リノベーションって興味はあるけど、実際どんなふうに進んでいくんだろう? 意外と知らないリノベの裏側に密着! カウカモエージェント斎藤の物件購入〜リノベーションストーリーを4回に分けてお届けします。


こんにちは! カウカモ編集部の國保(こくほ)です。

駒沢大学に未改装(リノベーション前)の中古マンションを購入し、フルリノベーションしたカウカモエージェント斎藤の、「物件探し+リノベ」に密着しているこの企画。

【01.物件探し】編【02.プラン決定&解体】編【03.リノベーション工事】編を終え、ついに今回で完成です! さあ、どんな内装に仕上がったのでしょうか!? 早速見ていきましょう!

■クリーニングを終えて・・・ついに完成!

まずは、今回も前回の振り返りから。前回は、設備工事中。キッチンが設置されたところまででしたが・・・

数日後、

本日クリーニングが終わって、完成とのことです!

と斎藤から連絡が。ついに完成の時がやってきました・・・!

工事期間が少し伸びた関係で、その翌日には朝から引っ越し(!)というタイトなスケジュールだったため、早速完成した現場に、斎藤と足を運んでみました。

見てください。ドキドキしながら部屋の中に入り、電気を点けた時の、斎藤のこの表情!(笑)

いい顔〜〜〜!(笑)

ここからは、斎藤とともに部屋の隅々までチェックしていきます。

■まずは水周りから

前回、設置し終わったところだったキッチン。カバーを剥がすと、こんな感じに。

調理スペースがとっても広々していて、使いやすそう! 本人も、キッチンをさ〜〜っと触りながら、「いいっすね〜〜」とご満悦(笑)

写真手前部分は広々リビング(小上がりの手前部分にもリビングは続いています)。友人を招いてのホームパーティーも、これだけスペースがあれば十分そう。

シンクからくるりと背を向けると、キッチン収納スペース。冷蔵庫や電子レンジはここに置いて。

そのままキッチンを抜け奥へ進み、紺色の扉をガラッと左に引くと、洗面&トイレ&お風呂といった水周りスペースに続きます。

左:突き当たりの紺色の扉を開けると・・・。/右:ここは水周りスペース。ちなみに、キッチンと扉の間には通路があって、右側には洗濯機置き場が。左側は床が一段下がり、玄関のある土間スペースに繋がっています。クローゼットの周りをぐるっと一周できる造りなのです。

おととし、フランスに住んでいるいとこの家に遊びに行ったんですが、水周りがコンパクトで一箇所にキュッと集まっていて、その分リビングがとっても広くて魅力的で。

お風呂やトイレは長時間過ごす場所ではないから広さはそこまで必要じゃないし、リビング自体が広々としている家に僕も住みたいなって。

家選びの時に言っていた、斎藤のこんな言葉、覚えていますか? この言葉の通り、今回の間取りはリビングの広さ優先。水周りは広さを変えずにキュッとしたサイズのまま、内装と設備だけを新しくしました。それぞれ綺麗になって、こんな空間に。

■続いては収納&小上がりに注目!

続いては、こだわりの収納チェック。玄関入ってすぐに大容量の収納がある間取りでしたね。パッと目を引く、見上げるほどの高さのあるクローゼット。これだけあれば、かなりの量の収納ができそう!

斎藤が今立っている場所は土間エリア。靴を履いたまま、クローゼットの開け閉めができます。

それだけではなく、クローゼットの手前、玄関入ってすぐにも収納スペース。

「ここには何を入れようかな〜。」

そして、小上がりに上がって・・・蓋をぱかっと開ければ、大規模収納スペースが現れます。

小上がりの上は寝床にする予定。ここは、季節ものなど、頻繁には使わないものを入れておくスペースにするのがよさそうですね。

上だけではなく、手前部分にも。「部屋の中に、1箇所でもいいから鍵付きの収納スペースが欲しい!」との斎藤の声に応えて、鍵付きのスペースを造りました。

・・・というわけで、ぱかっと大容量の収納スペースを兼ねた “小上がり” が無事に完成したのでした!

“木” × 白 × コンクリート。木の温かみと、少し荒さのある剥き出しのコンクリートの自然な表情とがうまく調和した、心地よい空間が出来上がりました。

■時系列で見てみると・・・?

さあ、今回はリノベ密着企画。せっかくなので、完成までの道のりを時系列で振り返ってみたいと思います。

はじめは、和室の部屋でした。ここからリノベーションでどう生まれ変わっていくのか、その頃は全く想像ができませんでしたね。

和室の中から窓側に向かって撮影。

そんな内装が解体されて、まずはすっきり。

ここからは、リノベーションの変化がよりわかりやすいよう、窓側から玄関側に向かって撮影した写真を使っていきます。

そこに、床下地、天井下地ができ、壁下地の準備も着々と進み・・・

壁の柱となる鉄骨・LGSにクリーム色の石膏ボードが張られ、壁下地が無事完成! 小上がり部分の土台もできました。

壁下地にパテ処理が施され・・・

フローリングが張られ、塗装も終わり、キッチン設備も設置され・・・

ついに完成!

ちゃっかり小上がりの収納の中に収まる斎藤(笑)。

これにて、もともとの間取りは、

無事、このように生まれ変わったのでした!

解体工事が始まったのが、2月中旬。そして、完成したのが4月中旬約2ヶ月の間の出来事でした。

■リノベーションしてみて、どうだった?

思い返せば、2017年8月頃から始まった斎藤の家探し。

5軒の内見の末、2017年12月末にこの物件と出会い、すぐに申し込み&契約。そして、ローン契約を結び、2018年2月中旬に決済(=引渡し)となったのでした。

その後、約2ヶ月間のリノベーション工事を経て4月中旬にお引越しと、約8ヶ月に渡る “物件探し+リノベ” プロジェクトだったわけですが、斎藤に終えてみての感想を聞いてみると・・・

完成した部屋を見た時は感激でしたね! 今はとても満足して暮らしています。お風呂はユニットバスではないので、断熱性と気密性が低くて寒いですが(笑)

リノベーションは、信頼できるデザイナーさんと工務店さんにお願いできたので、とっても安心感がありました。一緒にできて、すごく嬉しかったです!

あと賃貸の時は、月々の支払いがもったいないなぁ・・・と思ってしまっていましたが、今は、自分の資産に貯金している感じで、無駄じゃないなと思えています。

そんな感想を聞かせてくれました。

それに、家に帰って落ち着いて過ごす時間がとても楽しみになりました。男の隠れ家的な感じで、みんなで集まることも多くなったし。

実は駒沢大学は全然行ったことのなかった街でしたが、家の目の前のパン屋さんや居酒屋など、好きなところを日々発見していて、この街で暮らすことがどんどん楽しくなっています

職場からの距離は遠くなりましたが、自転車通勤なのでその分ダイエットになってます(笑)

と、興奮気味に話してくれました(笑)。そして・・・

インテリアをこだわるのが本当に楽しいんです!

と斎藤。部屋の “今” をこの部屋を設計した向坂さんが撮影してくれたそうで、写真を送ってくれました。

それがこちら!

ちゃんと暮らしが営まれている・・・!(笑)

ソファーはこの位置でこの向きに配置したんだな〜、玄関の土間の上にはポールをつけて、さらに洋服を掛けられるようにしたんだな〜などなど実際の使い方もとても参考になりますね。

また、逆サイドから見てみると・・・

小上がりの横にはデスクを置いて、ワークスペースに。デスク上のインダストリアルな雰囲気のライトがすごく印象的ですね! うーん、これは自分の家が欲しくなる・・・!


・・・というわけで、斎藤の今の暮らしを少しご紹介したところで、全4回の連載を終わりたいと思います。フルリノベーションのリアル、イメージしていただけたでしょうか?

斎藤邸に足を運ぶこと計7回。実は私自身も、リノベーションの工程に立ち会うのは初めてのことだったので、行く度に、「え、前回とどこが変わったの!?」と間違い探しをしているかのような感覚で部屋中じろじろと眺めていました(笑)。

家を買うところから、実際にどんなリノベーションをするか考え、一つひとつ決断し、無事に暮らし始めるところまで。確かに大変なことは多いと思いますが、その最中も、暮らし始めたその後も、斎藤はなんだか終始楽しそうで、いい体験をしていて羨ましいなぁ〜とずっとそばから見ていました。(そして、私もいずれか家を買って、リノベーションしよう! と心に誓ったのでした。)

この密着企画に全面協力してくれた斎藤、設計士の向坂さん、施工会社の皆さんに感謝いたします。

それでは、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました! 家探し、そしてリノベーションへの興味が沸いてきた・・・! という方は、ぜひお気軽にカウカモコンシェルカウカモセミナーにお問い合わせくださいね。

◎ここまでのストーリーはこちらでcheck!
【01.物件探し】編【02.プラン決定&解体】編【03.リノベーション工事】編

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