こんにちは! おさんぽが大好物のWebデザイナー、あさのです。

いきなりですが。街の顔ってほんとにいろいろですね!

電車で何駅分か離れているだけの、同じ23区内であっても、実にさまざまな雰囲気の街があります。こじんまりしていたり、賑やかだったり、ゆったりしていたり、刺激的だったり。この街に暮らしたら、私の生活にどんな変化をもたらしてくれるのかなって妄想するとドキドキしちゃいます。

今回は田町です。湾岸に高層ビルが並ぶ姿は、神戸出身の私にとってはとても「東京らしい」風景。

いまひとつ「住む街」のイメージはないのですが、はたして実態はいかに!

あっちへもこっちへも。乗り物選び放題。

公共の乗り物が多種。水上バスは豊洲やお台場に向けて就航しているものや、貸し切りでチャーターできるものまでさまざま。

とにかく交通には不便しません。だいたい「田町」駅、山手線だし。

他にも京浜東北線、都営地下鉄浅草線と三田線「三田」駅と4路線が利用できます。港区なので、100円で乗れるコミュニティバス「ちぃばす」と、好きなところで借りて返せる自転車シェアリングがあります。

立地がすばらしく、買い物に銀座まで行くにも約15分だし、品川駅まで3分なのですぐに新幹線に乗れるし、そのまま羽田へも行るし、反対隣の浜松町からはモノレールも出ているし、もっと言えば湾岸ならではの船の水上バスも利用できます。

なんというアクセスのよさ!! まさにどこへでも行けます。

街のもうひとつの特徴は、駅の北側のいわゆる三田エリアと、南側の芝浦エリアでは面白いくらい雰囲気が異なるということです。

これは今までにないパターン。ひとつの街なのに倍楽しそうです!

オフィス×大学×東京タワー。
独特の雰囲気の三田エリア。

田町に住むと、東京タワーを見ると「帰ってきた」感じがするのだとか。写真左下の、氏神様の三田春日神社は、秋になるとお神輿が集結する大祭で賑わいます。

三田エリアは、家電メーカー、広告代理店、外資系企業など大手企業が立ち並ぶオフィス街なので、スーツ姿の人が多いです。また慶応義塾大学三田キャンパスがあるので、学生さんもいっぱいいました。特にお昼時は賑やかです。

ということは、平日は人通りが多く、休日は落ち着いた雰囲気になりそうです。

慶應校舎の存在感は半端ないです! 東門のレンガ作りの建物や、正門横のコンクリート壁に覆い茂る木々がすてきで、ここを通勤路にしたい!

さらに桜田通からは東京タワーが見えて、独特の景色を生んでいます。

古くからの飲食街らしく、商店街が賑わっていて、食べるところには困らなさそうです。そのせいか、スーパーは大型ではなく、小さいものが点在していました。100円ショップも沢山ありましたが、大きな買い物をするのであれば、アクセスのよさを活かして出かけたくなる感じです。

昔ながらのお店がひしめき合う、
慶應仲通り商店街。

この混沌とした感じ! たまらないですね、夜にはワクワクがグレードアップすること間違いなしです。

一見クールなオフィス街の三田エリアは、実は古くからの商店街が賑わっていて、なかでも「慶応仲通り商店街」に足を踏み入れると、ドキドキワクワク、下町ワンダーランドの香りがしました・・・!

田町駅前に入り口があり、細い路地が集まったエリアで、慶應大学の真ん前まで続いています。焼き鳥、中華、ラーメン、スナック、蕎麦屋など、飲食店だけでも70店舗近くあるようです。

麻雀、カラオケ、バーバー(美容院じゃないよ、バーバーだよ)、病院や本屋もあります。定期的にお祭や美化活動も行っているそうで、近隣住民の無くてはならない場所であることは一目瞭然!

ランチ営業しているところもありましたが、夜はさらに本領を発揮して、熱いエリアになっているはずです。

田町住民に聞くところによると、こういったお店の常連さん同士で仲良くなることもよくあるのだとか。ご近所のお友達ができると、一段と暮らしが潤いますね。

他にも「港区三田商店街」や「芝浦商店会」という商店街もあるそうですよ。

『慶応仲通り商店街』
http://www.keinaka.jp/
住所/東京都港区芝五丁目

安全な食生活に第三の指標、
「ハラル」ってなーに?!

イートインでは飲み物もあるのですが、紅茶とコーヒーとコンデンスミルクで作られた「インヤン茶」260円(税抜)が体験したことのない衝撃の味。ぜひ一度試してみてください。

「日本初のハラル認証取得ベーカリー」と書いてあるのがとっても気になります。聞きなれない「ハラル」とは一体何なのでしょう。

イスラム教には厳しい食文化があり、豚肉や添加物やアルコールなどは食べないそうです。それらを使わない活動と認証が「ハラル」と呼ばれ、つまりイスラム教徒が安心して食べられる食品の証明でもあるそうですが、添加物が入っていないというのは、無宗教の私にとっても、大変ありがたいお話です。

審査はかなり厳しいようで、ハラル協会のチェックがお店にも入り、例えば一度でも豚肉を載せたお皿は、洗った後でも使わないそうです。パンの材料も、漂白された上白糖は避け、三温糖を使うなど、すごい徹底ぶり!

しかも、パンがすっごく美味しいのです・・・。岡山県産の米粉も使っているそうですが、もうとんでもなくふわっふわなのです。

おすすめはオーダーしてから5分、窯で焼いてくれる小ぶりのナポリピッツァ! 風味がよく塩加減が絶妙でとても美味しいです。マルゲリータとジェノベーゼがあり、それぞれ300円(税抜)。

2015年3月に出来たばかりのとてもきれいな店内では、イートインも可能です。

『リエゾン』
http://www.liaisonproject.jp/
住所/東京都港区三田4-1-9 三田ヒルサイドビル 1F
電話/03-6809-6158
営業時間/9:00~19:00
定休日/金曜日

道がきれい!
新しくとても都会的な芝浦エリア。

水と緑の街と言われるそうですが、その名のとおり、あちこち川に挟まれ、遊歩道や公園が点在しています。

雑多で昔ながらの「三田エリア」から、田町駅を横切って反対の南側「芝浦エリア」に出ると、大規模な開発によって誕生したウォーターフロントの住宅街「芝浦アイランド」を中心に、まったく異なる景色が広がります。

見てください、このきれいに作られた都会的な直線美! 街が整備されているとそれだけで犯罪が減るので、塗装された道も大好きです。

こちら側は住宅エリアになので、親子連れや通学している子どもの姿が目立ちます。

田町だと、南側に住んで、北側に出社するという生活も可能なんですね。

芝浦エリアは、三田エリアに比べると、なにかと “大型" です。スーパーは巨大なピーコックがあり、また子育て世代には絶大な人気を誇る、産科、小児科を中心とした「愛育病院」もあります。

とにかく立派! 出来たてのスポーツ施設。
利用しないと損です。

とにかく広い! スタジオのプログラムも充実していて、エアロビ、ダンス、気功、ピラティスなど数えきれないくらいあります。港区民でなくても利用可能。私も行きたい・・・!(写真:港区スポーツセンター)

2014年末に出来たばかり、芝浦港南地区の総合支所や消費センターも入っている「みなとパーク芝浦」の3階から8階に入っている「港区スポーツセンター」がすごいです・・・。

プールを始め、アリーナ2つ、武道場3つ、トレーニングパーク、競技場、ランニングコースまで、ピカピカで、広大なのに利用料金500円です。(※港区在住、個人利用)港区在住の65歳以上、または未就学児はなんと無料です・・・!

特にいいなと思ったのが、1周200mのランニングコースが屋内と屋上に2つあること。一般的なジムでもなかなかお目にかかったことはありません。街中で走るのは意外と危険がいっぱいですが、ここなら安心です。朝は8時半から、夜も22時半まで開いています。

近くにこんな運動したくなるような施設があれば、私の健康状態や、体格までも変わってくるかもしれません・・・!

ちぃばすといい、レンタル自転車といい、港区って暮らすためのサービスがとても身近でいいじゃないですか。

市区町村のサービスに何があるのか、あまり気にしたことはなかったですが、これからは一度調べてみてもいいかもしれませんね!

『港区スポーツセンター』
http://www.minatoku-sports.com/
住所/京都港区芝浦1-16-1
電話/03-3452-4151
営業時間/8:30~22:30(最終入場時間午後21:30)
定休日/年末年始(12月31日から1月3日)第1月曜日(休日にあたる場合は、翌日が休館になります。)