「一点もの」の住まいに出会おう。
カウカモで、まさに一点ものの住まいに出会い、新生活を始められた皆さまを撮影させていただく「カウカモグラフ」。
今回は、麻布十番のリノベ済みマンションを購入し暮らす、40代の女性のもとを訪れました。


プロフィール
名前:チエコ
年齢:40代
職業:会社員(イタリア系ファッションブランドのIT部門)
趣味:旅行(ヨーロッパ中心)

この住まいについて
場所:麻布十番
間取り:1LDK
面積:42.17㎡ +バルコニー 4.54㎡
築年数:築27年(1991年8月築)
追加リノベ:なし
支払い額(以前の住まいと比べて):広さは変わらず、2万円ダウン

家を探し始めたきっかけ:将来を考えてそろそろタイミングだと思ったから

家探し期間:2ヶ月
内見数:5件

Q1:以前の住まいは?

前の家は住み心地が良くて全然不満はなかったのですが、将来のことを考えてそろそろ家を購入することを検討した方がよいかなと思って家探しを始めました。

東京に出て来て10年くらい。最初の勤め先が新宿区にあったので、はじめは高田馬場に住み、その次は東新宿に住み。何度か転職をしたのですが、住まいはあまり変わると怖いのでずっとその界隈にいました(笑)。

Q2:この街《麻布十番》にした理由は?

今回も新宿区界隈で探し始めたのですが、条件をもとにいろいろ見ていく中で出会ったのがこの物件でした。以前六本木ヒルズで働いていた時に、麻布十番はランチに来ることがあって雰囲気は知っていたのですが、明らかに家賃の高いエリアだと思っていたので、特に麻布十番周辺に住みたいと希望していたわけではないです。

当初自分でいいなと思っていた物件は、実際に内見してみたらイメージと違ったので、担当の方に条件や希望を聞いてもらって、ほかの物件を一緒に探しました。職場へのアクセスがよいことと駅近の物件であることを中心に、エリアを広げたり金額を上げたりして探して行く中で出て来た物件がここでした。

Q3:この家に決めた理由は?

もう、部屋に入った瞬間に好きだなと思って。ドアやキッチンの木目調の感じとか、黒で引き締まっている色合いが統一感あるなと気に入って。全部きちんとリノベーションされていて、この部分は手を抜いたな、というのも感じなかったのがよかったです。

ほかに内見した部屋は、古かったり狭かったり。あとは、住宅ローン控除を受けられるのが50㎡以上だということや家族の意見もあり、今後の可能性を見越して広めの部屋も見たんです。確かに広い空間であれば、人数が増えてもゆったり暮らせるかもしれないけれど、当然毎月の支払い額は上がりますし、今の自分に合っていると思ったのがここだったので、この部屋を買うことに決めました。

ちなみにここははじめ予算の範囲からはみ出ていて、「自分が気に入りそうな物件を、参考に見てみるのもよいのでは」というアドバイスのもと試しに内見に来た物件だったんです。でも、内見の直前に大幅に物件価格が下がって! 自分が買える値段まで急に下りてきてくれたんです。なんでこんなに下がったんだろう? と思って担当の方にお会いした時に理由を聞いてみたら、売主さんの会社都合のもので納得できるものだったので、これは何かのご縁だなと思いましたね。

あとは、私は地方出身なので、いずれは地元に帰るかもしれないし、ずっとこの生活が続くかわからない部分があったので、私じゃなくても住みたいという物件にしておいた方が後々売ったり貸したりしやすいだろうなとも考えました。私は歩くのも好きなので、駅徒歩があっても問題ないですが、麻布十番で駅から徒歩1〜2分の物件だったら誰でも住みたいと思うかなって。母が遊びに来た時も、近所の小さなお店を散歩がてら見に行けるので楽しそうです。

Q4:《リノベーション済みの中古マンション》を買う以外の選択肢は検討した?

以前から新築のマンションやモデルルームへ行ったりしていて、新築も考えていました。ただある時、ネットで新築と中古とどっちがよいかという比較記事を見ていたら、新築は価値が急に落ちるという話を読んで(笑)。

新築の物件はいいなと思うのですが、こんなに狭いのにこんなに高いのかと。しかもそんなに気に入ったものでもなかったり。リノベーションの物件は、サイトで見ていても可愛いし、私は新築じゃないと嫌だという理由がないことに気が付いて中古もいいかなと思うようになりました。

中古もありかなと思ってからは、中古の物件を買ってリノベーションをしようかと思ってリノベーション会社に話を聞きに行ったのですが、費用や工事期間など色々聞いているうちにちょっと面倒になっちゃって・・・(笑)

私にはそこまで、こういう部屋にしたい! という強い思いがないことに気がついたんです。そういうのを得意な人が作ってくれたものを選ぶ方が自分に合っているのかなとふと思って。どの色がよいですか? とか聞かれた時に答えねばならない、というプレッシャーに耐えられないかもしれないと(笑)。それで、リノベ済みの物件を見てみようと決めました。

特にいつまでに買いたいとか期限を設けていたわけではないので、カウカモさんでは1年間くらいかけて気に入ったのがあれば買いたいということでお話をさせていただいていました。

Q5:購入にあたって不安に感じたことや乗り越えたことは?

ローンを組んで支払いをずっと続けていくにあたって、仕事ができなくなった時に支払いをどうしようとか・・・。やっぱり大きな買い物なので、自分の判断が正しいのかどうかは不安でした。選択肢がいろいろある中で、ここを買うというのが自分の経済状況なりに合っているのかということも確かめようがないですし。

お金の部分に関しては、弟がファイナンシャルプランナーなので収入やローンのことなどは相談しました。今まで身近な存在だからこそ話さなかったのですが、今回は銀行のローンの契約内容を教えてもらったり、保証をつけると利率が上がる銀行とそうでないものがあるだとか、いろいろ仕組みを教えてもらいました。

家に関しては、事前にわかる修繕積立金や修繕の履歴は担当の方に調べていただきました。あとはどういう方が周りに住んでいるかだとか。気になったことで明確にわかった部分とそうでない部分があったのですが、不安だという部分は薄くなって自分の中で納得できるようにしました。

Q6:カウカモで家を買ってみてどうだった?

カウカモは物件の紹介もそうですが、街についての描写があるのが面白かったのでずっと読んでいました。タイトルも面白いですよね。

それに正直、担当の方がここまでサポートしてくれるとは思っていなかったです。

物件紹介に関してはすごく上手にヒアリングしてくださって、自分が当初思い込んでいた枠をいい意味で広げてくださったのはすごいなと思います。港区は絶対に高いと思っていたので、この物件は自分だったら絶対に見つけられていないです。それだけではなくて、銀行との面談にもついて来てくださったり、購入に関する手続きのお手伝いをしてくださいました。この部屋の内見の時は、迷っていたら時間帯を変えて見た方がよいとアドバイスをくださって、3回見に来たのですが嫌な顔ひとつせず全部に対応してくださったり。アドバイスはくださるのですが、急かすようなことはなくて、こちらの検討する時間を与えてくださったのでとても気持ちがよかったです。

ほかにも、気になっていた物件が別の方に決まってしまった時に、どうすれば逃さないでゲットできるかなどを教えてもらいまして。自分が決断するまでの時間にローンの事前審査も並行で進めてもらったことで、ここを無事に購入することができたので、担当していただいた方の力量もあったのではないかなと思います。

Q7:この家のお気に入りの場所やこれから楽しみにしてることは?

う〜ん・・・どこだろう。全部気に入っています(笑)。だいたいソファでゴロンとしたり、パソコンで映画を見たり。お風呂が広いのも気に入っていますね。キッチンはIHが初めてなのですが、掃除がしやすいし使いやすいです。うん、全部好きです。

ウォークインクロゼットは狭くて洋服が全部入らないので収納家具を揃えました。インドのビンテージの棚とかこの家に合うかなと思って。賃貸じゃなくて自分の空間だと思ったら、気に入ったものは買おうと色々決断しやすいです。レイアウトが難しい部屋なので、家具は3回くらい配置を変えました。色んな友達が面白がって、遊びに来ると勝手にレイアウトを変えるんですよ(笑)。

賃貸の時はあまり人を呼ばなかったのですが、ここは駅からのアクセスもよいのでふらっと寄ってもらったりすることが多くなりました。この界隈は、変わった専門店やカフェとかオーガニックのスーパーがたくさんあって、ぶらぶら散歩していても楽しいですよ。

Q8:これから家探しをする人にアドバイスがあれば教えて!

買う前に不安に思っていることについては、相談して専門の方にアドバイスをもらうことで納得できるようになるので、情報収集が大事だと思います。

私は性格上、人から聞いたことだけで決めるよりも、知った上で納得して決めたかったので、知りたいことについてはよく調べました。あとは決断を急がなくてはならない場面もあるので、事前の準備も大事ですね。私の場合は8月中に決済するために手続きを急がなくてはならなかったので、すぐに必要な書類は用意しました。そのおかげでどの銀行ローンを使うか、比較する時間ができたのでよかったです。

あとは、住んでみると賃貸と違って愛着がこんなに湧くものかと、買ってよかったなと思っています。安心感がありますね。

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