リノベーションって興味はあるけど、実際どんなふうに進んでいくんだろう? 意外と知らないリノベの裏側に密着! カウカモエージェント斎藤の物件購入〜リノベーションストーリーを4回に分けてお届けします。


こんにちは! カウカモ編集部の國保(こくほ)です。

駒沢大学に未改装(リノベーション前)の中古マンションを購入しフルリノベーションした、カウカモエージェント斎藤の「物件探し+リノベ」に密着しているこの企画。【01.物件探し】編【02.プラン決定&解体】編ともに多くの反響をいただきました! ありがとうございます。

大変お待たせしてしまいましたが、【03.リノベーション工事】編、いよいよ公開です! 今回は、解体が終わった斎藤邸のリノベーション工事中の様子をお届けします。あの物件のその後はいかに?

■まずは前回のおさらいから

前回、解体工事が終わり、スケルトン状態となった斎藤邸。こんな様子でしたね。

前回の様子はこちらからどうぞ。

ベットとして使う小上がりと、玄関入ってすぐの収納が印象的な、こんな間取りにリノベーションすることになったのでした!

さて、このスケルトン状態から実際に住めるようになるまでに、どんなリノベーション工事が待ち受けているかというと・・・

・木工事
・設備工事
・電気工事
・内装工事
・クリーニング
・その他

ざっくり、こんな工程が待っています。

木工事(もっこうじ)という言葉、あまり耳馴染みがないかもしれませんが、要は、木材を主材料に家の骨組みを造っていく工事のこと。

リノベーションの内容によって工事の中身はもちろん変わりますが、斎藤邸の場合、各工程で主に以下のような工事が予定されています。

木工事:天井・床下地づくり、壁下地づくり(LGS工事も含む)、建具交換、収納造作、フローリング張り、巾木(はばき)施工
設備工事:切り回し工事、キッチン設置、洗面器・トイレ設置
電気工事:配線処理、配線工事、器具付け
内装工事:タイル貼り、壁塗装、クロス・Pタイル貼り
クリーニング
・その他→是正工事

※ 今回は、施工会社さんが作成した実際の工程表に基づき、記事を制作しています。

スケジュールに落とすと、こんなイメージ。

こちらは、工事前に作られた実際の工程表。現場の進捗状況に応じてスケジュールは変わっていきます。

単語の並びや工程表を見ても、なかなかイメージしづらいと思いますので、実際に現場に通って撮った写真を使いながら、リノベーションの工程をざっくりご紹介していきます。

■まずは下地づくりから(2月下旬〜3月中旬)

2月中旬に解体工事が終わり、まっさらになった斎藤邸。家の基礎・骨組みを作るべく、2月下旬から木工事が始まりました。

まずは「墨出し」と言われる作業から。墨出しとは、壁の位置や床の高さなど、工事の基準となる線を構造体などにしるすこと

(※一般に、大工が墨つぼを用いて墨で表示することから「墨出し」と言われているそう。)

どこに何を造っていくのか、しっかりと印をつけたら、早速「床下地」づくりへ。床下地とは、床の構造のうち、仕上げ材の下にある下地のこと。仕上げ材、つまり表面に出るフローリング材などを張る下に造られる下地のことです。

木工事が始まって数日後、実際に現場に様子を見に行ってみると・・・

こんな感じに! 床が一段高くなって、床下地がしっかり組まれているのがわかりますね。

手前の、床下地がない部分は、小上がりができる予定の場所。小上がりの下に収納スペースを作るので、収納量を増やすべく、あえて床下地は作りません。

床下地と一緒に「天井下地」づくりも。今回は天井は剥き出しのままにするので、こちらは最低限の施工だけで終わりです。

床下地と天井下地ができたら、続いては「壁下地」づくり。「LGS」(=Light Gauge Steel。軽い規格の鉄骨のこと)と呼ばれる鉄骨を使って、壁の下地、骨組みを造っていきます。この、写真の真ん中に立っている鉄骨が、壁の骨部分。この上にボードが貼られ、壁下地ができていくのです。

写真中央のLGSがぎゅっと集まっている部分は、クローゼットになる予定の場所。

そして、同時並行で、電気工事(配線処理)設備工事(切り回し工事=移設工事)も。

解体したことで剥き出しになってしまった配線を処理する電気工事を行ったり。また、キッチンなどの設備の位置を変えるためには、配管の位置を変える必要があるので、“既存の位置にある給排水管ガス管などの配管を「切」って、新しい位置に「回」す”、「切り回し工事=移設工事」を行ったり。

ちなみに、床に青色とオレンジ色のチューブがあるのがわかると思いますが、青色は給水管で、オレンジ色は給湯管。

この段階での洗面・トイレ・お風呂スペースの様子を見てみると、それぞれの場所に、給水・給湯管が届いているのがわかりますね。

左:突き当たりがトイレ。左手に洗面台。/右:右奥がお風呂。今回は全て位置は変えずにリノベーションします。

こういった裏側部分の処理や工事は、下地づくりの段階でやっていくんですね。

■現地で設計士さん・施工会社さんとの打ち合わせ(3月中旬)

さて、前回の撮影から5日後。この日は現地で設計士さん・施工会社さんと打ち合わせとのことで、足を運んでみると・・・

大工さんが黙々と作業している横で、早速3者で打ち合わせがスタートしました!

設計士さん、施工会社さん、そして斎藤(一番右)の3者での打ち合わせ。

この日は、工事の進捗状況を確かめながら、今までの打ち合わせでは決め切れていなかった箇所の詰めを行っていきます。

例えば、窓枠の施工の仕方を考えたり、クローゼットの扉の収め方について再検討したり。床・天井下地、壁下地といった骨組みがだいぶでき、完成イメージが湧きやすくなったからこそできる微調整をしていくのです。

■壁一面の石膏ボード! そろそろ「木工事」も終わり?(3月下旬)

さらに10日後。3月下旬に現場に足を運んでみると・・・

すっかり、あのLGS(鉄骨)の姿は見えなくなり、壁一面がクリーム色のパネルに覆われました!

これは「石膏ボード」と言われる建材で、骨組みであるLGSの上に貼られ、壁下地に。

この石膏ボードの上に、クロス(壁紙)を貼ったり、塗装をすることで、壁が完成するのです。

また、床部分に注目してみると、前回はまだなかった、小上がり部分の土台が完成していました!

小上がりの内側は全て収納になります。

工程表で確認してみると、今はだいたいこのあたり。ほぼ折り返し地点までやってきました!

■パテ処理を終えて、壁塗装(4月上旬)

さらに10日後。新年度を迎えた4月上旬。部屋に一歩足を踏み入れると、壁には白い線&点々が・・・!

これは、石膏ボードに “パテ処理” が施されている様子。

パテ処理とは、下地の表面の段差や凹凸を平らにするための処理のことで、壁下地の上に壁紙を貼ったり塗装をする時に、ムラができないように表面を整える作業です。

そして、ちょうどこの日は壁塗装の日だったようで、職人さんが塗料の準備をしていました!

今回は壁下地を作った部分は全部白く塗装。ペイントローラーを使って隅々までムラなく仕上げていきます。

この壁塗装の部分。より愛着の湧く住まいにすべく、自分でDIYで塗りました! なんて声も聞きますよね。職人さんにお願いして綺麗に仕上げてもらうもよし、クオリティは下がってしまうかもしれないけれど、家族や友人との思い出づくりにみんなでペイントするのもどちらもありだと思います◎

さてさて、今回は施工時には立ち会えませんでしたが、壁塗装の前には「フローリング張り」という工程も。

先日造った床下地の上に、フローリングが張られていました!

この日見た床の様子。フローリングが張られているのがわかります。手前部分に張られていないのはキッチン設備が置かれる部分だから。

■いよいよキッチン設置!(4月中旬)

そしてまた1週間後。壁塗装も終わり、ハコの側面はほぼできたので、いよいよキッチン設置の段階に・・・!

大きなキッチンがどんと設置され、

水周りスペースへの入り口には、斎藤こだわりの扉! キッチンの裏側部分、キッチン収納用のスペースにも棚が完成していました。

左:この部屋で唯一の扉。選び抜いたとか。/右:ここには冷蔵庫や電子レンジが置かれる予定です。

一番はじめに、今回のリノベーション工事にはこんな工程がありますよ、とご紹介しました。

木工事:天井・床下地づくり、壁下地づくり、建具交換、収納造作、フローリング張り、巾木(はばき)施工
設備工事:切り回し工事、キッチン設置、洗面器・トイレ設置
電気工事:配線処理、配線工事、器具付け
内装工事:タイル貼り、壁塗装、クロス・Pタイル貼り
クリーニング
・その他→是正工事

全工程を網羅してご紹介することはできませんでしたが、ここまでで終わった工程をチェックしてみると、以下の通り。

木工事天井・床下地づくり壁下地づくり建具交換収納造作フローリング張り巾木(はばき)施工
設備工事切り回し工事キッチン設置洗面器・トイレ設置
電気工事配線処理配線工事器具付け
内装工事タイル貼り壁塗装クロス・Pタイル貼り
クリーニング
・その他→是正工事

工程表で見ると残りはこの部分。

工事はほぼ終了し、残りは、洗面器やトイレの設備工事、電気工事の器具付け、クリーニング、是正工事のみの段階ですね。もう一踏ん張り!

ちなみに、是正工事とは、施工完了後のチェックや安全パトロールの際に見つかった問題点を直す工事のこと。予定通りきちんと施工できているか、安全性に問題がないかを全部チェックし、何か少しでも問題があれば、住み始める前に直す工事を行うのです。

■次回はついに最終回!

さあ、残りの工事が終われば、ついに斎藤邸は完成! 次回最終回は、完成した住まいの様子を隅々までご紹介します。

解体前の住まいからリノベーションを経てどう変わった? ぜひ見比べて、リノベーションの醍醐味を感じてみてください。

続きはこちらからどうぞ。

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