【17:30】高円寺「小杉湯」で
仲間と共に一年分の汗を流す
さて、阿佐ヶ谷で日が暮れるまで釣りを楽しんだ後は、次なる目的地「高円寺」へ。
皆さんは、高円寺に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか? ディグりたくなる古着屋が何軒もあれば、活気溢れるローカルに根付く居酒屋がたくさんあり、スタート地点の「吉祥寺」とこれから向かう「中野」の両方の街の良さを取り入れたような、ちょうどいい塩梅の街です。
実はこの街、僕がリノベーションに触れたのが初めての街でもあります。年期の入った雑居ビルの一角をリノベーションして、新しい目的を持たせてリニューアルしている店(音楽スタジオやダンススタジオ)が多くあります。古着屋もそうですが、古くてもいいものには付加価値を与えてリユーズするというマインドを昔から持っている街なんだなと思います。
そんな高円寺に新しいカタチで街の人に愛されている銭湯があると聞きつけ、忘年会の後半戦、最後の街に挑む前に有志組で「小杉湯」へ。
純情通り商店街を抜けて、さらに住宅街の奥へ5分ほど歩くと。看板が見えてきた。
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更衣室・風呂場は撮影ができないため、ここから写真なしでご想像にお任せします。
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風呂場に入ったらまずは、懐かしの黄色いケロリン桶で身体をサラッと流し、湯船へ。男湯には、富士山の壁画があります。その下に3つの湯と1つの水風呂。
まずは、気になっていた「ミルク風呂」から。名前通り白く濁ったお湯が溜まった風呂。湯船の中でお湯を掻くと少し重みを感じました。きっとこの成分がお肌をツルツルにしてくれるんだろう。腰にいい感じの圧力がかかって気持ちいジェットエステスパも人気でした。
さて、次の湯は隣接している44.2度の日替わり風呂。編集部メンバーが『熱い熱い』と言いながら次々入って行きます。自分も熱さを我慢して肩までお湯に浸かる。汗が止まらない。。100を数え、身体が冷めないうちに水風呂へ。水風呂に入った時の毛穴がキュッと引き締まる感じがまた気持ちいい。
温かいお湯と冷たい水風呂に入る “交互湯” を3回繰り返してフィニッシュ。風呂上がりは、日替わり風呂のラベンダーの香りに纏われていました。
風呂では特に深い会話もなく「今年も早かったね」「今日この後どう終わるんだろう」なんて何気ない話しかしなかったけど、なんか裸での付き合いって新鮮で良かったです。
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ここから写真再開。
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風呂後は、高円寺の街をぶらぶら散策。高円寺ストリートを抜けて南口へ。懐かしの街並みを楽しみながらラルフローレン専門店「SAFARI」に寄り道。
【17:30】一方そのころ・・・
ファンキーな私達はシーシャで一服
編集部一行は、ようやく「高円寺」へと降り立ちました。“ようやく” と言ってしまうほど大好きなこの街。学生時代の親友が高円寺在住だったり、バンドや古着カルチャーにのめり込み散財したり、青春時代の酸いも甘いもが詰まっていると言ってもいいくらい愛着があります。 『ただいま !』
銭湯で汗を流すぞ!と気合いの入った男性陣(+ayakoさんとtamoさん)とは一度ここで解散。残された若手女子3人衆は、せっかくならディープな高円寺を楽しもうと、思い切って水タバコのお店へと足を運びました。
伺ったのは、「高円寺」駅から徒歩1分という好立地にある、シーシャ専門店「はちグラム 高円寺店」。シーシャほぼ初心者の私たち。案内されるがまま席につくと、イケメンのお兄さんが吸い方、味、仕組みなどを丁寧に教えてくれました。
味の豊富さもシーシャの魅力だといいます。こちらのお店でも常時60種類以上のフレイバーを揃えているとのこと。お兄さんに相談してみると、出てくるのは美味しそうなワードばかり。「フルーツ!デザート!」心が踊る私たち。もうすでに楽しい。
編集部の中で最年少のyukachさん。今回が初めてのシーシャだといいますが、パイプを片手に持つその姿からは、いつも以上のイイ女感が漂っていました。普段一緒に仕事をしていながらも、趣味もタイプも異なる私たち。まさか同じ水タバコを交わす日が来るなんて・・・。感慨深い気持ちでいっぱいです。“大人になったなあ” なんて思っていると、ここで風呂上がりの編集長ayako姐さんが合流。
何だか一皮向けたような気持ちでお店を後にし、風呂上がりホカホカな男子達と合流。ドキドキのシーシャ体験。ハードなイメージを想像していましたが、親切で、内装も可愛くて、女子にとってもやさしいお店でしたよ。一行は高円寺を後にし、最終目的地「中野」へと舞台を変えます。よし! 完全燃焼すっぞ!