「一点もの」の住まいに出会おう。 カウカモでまさに一点ものの住まいに出会い、新生活を始められた皆さまを撮影させていただく「カウカモグラフ」。
今回は、フルリノベーションで「キッチンが暮らしの中心になる住まい」を造り上げたご夫婦のもとを訪ねました。
《プロフィール》
名前:Kさん(旦那さま) / Yさん(奥さま)
年齢:30代 / 30代
職業:会社員(営業系) / 会社員(アパレルデザイナー)
趣味:キャンプ、アウトドア、音楽鑑賞
《この住まいについて》
場所:江東区
間取り:3LDK
面積:66.15m²
築年数:築16年(取材時)
工事内容:フルリノベーション
支払い額(以前と比べて):広さは約1.5倍になり、支払い額は3万円ほどダウン
家を探し始めたきっかけ:リノベーションEXPOのカウカモブースを見て・結婚の次のステップを考えて
家探し期間:4ヶ月
内見数:15軒
Q1:以前の住まいは?
Yさん:賃貸マンションに住んでいたんですけど、正直そんなに不満があったわけじゃないです。近くにスーパーがないのが不便だったぐらいで。
Kさん:結婚式をやって、新婚旅行にも行って、『じゃあ、次何しよう』と思ったら「家を買う」って発想になったんです。もともと家賃を払い続けるのってもったいないとは思ってましたしね。
Yさん:たまたま青山でやってたリノベーションEXPOに通りがかったのもきっかけになったよね。カウカモのブースに参加してみて『リノベしたらこんなおしゃれなお家に住めるんだ!いいなぁ』って感じで、最初は旦那さんの方が乗り気になって。
Q2:この街《江東区》にした理由は?
Yさん:この辺りはファミリー層が多いイメージで、将来子どもが生まれた時によさそうかなって。実際スーパーや商店街が近くてめっちゃ便利です!
Kさん:都心から遠すぎず、近すぎずみたいなバランス感がいいよね。最初は「清澄白河」あたりも考えてたんですけど、こっちのエリアの方が条件に合う物件が多かったっていうのもありました。
Yさん:あ、そもそもの話で言えば、私の祖母の家が「門前仲町」にあって、東京の東側に馴染み深かったことが大きいかも。
Kさん:だから僕はそれに巻き込まれた形だね(笑)
Yさん:えー、その言い方はひどい(笑)
Q3:この家に決めた理由は?
Kさん:比較的築浅で、エントランスがゴージャスだからです(笑)
Yさん:そうそう、ちょっとレトロなゴージャスさ(笑)。アルコーブが広いのもポイントで、キャンプ道具とか、子どもの遊び道具を置くのにいいなって。ベランダに水栓がついてるから、そういうものを洗いやすいのもよかったですね。
Q4:リノベーションでこだわったポイントは?
Kさん:キッチンと洗面だよね。説明は任せた、存分にどうぞ(笑)
Yさん:えー、どこから話そう。リノベの内容は私主導で決めたんです(笑)
そうだ、まず「キッチンが暮らしの中心になる住まい」というのが理想にあって。キッチンは夫婦ふたりで立ってもストレスフリーで、且つカウンター付きでコミュニケーションが取りやすい場所にしたいと思ってました。
システムキッチンは、業者の方に『これ入るかな?!』って心配されるくらいの大きさで、2.7mも幅があるんです(笑)。ふたりどころか4人くらい立っても大丈夫なくらい。
私がキッチンに立ってる間に、カウンターで旦那さんが仕事をしたり、将来子どもが宿題をしたり、これから色んなシチュエーションであったかいコミュニケーションが生まれるといいなって思ってます。
実用面で言えば、奥にパントリーを造ったり、背面には棚を造り付けてもらったり、収納力を結構大事にしました。
Yさん:洗面は予算的に造作するのを諦めてたんですけど、色々調整した結果こだわれたところで!実験用シンク(※)と収納がポイントかな。
『おしゃれを追求しすぎて収納がない……!』ていうのは避けたくて、植物やアクセサリーを置く飾り棚みたいな「見せる部分」を造りつつ、ごちゃついたものをしっかり「隠せる部分」も確保しました。
シンク下には、生活用品や配管が全部納まる扉付きの収納と、洗濯カゴがすっぽり入るスペースを造ったので、生活感が出すぎないすっきりした空間にできたなと思います。
※学校の理科室や研究施設などで使われる、四角い形状と平らで広い底面が特徴のシンク
Q5:《中古を買ってリノベーション》以外の選択肢は検討した?
Kさん:最初から新築は見てなくて、リノベ済み物件を併せて検討してました。
Yさん:リノベ済みを買ったとしても、何かしら追加でリノベしたいって話してたよね。
Q6: 購入にあたって不安に感じたことや乗り越えたことは?
Kさん:特にないかな?幸い父からの援助があって、そんなに負担が重いローンを組んだわけじゃなかったので。
Yさん:私は家がどんなふうに完成するかは不安だったかもしれない。前の方が居住中のときにしか内見してないので、そこからどこまでイメージ通りにできあがるんだろうって。
Kさん:確かに。水回りの配置を動かせるかとか、工事を始めてみないとわからないのは心配だったね。
Yさん:でも、その辺りはリノベ会社の方と密にコミュニケーションを取ったことで安心できたかな。ちょっとでも不安になったら『こういうふうにできますかね?』ってこちらの要望を素直にぶつけていったのがよかったかもしれない。
Q7:カウカモで家を買ってみてどうだった?
Kさん:すごくよかったです。イベントでカウカモを知ってから、インスタをフォローして、面談を受けてって流れで、結局他の不動産屋さんを使わないまま購入までたどり着けました。
Yさん:相談に行ったら『じゃあ内見しましょう!』っていきなり始まるんじゃなくて、どんな家に住みたいか、今の暮らし、予算感なんかをちゃんとヒアリングして、順序立てて導いてくれたというか。家を買う上で湧いてくる不安をひとつずつ解消しながら進めてくれたので、安心して任せられました。
物件を買い逃して落ち込んだ時期に、担当の長谷川さんが『一回休憩して、リノベでどういうことができるか見てみましょう!』って自由が丘にあるショールームを案内してくれたり、私たちの気分を上げてくれるような気遣いがうれしかったです。
Q8:この家のお気に入りの場所やこれから楽しみにしていることは?
Kさん:やっぱりキッチンが一番かな。
Yさん:私は洗面所に立つのも好き。とにかくこのLDK周りにいる時間がいいよね。
Kさん:そうそう、あったかくなったらベランダで日光浴するのもいいかも。ゴロゴロしたい。
Yさん:椅子を出して “ベランピング” したりね。あとは、観葉植物や野菜なんかを育てたいって話もしてます。水栓があるし、きっと子どもが大きくなったら水遊びもするんだろうなー。
Q9:これから家探しをする人にアドバイスがあれば
Kさん:まず、あんまり条件を絞り過ぎずに色んな家を見た方がいいと思います。すっごい広い家だったり、古い家だったり、色々見て初めてわかることがあるなって。
このマンションを選んだ理由の「ゴージャスなエントランス」だって、最初は全然求めてたことじゃないんですよ。エントランスが薄暗くて狭いマンションを見に行って初めて『こういうのは違うかもなー、自分はもっとがっちりしっかりした見た目がいいんだ』って気づけたんです。
Yさん:私からは『リノベは妥協しない!』の一言ですね。自分の中の優先順位をしっかり持っていたからイメージ通りの家にできたって実感があります。どういう家に住みたいとか、何をメインにしたいとか、自分の気持ちを大切に!
Kさん:もちろん予算内で無理なく(笑)
担当エージェント:長谷川 未優 / 撮影・取材:沢崎 友希 / 編集:本多 隼人