【15:30】東京の歴史を感じつつ
台湾の味を嗜む「神田」

日本橋からジョインしたyukachです。男性陣と分かれ、女性陣はデザートを食べに神田へ。この辺りは戦火を逃れることができたため、老舗のお店や歴史を感じられる佇まいの建物が多く建ち並んでいます

左・趣がありますね〜。浴衣が似合う!/右上・1930年創業の和菓子屋さん「竹むら」。建物は東京都の「選定歴史的建造物」に登録されているんだそう。名物は揚げ饅頭で、そのほか夏にはかき氷、冬にはおしるこなど、季節に合わせたメニューもありますよ。/右下・都内唯一のあんこう料理専門店である「いせ源」。創業は江戸末期の1830年。コース料理は8,500〜12,000円でいただけます。ああ、いつか食べてみたい……。

このあたりには、ほかに1897年創業の鳥すき「ぼたん」や、1884年創業の江戸そば「神田まつや」など、老舗の名店が点在しています。日本史で習った時代からこの建物があり、あの歴史的人物がここを歩いていたのかもしれないんですね〜。しみじみ。

さて、今回のお目当てはそんな東京の歴史が詰まっているエリアに2015年にオープンした、「東京豆花工房」。台湾に半年間留学したときに『豆花』が大好きになり、一日ひとつ食べていました(笑)

簡単にいうと豆花とは、黒糖味のシロップと一緒に食べる甘い豆腐。その上にピーナッツや小豆、はとむぎなど、さまざまな具材と一緒にいただくデザートです。

ロゴやイラストの優しいタッチも好きなんです。お隣には、1933年創業の喫茶店「ショパン」があります。

台湾の味を求めて、関東近郊の豆花はほぼ制覇したのですが、このお店のものが一番現地の味に近くて美味しいです! このお店に足を運ぶのは、実は5回目(推定)。というくらいの大ファン。

台湾人の奥さんがいらっしゃる旦那さんが、台湾で修行を重ねたそう。なるほど、納得。

お店によっては一種類ごとにトッピング代がかかる場合もありますが、このお店では何種類載せてもOK! ということで、もちろん “全部のせ” を注文しました。テイクアウトもできますよ。

左上・店内は全部で10席ほど。台湾のラジオが流れていたり、店員さんも台湾人の方が多かったりと、現地の空気を感じられます。/右上・お待たせしました、こちらが豆花です! 温かいものと冷たいものを選べ、夏には氷を入れることも可能。ちなみに、こんなにトッピングの種類が充実しているお店はここだけ。/下・私たちはテイクアウトして、お店の正面にある「かんだやぶそば」の前でいただきました。こちらも1880年創業の名店。

結構ボリューミーなので、私はお昼を抜きました(笑)デザートとはいえ、お腹に余裕を持たせて行くことをおすすめします。

ちなみに、姉妹店の「東京豆漿生活(とうきょうとうじゃんせいかつ)」では、台湾の伝統的な朝ごはんを食べることができますよ。以前に母と妹と朝9時に行ったのですが、約20名待ちで1時間ほど並びました! 

台湾の現地の味を楽しみたいという方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。


【16:30】上野や! アメヤ! 雨や!

どうも、浴衣の持ち合わせがなく、私服で行脚のdaisakuです。(絵映えせずすみません)

燕湯できれいさっぱり汗を流し、メンズたちが向かったのは「上野」。

一気に活気が増す街並みに、もう汗だくのメンズたち。浴衣で浮きまくりでございます。

上野といえば、「アメヤ横丁」通称 “アメ横” の大衆文化に飲んだり飲まれたり、「上野恩賜公園」で自然を感じたり、美術館で芸術にインスパイアされたり、「上野動物園」で動物たちと触れ合ったりと、いろいろな楽しみ方ができる、いわゆる “カオス” な街

いつきてもすごい人通りのアメ横。無数に飛び出る看板と異国感にテンションが上がります。

一方で交通利便性が高く、商業施設も豊富に揃っていることから、“暮らす” という視点でも人気の街で、カウカモでも度々物件を紹介しています。

さて、女性陣はどこへやら。カオスな人並みに飲まれ、ただただ立ち尽くしていると……

“アメ横で一番涼しい通路” の奥にご注目。

出ました、我らがayako姉さん! そして、shokoの極妻感よ(どんな顔やねん)。

ようやく合流した編集部御一行。
『どうしても行きたい!』 とわがままを聞いてもらい、訪れたのはミリタリーショップ「中田商店」。

daisaku的上野といえばココ「中田商店」。太平洋終戦直後の闇市時代から君臨する、ミリタリーサープラス(軍放出品)ショップのレジェンドで、扱う商品の幅広さと店員さんの知識がもうすごい。お店の外まで溢れかえるミリタリーガーメンツに男心を掴まれちゃうんですよ。高校生の頃にアメリカのラッパー・Nasに憧れて、M-65(米軍の野戦用ジャケット)を買ったのはいい思い出です。

左上・手に負えないほどぎっしりとディスプレイされたアイテムたち。オトコからしたら宝の山でございます。/右上・お店の外でたたき売りされている軍モノのワッペン。あれ、ワッペンのくだり、前もどこかで見たような……?/左下・ファッション番長ayakoさんも、オトコ臭いアイテムに興味津々♡/右下・こう見えてサバイバルゲーム好きで、モデルガンも所有している変態uenさんはレザーのフライトジャケットを物色。全身コーデを依頼したんですが、なかなか決まらず……アドリブ力のアップお願いします(笑)

uenさんのコーディネートが決まらずにいると、どこからともなく声が。

「アメヤ!」

いやいや、そんな大声で言われなくてもここはアメヤ横丁でしょ! って外を見たら土砂降り……
“雨や” だったのね(泣)

ということで、慌てて記念撮影。

泣く泣く高架下から、パシャり。このアーケード越しに撮ってる写真はよく見るけど、このアングルは新しい(笑) でも、みんないい顔してるね!

ダジャレを言っている場合じゃないほどの大雨に、高架下の「アメ横プラザ商店街」の中へそそくさと避難。

狭い通路にびっしりとお店が並ぶ「アメ横プラザ商店街」。この地に商店街ができたのは、終戦直後の露店発生からしばらく経ってからのことなんだとか。いわゆるテキヤと呼ばれる露店が姿を変えて発展したのが今の上野なんです。年末年始のお買い物スポットとしても人気の上野には、そんな歴史があるんですよ。

緊急避難したとは言え、ここはアメ横。まだまだ見逃せないお店がいっぱい。

サバイバルゲーム好きのuenさんが気になるのはやっぱりこっち系。

ayako姉さんはアクセサリーが気になるご様子。

雨が止んでることを期待し商店街を出ましたが、やっぱり土砂降り。

あまりの大雨にnaomichiもこの表情。デ・ニーロか。

しかし、これほどの大雨でも冷ますことができない上野の熱気。

雨だろうが、飲む、飲む、飲む。

我々も一杯やりたいところですが、あえなく断念。晴れていることを願い、最終目的地である「浅草」を目指します!