ファッションを楽しむように、暮らしも楽しもう。日本を代表するセレクトショップとしてファッションやカルチャーを牽引! 「BEAMS」で働くスタッフのライフスタイルや住まいをご紹介します。
中古マンションを購入し、好きやこだわりがぎゅっと詰まった “自分らしい” 暮らしをおくるBEAMSスタッフの皆さんのライフスタイルや住まいをご紹介する「BEAMS living style」。
第6弾の今回は、旦那さまがBEAMSで働く、林さまご夫婦のもとを訪れました。
《プロフィール》
名前:林秀太さま / 晴香さま
年齢:31歳 / 28歳
職業:ビームス 川崎 ショップマネージャー / ジュエリー販売
場所:神奈川県横浜市
◎ライフスタイルについて
・趣味、好きなもの
秀太:走ることが好きです。あと、ふたりとも料理が好きなので、一緒に夕飯を作ったりもします。引っ越してきてから家が快適なので、食べに行くより家で作ることの方が多いですね。
・コレクションしているものや思わず買ってしまうもの
秀太:器は、旅先や民芸系のお店に行くとつい買っちゃいますね。諸先輩方に比べたら全然なのですが(笑)。飾り方にももっと量感があった方がいいなと思っているので、これから増やしていく予定です。
あとは、謎の花器とか木工品とかも買っちゃうんですよね。世界の民芸品は買いがちですね。
晴香:買いがちよね(笑)。
秀太:韓国で買った黄色い脳みその置物とか。めっちゃ軽いんですよ(笑)。
・家づくりのルール
秀太:床が気に入っているので、「床に合うような雰囲気で、メンテナンスしながら長く使えるもの」を基準に家具は選ぼうと思っています。
机は、益子にある「仁平古家具店」にオーダーして造ってもらったものを、前の家の時からずっと使っていて。
ほとんどの家具は前の家から持って来たのですが、アフリカのスツールだけ新しく買いました。
物が少ない分、これから増やしていく楽しみが大きいですね。何を買い足して行こうかなとか。
・部屋のテーマ
秀太:リノベーション設計時のテーマが「NO BORDER」だったんです。境界を作らないというか、色々混ぜちゃおう、というコンセプトだったので、特にテーマやルールを設けずに詰め込んでいます。
和のテイストがあれば、イギリスの椅子があって、アフリカの物があったり、古道具もステンレス素材もあったりで。それでも、好きなものを選んでいるのでなんとなくまとまって見える、というのがむしろテーマかなと思っています。
・my 収納ルール
秀太:仕事柄、服や靴はどうしても増えてしまうので、そういうものは見えない所に片付けておいて、気持ちのいいものだけを見せるようにしています。
キッチンは妻に任せています。キッチンの収納ルールは特にないですかね。まだ色々ルールを作らなければならないほど、物が溢れてはいないので。
・家の中で一番好きな場所と過ごし方
秀太:市松模様にしてもらった、床が好きですね。
好きな場所はチェアのところ。ひとりがチェアでくつろいでいれば、もうひとりはダイニングチェアにいたり、料理を作っていたりとか、それぞれです。休みの日にはチェアでダラダラするのが好きですね。
晴香:私もリビングスペースにいることが多いです。椅子に座って足伸ばして、アフリカのスツールにお菓子とか置いて、膝にパソコン乗せて映画を見るみたいな(笑)。
秀太:あとは、ベッドルームの横にお昼寝スペースと思って畳スペースを作ったのですが、意外と寒くて。今は朝ストレッチしたりするためのスペースになっています。
・お気に入りのインテリアブランドやショップ
秀太:藤沢にある「KIYA ANTIQUES」の家具が好きです。倉庫みたいな店舗で品数がすごいんですよ。夢が詰まっています。あと、恵比寿の「antique tamiser」はかっこいいなと思います。それから、机を作ってもらった「仁平古家具店」さんですね。鎌倉が近くなったので、「もやい工藝」というお店にも器を見によく行きますよ。
◎家自体・リノベーションについて
・住まいやインテリアにこだわり始めたきっかけ
秀太:町田の店舗で働いていた23歳くらいの時に、ショップマネージャーだった上司の家にお邪魔して衝撃を受けたんです。すごすぎて。超オシャレだったんですよ。かっこよくて、快適で、すごいなと思って。この会社、間違い無いんだなと思いました(笑)。それからインテリアの雑誌を見たり、ボーナスが出るたびに椅子を買い足したりしてきました。全部あの衝撃がきっかけですね。
家を買ったのは、結婚した後の29歳の時。リノベーションにすごく憧れがあったので、遅かれ早かれ買いたいなと思って色々調べましたね。エリアは都内と川崎と横浜市っていうバラバラの場所で5軒くらい見て。物件価格と建物の状態と環境を重視して、管理状態、積立金、周辺環境のバランスがよかったここに決めました。最初からフルリノベーション前提でした。
・一番リノベーションでこだわったポイントは?
秀太:キッチンですかね。前の家はキッチンが狭かったので、ちゃんと料理できるように作業台のスペースを設けてオーダーで造ってもらいました。以前、火を消し忘れて外出して、帰宅したら火事寸前の状態になっていたことがあったので、もう怖くて今回はIHにしてもらいました。
あとはやっぱり床です。床は空間が切り替わるようにキッチンで一段上げて。素材も変えて、経年変化を楽しめるように杉材にしてもらいました。
・内装はどうやって決めたの?
秀太:イメージをまとめたスクラップブックを作りました。雑誌の「BRUTUS」の空間特集とかが好きだったので、そういった記事を参考にして。
そのイメージと、持っている家具との雰囲気を見て、施工会社さんが内装の案を3パターンくらい提案してくれました。ふたりでせーの! で選んだら、ふたりとも同じのを選んだんです。そのテーマが「NO BORDER」でした。
本当は、前回の近藤さんみたいに古い戸建てを買ってリノベーションしたかったのですが、実際物件は出てこないし、壊してみないと中の状態がわからないからリスクが高くて。戸建てをリノベーションするのはかなり奇跡に近いというのを教えていただいたので、マンションに切り替えて探しました。
・家を買って、リノベーションしてよかったこと
晴香:早く家に帰りたいと思うようになりました。
秀太:同じです(笑)。家具もイメージ通りにはまりますし、それを考えるのが賃貸の時より楽しくなりました。賃貸だと限られてしまいますが、自由度も増しましたし。家族が増えるのが、これからの楽しみですね。
《住まいについて》
間取り:3LDK
広さ:83㎡
築年数:築31年
リノベ:フルリノベーション
◎林さんのご自宅は、「BEAMS AT HOME4」でも見ることができます。
<<BEAMS infomation>>
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撮影・文:廣川かりん/編集:國保まなみ