運河を眺めながら本格イタリアン。
美味しいとの評判を聞きつけてやって来ました。イタリアミラノで修行されたシェフの、本格イタリアンがいただけるレストランです。
店内にはテーブル席と広いカウンターがあるので、グループでもおひとりさまでも心置きなく過ごせそうですが、天気のいい日のおすすめは、やはり目の前の運河を眺めながらお食事できるテラス席。お店の名前の『ナビリオ』は、この運河の景色に似たイタリアの街にちなんで付けられたそうです。
ランチは週替りのパスタ3種類と、特製ラザニア(数量限定)。
実はこのラザニアがお目当てです。限定ですがいつも人気で、ランチタイムは11時半からなのに、12時半には売り切れてしまうのだとか。
ラザニアとソースが層になっているのですが、見事に溶け合っていてクリーミーで濃厚! リピーターが多いのもうなずけます。
芝浦には何ヶ所か運河が流れていますが、いずれも穏やかで、見ているだけで心が落ち着きます。家の窓から見える運河。または通勤コースの横に運河。すてきです。
『ナビリオ』
http://www.naviglio.jp/
住所/東京都港区芝浦3-20-4 1F
電話番号/03-5419-2061
営業時間/ランチ11:30~14:00(L.O.)ディナー18:00~22:00(L.O.)
定休日/日曜日
なんだかリゾート気分。
リバーサイドを最大限に満喫できるカフェ。
ウォーターフロントならではのカフェ、ありました。
目の前に運河。水上バスのアーバンランチが停泊しています。ウッドデッキが階段上に広がっていて、パラソルとテーブルが並んでいます。もうリゾートですやん。徒歩圏内にリゾートのある暮らし、魅力的・・・!
店内もとても広々としていて開放的。お料理は創作エスニック風イタリアンだそうです。ビール、ワイン、シャンパンが似合いますが、お酒の苦手な人にもうれしいのが、豊富なソフトドリンクメニュー。コーヒー、紅茶の他にも、ジュース類が充実。なかでも、ココナッツ生バナナジュース900円(税抜)が、ミキサーにかけられたバナナのとろっとした甘みと、ココナッツのさらっとした甘みが意外に合っていて、たまらなく美味しかったー!
深夜2時まで営業しているらしく、夜になるとご近所のお客様で賑わうのだとか。飲んで、そのまま歩いて帰れるなんて最高ですね。
三田エリアの商店街もそうでしたが、日が暮れてからの雰囲気はまた違うものになりそうで、今までで一番「夜のおさんぽにもう一度来たい!」と思ったかも。
『バグース・バー 芝浦アイランド店』
http://www.bagus-bar.jp/shop_list/shibaura/
住所/東京都港区芝浦4-22-2 芝浦アイランドエアテラス 1F
電話番号/03-3455-4700
営業時間/11:30~翌2:00
定休日/無休
子供から大人まで集まる、
おしゃれな街のコミュニティースペース
ガラス張りの5階建ての建物がまず目を引きます。内部も明るくてとても開放的。ウォーターフロントな街に似合います。4階に運営している会社が入っていて、その他の階はイベント・レンタルスペースになっています。
1階は100㎡の広さに天井は5m以上あるので、とにかく気持ちいい!
イベントやレンタル利用のない平日11:00〜17:00、1階と2階はフリースペースとして開放されています。植物もあって、靴を脱いで上がれるスペースもあって、まるで屋根のある公園。ベビーカーで来ている人もいました。
3階や5階はホワイトボードや大型のプロジェクタが用意されています。レンタルスペースとして、会議や自主上映会にも使えます。
この日は1階のフリースペースで子供のワークショップが開かれていて、わいわいがやがや、とても楽しそうでした。2階ではランチタイムにやってきたと思われるサラリーマン達。いいな、この自然な感じ。なんか、うらやましくなっちゃいました。
他にも自主企画イベントとして、ママや子どもを対象としたイベントをはじめ、ランチを食べながら学べる英会話のスクール、最後には発表会をするという3ヶ月間のダンスのワークショップ、不定期にオープンする昭和な雰囲気の居酒屋など、一般の人が参加できるイベントがほんとに沢山。
近くに住んだら、ぜひ何かに参加したい!
『SHIBAURA HOUSE』
http://www.shibaurahouse.jp/
住所/東京都港区芝浦3-15-4
電話番号/03-5419-6446
営業時間/フリースペース開館時間11:00-17:00(平日)
イベントもしくはレンタルでのご利用の場合、9:00-22:30(土日祝日含む)
定休日/フリースペース休館日夏期休暇、冬期休暇、ゴールデンウィーク
▼SHIBAURA HOUSEさんの取材をさせていただきました!
【 #田町 】オフィス街だった芝浦にできたコミュニティの拠点「SHIBAURA HOUSE」が、新しい田町を生む
田町さんぽまとめ
いままでで一番いろんな要素が詰まっていて、めくるめく表情の変わる街でした。
三田の雑然とした小さなお店の集まる昔ながらのエリア、芝浦の整然とした都会的で広々とした新しいエリア。平日はサラリーマンで賑わい、休日は家族連れで賑わう。今回はお昼におさんぽしましたが、夜の雰囲気はきっと違ったものになっているでしょう。
街歩きをして、一番肌で感じられるものは「街の熱量」だと思っているのですが、今回はクールな雰囲気も、熱い雰囲気もあって、とてもおもしろく感じました。
地域の住民たちによる、夜間パトロールが定期的に行われるらしく、治安の面でも安心して住めるのかもしれません。
いろいろとイメージの覆された今回のおさんぽ。いつも歩けば歩くほど街が魅力的に見えるので不思議です。
よかったら、あなたも田町さんぽしてみませんか?
取材・文・撮影:浅野聡子
買うカモ!? 気になる「田町」周辺の中古事情
品川駅の隣で、東京駅へも4駅8分。既に抜群の立地にありながら、東京オリンピック開催に向けて、山手線新駅の計画が進み、駅周辺にも複合型商業施設の開発が行われるなど、ますます進化していく街。それが田町です。
田町駅の北西側「三田エリア」は、かつて大名屋敷が建ち並んだ歴史的な住宅街。住所でいうと、三田2丁目、3丁目辺りで、今では慶応義塾大学やオーストラリア大使館、イタリア大使館なども居を構えます。最近では、平均分譲価格が1億を超えるような高級マンション分譲エリアとして注目を浴びました。
中古マンションもやはり価格は高めで、新耐震基準(1981年)以降のマンションを検討するなら、60㎡で6,000万円以上は覚悟しておくのがよさそう。20㎡くらいから150㎡(!)を超える広さまで、物件のバリエーションは豊富なエリアです。
駅を挟んで三田とは反対の、田町駅南東側は「芝浦エリア」。かつては海運による物資流通が盛んで、今もなお物流施設や倉庫が多く残るエリアです。芝浦は比較的新しいスポットで、2000年頃から大規模なタワーマンションが建設され、一気に住宅街の顔も持ち合わせました。
数年前までは、三田エリアと比べると価格を抑えられる物件も多かったのですが、今は田町駅の芝浦側再開発や、ベイエリアの人気復活に伴い、価格は高騰気味。やはり、60㎡で6,000万円以上する物件が多くなりました。ただ、三田エリアと比べてオフィスも多く、生活する上で便利な大型スーパーやこなれたレストランなどは少なめ。今後の開発に期待するのがよさそうです。
田町周辺を一言でまとめるなら、「成長可能性都市」という言葉が似合いそう。資金力は必要ですが、購入後の資産維持という点では、プラスの要素を多く持つエリアで、生活面に置いても、今後の開発でますます便利な街になっていくでしょう。(もり)
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