「一点もの」の住まいに出会おう。 カウカモでまさに一点ものの住まいに出会い、新生活を始められた皆さまを撮影させていただく「カウカモグラフ」。
今回は、大好きなネイビーブルーをふんだんに散りばめたという、こだわりのフルリノベを施したご夫婦の住まいを訪ねました。
《プロフィール》
名前:ちからさん(旦那さま) / あやさん(奥さま)
年齢:40代 / 30代
職業:会社員(企画職)/ 会社員
趣味:海外旅行、スキューバダイビング、青色のモノ探し
《この住まいについて》
場所:向ヶ丘遊園
間取り:2LDK+DEN+SIC
面積:74.22m²
築年数:築21年(取材時)
工事内容:フルリノベーション
支払い額(以前と比べて):広さは1.5倍になり、支払い額は5万円ほどアップ
家を探し始めたきっかけ:以前から興味のあったフルリノベーションに挑戦したかったため
家探し期間:3ヶ月
内見数:10軒
Q1:以前の住まいは?
ちからさん:以前は「向ヶ丘遊園」の「登戸」寄りに10年近く住んでいました。私が過去に何回か静岡や長野で街づくり系の事業合宿に参加したことがあり、廃屋をリノベした施設をいくつも見てきたので、『自分だったらこうしたい』というイメージがあったんですよね。
隈研吾さんの建築物やカッコいいカフェも大好きで、フルリノベに挑戦してみたい気持ちが強かったんです。
Q2:この家に決めた理由は?
ちからさん:この物件は壊せない壁が少なく間取りの自由度が高かったんです。フルリノベ前提で物件探しをしていたので、内見のときはいつもどんな間取りに変えられるかをイメージしながら見ていました。
Q3:リノベーションでこだわったポイントは?
ちからさん:ネイビーのカラーリングにこだわりました。僕たちは年に1、2回は海外のビーチリゾートにスキューバダイビングをしに行くくらい海が好きで、私は青系全般、妻も水色など青系が大好きなんです。
そういう自分たちの “好き” を詰め込めるのがフルリノベの魅力だと思うので、メインカラーは青系で、バランスのとりやすい深いネイビーにしようと考えました。
ただ、ネイビーとひと口に言っても色々ありますよね。そこで、パナソニック社製のシステムキッチンのネイビーオークカラーを基準にして、全体を調整しました。
青いブラインドってなかなかないと思うんですが、今回担当していただいた向坂(ムコウザカ)建築設計事務所さんに頑張って探していただきました(笑)。色味に統一感が出たのでありがたかったです。
他にも、室内窓付きの書斎を造ったり、玄関土間にシューズインクローゼット(SIC)を造ったり、今まで自分が各地の気になるスポットをまわって『いいな』と感じたポイントをできるだけ詰め込みました。
Q4:この街《向ヶ丘遊園》にした理由は?
あやさん:私の実家が近くにあって、すぐ会える範囲で暮らせたら何かといいなと思ったんです。職場にも小田急線を使えば1本で行けるっていう交通の便も大きいですね。
ちからさん:あとはいま隣駅の「登戸」が再開発中で、将来的にもっと街自体が便利になるなと感じたこともあります。私は基本的に在宅勤務なので、立地より物件自体を重視して考えていました。
Q5:《中古を買ってリノベーション》以外の選択肢は検討した?
ちからさん:賃貸や戸建て住宅の購入も検討していました。将来的に戸建てを造ってみたいと考えているので、その前に一度中古マンションのフルリノベに挑戦しようと。
Q6: 購入にあたって不安に感じたことや乗り越えたことは?
ちからさん:ローンを組むのが初めてだったので、支払い額の想像ができず最初は不安でした。ただ、担当エージェントの松橋さんが自分たちの気持ちを汲み取りながらお金まわりの提案をしてくれたので、すごく安心できましたね。
実はこの物件に出会う前、先ほど言っていた「登戸」に気になる物件が売りに出ていたんです。内見を申し込んだんですけど、他の方に決まってしまい……。
次はそういうことがないようにと、松橋さんからこの物件を提案していただいたときは思い切ってスピーディに申し込みまで動けたのはよかったですね。
Q7:カウカモで家を買ってみてどうだった?
ちからさん:期待通りでした。というのも、問い合わせる前からカウカモグラフの過去事例を読んでいたり、販売中の物件も好みのものが多い印象だったので、きっと感覚が合うだろうなと。
実際、松橋さんはどんな質問をしても的確にアドバイスしてくださって。自分がフルリノベでやりたいことにもすごく共感してくれたので、自信を持って進めることができました。
購入後の今も夫婦で物件記事を読んでます。本当に良さそうな物件は欲しくなってしまうので、そういうのは読まないようにしています(笑)。
Q8:この家のお気に入りの場所やこれから楽しみにしていることは?
ちからさん:書斎です。おこもり感が秘密基地のようで楽しいし、在宅勤務なのでここで過ごすことが一番多いですね。
あやさん:寝室、クローゼット、洗面台が一直線に繋がっていて便利なんです。回遊性が高いので生活動線としてもスムーズだし、想像していた以上に使い勝手がいいです。
Q9:これから家探しをする人にアドバイスがあれば
ちからさん:せっかくお金をかけるのであれば、住みたいと思える家をひたすら妄想して、妥協せずに造るべきだと思います。
あやさん:今はおしゃれな家の情報がSNSでたくさん出てくると思うので、『自分はこういうテイストが好きかも』という基準となる1軒を見つけられるといろいろと決めやすくなるかなって。
夢は描けるだけ描いて、あとはプロに導かれるままに動くのが一番だと思います。
担当エージェント:松橋 翼/取材・文・撮影:清水駿