「一点もの」の住まいに出会おう。
カウカモで、「一点もの」の住まいに出会い、新生活を始められた皆さまを撮影させていただく「カウカモグラフ」。
今回は、学芸大学に中古マンションを購入し、ご自身で内装を考えてリノベーションされたご家族のもとを訪れました。
《 プロフィール 》
名前:稲垣さんご一家
年齢:39歳(ご主人)
職業:会社員
趣味:仕事と子育て
《 この住まいについて 》
場所:学芸大学
間取り:2LDK+WIC
面積:59㎡
築年数:築48年(1973年築)
追加リノベ:キッチン、洋室など
支払い額(以前と比べて):広さは約1.5倍になり、居住費は2万円アップ
家を探し始めたきっかけ:子どもができたこと、賃貸の更新タイミングだったこと
家探し期間:約2年
内見数:約20軒
Q1:以前の住まいは?
「三軒茶屋」駅と「学芸大学」駅の中間あたりにある賃貸に住んでいました。子ども大きくなってきて手狭に感じたので、引っ越そうと。
Q2:この街《学芸大学》にした理由は?
最初は賃貸への引っ越しを考えていて、職場がある中目黒に行きやすい学芸大学周辺で、子育てに適した2LDKくらいの間取りの物件を探していたんです。学芸大学エリアなら、子どもが通っている保育園を変えなくて済みましたので。
Q3:《中古マンションを買ってリノベーションをする》以外の選択肢は検討した?
しばらくデザイナーズマンションの賃貸を探していたのですが、希望の賃料で内装が気にいる物件がなかなかなくて。そのあとは減税が利用できる新築物件を見ていたのですが、最終的にリノベーション工事で内装を思い通りにできる中古マンションという選択に落ち着きました。
担当エージェントの日野岡さんが、「中古ならこういう物件もありますよ」って、リノベーションがされていない物件も色々と提案してくれたことも大きかったですね。
Q4:この家にした理由は?
最初に内見をした時に妻が「ヌケ感があっていい!」と好印象だったからです。
アクセスがいいので、将来住み替えで売却するときも値崩れしにくいかなと。ブランド力のある秀和(※)のマンションというのも理由のひとつです。
(※秀和=秀和レジデンスシリーズ。ヴィンテージマンションとして知られる)
Q5:内装はどうやって決めていったの?
前の所有者の方が5年ほど前にリノベーションをしていたので、水まわりなど活かせる部分はなるべく活かしつつ、最小限の費用でやりたいことをしました。
間取りは元々3DKだったんですが、一部屋なくしてリビングを広く取り、間仕切り壁の位置をずらして寝室はベッドだけを置くようなコンパクトさにしました。
Q6:特にこだわったポイントは?
廊下を含めて、なるべく室内に光が回るようにしたことです。建具をすべて白で統一して、金物を変更するなど細かい部分にも結構こだわりましたね。
それと、キッチンですね。妻の希望でカウンターを追加して、壁のタイルを張り替えてイメージを変えています。食洗機は既存のものですが、パネルの色を塗り直しました。
住み替えも考えているので、個性的な内装にするよりも、受け入れられやすいデザインにしました。
Q7:購入にあたって不安に感じたことや乗り越えたことは?
築年数が古い、という点だけですね。冬に結露をしたりもしますけど、そのあたりは住んでいるうちに慣れました。もともと管理面のしっかりしたマンションだし、ルールに厳しい管理人さんも毎日共用部を綺麗にしてくださってます。耐震性に関しては、優先順位がそれほど高くなく、そこまで気にはなりませんでしたね。
Q8:カウカモで家を買ってみてどうだった?
他の不動産屋さんの営業も結構受けていたんですけど、カウカモさんは『いちばん話が通じる』という印象でした。
リノベーション済みではない物件を買って、自分たちで内装を考えたかったので、それを理解して協力して頂けたのもよかったですね。
希望する広さの物件がなかなか見つからなかったときも、『少し狭めでもこんな方法があります』って解決策を提案してくれて。この物件も、そんな前提があったから、前の持ち主さんが引っ越された直後に内見してすぐに決めることができました。
Q9:この家のお気に入りの場所は?
やっぱりこの明るいリビングですかね。もう、家にいる時はずっとリビングにいる感じですよ。ソファやラグの上で横になっていても、周辺の建物が視界に入らないというのもいいんです。冬でも暖かいですし、朝は朝焼けの光が室内で反射してすごく綺麗なんですよ。
Q10:これから家探しをする人にアドバイスがあれば教えて!
僕たちの場合は自分でリノベーション内容を考えて工事をしましたけど、その辺はプロにおまかせでもいいと思います。あと、ちゃんと自分たちの生活や価値観を理解してくれる相手と物件探しをしたほうがいいと思います。
担当エージェント:日野岡 美帆 / 撮影:沢崎 友希 / 編集:中山 宇宴