カウカモでまさに一点ものの住まいに出会い、新生活を始められた皆さまを撮影させていただく「カウカモグラフ」。

今回は、練馬区に建つマンションの一室をフルリノベーションしたご夫婦のもとを訪ねました。


《プロフィール》
名前:くにさん / あやこさん
年齢:48歳 / 44歳
職業:会社員(金融系)/ 会社員(アパレル系)
趣味:旅行、料理、ライブ鑑賞

《この住まいについて》
場所:練馬区
間取り:1LDK+パントリー+土間
面積:66.6m²
築年数:築38年(取材時)
工事内容:フルリノベーション 
支払い額(以前と比べて):広さは約1.2倍になり、支払い額は5万円ほどアップ

家を探し始めたきっかけ:転勤先から帰ってきた / 友人の影響でリノベーションに以前から興味があった
家探し期間:1ヶ月
内見数:6軒

Q1:以前の住まいは?

くにさん:私の仕事の都合で、5年ほど広島や札幌で暮らしていました。東京には2021年の4月に戻っていたんですが、引越しシーズンで賃貸物件が少なかったので、取り急ぎ見つけた家にひとまず住んでいたんです。

本当に “仮住まい” という感じで、おいおい探さなきゃなと思っていたら、彼女の方がかなり熱を上げてリノベ物件を見るようになって。

あやこさん:2022年の初夏ごろからですね。やっぱりもっと満足のいく家に住みたくて、カウカモのアプリをずっと見ていました。

最初は夫に提案しても全然反応がなかったんですけど、個人の方がフルリノベーションされた「品川」のとある物件を見てから家探しが本格的に始まりました。

その家のオープンルームがオーナーご夫婦の熱量も高くて、めちゃくちゃ楽しかったんですよね。その後、仲介を担当してくれた池田さんとカフェに入って色々話をしていたら『うちもフルリノベだ!』と私がますますやる気になっちゃって(笑)。

くにさん:正直、その時はまだ気持ちが全然追いついていませんでした(笑)。でも内見を重ねるうちに、一見いい物件でも私たちにとっては “帯に短し襷(たすき)に長し” といいますか……『このキッチンだと料理しきれないな』『収納がもう少し必要だな』と、結局手を加えたくなることに気づいたんですよね。

Q2:この家に決めた理由は?

くにさん:眺望がいい上に、内見した物件の中で、建物の管理状態や雰囲気が一番よかったんです。

リノベをすれば中はきれいになるけど、やっぱり外の環境って自分たちではどうしようもないじゃないですか。

ここは修繕がしっかりされていますし、ゴミの出し方とか共用部の使い方とか、その辺りの約束事を住人のみなさんがきちんと守られている印象でした。

あやこさん:もともとここは分譲時から住まわれているお母さまとその娘さん夫婦のお家で、みなさんとお話したときに、大切に住まわれている感じが伝わってきたのもよかったんです。

今回は、お子さんが生まれて手狭になりここを手放されると伺ったのですが、名残惜しそうにされていたのがなんだか安心できて。

Q3:この街《練馬区》にした理由は?

くにさん:転勤の前も練馬区に住んでいて馴染みがあったのと、買い物にもすごく便利な街だからです。

駅前のショッピングセンターが結構充実していて、スーパーだけじゃなくてお肉屋さんや魚屋さんみたいな専門店もたくさん入っているんですよ。

あやこさん:そうそう。夫はお料理が趣味なので、食材の仕入れがしやすい場所がよかったんです。

もうちょっと職場に近くて、旅行にも行きやすい都心に惹かれる気持ちも少しあったから別の街とも迷ったんですけど、物件的にこっちを選んだという感じで。

実際住んでみると、交通の便がよくて出かけるのも案外楽チンだったので、この街にして正解でした。

Q4:リノベーションでこだわったポイントは?

くにさん:一番はダイニングキッチンですかね。キッチンを中心にして、友人たちと楽しく集まれる場所をつくりたかったんです。

あやこさん:いつもホームパーティを開くと、基本夫がお料理にかかりきりになるから『手を置いて一緒に飲もうよ!』と言っても、なかなかできないのが残念で……作りながら飲み食いできるようなキッチンを色々考えていたら、こんな仕上がりになりました!

造作のダイニングテーブルは全長3m。ステンレスキッチンとパントリーは、くにさんたってのこだわり。壁のカラーリングは、インターネットで見つけたインドの邸宅を参考にしたそう。

くにさん:あとリビングのフローリングは細幅にしたいと決めていて、工事が大変だから費用がそれなりにかかると言われつつも、そこは譲れず(笑)。

あやこさん:チェリー材の色がすごく気に入っていて、これから経年変化で深みが出てくるのが楽しみなんです。

あやこさん:私の職業柄、衣服の量が多いから収納にもこだわりました。全部そこに詰め込んで、ものが出てる所と出てない所のメリハリをキチンとつけたかったんです。土間収納にしたからスーツケースも置きやすいんですよ。

くにさん:いつも旅行から帰ってきてキャスターを拭いて家の中にケースをあげるのが嫌で嫌で。土間があれば玄関先でバッと荷物を広げて、服をそのまま洗濯機に放り込む動線がつくれそうだなと。

Q5:《中古を買ってリノベーション》以外の選択肢は検討した?

あやこさん:最初はリノベ済み物件を見ていました。6年くらい前に、友人がリノベーションしたお家に遊びに行ってからずっと興味があったんです。カウカモのアプリもそのときに教えてもらって、ちょくちょくチェックしていました。

くにさん:今回が夫婦で6回目の引越しで、いつも既製の家に対してどこか足りないという思いがあったんです。だからこそ中古リノベ物件を探しましたし、結果的にフルリノベーションすることになったのかなと感じます。

あやこさん:それに年齢的にもローンを組むなら今のうちがいいし「家賃と思って住宅ローンを払う」という考え方もアリだと思ったんですよね。

Q6: 購入にあたって不安に感じたことや乗り越えたことは?

くにさん:リノベーションは考える要素が多いので、全部ちゃんと決めきれるかが不安でした。限られた予算の中で何にこだわって、何を削るかは結構悩みましたね。

ただその辺りは、カウカモのスタッフさんや施工会社さんがリードしてくれて、チームで一緒につくっていく感覚でうまくやれました。

あやこさん:それこそみなさん自身がリノベの面白さを実感しているのが伝わってきたから、楽しく進められたんだと思います。

カウカモのショールームを見に行ったときは、リノベのイメージが膨らんだし、話もすごく盛り上がったのを覚えています。土間収納をつくるアイデアもそこで出てきたものなんですよ。

寝室は必要最低限のシンプルな造りに。

Q7:カウカモで家を買ってみてどうだった?

くにさん:カウカモさんじゃなかったら、多分ここまでたどり着けなかったですよ。

あやこさん:そうそう、毎週の物件探しで疲れてしまうこともあったけど、池田さんが『2ヶ月やってダメだったら一回休憩しましょう』みたいな感じで、こちらのペースを見ながら進めてくれたのがすごくありがたくて。

くにさん:リノベの施工会社さんを決めるときも5つくらいパターンを出して、それぞれの特徴を説明しながら、私たちの好みにズバリな会社さんを提案してくれたのもよかったですね。

Q8:この家のお気に入りの場所は?

くにさん:ワークスペースをつくったおかげで、かなり仕事に集中できるようになりました。

あやこさん:本当に効率がよくなったなと日々実感してます。でも私はやっぱりダイニングが一番ですね。毎日夫が作るお料理を食べて飲むのが最高で。

くにさん:場所じゃないですけど、設備を最新のものにしたのもよかった。コンロも食洗機もすごく使いやすいですし、エアコンも一台だけでこんなに効くのか!と驚いています。

あやこさん:二重サッシにした効果も大きいのかなと思います。最近電気代が超高くなっちゃいましたけど、まわりの人の話を聞いたらうちはそこまでかかってないみたいで。

Q9:これから家探しをする人にアドバイスがあれば

あやこさん:ここに越してきてから、毎日の快適さが半端じゃなくて最高に楽しいんです。この喜びのためにみんなも頑張って!と言いたいですね(笑)。

こうして振り返ってみると、暮らし方のすり合わせができていたのがよかったんだと思います。この年齢になったから、うちは子どもなしでふたりで暮らすのが決まっていましたし、引越しを繰り返すうちに『こういう暮らしがしたい』というイメージが固まっていたんですよね。

くにさん:家族の中でそこがズレていると大変かもしれません。ある程度気持ちに余裕を持てる時期に動けたのも、家探しやリノベーションを楽しめたポイントかと思います。

週末は内見に行ったりリノベの打ち合わせをしたり、なかなか忙しい場面もありますから、色々都合があるとは思いますが、お仕事の繁忙期を避けられるといいですよね。


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