ファッションを楽しむように、暮らしも楽しもう。日本を代表するセレクトショップとしてファッションやカルチャーを牽引する「BEAMS」で働くスタッフのライフスタイルや住まいをご紹介します。


好きなアイテムやこだわりのインテリアがぎゅっと詰まった "自分らしい" 暮らしを送るBEAMSスタッフの皆さん。「BEAMS living style」は、その住まいをご紹介する連載企画です。

今回は、ビームス吉祥寺店でショップのサブマネージャーを務める長谷川和孝(ハセガワ カズタカ)さんの住まいを訪れました。

ビームス吉祥寺では、店舗の運営方針の策定やスタッフのマネジメントを担当

《プロフィール》
名前:長谷川和孝さん
年齢:44歳(取材時)
職業:ビームス吉祥寺 ショップ サブマネージャー
趣味:旅行、お酒、カレー作り、ぬか漬け作り
Instagram:@kazutaka_hasegawa

■インテリアのテーマは?

国や年代に囚われず、自分が好きだなと思うアイテムを置いてます。若い頃からいろんなカルチャーに興味を持ってきて、ハマるととことんハマっちゃうタイプで(笑)。今までの自分の “好き” を、そのときの気分に合わせて飾ってるイメージですね。

初めて会う方もアイテムをきっかけに仲良くなれたりするので、『これなに?どこの?』と聞きたくなる、面白いと感じてもらえるアイテムかどうかは意識してます。

壁面や棚には、気になるアイテムたちが。北海道、新潟、台湾など、国内外から持ち帰った物が多く並ぶ

■住まいづくりのルールは?

昔は好きな物を見ていたい一心であえてごちゃごちゃとさせていたんですけど、今はよりシンプルに、ミニマルにという気持ちで、余白を大切にしています。生活動線もできるだけスムーズにしたり、配線が見えないように気をつけています。

LDKには和室が隣接

ゲストとの団欒を楽しむ和室はシンプルにまとめている。掛け軸の書は奥さまのお父さまが書かれたそう

■お気に入りのブランドやショップは?

馬喰町の「HYST(ヒスト)」、目黒の「FILM(フィルム)」、神奈川県伊勢原市にある「talo(タロ)」にはよく行きます。taloではルイスポールセンのシェードを買ったことがあります。趣味がカレー作りなので、カレー皿はよく見てるかもしれません(笑)。

思い入れのあるアイテムは書斎で保管しているそう。気分に合わせて、飾りたいアイテムを選んでLDKに置いている

■家のなかでのお気に入りの場所や過ごし方

休みの日はリビングのソファにいることが多いです。コーヒーを飲みながらアイテムを眺めたり、妻と談笑を楽しんでます。

■インテリアとファッションの関係性

インテリアもファッションも、会話のきっかけになっていると思います。

自分はその時々でいろいろなことに興味を持ってきたので、ひとつのスタイルに絞ってこなくて。洋服のスタイリングも一緒で、メゾンマルジェラのようなハイブランドにリーバイスを合わせますし、素材でいえばスウェットパンツにカシミヤニットの合わせだってします。

“好き” という感覚を頼りにあらゆるアイテムをミックスして、自分の色にする。その感覚を人に楽しんでもらって、お互いを知るフックにする。インテリアもファッションも、そこが共通しているなと思いますね。

ストリートカルチャーに親しんできた長谷川さん。収集してきた物のなかには、見る人が見れば息を呑むアイテムが多数。一番右にあるSKATE MENTAL(スケート メンタル)のスケートボードなど、キリストやモナリザをモチーフとしたすれすれのグラフィックも

《住まいについて》
間取り:2LDK
面積:56㎡
場所:武蔵小山

《BEAMS infomation》
BEAMSで働くスタッフの暮らしにフォーカスしたライフスタイル本『BEAMS AT HOME』のご購入はこちらから▼
『BEAMS AT HOME 4』

“食”をキーワードにした最新作『BEAMS ON LIFE LIVING, DINING & KITCHEN』についての詳細はこちら。