小さくてレトロなドアをくぐると広がる
懐かしくて、ゆったりできる隠れ家カフェ
実はドアをくぐるまでは半信半疑でした。それくらい隠れ家感のあるカフェバーです。インテリアが、なんか懐かしい感じでとにかくステキ! 古めかしく、ペンキの塗りあとがきれいな青いドア、天井からランダムにぶら下がった丸い照明、テーブル席もソファー席もありますが、どれも違ってかわいい。
ランチに行ったのですが、盛り付けは違うけど夜のメニューにもあるというおすすめのカレーを頂きました。ランチセット1300円。ドリンクが付いて、その他スープとサラダ、またはデザートなど、組み合わせを選べます。
10種類以上のスパイスにリンゴなども加え、長時間コトコト煮込む欧風カレーだそうですが、すごいまろやかな味!野菜の盛り付けも目に鮮やかで、終始フォトジェニックなお店です。
音楽などのイベントも頻繁に行われているようです。夜来たらまた雰囲気違うんだろうな、また訪れたくなるお店でした。
『kong tong(コントン)』
http://www.garlands.jp/kongtong/
住所/東京都世田谷区池尻3-30-10 三旺ビル 5F
電話番号/03-5431-7329
営業時間/[月~金] 11:30~翌4:00 [土・日・祝] 12:00~翌4:00
定休日/無休
世界中から集った特別なアンティーク古材
DIYするなら一度は訪れたいお店
古き良き時代のアメリカにタイムスリップしたような店内!いい色味になった床材の板、古いドアノブや、ちょっと錆びたフックなど、どれもユニークでわくわくします。古材を始め、アンティークの家具や雑貨、金物や塗料のお店です。アメリカまで買い付けに行って、建築資材など直接輸入。
特にすごいと思ったのが、古くから使われていたワイン・コットンの工場や、学校校舎で使われていた床、壁、梁材、柱材、ドアに使われていたものをごっそり仕入れているそうで、日焼けした跡や、機械でついた細かい傷などが歴史を感じさせ、たまらなく魅力的でした。カフェやアパレル系のショップにも使われていて人気だそうです。
昨今DIYが流行っていますが、ここまで素材にこだわっているお店も少ないのではないでしょうか。私はDIY女子ではありませんが、急にペンキが塗りたくなってきちゃいました・・・!
『GALLUP中目黒ショールーム』
http://www.thegallup.com/new/public_html/index.htm...
住所/東京都目黒区青葉台3-18-9
電話番号/03-5428-5567
営業時間/10:00~19:00
定休日/土・日・祝、年末・年始
目黒川を眺めながら
コンセプチュアルな建物でお茶
カフェ・バー「The Workers coffee / bar(ザ ワーカーズ コーヒー / バー)」の入った建物は、それ自体もステキなのですが、コンセプトがまたいいのです。目黒川沿いという完璧な立地の築45年の倉庫兼事務所を、古い雰囲気を残してリノベーションした5階建てのコミュニケーションプレイス「THE WORKS」。
1階はカフェ・バーとレストランです。カフェ・バーは、代々木上原でもご紹介した、"Littlenap COFFEESTAND" によってブレンドされたコーヒーを使用。これまた朝8時から開いています。レストランでは月ごとにテーマのある厳選素材のコース料理がいただけます。
2階はイベントや結婚式もできるコミュニケーションスペース。イベントやエキシビジョンを行える60坪のスペースがあります。3〜5階はスモールオフィスのフロア。なんだかとっても現代的でかっこいい。
古いものを大事にして再利用し、新しい価値を与え、また新たな人が集まってくる。いいサイクル。そして、人が集まる場ってほんと大事ですね。
自分がどんな場に身を置くかによっても生活も人生も変わってきそうです。
『The Workers coffee / bar ザ ワーカーズ コーヒー / バー』
http://theworks.tokyo/
住所/東京都目黒区青葉台3-18-3 THE WORKS 1F
電話番号/03-6416-4646
営業時間/コーヒースタンド8:00~23:00
定休日/不定休
池尻さんぽまとめ
あまり来たことのない街だったのですが、こんなに快適なところだとは知りませんでした。
渋谷のとなりという便利さ、目黒川沿いのおしゃれなお店、きれいな道。派手なエリアに囲まれているせいなのか、ぽっかり落ち着いた空気感のある街でした。
そして周辺にあるお店を知ることで見えてくる、街での生活ですが、緑に囲まれて朝から美味しいコーヒーが飲めるくらし。なんか優雅です。
私は結構引っ越しの多い人生なのですが、今まで街が自分の生活に与える影響について考えたことはありませんでした。
街歩きって奥が深いのかも・・・!
ますますさんぽにハマりそうです。
よかったら、あなたも池尻さんぽしてみませんか?
取材・文・撮影:浅野聡子
買うカモ!? 気になる「池尻大橋」周辺の中古事情
渋谷から1駅と言うと、恵比寿・代官山・表参道・・・。高額エリアが並ぶ中、少し物件価格が控えめなのが池尻大橋エリアの特徴。246に沿って、渋谷からバス便が豊富に出ているし、首都高速の出入り口もあるので、お車を所有されている方にとってもアクセス良好。物件はおひとり暮らし向けからファミリー向けまでさまざまなタイプが揃いますが、環境面では大きくふたつに分かれ、烏山緑道沿いは緑溢れ静かな住環境が手に入る一方、246沿いや山手通り沿いのマンションは騒音の問題が付いてきます。環境面もお値段に反映されますので、どうしても渋谷の近くに控えめな金額で住みたいという方は、ちょっと覚悟を決めて246沿い・山手通り沿いの物件を狙うのもありかも!? もしかしたら、騒音さえ目をつぶれば、眺めのよさが手に入るかもしれませんよ。(あやこ)
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【 #池尻大橋 】パンとコーヒーだけで絵になる街 / TOLO PAN TOKYO