「一点もの」の住まいに出会おう。 カウカモでまさに一点ものの住まいに出会い、新生活を始められた皆さまを撮影させていただく「カウカモグラフ」。
今回訪ねたのは、奥様のご妊娠をきっかけに、子育てに適した住環境を求めてリノベ済み中古マンションを購入した渡辺さんの住まいです。
《プロフィール》
名前:渡辺論理さん / 智保子さん
年齢:30代 / 30代
職業:作曲家 / デザイナー
趣味:楽器演奏、アニメ、史跡めぐり / 歴史、史跡めぐり
《この住まいについて》
場所:池上
間取り:3LDK
面積:75.15m²
築年数:築34年(取材時)
追加リノベ:なし
支払い額(以前と比べて):広さは約1.9倍になり、支払い額は3万円ほどダウン
家を探し始めたきっかけ:奥さまがご妊娠し、子育てに適した住環境を求めて
家探し期間:約1ヶ月
内見数:9軒
Q1:以前の住まいは?
論理さん:以前は西麻布にあるワンルームの賃貸マンションに住んでいました。築古で国道沿いの立地だったので、相場より家賃は抑えめでしたね。
智保子さん:雑居ビルのような建物で事務所もたくさん入居していましたし、排ガスもすごくて。ふたりで暮らすのにはよくても、子育てに適した環境ではなかったので引っ越しを検討しました。
智保子さん:賃貸だと希望する広さでは大幅に家賃が上がってしまい、千葉などの郊外で探すか、都内で中古マンションを購入するかの二択になりました。
以前から知人の勧めでカウカモアプリをよく見ていたんですが、購入に関しては全然知識がないので、『とりあえず話を聞きに行ってみよう』とセミナーに参加したのが第一歩でしたね。
Q2:この街《池上》にした理由は?
智保子さん:この物件をアプリで見つけて、内装が気になって内見をしに来たんです。全然土地勘のない街でしたが、東急池上線ならではの、のんびりとした雰囲気が気に入りました。五反田で乗り換えた瞬間に時間の流れがゆっくりになるような……(笑)
論理さん:僕は実家が多摩川沿いにあるので、近くに多摩川があるとなんだか落ち着きます。
智保子さん:実際に住んでみても、大きなお寺があって散歩コースには困らないですし、商店街が複数あって和菓子屋さんが多いのも嬉しいポイントです。
論理さん:大森や蒲田にある大型の商業施設にも行きやすいんですよ。にぎやかなエリアに近いのにのんびりとしているのは良いですね。あと、安いスーパーが近くにあることも!
智保子さん:以前の住まいは、近くにミニスーパーか高級スーパーしかなかったんです。大きめの安いスーパーに行こうとすると、坂を何度も越えて行かなきゃならなくて。
論理さん:リュックに大量の食材を詰め込んで登ったり下ったりするのはホントに大変でした(笑)
Q3:この家に決めた理由は?
智保子さん:内装はもちろん、窓からたっぷりと光が入るし、外の景色が開けているところも気に入りました。あと、在宅で仕事をすることが多い夫は、LDKとゆるく区切られたスペースのある間取りを探していたんです。
論理さん:オンとオフのメリハリを付けたくて。完全に閉じられた部屋だと寂しいですが、この家には区切られつつ、つながっているような個室がLDKの隣にあります。作曲をするワークスペースとして使っていますよ。
Q4:《リノベーション済みの中古マンションを買う》以外の選択肢は検討した?
智保子さん:新築は割高感があって検討しませんでした。築年数には全然こだわりがないので、住宅ローン控除の制度が使えて、内装が気に入るリノベ済み物件を探していましたね。
Q5: 購入にあたって不安に感じたことや乗り越えたことは?
智保子さん:私はいちど『やるぞ!』と決めたらそれに向かって突き進むような性格なので、あまり悩みは無かったですね。わからないことはエージェントの小田切さんが的確にアドバイスをしてくれたので、大きな不安もなく購入できました。
論理さん:ローンの事前審査が通ってからはトントン拍子に進んでいきましたね。
Q6:カウカモで家を買ってみてどうだった?
智保子さん:予想されるリスクを早い段階で説明してくれたので安心して物件を探せましたし、管理面についても資料を明示して全般をわかりやすく教えてただいたので、すごくスムーズに購入ができました。
論理さん:修繕積立金がいくら貯まっているかとか、総戸数についてとか、初心者にはそういう観点が無いですからね。
智保子さん:どの仲介会社を利用しても「家を買う」という結果は同じなんですけど、その過程をこれほどわかりやすく説明してくれるような他のサービスには出会えませんでした。
Q7:この家のお気に入りの場所やこれから楽しみにしていることは?
論理さん:気に入っているのは、リビングの窓辺で日向ぼっこができることですね。眩しいくらい日差しが入ってくるんです。
智保子さん:夜にも都会的な夜景が見られるんですよ。料理は主に夫がしますが、大きなキッチンもお気に入りです。
論理さん:以前の住まいはまな板を置くスペースさえなくて、料理をするのが大変でした。ここのアイランドキッチンはただ広いだけじゃなくて、その向こうにいる妻や子どもと会話できるのが気に入っています。
Q8:これから家探しをする人にアドバイスがあれば
智保子さん:いろいろな要素を洗い出して比較検討するとなかなか決められないので、シンプルに『なんか気に入った』というのが案外決め手になるのかもしれません。
論理さん:ネガティブ面を探し出すよりも、それぞれの物件のいい点を見つけていくのがいいと思います。このマンションも総戸数がそこまで多くないのでランニングコストが少し気になりましたが、それ以上にいいと思う点が勝りました。
智保子さん:私、いいところばかりを見つけ出すタイプなんです。万が一、購入して『やっぱりダメだった』という場合は、売却して引っ越すというのもひとつの手だと思います。
この先、社会がどう変化するかを考え出すとキリがありませんが、子どもは必ず生まれてくるので『気に入ったし、まあいっか!』って思って決断しました(笑)。
担当エージェント:小田切 咲樹 / 撮影・取材:沢崎 友希 / 編集:中山 宇宴