつか売ることを前提に購入したわけではないという大倉山の住まいですが、コロナ禍を境に訪れたライフスタイルの変化により、住み替えという選択肢を意識するようになったのだそうです。
Aさん:家にいる時間が増えるうちに、『プライベートスペースも欲しいな』という気持ちが大きくなったんです。とくに在宅ワーク中にお互いの生活音が気になっちゃって、掃除機かけるタイミングもわからないみたいな。
Jさん:気がついたら妻がカウカモで物件を探しはじめて、『この家よくない?』って見せてくるようになったんです。僕も物件を見るのは好きだから、最初は『選択肢を知っておくのも悪くない』程度の気持ちでしたが、結果として購入先行で住み替え先を探すことになりました。
■買主・売主、双方の視点からカウカモを体験
物件探しをするなかで、“みなとみらい〜元町エリア” が気に入ったおふたり。そこで広々としたテラスが魅力的な物件に出会い、購入を果たされました。
海に近く山がちな土地ながら、津波や土砂崩れ等の災害リスクが低いことも決め手のひとつだったそうです。
Jさん:このあたりのエリアは港町特有の異国情緒があって昔からの憧れだったんです。中華街やみなとみらいなどのグルメスポットも近いですし、夫婦でこれからの生活を楽しむにはぴったりだと思いました。
購入先行で動いたおふたりでしたが、当時お住まいだった大倉山のご自宅を売り出すにあたって不安なことはなかったのでしょうか。
Jさん:ロケーションの良い物件だったので、売れないことはないだろうなと思っていました。ただ、購入を先に進めた関係で早く売れるかどうかは少しだけ気になるところでしたね。
前の家は間取りや内装が個性的でしたし、買い手が都合よく現れるかどうかは未知数でした。
売却準備にあたっては他の不動産業者にも査定依頼を出したそうですが、最終的にはリノベーションによる内装まで査定内容に盛り込まれていた点を評価し、カウカモとの契約を決意されたご夫婦。
その結果、2021年12月にカウカモで売り出しを開始してからわずか2週間での成約というスピーディーな売却に成功しました。
Jさん:カウカモ編集部の方が周辺環境なども含めしっかりと下調べした上で記事にしてくださいましたし、自分たちがこだわってつくった内装もしっかりとアピールしてくれて。ここまで中古リノベ物件の魅力に特化したサービスはカウカモだけだと思うので、そういうところも含めて満足でした。
Aさん:販売スタッフとしてオープンルームに同席したカウカモの高野さんがリノベーションについてかなり詳しく購入検討者さんに説明してくださったので、さすがだなと思いました(笑)
Jさん:あれはびっくりしたね! 普通だったら、オープンルームに参加した方に対して家主が家の詳細を説明する場面だと思うのですが、高野さんは「この床材がいかにすごいか」みたいな私たちも気づかなかったようなポイントまで熱っぽく語ってくださって心強かったです。
独自記事を通じたアピールから、販売スタッフのオープンルームの立ち会いに至るまで、売主としてカウカモの一連のサービスを体験したことにより、ご夫婦はそれまで一般的な不動産会社に抱いていたイメージを良い意味で裏切られたともお話しされていました。
Jさん:最終的に、同じマンションにお住まいの方に他社経由で購入していただいたのですが、“囲い込み” の噂なども聞かれる業界にあって他社からの反響にもフレキシブルに対応してもらえたのが嬉しかったです。どこまでもユーザーファーストなサービスなんだなと安心できました。
■飼い猫と楽しむテラス生活
新居の購入と持ち家の売却を同時期に行うという慌ただしい期間を経て、晴れて新しく購入された家に引っ越したご夫婦。今では購入の決め手にもなった大きなテラスをセカンドリビングとして過ごす時間を楽しんでいるそうです。
Jさん:休みの日も一歩も出なくなっちゃうくらい今の住環境に満足しています。購入の決め手にもなったテラスも、筋トレしたり、ソファでうとうとしたりといろんな楽しみ方をしていますよ。
Aさん: 私たち以上に、飼い猫がテラスを満喫してるんです。前のマンションだと飼い猫がお隣のベランダにお邪魔してしまうことがあったのですが、この部屋に引っ越してからは我が家のテラスで悠々自適に過ごしています。
最後に、短期間で住まいの購入・売却を経験されたご夫婦に、これからの住まいとの付き合い方や、住み替えを検討するに当たっての心構えについて伺いました。
Jさん:前に住んでいた家も、この家も、『いつか売るだろう』という気持ちで買ったわけではなくて、基本的にはその折々で模様替えをしながらできるだけ長く住み続けたいとは思っています。
それでも前の家は10年で住み替えることになったので、この先にどんな心境変化があるかはわからないものだと気楽に構えていたいですね。
Aさん:購入も売却も一通り経験できたから、きっとこれから何があっても住まいの売り買いでプレッシャーを感じることはないよね。
Jさん:そうだね。ただ、市況の変化に一喜一憂することのないよう、想定よりも安く家を売ることになっても生きていけるような人生設計を事前に考えておくのが大事だと感じます。
不動産の売買は重い決断だし、市況をとりまく情報もたくさん出回っているので何がベストなのか迷ってしまうこともあると思いますが、最低限の知識を持った上であとは『なるようになる』と楽観していられればそれが一番いいですね。
■住まいの売却を検討中の方へ
お持ちの不動産の売却から、住み替え先の物件探しまで、カウカモならワンストップでご相談いただけます。
持ち家の売却相談をいただいた方には、カウカモからもれなくAmazonギフト券10,000円分をプレゼント! 次の住まいを探す前に、あなたもカウカモに売却相談をしてみませんか?
※ 対象エリア:東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県
取材・文:加勢 犬 / 撮影:角田 博