新しく家を買う人、お部屋をリフォームする人、模様替えする人などに役に立つ、『RoomClip（ルームクリップ）』というインテリア専門SNSのご紹介です。ここでは実際に住んでいる自分のこだわりのお部屋を写真で共有でき、さらに自分の部屋のこだわりを記録することだけでなく、他のユーザーが投稿した写真をクリップして、インテリア写真集をつくれます。あるブランドの家具を見たり、DIYのアイデアを見れたりと、参考になること間違い無し。『RoomClip』は日本中の部屋の写真が60万点以上投稿されているので、自分の趣味と似たユーザーさんのお部屋がきっと見つかるはず。

これから家を買う人にとって、「どんなインテリアにしようかな？」と考えるのは楽しい時間ですよね。きっと、いろんな人の部屋が見たくなるのではないでしょうか。そんな方に紹介したいのが、『 RoomClip』。日本中の部屋の写真が60万点以上投稿されている、日本最大のインテリア専門SNSです。

『RoomClip』のPC版サイトのトップページ。

閉じられた空間である「部屋」を開いてみたら・・・？

『RoomClip』でできるのは、「自分の部屋のこだわりを記録すること」と、「他のユーザーが投稿した写真をクリップして、インテリア写真集をつくること」。「コメント」や「いいね」等の機能もあり、同じ趣味の人との交流も自然に生まれます。

サイトがオープンしたのは、2012年5月。『RoomClip』を運営するTunnel株式会社の代表取締役・高重正彦さんは、なぜこのサービスを始めようと思ったのでしょうか？

『RoomClip』を立ち上げた高重さん。

2011年の８月に、実家が引っ越したんです。それまでは家や地元に思い入れなんてないと思っていたけど、いざ無くなるとすごい喪失感で。「こんな家で、こんな雰囲気だったんだよ」って人に伝えるツールがないんですよね。逆に、僕もほかの人が育った家や思い入れのある暮らしを見ることもできないんだな、と寂しく感じました。じゃあそれを残したり共有したりできるようなサービスをつくったらどうだろう、と。
家の中という普段は閉じられた空間を外に向けて開く試みなので不安もありましたが、サイトをリリースすると想像以上に反響がありました。いままで可視化されていなかっただけで、創造的に暮らしている人はたくさんいたんです。その人たちを応援したいと思うようになりました。

RoomClipのロゴ型の木のBoxは、なんとユーザーが贈ってくれたそう！『RoomClip』がユーザーから愛されていることが伝わってきます。

ユーザーの男女比は2:8。多いのは、家庭を持つ女性です。こだわりを持って素敵な部屋をつくり上げるけれど、そんなに頻繁にお客様が来るわけでもなく。そんな物足りなさを感じている人が、『RoomClip』に我が家のこだわりインテリア写真を投稿して、フォロアーからコメントをもらうことで自信を持ったり、趣味が近い仲間を見つけたりできるようになったのです。

服の好みは見た目でわかるけれど、インテリアは持ち歩くわけにはいかないので、中々同じ嗜好の人を見つけるのは難しいもの。これまでつながらなかった人同士が『RoomClip』を通してつながることで、インテリアの相談をしたり、お互いのアイデアに刺激を受けたりする新しいコミュニティが生まれているのです。

『RoomClip』への投稿がきっかけで、雑誌に掲載されるユーザーの家が増加中。部屋づくりのノウハウが詰まったオリジナルマガジン「RoomClipStyle」も人気。

キーワードやタグ検索で好みの部屋をPICK UP！『RoomClip』の活用方法

『RoomClip』で便利なのが、検索機能。「性別」「年齢」「居住形態」「面積」「間取り」「職業」などのプロフィールから自分に近いユーザーを探すこともできるし、「Lounge」「雑貨」「セルフリノベーション」などといった"タグ"から、興味があるキーワードを探して写真を探すこともできます。

『RoomClip』はスマートフォンアプリでも楽しめます。スマホで写真を撮ってそのまま投稿しやすいから、スマホ利用のユーザーがほとんどだそう。

たとえば、「木の机がほしい」と思ったら、「木」「机」で検索すると、さまざまな木の机が画面に登場！ メーカーのサイトを見るのと違って、さまざまなメーカー、さまざまなテイストのものが一度に見られるところが便利です。

写真の投稿者に「お手入れって大変ですか？」など、気になることを質問することも可能。その部屋をつくった本人だからこそ知っていること、答えられることってありますよね。インテリアに強い頼れる友人が何万人もできた気分！

写真を投稿したユーザーへ「どんなアイテムをどう使っているの？」といった質問もできるから、ただ眺めるだけじゃない、インテリアのノウハウも身に付きます。

検索キーワードで多いのは、「リビング」「キッチン」といった部屋ごとの検索や、人気家具ブランド検索以外では、「DIY」や「ダイソー」「リメイク」などだそう。みなさん、自分の家を居心地よくしようと工夫を凝らしているんですね。投稿数が多い「人気のタグ」もタグ一覧から確認できるので、みんながどんなことに興味を持っているのかや、インテリアのトレンドが読み取れることもポイントです。

ハイブランドの家具を使って、細部にまで徹底してこだわった素敵な部屋ももちろん人気ですが、庶民的な部屋も意外と人気が高いんです。真似しやすいところがいいんでしょうね。インテリア雑誌をめくると、眺めているだけでも楽しい反面、「ちょっと真似できないな・・・」と思ったりするじゃないですか。それが、自分と近い生活環境でも工夫して素敵に楽しく暮らしている人の部屋を見ることで、「自分でもやってみよう」となるんじゃないかな、と思います。

『RoomClip』では、毎週コンテストを開催しています。写真は「RoomClip発☆自作ライトを商品化しようコンテスト」で商品化したライト。こうした機会があると、DIY魂が刺激されますね！

また、『RoomClip』では暮らしとインテリアのウェブマガジン「 RoomClipMag」も運営しています。ここには、「壁紙屋本舗の壁紙を使った素敵なインテリア写真まとめ」といった特集記事や、人気ユーザーのインタビュー記事などが掲載されています。理想の部屋づくりのヒントが手に入りそうですね。

中古住宅に暮らす人とRoomClipは好相性!?

さて、cowcamoは中古住宅のオンラインマーケットなので、少し突っ込んで聞いてみましょう。『RoomClip』のユーザーにも、中古住宅に暮らす人はいるのでしょうか？

「中古住宅」の検索結果。「DIY」や「手作り」といったタグ付きの投稿が多い様子。

「中古住宅」で検索すると、600件以上ヒットしますね。「中古住宅」＆「セルフリノベーション」で検索しても100件以上あります。新築の家って、新たに手を加えづらいですよね。中古の場合は工夫しがいがあるから、『RoomClip』のユーザーとの相性がいいのではないでしょうか。

投稿された写真を見れば、中古住宅のインテリアの楽しみ方が発見できるかも？ これから家を買うかもしれないみなさん、必見ですよ！

『RoomClip』に投稿する人も閲覧する人も、「自分の日常を明るくしたい」と思っている人ばかりです。狭くても、お金がなくても、もので溢れていても、工夫次第で心地よい場所になる。家って人生の中で長い時間を過ごす場所だから、そこが変わると、気持ちも前向きになるんじゃないかな。だから僕たちは、そういう人たちの応援をしていきたいなと思います。

RoomClip×cowcamo「中古の住まいで楽しむプチリノベ」コンテスト開催！

今回、『RoomClip』×『cowcamo』がコラボレーションして、「中古の住まいで楽しむプチリノベ」コンテストを行うことになりました！

【概要】

「自分らしい住まいをつくろう！」

そう考えた時に、新築ではなく中古の物件から選ぶ人が増えてきました。

丁寧に住み継がれたビンテージ物件や、手を加えて仕立て直されたリノベーション物件。大量供給される新築マンションとは違い、これらの住まいはすべて「一点もの」です。

そんな中古の住まいを楽しく住みこなしている方、注目です◎

壁紙をアレンジしたり、棚を取り付けたり、照明をこだわってみたり・・・。こだわりが詰まったプチ・リノベーションをどんどん投稿してください！

中古の住まいを舞台にした自由なカスタマイズ術、お待ちしております♪

【期間】

開催期間：2015年3月19日（木）〜2015年4月19日（日）

審査期間：2015年4月20日（月）〜2015年4月24日（金）

発表期間：2015年4月25日（土）〜

【商品】

〈cowcamo賞（５名）〉

RoomClipステッカー＆商品券5000円分&cowcamo掲載権

cowcamoスタッフが『この中古住宅の住みこなし方は素敵だな』と感じた５名を選びます。受賞者のお住まいをプロのライターが取材して記事化。cowcamoのインタビューコラム「case study」に掲載されます！

〈RoomClip賞（１名）〉

RoomClipステッカー&商品券3000円分

期間中に最もいいねを集めた１名を選びます。

RoomClipと中古住宅のコラボによって広がる住まい方について語り合う、高重さんとcowcamoを運営する株式会社ツクルバの中村真広。

『RoomClip』と中古住宅の組み合わせ。一体どんな事例が集まるのでしょう？ 高重さんとcowcamoを運営する株式会社ツクルバの中村真広に、今回のコラボコンテスト開催の背景を聞いてみました。

『RoomClip』とcowcamoは志も近いし、読者層も同じだと思うんです。一緒にこうした企画をすることで、住まいと暮らしのシーンを盛り上げていきたいなと考えました。近い将来、『RoomClip』のハッシュタグに#cowcamoができて、cowcamoで中古住宅を買った人がその後の暮らしを紹介してくれるようになるといいな、なんて想像しています。（中村）

これからの時代、若い人が買う家は、新築ではなく中古になってくると思います。実際、中古住宅を買ってお洒落に楽しく暮らしている人はたくさんいます。でも、その事実はまだまだあまり知られていないんですよね。中古住宅を楽しく住みこなす文化が広まれば、日本の住環境はもっと多様化して自由なものになると思います。今回のコンテストが、そのきっかけになればうれしいですね。（高重さん）

中古住宅を楽しく住みこなしているみなさん。ぜひそのアイデアや工夫を、たくさんの人にお披露目してください。ご応募をお待ちしております！

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